15 / 65
第1巻 理を識る者たち
第13章 灰の記憶
しおりを挟む
夜明け前の森は、まだ冷たかった。
リュミナの寝息は浅く、胸の奥で淡い光がゆっくりと脈を打っている。
アーレンはその光を見つめていたが、やがてまぶたが重くなり、静かな眠りに落ちていった。
⸻
目を開けると、雪が降っていた。
石畳の街。煙突から出る白い煙が、風に押されて斜めに流れている。
少年の自分が、凍った手をこすりながら走っている。
擦り切れた外套の裾が揺れ、靴底が石に打つたび乾いた音がした。
「アーレン、まってよ!」
振り返ると、少女がいた。
栗色の髪に雪を積もらせて、笑いながら息を弾ませている。
ミリア――孤児院で一緒に育った友達だった。
冷たい風の中でも、彼女の笑顔だけは不思議とあたたかかった。
二人はよく、街外れの古い図書館へ通った。
小さな教会の隣にある、石造りの建物。
中は少し埃っぽくて、いつも薄暗い。けれど、そこだけは外よりも静かだった。
司書の老人は、白い髭を指でなでながらいつも同じ言葉を口にする。
「世の中のすべてには“理(ことわり)”があるんだ。
人が生まれるのも、雪が降るのも、偶然じゃない。理がある」
アーレンはその言葉を聞くたび、胸の奥が少しざわめいた。
彼は難しい本を抱え、ミリアはその隣で挿絵を指でなぞる。
「ねえ、どうして雪の形ってみんな違うの?」
「同じ形に見えても、でき方が違うんだ。温度とか風とか、いろんな条件で変わる」
「ふうん。じゃあ、人も雪と同じなんだね」
そう言ってミリアは笑い、窓の外の雪を見上げた。
帰り道、ミリアは赤い毛糸の紐をアーレンの手首に結んだ。
「これ、目印ね。わたしたち、ずっと一緒にいるっていう印」
彼女の手は小さくて、指先が少し冷たかった。
アーレンはうなずき、結び目を確かめた。
⸻
それは、ごく普通の冬の朝だった。
でも空の色が、いつもより鈍く見えた。
市場の向こうから煙が上がり、人々がざわめく。
雪の白さの下で、地面がわずかに震えていた。
「アーレン……なんか、変だね」
「大丈夫。たぶん――」
その瞬間、風が熱を帯びた。
光が街を照らし、屋根が崩れ、音が世界をかき消した。
焼けた匂いが押し寄せ、息ができなくなる。
ミリアの手を掴もうとした。
でも指先がすべり、マフラーの端が釘に引っかかった。
「ほどくから、待って」
彼女がそう言ったあと、光がすべてを奪った。
気づくと、雪も声も消えていた。
空は灰に覆われ、空気が焦げ臭い。
アーレンは瓦礫をかき分け、必死に探した。
そして見つけたのは、焦げた毛糸の紐だった。
握りしめると、まだ少し温かかった。
その温もりが消えたとき、胸の奥で何かが静かに壊れた。
⸻
それからの時間は、長かったようで短かった。
孤児院の屋根は崩れ、窓の隙間から雪が入り込む。
街の人々は減り、鐘の音だけが時を刻んでいた。
ある日、修道女に呼ばれた。
王立学院の使者が、孤児院を訪れていたのだ。
兵士のような男が、紙を手に立っている。
「この子か。学院が才能を求めている。研究員候補として引き取ろう」
アーレンは頷いた。
理由はなかった。ただ、このままでは何も変わらないと思った。
出発の前の日、彼は図書館を訪れた。
あの老人が、暖炉の火のそばに座っている。
「行くのかね」
「はい。学びたいんです。命の仕組みを」
老人はしばらく黙って、古い本を閉じた。
「理を追う者は、時に理に呑まれる。
でも、それでも進むしかない。……君の中に、まだ“温かさ”が残っているなら、忘れないことだ」
アーレンは軽く会釈をし、外に出た。
雪が細く降っている。
手首の赤い紐はまだ解けていなかった。
その結び目を指でなぞりながら、彼は心の中でつぶやいた。
――もう二度と、失わせない。
――命の理を、俺の手で確かめる。
少年の足跡が雪の上に続いていた。
その先に待つものを、彼はまだ知らなかった。
あの雪の日から、季節がいくつも過ぎた。
街の灰は消え、けれどアーレンの胸の中には、いまだ白く積もったままだった。
赤い紐の結び目は、擦れて細くなってもほどけなかった。
