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1.序
3.
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──────ピーンポーン
反応はない。
どうしたんだろうか。オレは蒼の家のドアに手を掛ける。
「開いてる……」
もしかしたら強盗に押し入られたのかも知れない。そう思ったオレは、家中を探し回る。
リビング───いない。
トイレ───いない。
和室───いない。
一階には蒼は居なかった。
次は二階。その突き当たりの部屋からは、光が漏れていた。蒼の部屋だ。
「蒼、ここにいたのか。心配したぞ……っっっ?」
オレがそこで目にしたものは、蒼───
「……ゥコ……っ!!!」
───が自分のモノを扱いている姿だった。
オレと蒼の目が合った。
「お、お前……っ!」
「えっと、あ……う。これは……」
蒼はあたふたしている。
「隣のクラスの洋子ちゃんが好きだったのか! それならそうと言ってくれれば良かったのに、っていうかお前貧乳派だったのか」
だからオレのお気に入りの『激写!巨乳女子高生のヒミツ』を見せたとき、嫌な顔してたのか。クラスのやつの話だと、貧乳派は巨乳を見ると気持ち悪いって感想を抱くこともあるって言ってたな。それならオレ、蒼に悪いことしちゃったな。
「えっ? あ、うん。まぁ、どちらかと言うと」
貧乳か……意外とアリかも。あっ!
「オレもなんかムラムラしてきたぁ! 何かオカズある?」
今日、家帰ってすぐ抜こうと思ってたのにビッチ先生にエロ本没収されちゃったし、蒼から本見せてもらおっと。
「残念だけど、家にエロ本は一冊もないから……」
ということは、蒼はいつも想像でシてるのか。
「じゃあ今日はオレも!」
「ちょっと、ココでするの?」
「ここまで勃ったら家まで我慢できないし、それにオレとお前の仲なんだし。ダメ?」
そう言ってオレはズボンを下ろす。
蒼は一瞬黙ってから「わかった、いいよ」とだけ言った。
オレはトランクスの前開きから、自分の性器を出す。そして、いつものように右手をソレに添え、上下に扱き始める。
「な、なぁ蒼。誰かと二人でシコるって変な感じするな」
オレは蒼に向けて、取って付けたように言った。しかし、オレの目線はチラチラと蒼のモノを捉えていた。
蒼、デケえな。両手使って扱いてるし。それに太くて握りきれてない。あんな凶器みたいなやつ、オレの口にも入んねえよ!……ってオレはなに考えてんだ!
にしても蒼のこんな姿、物心付いたときから一緒にいたけど、一度も見たことない。手を上下するリズムと同じように息を立てる蒼。獣のような目でひたすらに己の性器を扱き続ける蒼。
どれもオレの知らない蒼だった。
「オレっ、そろそろ射精そうなんだけど……」
気がつくと、オレは射精寸前だった。先端からはカウパーがテラテラと光っている。こんなに痛いくらい勃起するの、初めてだ。
「俺もそろそろ。あ、ティッシュ一人分しかない……これ光が使って。俺はリビングからティッシュ取ってくるから」
蒼が立ち上がろうとして、オレは腕を掴んだ。
「下まで取りに行ってたら萎えるだろ? 二人で同じティッシュ使えばいいじゃん。オレとお前の仲なんだし」
「わかった……」
勢いで言ってしまったオレが言うのも何だが、てっきりいくら幼馴染みとはいえ、引かれると思った。しかし、すぐに了承した蒼にオレは少し驚いた。
それほどオレは蒼に信頼されているのだろう。ちょっと嬉しかった。
オレと蒼は向かい合って、お互いの性器を近づけ合った。
「もっと近づけよ。これじゃあ、はみ出るぞ」
そう言ってオレは蒼に近づいた。
意を決して、オレは二つのモノを扱く。触れている部分からは、蒼の熱が伝わってくる。
オレの尿道口と蒼の裏筋が擦れる度にヌチヌチといやらしい音をたてた。
「もうイクっ!」
その瞬間、オレと蒼のモノが強く擦れた。オレはすぐにティッシュを被せる。
──────ドクドクドク……
まるで音をたてているかのように身体が波打つ。快楽が押し寄せてくる。
「はぁ、はぁ……。あ、結局紙から溢れちゃったな。っていうか蒼、量多すぎ」
「ご、ごめん……」
「いやいや、良いってことよ。お前がオレのこと信頼してるみたいに、オレもお前のこと信頼してるし。でも、こんなイカ臭いニオイプンプンさせてたら、家帰れねえし、風呂は貸して」
「うん」
こうして蒼ん家の風呂に入ってから帰った訳だが、少し時間を置いて冷静になると、快楽で麻痺していた脳が、とんでもないことをしてたという認識をし始める。
明日蒼に会うのが、気まずい。
反応はない。
どうしたんだろうか。オレは蒼の家のドアに手を掛ける。
「開いてる……」
もしかしたら強盗に押し入られたのかも知れない。そう思ったオレは、家中を探し回る。
リビング───いない。
トイレ───いない。
和室───いない。
一階には蒼は居なかった。
次は二階。その突き当たりの部屋からは、光が漏れていた。蒼の部屋だ。
「蒼、ここにいたのか。心配したぞ……っっっ?」
オレがそこで目にしたものは、蒼───
「……ゥコ……っ!!!」
───が自分のモノを扱いている姿だった。
オレと蒼の目が合った。
「お、お前……っ!」
「えっと、あ……う。これは……」
蒼はあたふたしている。
「隣のクラスの洋子ちゃんが好きだったのか! それならそうと言ってくれれば良かったのに、っていうかお前貧乳派だったのか」
だからオレのお気に入りの『激写!巨乳女子高生のヒミツ』を見せたとき、嫌な顔してたのか。クラスのやつの話だと、貧乳派は巨乳を見ると気持ち悪いって感想を抱くこともあるって言ってたな。それならオレ、蒼に悪いことしちゃったな。
「えっ? あ、うん。まぁ、どちらかと言うと」
貧乳か……意外とアリかも。あっ!
