創られし命と灰の研究者

都丸譲二

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第6巻 再生の旅一灰の記憶-

第2章 灰を商うものたち

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 ――灰市(はいし)は、朝になると別の街に変わる。

 夜の喧騒が去り、灰を燃やす灯が消えると、代わりに“秩序”が戻ってくる。
 露店は商会印を掲げた屋台に置き換えられ、灰を運ぶ荷車が整然と並んでいた。
 灰はここでは貨幣だ。
 一粒の輝きが一枚の銀貨より高く、一握りで人ひとりの命が買える。

 アーレンたちは朝の通りを歩いていた。
 空はまだ白く霞み、遠くの塔が灰色の海に沈んで見える。

 リュミナが手にした小袋を見つめて呟く。
「……これ、本当にお金になるの?」

 袋の中には淡く光る灰粒。昨夜、セルヴァンの施設から採取したものだ。

「ああ。灰市じゃ“祈灰(きはい)”と呼ばれてる。
 理の加護を再現できるって触れ込みで、信仰の代わりに売られてる。」
 アーレンの声は低かった。

「信仰の代わり……?」

「祈りを失った人間は、信じる対象を“作る”。
 それがこの街のやり方だ。」



 広場では、灰を量り売りする店が並んでいた。
 量り皿の上で灰粒が光を散らし、商人たちは“理反応値”を叫びながら競りをしている。
 人々は祈るように灰を握りしめ、灰の煙を吸い、灰水を飲む。

 ノアが顔をしかめた。
「……これ、病気になるだろ。灰って毒じゃなかったのか?」

「毒だよ。」
 アーレンは短く答えた。
「だが、理が沈黙して以来、人は“理の気配”を求めるようになった。
 灰はそれを感じさせる――幻覚でも、救いになる。」

 リュミナは黙って群衆を見つめていた。
 灰を売る老人、灰を吸う女、灰で作った護符を掲げる子ども。
 誰もが“祈り”ではなく、“理の残り香”を手に入れようとしていた。



 その中央に、一際立派な天幕があった。
 金糸の布に商標の刻印――“ヴァルメリア交易連盟”。
 灰市最大の商会、そしてセルヴァンがその代表だった。

 商人たちが列をなし、秤の前で頭を垂れている。
 中央の玉座のような椅子に、セルヴァンが静かに座っていた。
 昨夜の実験の時とは打って変わり、整った礼装に身を包み、まるで聖職者のような姿だ。

「“理は取引の基準であり、灰はその記録である”」
 セルヴァンの声が広場に響く。
「今日もまた、理に感謝しよう。
 灰を買う者は、己の未来を“観測”する者だ。」

 人々が祈るように頭を下げ、灰袋を掲げた。



 リュミナは息を詰めた。
「……まるで神殿みたい。」

「神じゃない。商いの“祭壇”だ。」
 アーレンの声が冷たく落ちる。
「奴は理を“信仰”から切り離したんじゃない。
 ――“売れるように整えただけ”だ。」

 セルヴァンがふと、彼らの方へ視線を向けた。
 群衆を隔てた距離があるのに、その瞳が確かにアーレンを捉える。
 薄く笑みを浮かべ、口の形で言った。

 ――“また、理を創ろう”。

 アーレンの胸が強く脈打った。
 昨夜の実験で見た灰の少女――ルシアを模した存在。
 あれは、再現実験の試作ではない。
 この街そのものが、“灰生命”を生み出す準備を進めている。