⸻
王立学院の門をくぐったとき、彼は十五歳だった。
高い石壁の内側は、外の街とはまるで違った。
整った道、規則正しく並ぶ研究棟、硝子の窓に映る自分の姿。
初めて、自分の“居場所”があるように感じた。
講義室では、名のある錬金学者たちが難しい理論を語った。
物質の分解と再構築、生命を維持する微細な循環。
アーレンはすべてを吸い取るように学び、夜もノートを書き続けた。
他の生徒が遊びに出る時間、彼は図書館の奥にいた。
かつて街で通った小さな図書館よりもずっと大きく、静かで、冷たかった。
そこには、人が触れなくなった書物の棚があり、埃をかぶった記録が眠っていた。
“生体錬成”“魂の定着実験”――
危険と書かれた封印文書の中に、彼が求めていた言葉があった。
命を、もう一度つくる方法。
⸻
アーレンは頭角を現した。
彼の研究ノートは教授たちの目に留まり、やがて学院長の推薦で特別研究班に入る。
王国の軍部と繋がる、その班の目的を知ったのは、後になってからだった。
ある日、面談室で年配の男が言った。
「君の理論には応用の可能性がある。――国のために、命を守る兵器を作ってみないか?」
守る、という言葉が、当時の彼の心に響いた。
ミリアを救えなかった少年のままの彼は、迷わず頷いた。
「やります。命を失わない“仕組み”を作りたいんです」
男は笑い、契約書を差し出した。
それが、境界線だった。
⸻
軍の研究施設は学院の地下にあった。
窓がなく、昼も夜もわからない。
白衣の人々が黙々と瓶を運び、机の上で光る液体が小さな呼吸をしているようだった。
アーレンの研究室には、巨大な練成陣が刻まれていた。
幾度も失敗し、焦げた跡が黒く染みついている。
生体組織は形をとどめず、血肉はわずかに動いて止まった。
魂のない生命は、ただの“形”でしかなかった。
ある晩、同僚の青年が小さく呟いた。
「こんなもの、命とは呼べない」
アーレンは手を止めなかった。
呼べなくてもいい。呼べないなら、呼べる形にすればいい。
そう信じていた。
だが、ある日、研究室の空気が変わった。
制御装置が鳴り、練成陣が異常に光り始める。
封印を解除する声が重なり、白い閃光が走った。
次に目を開けたとき、床一面に影が広がっていた。
それは、動いていた。
肉と金属が混じった異形の塊。
人の形を模したようで、そうではない。
眼に宿る光は、何も映していなかった。
悲鳴と衝突音。
硝子が割れ、薬液が飛び散る。
アーレンは符を掴み、陣を閉じた。
光が消えたあと、残っていたのは、焼け焦げた匂いと、沈黙。
その夜、報告書には「実験体暴走、研究班全滅」と記された。
生き残ったのは、アーレンただ一人。
翌日、研究は禁忌指定となった。
報告書には「原因不明の魔力暴走」「研究班全滅」と記され、
生き残ったアーレンの名は削除された。
軍も学院も、すべてを“なかったこと”にした。
ただ一人、口を閉ざした彼だけが、その真実を覚えていた。
その後、学院は彼を再び迎え入れた。
「優秀な人材を死なせるわけにはいかない」と。
だがそれは、監視の意味でもあった。
⸻
今のアーレンの研究室は、地下一階。
講義が終わると、生徒たちが去ったあとで鍵を閉める。
壁の奥に、もうひとつの扉。
そこが、彼だけの“続き”の場所だった。
夜になると、机の上に古い記録を広げる。
焦げた紙、途切れた数式。
それでも、目を離せなかった。
失敗の先に、まだ“理”は残っている気がした。
あの日奪われた命。
燃える街の中で消えた声。
そして、自らの手で壊した命。
その両方を償うには、
“もう一度、正しい形で生を創る”しかなかった。
だから、アーレンは筆を取った。
誰にも見せない新しいノートに、
一行だけ書いた。
――再定義:生命。
その夜、森の外で雪が降った。
赤い紐を結んだ手首が、ほんの少しだけ震えた。
リュミナの寝息は浅く、胸の奥で淡い光がゆっくりと脈を打っている。
アーレンはその光を見つめていたが、やがてまぶたが重くなり、静かな眠りに落ちていった。
⸻
