異世界の女騎士と女奴隷が俺の家に住むことになったがポンコツだった件

コペルニクス

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レベル1.異世界の女騎士が俺の家に住むことになったがポンコツだった件

12.女騎士と手料理

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「食材……買ってきたっす……」

 息を切らしながら戻ってきた渚は、片手に巨大なビニル袋を下げていた。
 中には肉やら野菜やらがゴロゴロ入ってる。
 料理対決決定後、彼女は自らが調理するための材料を調達しにわざわざ今日俺達が行ってたスーパーに出かけていたのだ。
 もはや寄り道の定義を完全に通り越している気がするが、もういいだろう。

「おかえり。もうリファは調理始めてっぞ」
「んなっ! 卑怯っすよセンパイ! 勝負なんですからそこは平等にしてもらわないと!」
「あいつには色々教えないといけないことがあるから時間かかるんだよ。そんくらいのハンデはくれてやれ」
「くぬぬぬ……まぁいいっす。どっちみち勝つのはあたしだし」
「随分と強気な、お前」
「クッ○パッドで常連投稿者のあたしの実力をなめないでくださいよ」

 それ実力あるっていうの? いや、あれはたしかに便利だけどさ。
 渚は不敵な笑みを浮かべながら台所という戦場へと赴いた。

「おぉ、おかえり渚殿」

 入ってきた渚を笑顔で迎えるリファ。
 彼女は俺が渡した青色のエプロン(親のお古)をつけ、人参を刻んでいる真っ最中だった。
 鮮やかな手つきでトントントンといちょう切りにしていくリファを見て渚は何故か頬をふくらませる。

「まるで奥さんじゃん……」
「ん?」
「なんでもないしっ! センパイあたしにもまな板と包丁!」
「ねぇよ」
「はぁ!?」

 俺の単純な回答に彼女は素っ頓狂な声を上げる。

「ないってどういうことすか! 料理対決なのにあたしだけ調理道具ないって!」
「一人暮らしなのに何本も包丁とまな板常備してるわけねぇだろ。リファが終わったらそれ使え。それまでは別の作業してろ」
「そんなぁ、こんなとこでも不公平なんて……」
「ここで料理対決なんておっぱじめたのは他ならぬお前だぞ。甘んじて受け入れろ」

 ちっ、と渚は舌打ちするとブツブツ言いながらスーパーで買ってきたものを台所に並べていく。

 豚肉 150g
 じゃがいも 1個
 大根 1本
 人参 1本
 しらたき 1パック
 油揚げ

 何を作るつもりだと思ったが、こいつもリファと同じく「秘密!」の一点張りだった。

「材料はこれでだいたいオッケー。センパイ、味噌とほんだし借りるっすよ」
「いつか返してくれんのかよ」
「出世払いでお願いします」
「今すぐ出世払いの意味を辞書で引け」

 まぁ、味噌も本だしもそこまで使うわけじゃないから別にいいんだけど。

「じゃああたしは材料切れないから……肉炒めますか。センパイ、鍋」

 助手にメス、みたいな口調で言ってんじゃねぇよまったく。
 俺は冷蔵庫の隣にある戸棚から、片手鍋とついでにボウルを引っ張り出して彼女に手渡した。

「よし、では……」

 彼女は豚肉をトレイから出すと、手でブチブチと一口大の大きさにちぎっていく。

「次は、油引いて……センパイ油は?」
「……そこにオリーブオイルがある」
「うーん、できればここはごま油にしたいとこなんですけど……」

 でも僕はオリーブオイル!

「まぁいいや。とにかくこれで、肉を炒める……と」

 鍋に少量オリーブを引き、よく染み渡らせる。
 そして、着火。
 ボッ、と鍋の下に出現した青白い炎に、材料を切っていたリファは肩を震わせた。

「それが……火を起こすキカイか?」
「これはガスだな。シャワーでお湯出すやつと同じ」
「ほほぉ、面妖な……」
「なに、リファっちコンロの使い方も知らないわけぇ?」

