4 / 12
Nijino Kgiwa Ame ~虹の鍵は雨~
しおりを挟む
進む道~ソフィの決断~
僕たちは宿屋に戻ってきた。
その間、ずっとホシナの手を握っていた。
ホシナは、マスターの指示があるまで僕たちと一緒にいることになった。
正確に言えば、見張っておくってことだけど・・・・・。
それでも、正直一緒にいられるのは嬉しかった。
エミノアさんは、部屋に戻るなりどこかに出て行ってしまった。
ヨネルさんはエミノアさんをチラリと見たけど、何も言わなかった。
「ホシナ、マスターからの指示だから・・・。僕たちが君を見張ることになるけど、何か希望があったら言って。」
「えぇ・・・ありがとう・・・。」
「あの・・・エミノアさんは怖く見えるけど、良い人だから・・・。」
なんとかホシナの緊張をほぐそうと思って、僕は色々話しかけた。
「ソフィ、なんなら二人で気分転換に屋上にでも行って来たらどうだ?」
突然ヨネルさんが言った。
僕はヨネルさんの言葉に甘えることにして、ホシナの手をとって部屋を出た。
屋上
「・・・ということで、剣と魔法の国にレインキーのメンバーをお願い。まだまだ同じような奴らがいるから。」
エミノアがレインキーに向かって言った。
「わかったわ。エミノア、ありがとう。お疲れさま。」
レインキーからマスター・エリノアの声が聞こえる。
「それで、ホシナはソフィに任せてそっちにつれていく。」
「・・・あなたは?」
「ホシナの話では、銃と機械の王国の中心部に狭間を操るメインコントロールがある。私はそれをたたきに行く。・・・私は平和を望むソフィや・・・シゲルの意思を守りたい。ヨネルはどうせ勝手についてくるでしょ。」
「待ってちょうだい!せめて応援のチームが到着してから・・・!」
「私は誰も巻き込みたくないんだ。」
「エミノア・・・・・。」
「また連絡するよ。・・・・センニチコウ。」
「待って!エミノ・・・・・」
通信が切れた。
センニチコウの花言葉は、変わらない愛情。
「やっぱりそんなこと考えてたんだな。」
ヨネルの声に驚いてエミノアは振り返った。
「ヨネル。なんでここに。」
「あいつらの遠くからの見張り。一応。」
そう言うとヨネルは屋上の端を指さした。
ソフィとホシナが二人で手を握って話しをしている。
「・・・幸せそうね。」
「そうだな。」
「だけど、本人たちはそのことに気が付いていないのよね。」
「そうだろうな。」
「・・・ソフィたちにこれからのこと伝えないと。」
「そうだな。」
「・・・・相変わらず、不愛想。」
「悪かったな。これが普通だ。」
「知ってる。」
エミノアが少しだけ笑った。
「ソフィ、ありがとう。」
「え?」
「あんなことしたのに・・・優しくしてくれて。好きって言ってくれて。」
「それは・・・・。」
僕は緊張して次の言葉が続かなかった。
「あのね、私が住んでいた所は、ここから見える風景と全く違ったわ。大きな建物が立ち並んでいて、機械ばかりが動いているの。」
「あ・・・銃と機械の国なら、何度も任務で行ったよ。初めて行ったときは正直びっくりしたなぁ。」
「特に私が住んでいた場所は機械の発展がすごくてね。家から一歩も出なくても生きていけるんだ。」
「一歩も?」
「えぇ。人との関わりもね、機械の中でできるんだ。良いことも沢山あるんだよ。だけどね・・・・。」
ホシナが遠くを見つめた。
「だけど、ソフィが手を握ってくれたようなあたたかさはないの。」
「・・・・・・・。」
「だからね、私、ソフィと出会って初めて精神的な幸せ・・・心の幸せっていうのがわかった気がするんだ。私ね、あの場所で暮らしていたら、平和なんて夢物語だと思ってた。」
「・・・・・。」
「私、本当にやったらいけないことした。だけどね・・・今、私、きっと平和で幸せ。」
「・・・ホシナ・・・。」
「邪魔して悪いね。」