「オレもなんかムラムラしてきたぁ! 何かオカズある?」
今日、家帰ってすぐ抜こうと思ってたのにビッチ先生にエロ本没収されちゃったし、蒼から本見せてもらおっと。
「残念だけど、家にエロ本は一冊もないから……」
ということは、蒼はいつも想像でシてるのか。
「じゃあ今日はオレも!」
「ちょっと、ココでするの?」
「ここまで勃ったら家まで我慢できないし、それにオレとお前の仲なんだし。ダメ?」
そう言ってオレはズボンを下ろす。
蒼は一瞬黙ってから「わかった、いいよ」とだけ言った。
オレはトランクスの前開きから、自分の性器を出す。そして、いつものように右手をソレに添え、上下に扱き始める。
「な、なぁ蒼。誰かと二人でシコるって変な感じするな」
オレは蒼に向けて、取って付けたように言った。しかし、オレの目線はチラチラと蒼のモノを捉えていた。
蒼、デケえな。両手使って扱いてるし。それに太くて握りきれてない。あんな凶器みたいなやつ、オレの口にも入んねえよ!……ってオレはなに考えてんだ!
にしても蒼のこんな姿、物心付いたときから一緒にいたけど、一度も見たことない。手を上下するリズムと同じように息を立てる蒼。獣のような目でひたすらに己の性器を扱き続ける蒼。
どれもオレの知らない蒼だった。
「オレっ、そろそろ射精そうなんだけど……」
気がつくと、オレは射精寸前だった。先端からはカウパーがテラテラと光っている。こんなに痛いくらい勃起するの、初めてだ。
「俺もそろそろ。あ、ティッシュ一人分しかない……これ光が使って。俺はリビングからティッシュ取ってくるから」
蒼が立ち上がろうとして、オレは腕を掴んだ。
「下まで取りに行ってたら萎えるだろ? 二人で同じティッシュ使えばいいじゃん。オレとお前の仲なんだし」
「わかった……」
勢いで言ってしまったオレが言うのも何だが、てっきりいくら幼馴染みとはいえ、引かれると思った。しかし、すぐに了承した蒼にオレは少し驚いた。
それほどオレは蒼に信頼されているのだろう。ちょっと嬉しかった。
オレと蒼は向かい合って、お互いの性器を近づけ合った。
「もっと近づけよ。これじゃあ、はみ出るぞ」
そう言ってオレは蒼に近づいた。
意を決して、オレは二つのモノを扱く。触れている部分からは、蒼の熱が伝わってくる。
オレの尿道口と蒼の裏筋が擦れる度にヌチヌチといやらしい音をたてた。
「もうイクっ!」
その瞬間、オレと蒼のモノが強く擦れた。オレはすぐにティッシュを被せる。
──────ドクドクドク……
まるで音をたてているかのように身体が波打つ。快楽が押し寄せてくる。
「はぁ、はぁ……。あ、結局紙から溢れちゃったな。っていうか蒼、量多すぎ」
「ご、ごめん……」
「いやいや、良いってことよ。お前がオレのこと信頼してるみたいに、オレもお前のこと信頼してるし。でも、こんなイカ臭いニオイプンプンさせてたら、家帰れねえし、風呂は貸して」
「うん」
こうして蒼ん家の風呂に入ってから帰った訳だが、少し時間を置いて冷静になると、快楽で麻痺していた脳が、とんでもないことをしてたという認識をし始める。
明日蒼に会うのが、気まずい。
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