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蓮城さんちの兄
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翌日の午後。車で熱海へ向かう楓さんたちを見送ってから、夕飯の食材を買いに出かけた。
『ビーフシチューがいい』
今朝、練習に出かけるナツになにが食べたいか尋ねると、珍しくそんな答えが返ってきた。いつもだったら「なんでもいい」とか「肉」とか「牛」とか、テキトーなことしかいわないのに。
昨夜の気まずい空気を挽回しようと、ナツなりに気をつかっているのかもしれない。
駅の高架下にあるスーパーで細々した物を買いそろえ、地元の商店街まで足を伸ばす。
なんでも手に入るスーパーはたしかに便利だけど、肉や魚は、できるだけ商店街で見繕うようにしている。あらかじめパック詰めされたスーパーと違って、必要なぶんだけ選べるうえに、質のいい食材が手頃な値段で手に入るからだ。
子どもの頃から知っている肉屋のおじさんに、「柊ちゃんはどんどん男前になってくね」とからかわれながらブロック肉を買い求め(気前よくオマケしてもらった)、帰りがけに八百屋の前を通りかかると、「あら、柊也君じゃないの」と、店先から声をかけられた。「グリーンショップ・フジタ」のおかみさんで、中学時代の同級生の母親だった。
捕まれば、長くなりそうな気がする。
挨拶だけして通り過ぎようと思ったら、驚くほどのすばしこさで進路をふさがれた。
バスケでいうところの、スクリーンプレイ。そこだけ見れば上級者レベルといっていい。
何者だよ、フジタ母。
「いつ見てもカッコよくて、ほれぼれするわぁ。高校はどう?彼女できた?」
ナチュラルな厚かましさにも、不快感より新鮮味をおぼえてしまう。あまり周りにいないタイプだからかもしれない。
「全然ですよ。忙しくて、青春してる暇もないです」
無難に応えると、「あら、もったいない」と返ってきた。
「でも、そうよねぇ。柊也君は、お医者さんになるんだもの。女の子と遊んでる時間なんて、そりゃないわよ。こんなに立派な跡継ぎがいるんだから、蓮城先生んとこも安泰だわ」
「いえいえ。サキちゃんは元気ですか?卒業以来ですけど」
一度だけ同じクラスになった同級生を、久しぶりに思い浮かべる。明るくて、いつもクラスの中心にいるような女子だった。彼女のおしゃべり好きは、母親譲りに違いない。
「あの子はもう、勉強もしないで遊び回ってるわよぉ。あと1年もしないで卒業だっていうのに、将来どうするんだか……そうだ、柊也君、彼女いないなら、うちのサキなんてどうかしら」
「はい?」
「あの子、ぼーっとしてるから、ロクでもないのに引っかかりそうで心配なのよ。柊也君みたいな子がお相手なら、親としても安心なんだけどねぇ」
冗談のつもりなんだろうけど、微妙に圧を感じる。たぶん、目が笑っていないせいだ。
「おまえなぁ、いい加減にしろよ。柊也君が困ってるだろ」
様子を見ていたのか、タイミングよく店の中から出てきたおじさんが、おばさんを軽くいなした。
「ババァのくだらない話につき合わせちゃって、悪かったね。おわびに、これ、持ってってよ」
すまなそうな顔で、サクランボの入ったパックをおれに差し出す。
「とんでもないですよ、おじさん。そんな高級品、もらえませんって」
「いいからいいから。弟の夏樹君、北関東出るんだろ?まだ1年なのに、すごい活躍だよなぁ。全中でてっぺん取ってんだから、インターハイ優勝だって現実味のある話だよ。俺も昔、陸上やってたから楽しみにしてるんだ。応援してるって、柊也君から伝えといてくれないか」
ここまでいわれて受け取らなければ、かえって失礼になるだろう。
丁重に礼をいって、その場を離れた。
狭い世界だよなぁ、と、改めて思う。昔ながらの住人が多いこの町は、そこら中、顔見知りだらけだ。孫の代まで三代に渡ってクリニックに通ってくるひとも少なくない。
楓さんは、自分の思うように生きろといってくれたけど……こんな場所で世間の常識を踏み越えたら、なにが待っているかは容易に想像できる。
軽く死ぬよな、社会的に。
おれだけなら、それでもかまわない。怖いのは、必然的に家族みんなを巻きこんでしまうことだ。思い出のある家も名字も捨て、楓さんとの未来を選んでくれた冬馬さんのことも、町医者として地域に根を張り生き続けていく楓さんのことも。