エミノアさんの声に、僕たちは驚いて振り返った。
「今からこれからのことを話す。」
「あ・・・はい。」
「ソフィ、明日お前はホシナを連れてレインキー本部に戻れ。」
「あの・・・僕たち二人ですか?」
「そうだけど?」
「お二人はどうするんですか?」
「あたしとヨネルは、狭間を操作するメインコントロールをたたきに行く。」
「えっ・・・?二人で・・・ですか?」
「あぁ。大人数で行くよりあたしとヨネル二人で行った方が素早く動けるし連携もとれる。他のメンバーには、こっちにむかってもらって狭間の対処をしてもらう。」
「危険すぎます!」
「そうだな、戦争に突っ込んでいくのと同じだ。死ぬかもな。」
「じゃあどうして・・・!!」
「・・・・・・・・。」
「エミノアさん・・・?」
「昔な、あたしとヨネルとチームを組んでいた仲間・・・シゲルが殺されたんだ。」
「・・・えっ・・・・・・。」
僕は突然のエミノアさんの言葉に驚いた。
そんな話初めて聞いた。
突然語り始めたエミノアさんを僕たちは黙って見つめた。
「今でこそレインキーっていうのは、持ち主以外が持つことができないことが証明されている。けど、昔は殺してでも奪うって輩も多かったんだよ。」
「・・・・・・・・。」
「シゲルはな、ソフィ、お前とよく似てた。」
「僕と・・・?」
「そう。強い戦闘能力はなかったし、魔法能力も平均。だけど誰よりも努力家で争いを嫌い平和を望む人間だった。」
エミノアさんの目が冷たくなった。
僕は自然とホシナを握る手に力が入った。
「その上、自由で気ままなあたしと物事に興味をもたないヨネルをいつも笑顔で支えてくれてた。ソフィ、私は、お前の中にシゲルと同じ目を見た。だからチームに入れたんだ。」
エミノアさんが僕たちを見つめた。
「あの日も、いつものようにゼック討伐をしていた。シゲルは村の人間を避難させていた。そこに、逃げ遅れたふりをした奴がいた。そして、なんの疑いもなく助けようとしたシゲルは銃でうたれて死んだ。」
ヨネルさんは無表情でエミノアさんを見ていた。
「・・・だから、今度こそ守りたいんだ。あたしの仲間を。あたしの幸せを。」
「幸せ・・・ですか?」
「そう。あたしの幸せはな、変わらない毎日だ。ヨネルがいて、お前がいて、エリノアがいる。そんな毎日が幸せなんだ。」
エミノアさんが悲しそうな目をした。
「戦争はその幸せを奪うんだ。そして、シゲルの意思、お前の夢が壊されるんだ。だからあたしは行く。・・・お前を連れて行かないのは、お前を危険にさらしたくないからだ。」
「そんな・・・・。ヨネルさん、二人でなんて無茶なのはわかってますよね?」
「・・・そんなことわかってる。だが俺は、昔も今もこれからもエミノアと生きる。」
グルグルまわる頭の中で、一生懸命考えた。
僕は、世界が平和になってほしい。
だから、努力してきたし行動もしてきた。
手に、ホシナの手のぬくもりが伝わってきた。
僕は・・・。
「エミノアさん、ヨネルさん、僕も連れて行ってください。お願いします。」
僕は二人に頭を下げていた。
「・・・・理由は?」
「僕・・・足手まといだと思います。だけど、エミノアさんが僕を守りたいって言ってくれたように、僕もエミノアさん、ヨネルさん、そしてホシナを守りたいんです!」
「・・・・・・。」
「僕、今まで自分の幸せについて考えたことありませんでした。幸せって、なにかこう・・・大きなことがおこったりして感じるものだと思ってたんです。」
顔を上げるとまっすぐにエミノアさんを見た。
「だけど、エミノアさんの言葉を聞いてわかりました。僕、ずっと幸せでした。レインキーに入れて、エミノアさんとヨネルさんと沢山仕事をしてきて・・・それに、どんな理由であれホシナと出会えました。その一瞬一瞬が幸せだったんだって、今気が付いたんです。」
「あの・・・・私も行かせてください!」