 ノアが声を潜める。
「なぁ、どうするんだよ。これ以上突っ込んだら、また帝国の時みたいに……」

「……止める。」
 アーレンは低く言った。
「このままじゃ、“祈り”まで商品にされる。」

 リュミナが頷いた。
「灰を売る人たちが悪いわけじゃない。
 でも、灰に“理の声”があるなら……それを聞ける人が止めなきゃ。」

 彼女の胸の灰核が、淡く光った。
 その光は、セルヴァンの帳幕を照らすように揺れている。



 ――その瞬間。

 帳幕の奥から、奇妙な音がした。
 低く、脈打つような音。
 まるで心臓の鼓動のような――灰の“呼吸”。

 セルヴァンが立ち上がり、群衆の前で宣言した。

「理は再び、記録を始める!
 ――灰の心臓が、ヴァルメリアに目覚める!」

 広場がざわめき、灰が舞い上がった。
 リュミナの灰核が共鳴する。

 アーレンは顔を上げた。
「……まさか、“あれ”を……!」

 理災で封じられたはずの技術――
 “灰核融合装置”。

 理の記録は、再び人の手で呼び起こされようとしていた。


――灰市には、二つの顔があった。

 昼の顔は祈りを装い、夜の顔は欲望に沈む。
 昼に売られるのは“理の残滓(ざんし)”。
 夜に取引されるのは、“命の模倣(もほう)”。

 アーレンたちはその夜、宿代わりの灰宿(はいじゅく)を抜け出していた。
 灰宿とは、灰を断熱材にした安宿で、外壁に理封符を貼って“安眠”を保証するのが売りだった。
 だが、アーレンは眠れなかった。符盤に記録された灰波形が、何度も震えていたからだ。

「……やっぱり、動いてる。地下から。」

 彼の指先が灰の上をなぞると、粒が微かに光る。
 灰の流れが、まるで“下へ吸い込まれる”ように動いている。

「この街の地脈が変だ。」

 リュミナも頷いた。
「市場の床の下に、何か“呼んでる”感じがする。」

「それ、やめてくれよ……もう帝国の地下はこりごりだ。」
 ノアが肩をすくめる。



 彼らが辿り着いたのは、昼間賑わっていた中央広場の裏手。
 市場の灯が消え、代わりに“青い光”が揺れている。
 灰を液状にして封じた瓶が並び、商人たちが囁き合っていた。

「“灰核”一つで銀貨五十。状態によっては百にもなる。」
「生きた反応があれば、研究所送りだ。」

 声を潜めて交わされる言葉。
 灰核――それは理の“心臓”とも呼ばれる結晶体。
 本来なら帝国でも封印対象だったはずの代物が、堂々と取引されている。

 アーレンは眉をひそめ、低く呟いた。
「……灰を“再生資源”にしてるのか。」

「違うわ。」
 リュミナが顔を上げる。
「これは、灰を“命”に戻そうとしてる……。」

 その瞬間、周囲の空気が震えた。
 瓶の中の灰核が淡く脈動し、灰の粒が光を放つ。
 まるで“呼吸”をしているように。



「見たまえ、これが“理の商機”だ。」

 低い声が響いた。
 振り向くと、そこにセルヴァンが立っていた。
 絹の外套を纏い、手には金の符杖。まるで灰の神官のような姿だ。

「アーレン・クロード。君の噂は聞いている。
 帝国で灰生命を創った男。理の罪人にして、最初の商機を逃した愚者だ。」

 アーレンは表情を変えずに返した。
「理を売る気か。お前たちは、世界を二度壊すつもりだ。」

 セルヴァンは微笑む。
「壊す? 違う。“使う”のだよ。
 帝国は理を支配しようとして滅びた。
 我々は理を“流通”させる。祈りを独占しない。
 ――これは平等な救済だ。」