 そこで渚はにまぁ、と笑ってリファを小馬鹿にするように言う。
 だが言われた方は怒るでもなく、むしろその真逆の反応を返した。

「ああ! このような興味深いキカイを見たのは初めてだ。そこのスイッチを押すだけで簡単に火を起こせるとは……いやはや、驚きだ」
「……」

 引きつった表情をする渚の肩に俺は手を置いて諭す。

「諦めろ渚。あいつにその手の煽りは通用しない」
「別に煽ってないっす」

 不機嫌そうに俺の手を払いのけると、肉を炒める作業に取り掛かった。
 だがその時。

「渚殿。こちらは材料を全部切り終えたから、こちらの道具も使ってよいぞ」

 リファがまな板に置かれている刻まれた人参をボウルに移しつつ言ってきた。
 ボウルには既に切られた鶏肉、角切りされたキャベツとじゃがいもが入れられていた。

「え? マジ? そっか、えっとじゃあ……センパイ!」

 動揺した渚は慌てふためいたかと思うと、いきなり木ベラを俺に押し付けてきた。

「ちょ、何のつもりだよ!」
「センパイは肉炒めてて! あたしは大急ぎで材料切ってからそこに入れてくんで! 焦がさないようにしてくださいよ!」
「いや、これお前の手料理……」
「リファっちにもハンデがあるんなら、あたしにもコレぐらいのハンデくれたっていいっしょ!?」

 あー、こいつハンデの意味絶対わかってねぇわ。日本語能力皆無だわ。
 やれやれしょうがねぇな。
 俺は呆れながらも、渚に代わって鍋の中の肉を木ベラで素早く動かす。

「マスター。差し支えなければ、私にも鍋を使わせてくれないか?」
「え!? ああ、そっか……んーっと」

 俺は再び戸棚を開けて奥の方から大きめの寸胴鍋を取り出した。

「じゃあ、これ使え」
「おお、かたじけない」
「ちょっとセンパイ! そっちの方がなんかでかくないすか! なんでこっちは片手鍋なのにリファっちだけ……」

 いちいちうるせぇな。鍋の大きさごときでピーピー喚いてんじゃねぇよ。
 だいたい鍋がでかけりゃいいってもんでもねぇぞ。
 料理の後のだるい食器洗い……こんな底の深いもん隅々まで汚れを落とさねばならんと思うと吐気がする。
 だから入居した時に母から持たされたものの、今に至るまでほぼ使ったことはない。

「よし、ではこれに水を入れて……」

 リファは鍋を両手で持って水道の蛇口をひねり、約4カップ分くらい水を溜めるとそれを俺の隣のコンロに置いた。

「えっと、このスイッチを押すんだったかな」
「正確には押しっぱなしな。5秒くらい押し込んどけ」
「うむ、わかった」

 リファはコンロのスイッチを親指でグッと押し込む。
 シュボッと音がして、鍋の下に青白の炎が現れた。

「……もういいかな。では離して……と。これで良いのか?」
「ああ、上出来だ。あとはそこのハンドルで火の強さを調節していってな。あと火を消す時はさっきのボタンを押すだけでいい」
「火量も調節できるのか……これなら料理も一段とやりやすくなるな、マスター!」
「お役に立てたようで何より」

 ま、とりあえず普通に使いこなせてるみたいでよかった。
 これで火事とか起きたら目も当てられなかったもんな。
 ――ドサドサドサッ!
 と思っていた矢先に目の前の片手鍋に、刻まれた大根と人参、じゃがいもが投げ込まれてきた。

「ぼさっとしてないでくださいよ。口を動かしてる暇あったら手を動かしてください」

 素材を切り終えた渚が偉そうに言ってきた。へいへいわかってますよ、と俺は返事を返して炒め物に専念する。
 横の渚を見ると、彼女はしらたきを水洗いしている最中だった。
 なんだかそっちのほうが簡単な作業ばっかやってやしませんかね……。どっちが料理やってんだかこれもうわかんねぇな。

「マスター、さっきの『コンソメ』とやらはどこに……?」
「ああ、はいはい」

 コンソメについては俺がスーパーでリファに教えた。
 簡単に風味豊かな味付けができるという魔法の調味料だということを聞いた途端、彼女は喜んでそれをかごに入れてきた。
 味について正確なところを知っているわけではないが、これから作る料理を以て味見ってことにするんだろう。
 リファはぶくぶくと沸騰してきた鍋に固形コンソメを1つ落とすと、おたまを使ってぐるぐるかき回せ始めた。
 ここまで来て察するに、リファの方はスープか何かかな? にしても本当に手慣れてる感じだな。色々心配だったけど、杞憂だったか。
 かくいう渚の方はというと、炒めていた肉も野菜もほんのりと色が変わってきたところで、洗っていたしらたきを投入。