目を開けると、雪が降っていた。
石畳の街。煙突から出る白い煙が、風に押されて斜めに流れている。
少年の自分が、凍った手をこすりながら走っている。
擦り切れた外套の裾が揺れ、靴底が石に打つたび乾いた音がした。
「アーレン、まってよ!」
振り返ると、少女がいた。
栗色の髪に雪を積もらせて、笑いながら息を弾ませている。
ミリア――孤児院で一緒に育った友達だった。
冷たい風の中でも、彼女の笑顔だけは不思議とあたたかかった。
二人はよく、街外れの古い図書館へ通った。
小さな教会の隣にある、石造りの建物。
中は少し埃っぽくて、いつも薄暗い。けれど、そこだけは外よりも静かだった。
司書の老人は、白い髭を指でなでながらいつも同じ言葉を口にする。
「世の中のすべてには“理(ことわり)”があるんだ。
人が生まれるのも、雪が降るのも、偶然じゃない。理がある」
アーレンはその言葉を聞くたび、胸の奥が少しざわめいた。
彼は難しい本を抱え、ミリアはその隣で挿絵を指でなぞる。
「ねえ、どうして雪の形ってみんな違うの?」
「同じ形に見えても、でき方が違うんだ。温度とか風とか、いろんな条件で変わる」
「ふうん。じゃあ、人も雪と同じなんだね」
そう言ってミリアは笑い、窓の外の雪を見上げた。
帰り道、ミリアは赤い毛糸の紐をアーレンの手首に結んだ。
「これ、目印ね。わたしたち、ずっと一緒にいるっていう印」
彼女の手は小さくて、指先が少し冷たかった。
アーレンはうなずき、結び目を確かめた。
⸻
それは、ごく普通の冬の朝だった。
でも空の色が、いつもより鈍く見えた。
市場の向こうから煙が上がり、人々がざわめく。
雪の白さの下で、地面がわずかに震えていた。
「アーレン……なんか、変だね」
「大丈夫。たぶん――」
その瞬間、風が熱を帯びた。
光が街を照らし、屋根が崩れ、音が世界をかき消した。
焼けた匂いが押し寄せ、息ができなくなる。
ミリアの手を掴もうとした。
でも指先がすべり、マフラーの端が釘に引っかかった。
「ほどくから、待って」
彼女がそう言ったあと、光がすべてを奪った。
気づくと、雪も声も消えていた。
空は灰に覆われ、空気が焦げ臭い。
アーレンは瓦礫をかき分け、必死に探した。
そして見つけたのは、焦げた毛糸の紐だった。
握りしめると、まだ少し温かかった。
その温もりが消えたとき、胸の奥で何かが静かに壊れた。
⸻
それからの時間は、長かったようで短かった。
孤児院の屋根は崩れ、窓の隙間から雪が入り込む。
街の人々は減り、鐘の音だけが時を刻んでいた。
ある日、修道女に呼ばれた。
王立学院の使者が、孤児院を訪れていたのだ。
兵士のような男が、紙を手に立っている。
「この子か。学院が才能を求めている。研究員候補として引き取ろう」
アーレンは頷いた。
理由はなかった。ただ、このままでは何も変わらないと思った。
出発の前の日、彼は図書館を訪れた。
あの老人が、暖炉の火のそばに座っている。
「行くのかね」
「はい。学びたいんです。命の仕組みを」
老人はしばらく黙って、古い本を閉じた。
「理を追う者は、時に理に呑まれる。
でも、それでも進むしかない。……君の中に、まだ“温かさ”が残っているなら、忘れないことだ」
アーレンは軽く会釈をし、外に出た。
雪が細く降っている。
手首の赤い紐はまだ解けていなかった。
その結び目を指でなぞりながら、彼は心の中でつぶやいた。
――もう二度と、失わせない。
――命の理を、俺の手で確かめる。
少年の足跡が雪の上に続いていた。
その先に待つものを、彼はまだ知らなかった。
あの雪の日から、季節がいくつも過ぎた。
街の灰は消え、けれどアーレンの胸の中には、いまだ白く積もったままだった。
赤い紐の結び目は、擦れて細くなってもほどけなかった。
⸻
王立学院の門をくぐったとき、彼は十五歳だった。
高い石壁の内側は、外の街とはまるで違った。
整った道、規則正しく並ぶ研究棟、硝子の窓に映る自分の姿。
初めて、自分の“居場所”があるように感じた。
講義室では、名のある錬金学者たちが難しい理論を語った。
