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第2巻 理に堕つる者たち
第2章 灰の塔の覚醒
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王都アルマ=シェル――。
霧の中に浮かぶ白い塔群が、朝陽を浴びてゆっくりと色を変えていく。
その中心にそびえる塔こそ、王立学院の心臓部――灰の塔。
最上層の会議室。
冷たい光の差し込む中、六角形の卓を囲む学士たちが息を潜めていた。
その中央に立つ男――
黒衣の裾を整え、灰色の髪を後ろで束ねている。
王立学院学長、アストレア・ヴェイル。
「……アルテアからの報告は?」
低く響く声に、書記官が立ち上がった。
「灰核反応を再検知しました。位置はレナード郊外。
同行者は一名――“再現体”と推定されます。」
アストレアの眼鏡の奥が、わずかに光る。
「再現体……成功例が、まだ生きていると?」
ざわめきが起きる。
「学長、それが事実なら“灰の塔計画”の再起動が――」
「まだだ。」
一言で、空気が静まり返った。
アストレアは指で机を軽く叩き、淡々と続けた。
「アーレン・グレイヴ。あの男が生きている限り、
理は我々の手を離れる。だが――」
彼の瞳に、一瞬だけ複雑な光が宿る。
「彼の理なくして、“完全なる再現”はあり得ん。
だからこそ、彼は必要だ。制御のためにな。」
書記官が小さく息を飲む。
アストレアはペンを手に取り、
命令書の文面を書き連ねた。
『監視対象:アーレン・グレイヴ
行動目的:灰核理論の再取得
対応指令:確保、もしくは排除』
署名を終え、ペン先を拭う。
「……観察の段階は終わりだ。
次は“理を取り戻す”。」
会議室の外、鐘が静かに鳴る。
塔の壁に反響するその音は、まるで灰が落ちる音のようだった。
アストレアはその音を聞きながら、
低く呟いた。
「理を奪った男よ……。
おまえの理を、再び神の手に戻してやろう。」
灰の塔の北棟――情報管理局。
薄暗い室内に、封蝋の押された一通の文書が置かれていた。
机の前に立つ女が、無言で封を切る。
アルテア・クローデル。
王立学院直属の観察官。
灰核理論の監視と記録を任務とする、冷徹な調査員――
のはずだった。
蝋を割く音が響く。
文書には、学院印とアストレアの署名があった。
『対象:アーレン・グレイヴ
任務区分:監視から確保へ移行
必要と判断した場合、排除も許可する』
短く、それだけの指令。
だが紙の上に記された文字は、刃物のように重かった。
アルテアは封筒を畳み、机の端に置く。
指先が冷たい。
心臓の鼓動が、理性の外で音を立てていた。
「……排除、ね」
誰に聞かせるでもなく、口に出す。
その言葉の響きが、部屋の空気を固くする。
窓際に歩み寄る。
曇りガラスの向こうで、灰の塔がゆっくりと煙を吐いていた。
あの塔の煙は、誰かの失敗の匂い。
命を測る装置のように、今日も淡々と理を燃やしている。
アルテアは片手で胸元の小さなペンダントを握った。
中に、かつての学院時代の写真が挟まれている。
若い頃の自分と、そしてその隣には――アーレン。
無表情で本を抱える青年が、今もそこにいた。
彼女は目を閉じた。
脳裏に、アストレアの声が蘇る。
『理に情を混ぜるな。
情は観測を歪める。
歪みは誤差を生む。
誤差は、死を招く。』
何度も叩き込まれた言葉。
だが、今はそのどの一語も耳に痛かった。
「……学長」
呟いてから、ゆっくりと瞼を開く。
灰色の空が広がっていた。
まるで世界そのものが、何かを燃やしたあとのように。
アルテアはコートを羽織り、机の上の文書を折りたたむ。
命令書を内ポケットに入れ、懐中時計を開いた。
短針が九を指している。
その音が、まるで心臓の代わりのように響く。
「……監視ではなく、確保。
もし、それができなければ――」
言葉の続きを、彼女は飲み込んだ。
扉を開ける。
廊下の先に、塔を出るための連絡通路が続いている。
空は曇り、遠くで雷鳴が鳴った。
アルテアの靴音が、灰の床に乾いた音を残す。
塔の出口に立ち、彼女は一度だけ振り返った。
塔の頂から、灰色の煙がゆるやかに立ち昇っている。
彼女は呟いた。
「……もし、あの人が“理”を裏切ったのだとしても――
私が、それを確かめる」
雨の匂いがした。