「よし。あとはこれを……」

 彼女は水を3カップほど片手鍋にぶち込み、ようやくそこで俺とポジションを交代した。

「センパイ、アク抜くんでおたまもう一本」
「だからないっての……ここはお前んちの実家じゃねんだよ」
「ああもう、じゃあスプーンでもいいから! 早く! これで味が落ちたらセンパイの責任ですよ」
「へいへい」

 俺は言われたとおり大きめのスプーンを彼女に手渡す。
 ひょいひょいとこれまた小慣れた手つきで渚は水面に浮いたアクを掬っていく。
 対するリファの方は、既に鍋へ切った食材を投入させており、後はじっくり煮込むのみとなっていた。

「ひとまずこれで。後はしばらくこのまま煮続ければ完成だ」
「そっか。ずいぶんと早かったな」

 えっへん、とリファは胸を張った。  

「これくらい朝飯前だ。ささ、そろそろ食卓の準備をしないと」
「そうだな」

 俺は今日100均で買ってきた深皿を3枚並べ、リファは濡れ布巾でちゃぶ台をきれいに吹く。

「渚、器は何用意する?」

 俺はアク取りを終え、鍋に蓋をして同じく煮込みのフェイズに入った渚に訊く。

「え? あ、じゃあお椀で」
「ほいよ」

 渚の指示通りにお椀を3つ用意し、ついでに割り箸2本とスプーン1本を用意。
 もちろんスプーンは、箸が使えないリファ用だ。
 これで、準備は全て整った……のかな。
 あとは、完成するのを待つだけだ。


 ○


 それから十数分後。
 我が家のちゃぶ台には、リファと渚のお手製料理が並べられていた。

「ポトフと……豚汁か」

 ホカホカと湯気を立てているそれらはどちらも美味しそうな匂いがする。
 リファの作ったポトフは、コンソメのさっぱりした香りと、たっぷり詰まったヘルシーな野菜が豊かなハーモニーを奏でているよう。見ているだけでも体の芯から温まりそうだ。
 渚の作った(?)豚汁も、赤味噌のいい匂いが鼻孔をくすぐってくる。そしてボリューミーな豚肉がゴロゴロしており、非常に食べごたえがありそうだ。
 だが……。

 汁物、ダブっちゃったかぁ。

「ど、どうだマスター? うまく出来てるだろうか?」
「ちょっとセンパイ? せっかくあたしがここまで頑張ったんだからもっと嬉しそうにしてくださいよ」

 俺の微妙な表情を見て、不安になったのか二人は怪訝にそう言ってくる。

「いや、ごめん。別に嬉しくないわけじゃないさ。ただやっぱ献立は前もって教えてもらえたら良かったかな、と」
「あ……まぁ。そうだな」
「確かに……リファっちが最初からポトフ作るつもりだったんなら、あたしはコロッケとか天ぷらとかにすればよかったかも」  

 揚げ物は周囲が汚れるし後処理が大変だからやめれ。
 と言うのはさておき、せっかく作ってくれたのにこの微妙な雰囲気は良くない。
 食事は皆で楽しく、だもんな。

「でも嬉しいよ。女の子に料理作ってもらうなんて生まれて初めてだし。すごく美味しそうだし」
「ふーん……」

 渚がいたずらっぽく笑ってちゃぶ台から身を乗り出してきた。

「だったら、あたしがこれから毎日センパイに豚汁つくったげましょーか?」
「いや、流石に毎日豚汁はちょっと……」
「ぷー。言ってくれれば喜んでやるのに」

 喜びもしないしやってほしくもねぇよ。親切の押し売りダメ絶対。

「リファっちはどうなのよ~。センパイのために毎日味噌汁作ってあげられる~?」

 ニヤニヤした顔でまた渚は彼女を煽る。
 だからさっきも言っただろう。そいつにその手の煽りは効果がないって。
 案の定リファはポリポリと頬をかきながら、はにかんで答えた。

「味噌汁……というのはよく知らないし、毎日作ってあげられる約束もできないが……私は、そのためにもっとこの世界の料理のことを知りたい……かな?」
「うっ」

 予想外と言ったように渚は怯んだ。

「まだ私はここに来たばかりで、料理についても知らないことが山ほどある。このポトフだって、うまく作れはしたが、これの他に知ってるレシピは正直そんなにないんだ」
「リファ……」 
「だけど、私も渚殿と同じようにマスターに毎日料理を作って食べてもらいたい。だから、当分はマスターを満足させられるように、料理のことも、それ以外のこともしっかり学習していきたいと思う」
「……」

 完全なカウンターアタックを決められて大ダメージを食らった渚さん。もはや声も出ない。
 まだ俺は二人の料理に口すら付けていないが、こりゃもう半分勝負決まったようなもんじゃね?