 その言葉には、狂気ではなく確信があった。



「理の等価交換を、人の手で行う。
 それこそが新しい世界の秩序だ。
 灰を商うとは、理を理解すること――そう信じている。」

 セルヴァンの背後の棚に並ぶ瓶が、一斉に明滅する。
 まるで彼の言葉に呼応するように、灰核が共鳴していた。

 アーレンは拳を握る。
「……お前は理を理解してなんかいない。
 理は取引で動くものじゃない。“記録”で呼吸しているんだ。」

「ならば、証明してみたまえ。」
 セルヴァンの瞳が細く光った。
「この街の理が、私を選ばぬというなら。」

 その時、床の下から地鳴りのような音が響いた。
 青く光る瓶が割れ、灰が漏れ出す。

 リュミナの灰核が反応し、光を放つ。
「……また、灰が……!」

 セルヴァンは笑った。
「見たまえ、これが“記録の流動”だ。
 灰は我々の取引を見ている。
 ――理の時代は、終わらない。」

 灰が吹き上がり、地下市場全体が光に包まれた。



 ノアが叫ぶ。
「アーレン! 床が……!」

 崩れ落ちる天井。
 アーレンはリュミナを抱え、符盤を展開する。

「“固定符陣”――灰層、第五式!」

 光の網が地面を支える。
 灰粒がそれに絡み、一時的に床を安定させるが、波のような脈動は止まらない。

「この反応……まるで、生きてる……!」
 アーレンは息を呑んだ。

 灰はもはや物質ではなかった。
 ――それは、再び“理を記録しようとする意志”だった。



 ――灰が、声を上げていた。

 光と熱が入り混じり、世界の輪郭が溶けていく。
 地下市場の天井が崩れ、瓦礫の間から灰流が噴き出す。
 青く、赤く、金に輝く粒が螺旋を描いて空気を満たす。

 リュミナはその中で立ち尽くしていた。
 足元が揺れる。だが恐怖はなかった。
 灰が、何かを“語ろうとしている”のが分かったから。

 ――……記録ヲ、視ルカ。

 その声は、風のようで、鼓動のようだった。
 リュミナの胸の灰核が共鳴し、強く光を放つ。
 視界が一瞬、白に染まった。



 アーレンは手を伸ばしたが、届かなかった。
 リュミナの身体が灰に包まれ、光の中へ沈んでいく。

「リュミナッ!」

 符盤を展開し、位置波を固定しようとする。
 だが灰流の位相が乱れ、符式が逆流を起こした。
 理の層が幾重にも反転し、現実と記録が混ざり合っていく。

 セルヴァンの声が遠くで響いた。
「見たまえ! これこそ“灰の記録”だ!
 理は過去を忘れず、いまも語り続けている!」

 アーレンは歯を食いしばる。
「やめろ……! 理は、お前の見世物じゃない!」



 リュミナの意識は、光の中を漂っていた。

 音もなく、ただ灰の波が上下に流れていく。
 浮かんでいるのか、落ちているのかも分からない。

 ――……これは、“誰かの記録”。

 視界の先に、光る輪が現れた。
 その中心に立つ人影。白衣。符盤。
 少年のような声が響いた。

「実験第25号、灰生命構造体、反応開始。」

 リュミナの目が見開かれる。
 ――それは、若き日のアーレンだった。



 研究室。
 白い壁に灰の煙が漂い、中央に透明な槽。
 その中で、灰が螺旋を描き、ゆっくりと人の形を形作っている。

 アーレンは符盤を叩きながら、落ち着いた声で言った。
「灰は記録する。ならば、“命”の記録も再現できるはずだ。」

 隣で見守る少女が頷いた。
 栗色の髪、淡い瞳――ルシア。
 彼女の指先が震えている。

「……もし、これが成功したら?」

「世界は変わる。理は死を恐れなくなる。」

 その瞬間、槽の中で灰が光を放つ。
 人の形が息をした。

 だが次の瞬間――灰が逆流した。
 光が爆ぜ、悲鳴が響く。

 ルシアの身体が灰に飲まれ、彼女の瞳が消えていく。

「――ルシア!!」

 アーレンの叫びが、世界を引き裂いた。



 リュミナの周囲の灰が震える。
 記録はそこで途切れ、灰の粒が涙のように落ちていく。

「……あなたは、こんな場所で――」
 リュミナは唇を噛んだ。
 彼が抱えていた“沈黙の罪”が、ようやく理解できた。

 灰が、優しく光る。
 まるで「見てくれてありがとう」とでも言うように。

 リュミナはそっと目を閉じ、囁いた。
「大丈夫。あなたの記録は、まだ終わってない。」



 次の瞬間、光が弾けた。
 アーレンの腕がリュミナを抱きとめる。
 灰の流れが静まり、地下市場の崩壊が止まった。

 彼女はゆっくりと目を開け、微笑んだ。
「見たの。あなたの過去を。……灰が、覚えてた。」

 アーレンは息を詰めた。
 灰が沈黙する。まるで“見終えた映画”のように。

 ――灰は、記録を閉じた。
 だが、その静けさは終焉ではなかった。

 灰の奥で、新しい“呼吸”が始まっていた。

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