物質の分解と再構築、生命を維持する微細な循環。
アーレンはすべてを吸い取るように学び、夜もノートを書き続けた。
他の生徒が遊びに出る時間、彼は図書館の奥にいた。
かつて街で通った小さな図書館よりもずっと大きく、静かで、冷たかった。
そこには、人が触れなくなった書物の棚があり、埃をかぶった記録が眠っていた。
“生体錬成”“魂の定着実験”――
危険と書かれた封印文書の中に、彼が求めていた言葉があった。
命を、もう一度つくる方法。
⸻
アーレンは頭角を現した。
彼の研究ノートは教授たちの目に留まり、やがて学院長の推薦で特別研究班に入る。
王国の軍部と繋がる、その班の目的を知ったのは、後になってからだった。
ある日、面談室で年配の男が言った。
「君の理論には応用の可能性がある。――国のために、命を守る兵器を作ってみないか?」
守る、という言葉が、当時の彼の心に響いた。
ミリアを救えなかった少年のままの彼は、迷わず頷いた。
「やります。命を失わない“仕組み”を作りたいんです」
男は笑い、契約書を差し出した。
それが、境界線だった。
⸻
軍の研究施設は学院の地下にあった。
窓がなく、昼も夜もわからない。
白衣の人々が黙々と瓶を運び、机の上で光る液体が小さな呼吸をしているようだった。
アーレンの研究室には、巨大な練成陣が刻まれていた。
幾度も失敗し、焦げた跡が黒く染みついている。
生体組織は形をとどめず、血肉はわずかに動いて止まった。
魂のない生命は、ただの“形”でしかなかった。
ある晩、同僚の青年が小さく呟いた。
「こんなもの、命とは呼べない」
アーレンは手を止めなかった。
呼べなくてもいい。呼べないなら、呼べる形にすればいい。
そう信じていた。
だが、ある日、研究室の空気が変わった。
制御装置が鳴り、練成陣が異常に光り始める。
封印を解除する声が重なり、白い閃光が走った。
次に目を開けたとき、床一面に影が広がっていた。
それは、動いていた。
肉と金属が混じった異形の塊。
人の形を模したようで、そうではない。
眼に宿る光は、何も映していなかった。
悲鳴と衝突音。
硝子が割れ、薬液が飛び散る。
アーレンは符を掴み、陣を閉じた。
光が消えたあと、残っていたのは、焼け焦げた匂いと、沈黙。
その夜、報告書には「実験体暴走、研究班全滅」と記された。
生き残ったのは、アーレンただ一人。
翌日、研究は禁忌指定となった。
報告書には「原因不明の魔力暴走」「研究班全滅」と記され、
生き残ったアーレンの名は削除された。
軍も学院も、すべてを“なかったこと”にした。
ただ一人、口を閉ざした彼だけが、その真実を覚えていた。
その後、学院は彼を再び迎え入れた。
「優秀な人材を死なせるわけにはいかない」と。
だがそれは、監視の意味でもあった。
⸻
今のアーレンの研究室は、地下一階。
講義が終わると、生徒たちが去ったあとで鍵を閉める。
壁の奥に、もうひとつの扉。
そこが、彼だけの“続き”の場所だった。
夜になると、机の上に古い記録を広げる。
焦げた紙、途切れた数式。
それでも、目を離せなかった。
失敗の先に、まだ“理”は残っている気がした。
あの日奪われた命。
燃える街の中で消えた声。
そして、自らの手で壊した命。
その両方を償うには、
“もう一度、正しい形で生を創る”しかなかった。
だから、アーレンは筆を取った。
誰にも見せない新しいノートに、
一行だけ書いた。
――再定義:生命。
その夜、森の外で雪が降った。
赤い紐を結んだ手首が、ほんの少しだけ震えた。
0
あなたにおすすめの小説
正しい聖女さまのつくりかた
みるくてぃー
ファンタジー
王家で育てられた(自称)平民少女が、学園で起こすハチャメチャ学園(ラブ?)コメディ。
同じ年の第二王女をはじめ、優しい兄姉(第一王女と王子)に見守られながら成長していく。
一般常識が一切通用しない少女に友人達は振り回されてばかり、「アリスちゃんメイドを目指すのになぜダンスや淑女教育が必要なの!?」
そこには人知れず王妃と王女達によるとある計画が進められていた!