「と、とにかくっ!」

 リファの反撃によってしばらく放心状態にあったらしい渚は意識を取り戻した。

「これは勝負なのよ勝負っ! あたしとリファっちの料理対決! 忘れてないセンパイ?」
「アッハイ」
「ルールは単純、センパイにどっちの料理が美味しいか決めてもらう。そんだけ。ほら、センパイ。どっちからでもいいから早く食べてみてくださいよ!」

 わかったよもう。
 二人はすごい目つきで俺を見てくる。
 リファは不安と焦燥が入り混じり、その上でうまくいってほしいという懇願の感情がひしひしと伝わる目。
 渚は負けるはずがないという謎の自信に満ち溢れた、勝利を確信している目。
 うぅ、気が重い。これどっちが勝ってもやな展開にしかならないだろ……。
 俺はスプーンを手に取り、そっとリファのポトフを口に運ぶ。
 ゆっくり野菜と鶏肉をコンソメスープとともに咀嚼し、飲み込んだ後、一息。
 そして無言で今度は箸に持ち替え、渚の豚汁に手を付ける。
 肉を噛み、その脂のたっぷり染み込んだ汁をすすって、また一息。

「ま、マスター」
「さ、どうなの? センパイ!?」

 おどおどしながら訊いてくるリファと判定を急かす渚に対し、俺は顔を伏せてしばらく考え込む。
 やがて面を上げ、彼女らの手料理の感想を述べた。

「そうだね、どちらも甲乙つけがたいと言ったところかな。味はどちらも俺好みなんだけど豚汁はこってり、ポトフはあっさりしてるから結局は薄味が好みか濃味が好みかの問題になってきちゃうんだよね。俺的には後者が好みでよくそっちの食品を口にすることが多いんだけど久しぶりにこういうヘルシーなものを食べるとそちらにもやはり見逃せない魅力というものがるんだなぁと再認識したよ。つまりどういうことかって言うとやはりどちらにもいいところがあって、一概には言えないっていうことなんだよね。大体料理対決とは言うけど、そういうのって普通同じメニューで競うものじゃないのかな? でないと正確な比較ができないじゃん? これじゃあ数学のテストの点数と国語のテストの点数で争っているようなもんだよ。ぜんぜん違うだろ? 根本的なところから間違ってんだよこの企画。まぁそれは置いておいて味のレビューに戻るけど、まず豚汁だが明らかに味噌入れ過ぎだよコレ。さっき濃い目の味が好みと言ったけど、それでもこのしょっぱさはちょっとないよ。味見しながらやった? なんでこう人に味を聞く前に自分で味見しない奴っているのかなぁ。理解できないよ。まぁそれさえ除けばうまく出来てるとは思うけど。んでリファのポトフだけど、ちょっとこれは野菜の切り方が大きすぎだね。食べる時俺がかなり大口開けてたの見たろ? 別に風味がこれによって劣るわけではないけれど、人に食べてもらうからにはもう少しその辺配慮した方がいいんじゃないのかなと思ったよ。あ、ところであのコンソメだけどやっぱ1個じゃ足りないね。全然味がしない。薄味ていうかこれじゃもはや無味って感じになっちゃうよ。まぁこの辺は目安量をよく教えてなかった俺の責任だけど、それだけに残念だなぁと思う一品だね。まぁそんなに気にすることはないって。俺自身一人暮らし始めて最初の頃は料理はからっきしダメだったさ。家庭科の授業で調理実習とかやったけど、まるで活かしきれてないね。先生が怖くてまるで講義の内容が耳に入ってなかったせいもあるかもしれないけど、ははっ。いやマジであの先生怖いんだよ。怒るとじゃがいもの芽を千切って生徒の口に投げ込もうとしてくるんだぜ? 一見危険そうに見えるけど、そん時の俺達ってじゃがいもの芽に毒があるなんて知らなかったからてっきり先生が投げるそれをお口でキャッチするゲームだとばかり思ってたわ。それで今の今まで死人が出ないのが不思議だったね。いや俺も口にしちゃったことがあるだけにその事実を知った時はガクガク震えたもんだぜ。