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第1章
02 超勇者からゴォダッツ!
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固有スキルを取得した俺は取り合えず、街に戻っていた。
固有スキル『ゴォダッツ』。
人の固有スキルを奪う能力。
この世界の強さの基準において、なかなかのウェイトを持つ固有スキル、それを奪う固有スキル。
もし使い方を間違えれば、他の人間に命を狙われることになる可能性だってある。それくらい強力なスキルだ。
だけど、持ったからには試したい!
うーん、どうしたものか…………。
うんうんと唸っていた時──
ドンッ!
「いっつつ……」
人にぶつかった。
「あー、ごめんごめん」
俺はとりあえず謝る。
「あ? ごめんごめん? ごめんなさいだろうが!? 舐めてんのか糞ガキ!」
えぇ……どちらにも非はないぶつかり方にも関わらず、あまりの言いようだった。
前を向くと、相手も俺と同年代のように見えた。
ちょっとムカっときた。
「すまそ、すまそ。まぁどっちも悪かったってことで。そんなカッカすんなって」
トントンと肩を叩き、俺は彼の横を通り過ぎる。
俺は大人だなあ……!
しかし、肩をガシッと掴まれる。
しぶしぶ後ろを振り向くと、
「君、待とうか……、俺が誰だか知らない? 勇者だよ? 超勇者グリード・グランベルクだよ? 君たちゴミとは訳が違うんだ。さぁそれがわかったら土下座でもなんでもしたらどうだい?」
などと、ぬかしてきた。
確かに……よく見ると、奴の服は相当豪華な作りだ。
なんか知らんけど、こいつ腹立つな~。
今気づいたけど、周りの女達が目をハートマークにしてグリードを見つめている。
「きゃー、グリードさまぁ!」
「こっち向いてぇー!」
……余計に腹が立ってきた。
……あっそうだ! こいつにゴォダッツ使ってみるか!
勇者だから、めっちゃ強いスキルを持ってるに違いない!
えーと、確か使用方法は、
ゴォダッツと、叫ぶ(心の中でもオーケー)
相手の手に触れる。
終わり。
よし、
「グリードさん! あの超勇者の!? すみませんでした!! 数々のご無礼をお許しください!!」
「ふん、分かれば良いのだ!」
と、得意げなグリード。
「あのー、グリードさん?握手お願いできませんかねー、グリードさんみたいな素晴らしい人と握手して、僕も冒険者として成長していきたいと思っていまして~」
「ふん、よかろう!」
グリードは嬉しそうに、手を差し出してきた。
(ゴーダッツ!!)
俺はその手を掴む。
ピロリロン! と、スキル習得音が聞こえた。
どうやら、成功したようだ。
「ではでは、ありがとうございました~」
「あぁ」
グリードと分かれ、早速メニューを開き、スキルを確認する。スキル欄には新しい項目が追加されていた。
『経験値1000倍ボーナス』
ファーwwwwwwwwwww
固有スキル『ゴォダッツ』。
人の固有スキルを奪う能力。
この世界の強さの基準において、なかなかのウェイトを持つ固有スキル、それを奪う固有スキル。
もし使い方を間違えれば、他の人間に命を狙われることになる可能性だってある。それくらい強力なスキルだ。
だけど、持ったからには試したい!
うーん、どうしたものか…………。
うんうんと唸っていた時──
ドンッ!
「いっつつ……」
人にぶつかった。
「あー、ごめんごめん」
俺はとりあえず謝る。
「あ? ごめんごめん? ごめんなさいだろうが!? 舐めてんのか糞ガキ!」
えぇ……どちらにも非はないぶつかり方にも関わらず、あまりの言いようだった。
前を向くと、相手も俺と同年代のように見えた。
ちょっとムカっときた。
「すまそ、すまそ。まぁどっちも悪かったってことで。そんなカッカすんなって」
トントンと肩を叩き、俺は彼の横を通り過ぎる。
俺は大人だなあ……!
しかし、肩をガシッと掴まれる。
しぶしぶ後ろを振り向くと、
「君、待とうか……、俺が誰だか知らない? 勇者だよ? 超勇者グリード・グランベルクだよ? 君たちゴミとは訳が違うんだ。さぁそれがわかったら土下座でもなんでもしたらどうだい?」
などと、ぬかしてきた。
確かに……よく見ると、奴の服は相当豪華な作りだ。
なんか知らんけど、こいつ腹立つな~。
今気づいたけど、周りの女達が目をハートマークにしてグリードを見つめている。
「きゃー、グリードさまぁ!」
「こっち向いてぇー!」
……余計に腹が立ってきた。
……あっそうだ! こいつにゴォダッツ使ってみるか!
勇者だから、めっちゃ強いスキルを持ってるに違いない!
えーと、確か使用方法は、
ゴォダッツと、叫ぶ(心の中でもオーケー)
相手の手に触れる。
終わり。
よし、
「グリードさん! あの超勇者の!? すみませんでした!! 数々のご無礼をお許しください!!」
「ふん、分かれば良いのだ!」
と、得意げなグリード。
「あのー、グリードさん?握手お願いできませんかねー、グリードさんみたいな素晴らしい人と握手して、僕も冒険者として成長していきたいと思っていまして~」
「ふん、よかろう!」
グリードは嬉しそうに、手を差し出してきた。
(ゴーダッツ!!)
俺はその手を掴む。
ピロリロン! と、スキル習得音が聞こえた。
どうやら、成功したようだ。
「ではでは、ありがとうございました~」
「あぁ」
グリードと分かれ、早速メニューを開き、スキルを確認する。スキル欄には新しい項目が追加されていた。
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