アルテアは傘も差さず、灰の街路へ歩き出した。
灰の塔の地下は、上層の清潔な研究室とは別の匂いがした。
金属の焦げた匂い、血と油と薬品の混ざった空気。
王立学院の誰もが立ち入りを許されない場所――
“灰の犬(グリムハウンド)”の収容区画。
鉄格子の向こうで、
誰かが低く笑った。
剃り上げた頭に傷が走り、
その目は獣よりも冷たい。
「アーレン・グレイヴ、だと?」
短くつぶやく声に、傍らの黒衣がうなずく。
「学長からの直令だ。
標的はレナードを発ち、王都に向かっている。
“再現体”を伴って、だ。」
「再現体……あの禁忌を、まだ追うとはな」
部屋の奥の扉が開く。
足音とともに入ってきたのは、
黒衣に身を包んだ中年の男だった。
鋭い目元、右腕に刻まれた灰の紋章。
“灰の犬”部隊長――バルク・イェルド。
「無駄口はいい。命令を伝える」
バルクの声は低く、金属のように乾いていた。
「目標:アーレン・グレイヴ。
優先順位一位、確保。
ただし抵抗した場合――排除を許可する。」
沈黙が広がる。
誰も質問しない。
この部屋の掟は、
命令を理解することではなく、実行することだった。
バルクは腰の懐中符を開く。
内部に刻まれた文面が、
淡い光で浮かび上がった。
署名は――アストレア・ヴェイル。
「……“理は人の手に戻れ”。
学長のお言葉だ」
その一文だけで、部屋の空気が変わる。
沈黙のまま、全員が立ち上がった。
鎖の音、金属の擦れる音。
武具を装着し、灰の外套を羽織る。
誰も表情を変えない。
感情を持つことを許されない“理の兵”。
バルクは最後に灰色の仮面を手に取り、
静かに呟いた。
「アーレン。
おまえの理が神を目指すなら、
俺たちはその神を殺す理だ。」
扉が開く。
地下の冷気が一気に吹き込み、
松明の炎が横に流れた。
外は夜明け前の風。
塔の影が伸び、
その先には王都の街灯がぼんやりと光っている。
灰の犬たちは、ひとりまたひとりと歩き出した。
足音は音もなく、
まるで灰が地に落ちる音のようだった。
通信符が、夜の部屋を淡く照らしていた。
アルテアは机の上に広げた地図の上で、
淡い光の文面を見つめていた。
『灰の犬部隊、発進確認。
標的:アーレン・グレイヴ、再現体。
指揮官:バルク・イェルド。
目的:確保――抵抗時、排除を許可。』
指先が、わずかに震えた。
その報せが意味するのは、
“学院が観察を捨て、理を狩りに出た”ということだった。
「……早すぎる」
小さく息を漏らす。
まだ報告も完了していない。
王都から正式な承認が下りる前に、
アストレアが独断で部隊を動かした。
窓の外は雨だった。
冷たい水滴がガラスを叩き、
街灯の光がゆらゆらと揺れる。
アルテアは額を押さえ、
椅子の背にもたれた。
彼女の脳裏に、アストレアの声が響く。
『理に情を混ぜるな。情は誤差だ。誤差は死を招く。』
その言葉が、今ほど遠く聞こえたことはなかった。
⸻
机の端に置かれた懐中時計を開く。
銀の蓋に刻まれた文字――
《To observe, not to judge(観測せよ、断ずるな)》
それはかつて、アーレンが贈った言葉だった。
学院に入る前、彼女がまだ理想を信じていた頃。
その時計の針が、静かに音を刻む。
カチリ、カチリ――と。
「……アーレン」
声が震えた。
「どうして、あなたはあの時……塔を出たの?」
誰も答えない。
ただ雨が窓を叩く音だけが、静かに響いていた。
⸻
アルテアは立ち上がり、コートを羽織った。
通信符を封じ、懐中時計を胸にしまう。
目の奥には、冷たい光が宿っていた。
「学長がどう動こうと、私は私の観測をする」
その言葉は小さく、
だが確かな意志を帯びていた。
扉を開けると、廊下の先で誰かが待っていた。
若い補佐官が敬礼する。
「アルテア様、出撃命令は――」
「聞こえている。……私は追う」
「え?」
「“排除”ではなく、“確かめる”ために」
そのまま足音を立てずに歩き出す。
雨音が高くなる。
灰の塔の影が、夜の空にぼんやりと浮かんでいた。
⸻
塔の外に出た瞬間、冷たい風が頬を打った。
灰色の雲の向こうで、
遠くの雷光が地平を照らす。
アルテアはひとり、
その光の方角――アーレンたちの進む街道を見つめた。
その視線は、
命令ではなく、祈りに近かった。
「……理がどんな形をしていても。