ところでじゃがいもの芽ってなんで危険なのにスーパーの売り場とかそういうこと明記しといてくんないのかな? おかしいよね? 下手したら死ぬんだぜ? もしそこのスーパーで買ったじゃがいもで死んじゃったらそこの店長責任取れんのかよって話だよ、いや本当。……えっと、あれ? なんでじゃがいもの芽の話でこんな盛り上がってるんだっけ? あっとそうだ、家庭科の先生の話してたんだったね。すっかり脱線してたわ。そうそう、今あの先生フランスにレストラン開いてるらしいんだぜ? こないだFacebookでたまたまあの先生の名前が『知り合いかも』のところに出てきてさぁ。まさかと最初は思ったけど、投稿された写真を見た時はびっくりしたなぁ。しかも文章も全部フランス語で何言ってっか全然わかんなかったんだけどね、あはははははは。いるんだよね~、Twitterとかインスタでも日本人としか話さないくせに調子こいて英文で投稿してカッコつけてるやつ。俺英語できますよアピールしたいんだろうけど、はっきり言ってサムい以外の感想出てこねぇわ。どうせグーグル翻訳か何かに日本文ぶっこんで訳した文章乗っけてるだけだろぉ? ほーんと、そうまでして自分をよく見せたい奴らの神経が理解できねぇんだよな。『いいね』ボタンより『どうでもいいね』ボタンがあったら俺は迷わず連打するね。どうでもいいといえば、どうでもいい話なんだけどここまで俺の文章読んでる奴っているの? いる? いるわけねぇよな。だいたい小説家になろうの小説ってみんな見栄えを気にするがためにワンセンテンスでいちいち段落下げるくれぇのことしてるのにここまで読みにくい文章を誰が読むって言うんだよ。いたらそいつはよほどの暇人だぜ。お、何だお前らその目つき。わかったぞ! 最も暇なのはこんな駄文書いてるこの作者だとか言いてぇんだろ! そうだよなぁ。そのご意見はごもっともだよ。ここまでくっだらねぇこと貴重な時間犠牲にして書き綴ってる行為がどれだけ時間の浪費と呼ぶにふさわしいか……。わかってる。わかってんだよそんなこと! 本当はこの小説みたいにいろんな女の子とキャッキャウフフしたいと思ってるよ! でもできねぇんだよ、できねぇからこうやってその妄想を字に起こしてんだよ! 悪いか!? 書いてる間は楽しいんだよ! それが小説だろ? でなきゃこんな金にもならねぇ文章を寝る時間削ってまでわざわざ書いたりしてねぇよ……。ん? 何? 途中から作者の独白に変わってるって? 馬鹿野郎そもそも主人公ってのは作者を写す鏡みたいなもんだろうが。だから主人公=作者。作者=俺なの。いちいち野暮なことツッコんでんじゃねぇよ。はぁーもう明日からまた仕事だよ。本当は国民の休日なのに会社行かなきゃならねぇとか俺本当に国民かよ。否、俺は国民ではない!? 非国民!? くそぅ、俺はこの国の人間としてすら認められないというのか!? ならいいだろう……俺を認めない国など滅べばいい……俺がこの手で破壊し尽くしてやるわ! 本気を出した俺の力を侮るな……その気になれば消費税率を20%に上げてやるし、コミケ開催も永久停止させてやる……アニメの声優は全員棒読みアイドルに限定させるし、しまいにゃプ○キュアの次回作の脚本を虚○玄か岡○麿里に担当させてやる……どうだ、恐ろしいだろう……もうすぐこの恐ろしい野望が現実のものとなるのだぁ……さぁひれ伏せ愚民ども。無様に地に這いつくばって俺様に媚び、従うがよい……お前達下賤な輩が生き残る道はそうするしかないのだ……。クックックッ………黒マテリア」



「うっ、うまい! 渚殿の豚汁とやら、かなり美味だな! こんなもの初めて食べたぞ! さすがは渚殿だ!」 
「リファっちのポトフも全然イケてんじゃん! 健康にも良さそうだし、マジサイコー! あ、ちょっと写真撮っていい?」
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