【R-18】twilight

のん太

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2.破

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「あ、あ、蒼。おっ、おはよう」

 いつものように蒼に「おはよう」と告げる。

 ……嘘だ。全然いつも通りじゃない!
 めっちゃ目線反らしちゃったし、なんか恥ずかしいし。

 逆にだ。昨日あんなコト──────まぁ、その……蒼と一緒にイッたことだ。
 あんなコトがあっていつも通りなんて出来るわけないだろ!?

「……おはよう」

 いつも通りだぁぁぁ!!!

 オレも出来るだけ普段と同じように。
 まずは目線を……!

──────蒼が、自分のモノを扱くときの獣のような目……。

 ダメだ! じゃあ、蒼の手を見よう。

──────蒼の持つ、黒く長いモノは、まるでアノときの凶器のような……。

「う、うわぁぁぁあ!!!」

 オレは、その場から逃げ出した。



「これはなんだ」

 どうしてこうなった……。

「これはなんだと聞いている!」

 黒髪巨乳の鬼教師、ビッチ先生の怒号。

「反省文、です」

 オレは昨日エロ本を没収された。その放課後、先生から言い渡された刑はこうだ。

『反省文を明日の放課後までに職員室に持ってくること』

 蒼とのアレで、すっかり頭から抜けていたが、オレはしっかり反省文を書いた。勿論、授業中に内職をして。

「じゃあ、最初から声に出して読んでみろ」

「わかりました。えっと、『1980年代アメリカで一人の男が逮捕された。彼は女性二人を殺害し、人間の皮膚を剥いで服などに加工した恐怖の殺人鬼である。彼は地域の住民からは”良き隣人”と思われていた。そんな彼がこのような行動に走った原因は、一説によると幼少期より受けた性に対する弾圧的な教育にあるとされる。…………よって”激写!巨乳女子高生のヒミツ”含む成人向け図書は、健全な青少年育成の観点から見ても没収されるべきものではないことは明白である。直ちに没収物の返却を求める。』以上です」

 オレとビッチ先生しかいない職員室に、束の間の静寂が訪れる。
 よし、これで『激写!巨乳女子高生のヒミツ』は返してもらえるな。と、思った瞬間。

「これを反省文とは言わん! 反文だろう、書き直し! 終わるまで家には帰さん!」

「いやぁぁぁあ!!! お助けぇぇえっ!」

 そしてオレはビッチ先生と、楽しいじごくの居残りをさせられたのだった。
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