ホシナの声に、僕は驚いてホシナを見た。
「機械のメインコントロールがあるのは王国の中心部。私の故郷です。それに私はメインコントロールの正確な位置もわかります。」
エミノアさんとヨネルさんは黙って僕たちを見ている。
「これで償いができるなんて思っていません。だけど、何もしないより何かしたいです。あたたかさという幸せを教えてくれたソフィのためにも。」
ホシナが頭を下げた。
僕もつられて頭を下げる。
「お願いします。僕、ホシナを必ず守ります。自分の幸せも、みんなの幸せも守りたいんです。連れて行ってください。」
「お前は・・・・本当にシゲルそっくりだな・・・・・。」
エミノアさんがつぶやいた。
「頭、あげな。」
僕たちはエミノアさんを見た。
しばらく誰も何も言わなかった。
だけど突然、エミノアさんが二本の花を出して僕とホシナに投げた。
ペンタス・・・花言葉は、希望が叶う・願い事。
エミノアさんは黙って後ろを向くと歩き始めた。
「・・・明日出発だ。二人とも、これは国と国との争いだ。本来は中立の立場にあるレインキーが動くということも大きな意味がある。それに命がかかってる。覚悟をしておけよ。」
ヨネルさんはそう言うと、エミノアさんの後を歩いて追いかけた。
僕とホシナは顔を見合わせると、うなずきあった。
僕たちは宿屋に戻ってきた。
その間、ずっとホシナの手を握っていた。
ホシナは、マスターの指示があるまで僕たちと一緒にいることになった。
正確に言えば、見張っておくってことだけど・・・・・。
それでも、正直一緒にいられるのは嬉しかった。
エミノアさんは、部屋に戻るなりどこかに出て行ってしまった。
ヨネルさんはエミノアさんをチラリと見たけど、何も言わなかった。
「ホシナ、マスターからの指示だから・・・。僕たちが君を見張ることになるけど、何か希望があったら言って。」
「えぇ・・・ありがとう・・・。」
「あの・・・エミノアさんは怖く見えるけど、良い人だから・・・。」
なんとかホシナの緊張をほぐそうと思って、僕は色々話しかけた。
「ソフィ、なんなら二人で気分転換に屋上にでも行って来たらどうだ?」
突然ヨネルさんが言った。
僕はヨネルさんの言葉に甘えることにして、ホシナの手をとって部屋を出た。
屋上
「・・・ということで、剣と魔法の国にレインキーのメンバーをお願い。まだまだ同じような奴らがいるから。」
エミノアがレインキーに向かって言った。
「わかったわ。エミノア、ありがとう。お疲れさま。」
レインキーからマスター・エリノアの声が聞こえる。
「それで、ホシナはソフィに任せてそっちにつれていく。」
「・・・あなたは?」
「ホシナの話では、銃と機械の王国の中心部に狭間を操るメインコントロールがある。私はそれをたたきに行く。・・・私は平和を望むソフィや・・・シゲルの意思を守りたい。ヨネルはどうせ勝手についてくるでしょ。」
「待ってちょうだい!せめて応援のチームが到着してから・・・!」
「私は誰も巻き込みたくないんだ。」
「エミノア・・・・・。」
「また連絡するよ。・・・・センニチコウ。」
「待って!エミノ・・・・・」
通信が切れた。
センニチコウの花言葉は、変わらない愛情。
「やっぱりそんなこと考えてたんだな。」
ヨネルの声に驚いてエミノアは振り返った。
「ヨネル。なんでここに。」
「あいつらの遠くからの見張り。一応。」
そう言うとヨネルは屋上の端を指さした。
ソフィとホシナが二人で手を握って話しをしている。
「・・・幸せそうね。」
「そうだな。」
「だけど、本人たちはそのことに気が付いていないのよね。」
「そうだろうな。」
「・・・ソフィたちにこれからのこと伝えないと。」
「そうだな。」
「・・・・相変わらず、不愛想。」
「悪かったな。これが普通だ。」
「知ってる。」
エミノアが少しだけ笑った。