もしそれが“生きようとする”なら――
私は、見届ける。」
灰の雨が降り始めた。
夜風が外套を揺らし、
ひとすじの光が塔の頂で瞬いた。
霧の中に浮かぶ白い塔群が、朝陽を浴びてゆっくりと色を変えていく。
その中心にそびえる塔こそ、王立学院の心臓部――灰の塔。
最上層の会議室。
冷たい光の差し込む中、六角形の卓を囲む学士たちが息を潜めていた。
その中央に立つ男――
黒衣の裾を整え、灰色の髪を後ろで束ねている。
王立学院学長、アストレア・ヴェイル。
「……アルテアからの報告は?」
低く響く声に、書記官が立ち上がった。
「灰核反応を再検知しました。位置はレナード郊外。
同行者は一名――“再現体”と推定されます。」
アストレアの眼鏡の奥が、わずかに光る。
「再現体……成功例が、まだ生きていると?」
ざわめきが起きる。
「学長、それが事実なら“灰の塔計画”の再起動が――」
「まだだ。」
一言で、空気が静まり返った。
アストレアは指で机を軽く叩き、淡々と続けた。
「アーレン・グレイヴ。あの男が生きている限り、
理は我々の手を離れる。だが――」
彼の瞳に、一瞬だけ複雑な光が宿る。
「彼の理なくして、“完全なる再現”はあり得ん。
だからこそ、彼は必要だ。制御のためにな。」
書記官が小さく息を飲む。
アストレアはペンを手に取り、
命令書の文面を書き連ねた。
『監視対象:アーレン・グレイヴ
行動目的:灰核理論の再取得
対応指令:確保、もしくは排除』
署名を終え、ペン先を拭う。
「……観察の段階は終わりだ。
次は“理を取り戻す”。」
会議室の外、鐘が静かに鳴る。
塔の壁に反響するその音は、まるで灰が落ちる音のようだった。
アストレアはその音を聞きながら、
低く呟いた。
「理を奪った男よ……。
おまえの理を、再び神の手に戻してやろう。」
灰の塔の北棟――情報管理局。
薄暗い室内に、封蝋の押された一通の文書が置かれていた。
机の前に立つ女が、無言で封を切る。
アルテア・クローデル。
王立学院直属の観察官。
灰核理論の監視と記録を任務とする、冷徹な調査員――
のはずだった。
蝋を割く音が響く。
文書には、学院印とアストレアの署名があった。
『対象:アーレン・グレイヴ
任務区分:監視から確保へ移行
必要と判断した場合、排除も許可する』
短く、それだけの指令。
だが紙の上に記された文字は、刃物のように重かった。
アルテアは封筒を畳み、机の端に置く。
指先が冷たい。
心臓の鼓動が、理性の外で音を立てていた。
「……排除、ね」
誰に聞かせるでもなく、口に出す。
その言葉の響きが、部屋の空気を固くする。
窓際に歩み寄る。
曇りガラスの向こうで、灰の塔がゆっくりと煙を吐いていた。
あの塔の煙は、誰かの失敗の匂い。
命を測る装置のように、今日も淡々と理を燃やしている。
アルテアは片手で胸元の小さなペンダントを握った。
中に、かつての学院時代の写真が挟まれている。
若い頃の自分と、そしてその隣には――アーレン。
無表情で本を抱える青年が、今もそこにいた。
彼女は目を閉じた。
脳裏に、アストレアの声が蘇る。
『理に情を混ぜるな。
情は観測を歪める。
歪みは誤差を生む。
誤差は、死を招く。』
何度も叩き込まれた言葉。
だが、今はそのどの一語も耳に痛かった。
「……学長」
呟いてから、ゆっくりと瞼を開く。
灰色の空が広がっていた。
まるで世界そのものが、何かを燃やしたあとのように。
アルテアはコートを羽織り、机の上の文書を折りたたむ。
命令書を内ポケットに入れ、懐中時計を開いた。
短針が九を指している。
その音が、まるで心臓の代わりのように響く。
「……監視ではなく、確保。
もし、それができなければ――」
言葉の続きを、彼女は飲み込んだ。
扉を開ける。
廊下の先に、塔を出るための連絡通路が続いている。
空は曇り、遠くで雷鳴が鳴った。
アルテアの靴音が、灰の床に乾いた音を残す。
塔の出口に立ち、彼女は一度だけ振り返った。
塔の頂から、灰色の煙がゆるやかに立ち昇っている。
彼女は呟いた。
「……もし、あの人が“理”を裏切ったのだとしても――
私が、それを確かめる」
雨の匂いがした。
アルテアは傘も差さず、灰の街路へ歩き出した。
灰の塔の地下は、上層の清潔な研究室とは別の匂いがした。
金属の焦げた匂い、血と油と薬品の混ざった空気。