そしてなにより、ナツ──あの煌めくような才能を秘めた稀有な男の将来に、少しでも傷をつけるようなことがあれば、おれは自分を許せないだろう。
好きという気持ちだけでは、どうにもならないことがある。好きだから──だれより愛しているから、おれはナツを巻きこめない。巻きこむべきじゃない。
おれの心を映し出すように、西の空から灰色の雲が迫っていた。
ナツに傘を持たせたのは正解だった。夜から雨の予報だったけれど、この様子なら早まるかもしれない。
降り出す前に、帰って来られるかな……。
早く会いたい。そう思う一方で、ふたりきりになるのを怖れる気持ちもある。いまのおれには、ナツとの時間を無難に乗り切れる自信がない。
しっかりしろ──胸の内で、そんな自分を叱りつけた。おまえが揺らいでどうする。いままでだって、おまえは兄に徹してきたじゃないか。これからも、その役割を全うすればいいだけだ。
大きく息をついた拍子に顔をあげると、黒い人影が視界に入った。
家の門扉にもたれて、長身の男が立っている。
濃いグレーのゆったりしたサマーニットに、長い足をきれいに際立たせる黒のテーパード。
ただ居るだけで強烈な存在感を辺りに放つその男が、おれに気づいて片手を挙げた。
「お帰り、柊也」
「……どうして、ここに」
「病院、蓮城、で検索したら一発だったよ。わかりやすくて助かった」
「いや、そういう意味じゃなくて」
混乱をなだめようと、軽く息を吐く。それから、努めてゆっくり言葉を継いだ。
「弟は留守だよ。今日は競技場練習だから、帰りは夕方になる」
「大丈夫。俺が会いたかったのは、君の方だから」
「なんでだよ」
「そんなに警戒しなくても、いきなり襲いかかったりしないって」
「この状況で警戒するなっていう方が無理だろ」
「まぁまぁ。リラックスして、気楽にやろう」
ひとを食ったような言葉を吐いた司馬雄大は、おれが右手に持っているエコバッグを、興味深げに眺めた。
「もしかして、君って料理とかできちゃうタイプ?」
「……そりゃできるけど」
「俺、昼メシまだなんだよね。柊也の手料理、食べてみたいな~」
ふざけたことをいうやつだ。突っぱねたっていいはずなのに、どういうわけか、口が勝手に動いていた。
「わかったから。とりあえず、入れよ」
『ビーフシチューがいい』
今朝、練習に出かけるナツになにが食べたいか尋ねると、珍しくそんな答えが返ってきた。いつもだったら「なんでもいい」とか「肉」とか「牛」とか、テキトーなことしかいわないのに。
昨夜の気まずい空気を挽回しようと、ナツなりに気をつかっているのかもしれない。
駅の高架下にあるスーパーで細々した物を買いそろえ、地元の商店街まで足を伸ばす。
なんでも手に入るスーパーはたしかに便利だけど、肉や魚は、できるだけ商店街で見繕うようにしている。あらかじめパック詰めされたスーパーと違って、必要なぶんだけ選べるうえに、質のいい食材が手頃な値段で手に入るからだ。
子どもの頃から知っている肉屋のおじさんに、「柊ちゃんはどんどん男前になってくね」とからかわれながらブロック肉を買い求め(気前よくオマケしてもらった)、帰りがけに八百屋の前を通りかかると、「あら、柊也君じゃないの」と、店先から声をかけられた。「グリーンショップ・フジタ」のおかみさんで、中学時代の同級生の母親だった。
捕まれば、長くなりそうな気がする。
挨拶だけして通り過ぎようと思ったら、驚くほどのすばしこさで進路をふさがれた。
バスケでいうところの、スクリーンプレイ。そこだけ見れば上級者レベルといっていい。
何者だよ、フジタ母。
「いつ見てもカッコよくて、ほれぼれするわぁ。高校はどう?彼女できた?」
ナチュラルな厚かましさにも、不快感より新鮮味をおぼえてしまう。あまり周りにいないタイプだからかもしれない。
「全然ですよ。忙しくて、青春してる暇もないです」
無難に応えると、「あら、もったいない」と返ってきた。
「でも、そうよねぇ。柊也君は、お医者さんになるんだもの。女の子と遊んでる時間なんて、そりゃないわよ。こんなに立派な跡継ぎがいるんだから、蓮城先生んとこも安泰だわ」
「いえいえ。サキちゃんは元気ですか?卒業以来ですけど」
一度だけ同じクラスになった同級生を、久しぶりに思い浮かべる。明るくて、いつもクラスの中心にいるような女子だった。彼女のおしゃべり好きは、母親譲りに違いない。
「あの子はもう、勉強もしないで遊び回ってるわよぉ。あと1年もしないで卒業だっていうのに、将来どうするんだか……そうだ、柊也君、彼女いないなら、うちのサキなんてどうかしら」
「はい?」
「あの子、ぼーっとしてるから、ロクでもないのに引っかかりそうで心配なのよ。柊也君みたいな子がお相手なら、親としても安心なんだけどねぇ」
冗談のつもりなんだろうけど、微妙に圧を感じる。たぶん、目が笑っていないせいだ。
「おまえなぁ、いい加減にしろよ。柊也君が困ってるだろ」
様子を見ていたのか、タイミングよく店の中から出てきたおじさんが、おばさんを軽くいなした。
「ババァのくだらない話につき合わせちゃって、悪かったね。おわびに、これ、持ってってよ」
すまなそうな顔で、サクランボの入ったパックをおれに差し出す。
「とんでもないですよ、おじさん。そんな高級品、もらえませんって」
「いいからいいから。弟の夏樹君、北関東出るんだろ?まだ1年なのに、すごい活躍だよなぁ。全中でてっぺん取ってんだから、インターハイ優勝だって現実味のある話だよ。俺も昔、陸上やってたから楽しみにしてるんだ。応援してるって、柊也君から伝えといてくれないか」
ここまでいわれて受け取らなければ、かえって失礼になるだろう。
丁重に礼をいって、その場を離れた。
狭い世界だよなぁ、と、改めて思う。昔ながらの住人が多いこの町は、そこら中、顔見知りだらけだ。孫の代まで三代に渡ってクリニックに通ってくるひとも少なくない。
楓さんは、自分の思うように生きろといってくれたけど……こんな場所で世間の常識を踏み越えたら、なにが待っているかは容易に想像できる。
軽く死ぬよな、社会的に。
おれだけなら、それでもかまわない。怖いのは、必然的に家族みんなを巻きこんでしまうことだ。思い出のある家も名字も捨て、楓さんとの未来を選んでくれた冬馬さんのことも、町医者として地域に根を張り生き続けていく楓さんのことも。
そしてなにより、ナツ──あの煌めくような才能を秘めた稀有な男の将来に、少しでも傷をつけるようなことがあれば、おれは自分を許せないだろう。
好きという気持ちだけでは、どうにもならないことがある。好きだから──だれより愛しているから、おれはナツを巻きこめない。巻きこむべきじゃない。
おれの心を映し出すように、西の空から灰色の雲が迫っていた。
ナツに傘を持たせたのは正解だった。夜から雨の予報だったけれど、この様子なら早まるかもしれない。
降り出す前に、帰って来られるかな……。
早く会いたい。そう思う一方で、ふたりきりになるのを怖れる気持ちもある。いまのおれには、ナツとの時間を無難に乗り切れる自信がない。
しっかりしろ──胸の内で、そんな自分を叱りつけた。おまえが揺らいでどうする。いままでだって、おまえは兄に徹してきたじゃないか。これからも、その役割を全うすればいいだけだ。
大きく息をついた拍子に顔をあげると、黒い人影が視界に入った。
家の門扉にもたれて、長身の男が立っている。
濃いグレーのゆったりしたサマーニットに、長い足をきれいに際立たせる黒のテーパード。
ただ居るだけで強烈な存在感を辺りに放つその男が、おれに気づいて片手を挙げた。
「お帰り、柊也」
「……どうして、ここに」
「病院、蓮城、で検索したら一発だったよ。わかりやすくて助かった」
「いや、そういう意味じゃなくて」
混乱をなだめようと、軽く息を吐く。それから、努めてゆっくり言葉を継いだ。
「弟は留守だよ。今日は競技場練習だから、帰りは夕方になる」
「大丈夫。俺が会いたかったのは、君の方だから」
「なんでだよ」
「そんなに警戒しなくても、いきなり襲いかかったりしないって」
「この状況で警戒するなっていう方が無理だろ」
「まぁまぁ。リラックスして、気楽にやろう」
ひとを食ったような言葉を吐いた司馬雄大は、おれが右手に持っているエコバッグを、興味深げに眺めた。
「もしかして、君って料理とかできちゃうタイプ?」
「……そりゃできるけど」
「俺、昼メシまだなんだよね。柊也の手料理、食べてみたいな~」
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