果たしてアリスは無事に立派なメイドになれるのか!? たぶん無理かなぁ……。
聖女シリーズ第一弾「正しい聖女さまのつくりかた」
企業再生のプロ、倒産寸前の貧乏伯爵に転生する
namisan
ファンタジー
数々の倒産寸前の企業を立て直してきた敏腕コンサルタントの男は、過労の末に命を落とし、異世界で目を覚ます。
転生先は、帝国北部の辺境にあるアインハルト伯爵家の若き当主、アレク。
しかし、そこは「帝国の重荷」と蔑まれる、借金まみれで領民が飢える極貧領地だった。
凍える屋敷、迫りくる借金取り、絶望する家臣たち。
詰みかけた状況の中で、アレクは独自のユニーク魔法【構造解析(アナライズ)】に目覚める。
それは、物体の構造のみならず、組織の欠陥や魔法術式の不備さえも見抜き、再構築(クラフト)するチート能力だった。
「問題ない。この程度の赤字、前世の案件に比べれば可愛いものだ」
前世の経営知識と規格外の魔法で、アレクは領地の大改革に乗り出す。
痩せた土地を改良し、特産品を生み出し、隣国の経済さえも掌握していくアレク。
そんな彼の手腕に惹かれ、集まってくるのは一癖も二癖もある高貴な美女たち。
これは、底辺から這い上がった若き伯爵が、最強の布陣で自領を帝国一の都市へと発展させ、栄華を極める物語。
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
【完結】ご都合主義で生きてます。-商売の力で世界を変える。カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく-
ジェルミ
ファンタジー
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
その条件として女神に『面白楽しく生活でき、苦労をせずお金を稼いで生きていくスキルがほしい』と無理難題を言うのだった。
困った女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
この味気ない世界を、創生魔法とカスタマイズ可能なストレージを使い、美味しくなる調味料や料理を作り世界を変えて行く。
はい、ご注文は?
調味料、それとも武器ですか?
カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく。
村を開拓し仲間を集め国を巻き込む産業を起こす。
いずれは世界へ通じる道を繋げるために。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
水神飛鳥の異世界茶会記 ~戦闘力ゼロの茶道家が、神業の【陶芸】と至高の【和菓子】で、野蛮な異世界を「癒やし」で侵略するようです~
月神世一
ファンタジー
「剣を下ろし、靴を脱いでください。……茶が入りましたよ」
猫を助けて死んだ茶道家・水神飛鳥(23歳)。
彼が転生したのは、魔法と闘気が支配する弱肉強食のファンタジー世界だった。
チート能力? 攻撃魔法?
いいえ、彼が手にしたのは「茶道具一式」と「陶芸セット」が出せるスキルだけ。
「私がすべき事は、戦うことではありません。一服の茶を出し、心を整えることです」
ゴブリン相手に正座で茶を勧め、
戦場のど真ん中に「結界(茶室)」を展開して空気を変え、
牢屋にぶち込まれれば、そこを「隠れ家カフェ」にリフォームして看守を餌付けする。
そんな彼の振る舞う、異世界には存在しない「極上の甘味(カステラ・羊羹)」と、魔法よりも美しい「茶器」に、武闘派の獣人女王も、強欲な大商人も、次第に心を(胃袋を)掴まれていき……?
「野暮な振る舞いは許しません」
これは、ブレない茶道家が、殺伐とした異世界を「おもてなし」で平和に変えていく、一期一会の物語。
【完結】異世界で神の元カノのゴミ屋敷を片付けたら世界の秘密が出てきました
小豆缶
ファンタジー
父の遺したゴミ屋敷を片付けていたはずが、気づけば異世界に転移していた私・飛鳥。
しかも、神の元カノと顔がそっくりという理由で、いきなり死刑寸前!?
助けてくれた太陽神ソラリクスから頼まれた仕事は、
「500年前に別れた元恋人のゴミ屋敷を片付けてほしい」というとんでもない依頼だった。
幽霊になった元神、罠だらけの屋敷、歪んだ世界のシステム。
ポンコツだけど諦めの悪い主人公が、ゴミ屋敷を片付けながら異世界の謎を暴いていく!
ほのぼのお仕事×異世界コメディ×世界の秘密解明ファンタジー
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
異世界転移物語
月夜
ファンタジー
このところ、日本各地で謎の地震が頻発していた。そんなある日、都内の大学に通う僕(田所健太)は、地震が起こったときのために、部屋で非常持出袋を整理していた。すると、突然、めまいに襲われ、次に気づいたときは、深い森の中に迷い込んでいたのだ……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる