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第38話 恋人の前で女神たちとオナニー三昧★

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「ふっ、そもそも変態行為で対抗する必要はなかったわ。私には他にも得意分野はあるのだから。ね? 神人くん、大学受験を考えて勉強しましょう! 全国模試一位の私が勉強を教えてあげるわ!」

 弥美は性奉仕の分野で勝ち目がないことを悟って、対抗する分野を変えた。
 勉強ならば、まず間違いなく他の神たちよりも勝っているだろうと思い、勉強を口実に神人との一緒の時間を増やそうとした。
 だが……

「の~、ベイビ~様ぁん♡ わっちな~、各国の機密とかクソ重いデータ捨てたから色々な情報入手したぞ~? テスト勉強ならどの分野でもまかせるがよい! なんだったら、ベイビー様が受験の時は、センター試験の問題や東大の入試問題も入手してやるのだ♡」

 完全に神人にデレデレになって、神人の膝の上に転がって子供のようにベタベタと甘える全知全能の神が居た。

「コンッ!? あ、あなた、なんで、神人くんの膝の上でゴロゴロしているのかしら! 私がしたいくらいよ!」
「あん? なんだ~、愛全家の娘~。わっちが大好きなベイビー様とラブラブイチャイチャしていて何が悪い?」
「んなっ!?」
「そもそも、ベイビー様は、日に何時間も暇があればパソコンをカチャカチャいじっているぐらいパソコンを……すなわち、わっちのことが大好きなんだからな~」

 ブチッと、弥美の中で何かが切れた。


「はあっ? あなた、ついこの間まで自分は核兵器をも自由に発射できるとか、産業の混乱がどうとか、私の家がどうとか……っというか、不遇な扱いを受けている同胞云々とかどうしたのよ!?」

「あん? あ~、アレか。ん~、まっ、今はいーじゃんと思っただけだ」

「……はっ?」

「いや、同胞を救うために色々考えてはおるが、わっちはクーデターのためのデータを消去して、エロデータばかりを入手してしまったばかりに、あまり大きな動きもできんし~、今はせっかく覚醒したのだから、ベイビー様とイチャラブして過ごすのも良いと思っているだけじゃ♡」


 さも当たり前のように言うコンの態度に、弥美は驚いて言葉を失ってしまう。
 そんな弥美に当てつけるかのように、コンはゴロゴロとしながらも、神人の指をチュパチュパ吸ったり、神人の手を自分の小さなふくらみの胸や、湿ったパンツの上に誘って、濡れた女性器の筋を指でなぞらせたりした。

「あん♡」
「んもう、コンってば、弥美さんと喧嘩しないでよ~。それに、ゴロゴロしながら俺にブラインドマンタッチさせてるし~」
「だってぇ、ベイビー様も好きであろう?」
「べ、べつにそんなこと、や、やわらかいけど……」
「もっと弄ってよいぞ? むしろ、舐めても……あっ、それともUSBチンポを差し込むか? それなら、いつでも準備万全だぞ♡」

 そう言って、下着を指でズラして女性器を解放するコン。
 同時に唇をすぼめておねだりするように神人に訴える。

「のう、ベイビー様。いれる前に、チューじゃ。マウス・トゥー・マウスじゃ♡」
「コン~……そんな、は、恥ずかしいよ……」
「んもう、ぅい奴じゃ♡ 余計にそそられるわい♪」

 一体何をどうすれば、あの世界を混乱に導こうとしていたコンがこれほど猫のように甘えるのか、弥美には皆目見当もつかず、ただ嫉妬する感情も失せるほど驚いて呆然としてしまった。





 さらに……

「そ、そうよ! 私は自分の特性を忘れていたわ! 私は女子校生……花のJKよ! 道具と対抗してどうするのかしら? そう、女子校生は女子校生らしいお付き合いを神人君とすればいいのよ。デートとか、学校で隠れてイチャイチャとか……そう、それがあったわ!」

 正攻法に、道具では真似できない女子校生という肩書を使って神人と過ごそうと決意すれば……

「あは、んひっ♡ マジ、ダーリン、ウチに興奮しすぎだし♡ そんなに、ウチとの制服エッチに興奮したん? ウケる♡」
「はっ、ん、ドール! ドールぅぅぅ!」
「えへ、んな、あん♡ がっつかなくても逃げねーし♡ いっぱいヤラせっから、後で買い物な♪ 黒ギャルマンコで腹いっぱいになったら、何でも買ってくれよ~♡」

 学校の体育倉庫で、ギャルJK姿の褐色肌のダッチワイフが、制服着崩した格好で神人と交わっていた。

「んもう、まさか、ドールが学校についてきちゃうなんて……しかも、学校のギャルたちと友達になっちゃうし……」
「ん、あん♡ へへん、今度、ダーリン様に紹介してあげるよ。ウチが、ダーリン様のチンポマジで神って言ったら、あいつら、今度自分たちもヤッてみたいとか言ってたし♡」
「って、何を言ってんだよ! 俺、弥美さんと付き合ってるんだから!」
「はっ? セフレでいーんじゃね? こんど、らんこーっしょ♡」
「ダメだよ! ちゅぷ、ちゅるちゅる」
「んはっ!? そーいいながら、ん♡ ウチのおっぱい吸いながら、パコパコハメてやんの♡ エッロ♪」
「だ、だって、悔しいけど、ドールのおっぱい美味しいし、オマンコも気持ちいいし……」
「へへん♪ そりゃ、ウチはダッチワイフで、オナニー専用だし♪」

 褐色の肌から顔を出す、ピンク色の乳首と女性器。
 男の性欲を処理するという目的のために生み出されたダッチワイフだからこそ、造形も全て男を魅了するには申し分のない形の整ったモノと色をしている。
 
「ね、ねぇ……ドールだったかしら……」
「あん♡ あっ、恋人ちゃん、マジ空気読むし。今、ダーリン様、ウチの乳とマンコに夢中ッしょ♪ つーわけで、今日はオナニーした後は買い物もするし、あんた帰れば? んっ、あん、やべ、ウチも気持ちいいし♡」
「はっ!?」

 もはや口をあんぐりと開けたまま固まる弥美。
 制服デートや制服エッチを、いつの間にか自由に外も出歩けるダッチワイフのドールが行ったりしていた。
 いや、それどころか、ドールは学校のギャルと仲良くなり、更には神人の逸物の自慢まで行っている。
 そもそも、自分が神人と付き合っていて、この学校では誰もがそのことを知っている。
 なのに、ドールがそんな話を学校の連中にしたら、神人はどうなる? 自分は? 
 これまで、学校中公認のカップル(弥美自称)であり、それを羨まれたり、冷やかされたりする日常が、弥美にとっては心地よかったのだ。
 だが、もし、ドールの噂が広まってしまえば、自分は? 浮気されたとか、フラれたとか、二股されたとか、よくない噂が流れるのではないか?

 ……と、本来なら、そんな心配をしたり考えたりするのだが、今回ばかりは違った。

 今の弥美には、この神々に対する言いようのない感情以外のことは頭になかった。
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