「ソフィ、ありがとう。」
「え?」
「あんなことしたのに・・・優しくしてくれて。好きって言ってくれて。」
「それは・・・・。」
僕は緊張して次の言葉が続かなかった。
「あのね、私が住んでいた所は、ここから見える風景と全く違ったわ。大きな建物が立ち並んでいて、機械ばかりが動いているの。」
「あ・・・銃と機械の国なら、何度も任務で行ったよ。初めて行ったときは正直びっくりしたなぁ。」
「特に私が住んでいた場所は機械の発展がすごくてね。家から一歩も出なくても生きていけるんだ。」
「一歩も?」
「えぇ。人との関わりもね、機械の中でできるんだ。良いことも沢山あるんだよ。だけどね・・・・。」
ホシナが遠くを見つめた。
「だけど、ソフィが手を握ってくれたようなあたたかさはないの。」
「・・・・・・・。」
「だからね、私、ソフィと出会って初めて精神的な幸せ・・・心の幸せっていうのがわかった気がするんだ。私ね、あの場所で暮らしていたら、平和なんて夢物語だと思ってた。」
「・・・・・。」
「私、本当にやったらいけないことした。だけどね・・・今、私、きっと平和で幸せ。」
「・・・ホシナ・・・。」
「邪魔して悪いね。」
エミノアさんの声に、僕たちは驚いて振り返った。
「今からこれからのことを話す。」
「あ・・・はい。」
「ソフィ、明日お前はホシナを連れてレインキー本部に戻れ。」
「あの・・・僕たち二人ですか?」
「そうだけど?」
「お二人はどうするんですか?」
「あたしとヨネルは、狭間を操作するメインコントロールをたたきに行く。」
「えっ・・・?二人で・・・ですか?」
「あぁ。大人数で行くよりあたしとヨネル二人で行った方が素早く動けるし連携もとれる。他のメンバーには、こっちにむかってもらって狭間の対処をしてもらう。」
「危険すぎます!」
「そうだな、戦争に突っ込んでいくのと同じだ。死ぬかもな。」
「じゃあどうして・・・!!」
「・・・・・・・・。」
「エミノアさん・・・?」
「昔な、あたしとヨネルとチームを組んでいた仲間・・・シゲルが殺されたんだ。」
「・・・えっ・・・・・・。」
僕は突然のエミノアさんの言葉に驚いた。
そんな話初めて聞いた。
突然語り始めたエミノアさんを僕たちは黙って見つめた。
「今でこそレインキーっていうのは、持ち主以外が持つことができないことが証明されている。けど、昔は殺してでも奪うって輩も多かったんだよ。」
「・・・・・・・・。」
「シゲルはな、ソフィ、お前とよく似てた。」
「僕と・・・?」
「そう。強い戦闘能力はなかったし、魔法能力も平均。だけど誰よりも努力家で争いを嫌い平和を望む人間だった。」
エミノアさんの目が冷たくなった。
僕は自然とホシナを握る手に力が入った。
「その上、自由で気ままなあたしと物事に興味をもたないヨネルをいつも笑顔で支えてくれてた。ソフィ、私は、お前の中にシゲルと同じ目を見た。だからチームに入れたんだ。」
エミノアさんが僕たちを見つめた。
「あの日も、いつものようにゼック討伐をしていた。シゲルは村の人間を避難させていた。そこに、逃げ遅れたふりをした奴がいた。そして、なんの疑いもなく助けようとしたシゲルは銃でうたれて死んだ。」
ヨネルさんは無表情でエミノアさんを見ていた。
「・・・だから、今度こそ守りたいんだ。あたしの仲間を。あたしの幸せを。」
「幸せ・・・ですか?」
「そう。あたしの幸せはな、変わらない毎日だ。ヨネルがいて、お前がいて、エリノアがいる。そんな毎日が幸せなんだ。」
エミノアさんが悲しそうな目をした。
「戦争はその幸せを奪うんだ。そして、シゲルの意思、お前の夢が壊されるんだ。だからあたしは行く。・・・お前を連れて行かないのは、お前を危険にさらしたくないからだ。」
「そんな・・・・。ヨネルさん、二人でなんて無茶なのはわかってますよね?」