王立学院の誰もが立ち入りを許されない場所――
“灰の犬(グリムハウンド)”の収容区画。
鉄格子の向こうで、
誰かが低く笑った。
剃り上げた頭に傷が走り、
その目は獣よりも冷たい。
「アーレン・グレイヴ、だと?」
短くつぶやく声に、傍らの黒衣がうなずく。
「学長からの直令だ。
標的はレナードを発ち、王都に向かっている。
“再現体”を伴って、だ。」
「再現体……あの禁忌を、まだ追うとはな」
部屋の奥の扉が開く。
足音とともに入ってきたのは、
黒衣に身を包んだ中年の男だった。
鋭い目元、右腕に刻まれた灰の紋章。
“灰の犬”部隊長――バルク・イェルド。
「無駄口はいい。命令を伝える」
バルクの声は低く、金属のように乾いていた。
「目標:アーレン・グレイヴ。
優先順位一位、確保。
ただし抵抗した場合――排除を許可する。」
沈黙が広がる。
誰も質問しない。
この部屋の掟は、
命令を理解することではなく、実行することだった。
バルクは腰の懐中符を開く。
内部に刻まれた文面が、
淡い光で浮かび上がった。
署名は――アストレア・ヴェイル。
「……“理は人の手に戻れ”。
学長のお言葉だ」
その一文だけで、部屋の空気が変わる。
沈黙のまま、全員が立ち上がった。
鎖の音、金属の擦れる音。
武具を装着し、灰の外套を羽織る。
誰も表情を変えない。
感情を持つことを許されない“理の兵”。
バルクは最後に灰色の仮面を手に取り、
静かに呟いた。
「アーレン。
おまえの理が神を目指すなら、
俺たちはその神を殺す理だ。」
扉が開く。
地下の冷気が一気に吹き込み、
松明の炎が横に流れた。
外は夜明け前の風。
塔の影が伸び、
その先には王都の街灯がぼんやりと光っている。
灰の犬たちは、ひとりまたひとりと歩き出した。
足音は音もなく、
まるで灰が地に落ちる音のようだった。
通信符が、夜の部屋を淡く照らしていた。
アルテアは机の上に広げた地図の上で、
淡い光の文面を見つめていた。
『灰の犬部隊、発進確認。
標的:アーレン・グレイヴ、再現体。
指揮官:バルク・イェルド。
目的:確保――抵抗時、排除を許可。』
指先が、わずかに震えた。
その報せが意味するのは、
“学院が観察を捨て、理を狩りに出た”ということだった。
「……早すぎる」
小さく息を漏らす。
まだ報告も完了していない。
王都から正式な承認が下りる前に、
アストレアが独断で部隊を動かした。
窓の外は雨だった。
冷たい水滴がガラスを叩き、
街灯の光がゆらゆらと揺れる。
アルテアは額を押さえ、
椅子の背にもたれた。
彼女の脳裏に、アストレアの声が響く。
『理に情を混ぜるな。情は誤差だ。誤差は死を招く。』
その言葉が、今ほど遠く聞こえたことはなかった。
⸻
机の端に置かれた懐中時計を開く。
銀の蓋に刻まれた文字――
《To observe, not to judge(観測せよ、断ずるな)》
それはかつて、アーレンが贈った言葉だった。
学院に入る前、彼女がまだ理想を信じていた頃。
その時計の針が、静かに音を刻む。
カチリ、カチリ――と。
「……アーレン」
声が震えた。
「どうして、あなたはあの時……塔を出たの?」
誰も答えない。
ただ雨が窓を叩く音だけが、静かに響いていた。
⸻
アルテアは立ち上がり、コートを羽織った。
通信符を封じ、懐中時計を胸にしまう。
目の奥には、冷たい光が宿っていた。
「学長がどう動こうと、私は私の観測をする」
その言葉は小さく、
だが確かな意志を帯びていた。
扉を開けると、廊下の先で誰かが待っていた。
若い補佐官が敬礼する。
「アルテア様、出撃命令は――」
「聞こえている。……私は追う」
「え?」
「“排除”ではなく、“確かめる”ために」
そのまま足音を立てずに歩き出す。
雨音が高くなる。
灰の塔の影が、夜の空にぼんやりと浮かんでいた。
⸻
塔の外に出た瞬間、冷たい風が頬を打った。
灰色の雲の向こうで、
遠くの雷光が地平を照らす。
アルテアはひとり、
その光の方角――アーレンたちの進む街道を見つめた。
その視線は、
命令ではなく、祈りに近かった。
「……理がどんな形をしていても。
もしそれが“生きようとする”なら――
私は、見届ける。」
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