ダメ人間の俺が、異世界転生で最強のスキルを手に入れちゃいました!

ramelon

文字の大きさ
3 / 10
第1章

02 超勇者からゴォダッツ!

しおりを挟む
固有スキルを取得した俺は取り合えず、街に戻っていた。

固有スキル『ゴォダッツ』。
人の固有スキルを奪う能力。

この世界の強さの基準において、なかなかのウェイトを持つ固有スキル、それを奪う固有スキル。
もし使い方を間違えれば、他の人間に命を狙われることになる可能性だってある。それくらい強力なスキルだ。

だけど、持ったからには試したい!

うーん、どうしたものか…………。

うんうんと唸っていた時──
ドンッ!

「いっつつ……」
人にぶつかった。

「あー、ごめんごめん」
俺はとりあえず謝る。

「あ? ごめんごめん? だろうが!? 舐めてんのか糞ガキ!」
えぇ……どちらにも非はないぶつかり方にも関わらず、あまりの言いようだった。
前を向くと、相手も俺と同年代のように見えた。
ちょっとムカっときた。

「すまそ、すまそ。まぁどっちも悪かったってことで。そんなカッカすんなって」
トントンと肩を叩き、俺は彼の横を通り過ぎる。
俺は大人だなあ……!

しかし、肩をガシッと掴まれる。
しぶしぶ後ろを振り向くと、

「君、待とうか……、俺が誰だか知らない? 勇者だよ? 超勇者グリード・グランベルクだよ? 君たちゴミとは訳が違うんだ。さぁそれがわかったら土下座でもなんでもしたらどうだい?」
などと、ぬかしてきた。
確かに……よく見ると、奴の服は相当豪華な作りだ。

なんか知らんけど、こいつ腹立つな~。
今気づいたけど、周りの女達が目をハートマークにしてグリードを見つめている。
「きゃー、グリードさまぁ!」
「こっち向いてぇー!」

……余計に腹が立ってきた。

……あっそうだ! こいつにゴォダッツ使ってみるか!
勇者だから、めっちゃ強いスキルを持ってるに違いない!

えーと、確か使用方法は、

ゴォダッツと、叫ぶ(心の中でもオーケー)
相手の手に触れる。

終わり。

よし、
「グリードさん! あの超勇者の!? すみませんでした!! 数々のご無礼をお許しください!!」

「ふん、分かれば良いのだ!」
と、得意げなグリード。

「あのー、グリードさん?握手お願いできませんかねー、グリードさんみたいな素晴らしい人と握手して、僕も冒険者として成長していきたいと思っていまして~」

「ふん、よかろう!」
グリードは嬉しそうに、手を差し出してきた。

(ゴーダッツ!!)

俺はその手を掴む。
ピロリロン! と、スキル習得音が聞こえた。
どうやら、成功したようだ。

「ではでは、ありがとうございました~」
「あぁ」

グリードと分かれ、早速メニューを開き、スキルを確認する。スキル欄には新しい項目が追加されていた。

『経験値1000倍ボーナス』

ファーwwwwwwwwwww
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   

ヴァンドール
恋愛
実家でも忘れられた存在で 嫁いだ辺境伯様にも離れに追いやられ、それすら 忘れ去られて早、半年が過ぎました。

異世界あるある 転生物語  たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?

よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する! 土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。 自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。 『あ、やべ!』 そして・・・・ 【あれ?ここは何処だ?】 気が付けば真っ白な世界。 気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ? ・・・・ ・・・ ・・ ・ 【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】 こうして剛史は新た生を異世界で受けた。 そして何も思い出す事なく10歳に。 そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。 スキルによって一生が決まるからだ。 最低1、最高でも10。平均すると概ね5。 そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。 しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。 そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。 追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。 だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。 『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』 不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。 そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。 その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。 前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。 但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。 転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。 これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな? 何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが? 俺は農家の4男だぞ?

3点スキルと食事転生。食いしん坊の幸福無双。〜メシ作るために、貰ったスキル、完全に戦闘狂向き〜

幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
伯爵家の当主と側室の子であるリアムは転生者である。 転生した時に、目立たないから大丈夫と貰ったスキルが、転生して直後、ひょんなことから1番知られてはいけない人にバレてしまう。 - 週間最高ランキング:総合297位 - ゲス要素があります。 - この話はフィクションです。

大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです

飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。 だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。 勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し! そんなお話です。

転生したらスキル転生って・・・!?

ノトア
ファンタジー
世界に危機が訪れて転生することに・・・。 〜あれ?ここは何処?〜 転生した場所は森の中・・・右も左も分からない状態ですが、天然?な女神にサポートされながらも何とか生きて行きます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 初めて書くので、誤字脱字や違和感はご了承ください。

処理中です...