「・・・そんなことわかってる。だが俺は、昔も今もこれからもエミノアと生きる。」
グルグルまわる頭の中で、一生懸命考えた。
僕は、世界が平和になってほしい。
だから、努力してきたし行動もしてきた。
手に、ホシナの手のぬくもりが伝わってきた。
僕は・・・。
「エミノアさん、ヨネルさん、僕も連れて行ってください。お願いします。」
僕は二人に頭を下げていた。
「・・・・理由は?」
「僕・・・足手まといだと思います。だけど、エミノアさんが僕を守りたいって言ってくれたように、僕もエミノアさん、ヨネルさん、そしてホシナを守りたいんです!」
「・・・・・・。」
「僕、今まで自分の幸せについて考えたことありませんでした。幸せって、なにかこう・・・大きなことがおこったりして感じるものだと思ってたんです。」
顔を上げるとまっすぐにエミノアさんを見た。
「だけど、エミノアさんの言葉を聞いてわかりました。僕、ずっと幸せでした。レインキーに入れて、エミノアさんとヨネルさんと沢山仕事をしてきて・・・それに、どんな理由であれホシナと出会えました。その一瞬一瞬が幸せだったんだって、今気が付いたんです。」
「あの・・・・私も行かせてください!」
ホシナの声に、僕は驚いてホシナを見た。
「機械のメインコントロールがあるのは王国の中心部。私の故郷です。それに私はメインコントロールの正確な位置もわかります。」
エミノアさんとヨネルさんは黙って僕たちを見ている。
「これで償いができるなんて思っていません。だけど、何もしないより何かしたいです。あたたかさという幸せを教えてくれたソフィのためにも。」
ホシナが頭を下げた。
僕もつられて頭を下げる。
「お願いします。僕、ホシナを必ず守ります。自分の幸せも、みんなの幸せも守りたいんです。連れて行ってください。」
「お前は・・・・本当にシゲルそっくりだな・・・・・。」
エミノアさんがつぶやいた。
「頭、あげな。」
僕たちはエミノアさんを見た。
しばらく誰も何も言わなかった。
だけど突然、エミノアさんが二本の花を出して僕とホシナに投げた。
ペンタス・・・花言葉は、希望が叶う・願い事。
エミノアさんは黙って後ろを向くと歩き始めた。
「・・・明日出発だ。二人とも、これは国と国との争いだ。本来は中立の立場にあるレインキーが動くということも大きな意味がある。それに命がかかってる。覚悟をしておけよ。」
ヨネルさんはそう言うと、エミノアさんの後を歩いて追いかけた。
僕とホシナは顔を見合わせると、うなずきあった。
0
あなたにおすすめの小説
生贄姫の末路 【完結】
松林ナオ
児童書・童話
水の豊かな国の王様と魔物は、はるか昔にある契約を交わしました。
それは、姫を生贄に捧げる代わりに国へ繁栄をもたらすというものです。
水の豊かな国には双子のお姫様がいます。
ひとりは金色の髪をもつ、活発で愛らしい金のお姫様。
もうひとりは銀色の髪をもつ、表情が乏しく物静かな銀のお姫様。
王様が生贄に選んだのは、銀のお姫様でした。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
児童書・童話
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
王女様は美しくわらいました
トネリコ
児童書・童話
無様であろうと出来る全てはやったと満足を抱き、王女様は美しくわらいました。
それはそれは美しい笑みでした。
「お前程の悪女はおるまいよ」
王子様は最後まで嘲笑う悪女を一刀で断罪しました。
きたいの悪女は処刑されました 解説版
稀代の悪女は死してなお
朔雲みう (さくもみう)
児童書・童話
「めでたく、また首をはねられてしまったわ」
稀代の悪女は処刑されました。
しかし、彼女には思惑があるようで……?
悪女聖女物語、第2弾♪
タイトルには2通りの意味を込めましたが、他にもあるかも……?
※ イラストは、親友の朝美智晴さまに描いていただきました。
未来スコープ ―キスした相手がわからないって、どういうこと!?―
米田悠由
児童書・童話
「あのね、すごいもの見つけちゃったの!」
平凡な女子高生・月島彩奈が偶然手にした謎の道具「未来スコープ」。
それは、未来を“見る”だけでなく、“課題を通して導く”装置だった。
恋の予感、見知らぬ男子とのキス、そして次々に提示される不可解な課題──
彩奈は、未来スコープを通して、自分の運命に深く関わる人物と出会っていく。
未来スコープが映し出すのは、甘いだけではない未来。
誰かを想う気持ち、誰かに選ばれない痛み、そしてそれでも誰かを支えたいという願い。
夢と現実が交錯する中で、彩奈は「自分の気持ちを信じること」の意味を知っていく。
この物語は、恋と選択、そしてすれ違う想いの中で、自分の軸を見つけていく少女たちの記録です。
感情の揺らぎと、未来への確信が交錯するSFラブストーリー、シリーズ第2作。
読後、きっと「誰かを想うとはどういうことか」を考えたくなる一冊です。
生まれたばかりですが、早速赤ちゃんセラピー?始めます!
mabu
児童書・童話
超ラッキーな環境での転生と思っていたのにママさんの体調が危ないんじゃぁないの?
ママさんが大好きそうなパパさんを闇落ちさせない様に赤ちゃんセラピーで頑張ります。
力を使って魔力を増やして大きくなったらチートになる!
ちょっと赤ちゃん系に挑戦してみたくてチャレンジしてみました。
読みにくいかもしれませんが宜しくお願いします。
誤字や意味がわからない時は皆様の感性で受け捉えてもらえると助かります。
流れでどうなるかは未定なので一応R15にしております。
現在投稿中の作品と共に地道にマイペースで進めていきますので宜しくお願いします🙇
此方でも感想やご指摘等への返答は致しませんので宜しくお願いします。
星降る夜に落ちた子
千東風子
児童書・童話
あたしは、いらなかった?
ねえ、お父さん、お母さん。
ずっと心で泣いている女の子がいました。
名前は世羅。
いつもいつも弟ばかり。
何か買うのも出かけるのも、弟の言うことを聞いて。
ハイキングなんて、来たくなかった!
世羅が怒りながら歩いていると、急に体が浮きました。足を滑らせたのです。その先は、とても急な坂。
世羅は滑るように落ち、気を失いました。
そして、目が覚めたらそこは。
住んでいた所とはまるで違う、見知らぬ世界だったのです。
気が強いけれど寂しがり屋の女の子と、ワケ有りでいつも諦めることに慣れてしまった綺麗な男の子。
二人がお互いの心に寄り添い、成長するお話です。
全年齢ですが、けがをしたり、命を狙われたりする描写と「死」の表現があります。
苦手な方は回れ右をお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
私が子どもの頃から温めてきたお話のひとつで、小説家になろうの冬の童話際2022に参加した作品です。
石河 翠さまが開催されている個人アワード『石河翠プレゼンツ勝手に冬童話大賞2022』で大賞をいただきまして、イラストはその副賞に相内 充希さまよりいただいたファンアートです。ありがとうございます(^-^)!
こちらは他サイトにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる