赤狐七化け□□は九化け

さか【傘路さか】

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 そもそも、俺の荷物は多くない。ここに来た時に持ってきたリュックに元々の所持品を入れると、丸くなるはずの上部は空きが多すぎてぺちゃんこに萎れた。

 貰ったノートには記載しないまま、出て行く時に置いていく金銭をまとめた。少し厚みのある封筒が誇らしく。そして、これだけしか支払えない自分が歯痒い。

 ぐるぐる悩んでいても、仕事は続く。

 俺は夕食を終え、ソファに腰掛けて肌のメンテナンスをしていた。

 プロダクションからの準備金で買い求めた化粧水を肌に塗り、爪の長さを整え、髪を丁寧に梳かす。狐の姿の美しさには、人の姿での手入れが影響する。

 若さに頼って自分の容姿に気を配ったことは無かったが、狐の姿の毛並みを良く保持したい、とは考えるようになった。

「最近の和泉さん、全身がつやつやしてるよね」

「そうか?」

 ソファの背に腕を掛けていた晴雨は、移動して隣に腰掛ける。やたらと近い。部屋の中は静かで、俺と彼の声だけが空間を満たしていた。

 ふと、尋ねたかった事を思い出す。

「早依さん、晴雨のこと好きだよな」

「ああ、本を返しに来た時なんか言ってた?」

 出て行くことを考えるよう言われた、とは口に出さず、まあな、と呟く。

 ぴたぴたと叩いていたコットンをゴミ箱に放る。爪ヤスリを持ち上げ、爪の尖った部分に当てた。さり、と僅かに擦れる音がする。

 うーん、と彼は迷って、俺の肩に頭を預けた。

「早依の婚約者と、元々は僕の方が婚約する予定だったんだよ」

「…………は? そりゃまた、泥沼な……」

「はは、僕が断って家出したから、別に泥沼にならなかったけどね」

 相手は男か尋ねると、平然と肯定された。驚きすぎるのも悪いだろう、と顔の筋肉に力を込める。

「まぁ……、別に早依さんの婚約者のこと、好きだった訳じゃないんだろ?」

「当たり前でしょ。なんでまず僕の方に持ってくるんだ、って両親の見る目のなさに呆れたよ」

「それで家出か?」

「いい機会だな、と思って。両親の元にいたら見えない世界もある」

「円満で羨ましいよ」

 横から晴雨が爪ヤスリを取り上げ、俺の手を持ち上げる。さりさりと器用な手つきで、爪の角が丸められていった。

「……嫌なら話さなくて良いけど。和泉さんから、家族の話を聞かないのは気になってた」

「ああ、借金の清算してもらって、関係も清算したからな。借金に関する連絡以外はするな、って言われてる」

「ああ……。でも、そうだね。僕でも当時の和泉さんと親族だったら、縁を切るか迷ったんだろうな」

 返済の整理をした時、念のため、身に覚えのない借金が無いか調べたことがある。信用情報はあまりにも真っ黒で、そこに家族に精算してもらった借金の記録もまだ残っていた。

 尖っていた部分を探り、ヤスリを当て、指先で触れて滑らかになっているか確認される。むずむずとした感触が、肌を伝っていった。

「いまの和泉さんとしか出会ってないから。こうしてるんだけどね」

 晴雨は呟いて、また黙った。

 爪の角はすべて丸くなり、俺の指は昔とは違う形をしている。ふっくらして、肌艶がよく、誰かを傷つけるような爪の形をしていない。

「それは、助かったな」

 ヤスリが片付けられ、俺の手は彼の両手に包み込まれる。たまにこうやって、ゆっくり触れられる。

 狐の毛を撫でられるときよりも、ずっと近い距離だ。

「大丈夫だよ。僕は、和泉さんを追い出したりなんてしないから」

 何かを言おうとして、彼は唇を閉じた。堪えるような表情に、俺はいずれ出て行くんだ、と言葉を漏らしそうで、唇を噛む。

 温かい両手から指先を抜き取って、話題を変える。晴雨はすこし寂しそうな表情を浮かべて、話題に乗った。








 出て行く機会は、割とすぐ訪れた。晴雨が工房へ行く、と言い出したのだ。何を買いに行くのか尋ねると、曖昧に笑われる。

 長時間の彼の不在は、俺にとっては断頭台への道のようだった。これでようやく、全てを摘み取ってしまうのだ。この芽生えた気持ちごと。

 朝から出て行く背中を見送ろうと、玄関に立つ。晴雨は嬉しそうに靴を履いて、俺を振り返った。

「行ってきます」

 伸びた腕が、俺の背に絡み付く。俺が彼の頭を抱くような形で、互いに抱擁した。

 胸の鼓動の音が聞こえないよう、息を吸い込む。

「いってらっしゃい」

 背中から指が離れ、彼は振り返って玄関扉を開ける。口を開いて、何かを言おうとして、何も声にはならなかった。

 すとん、と脚から力が抜ける。しばらく座り込んで、自らの口から零れる嗚咽が落ち着くまで待った。

「よし……!」

 何も良くはないが、声に力を込めて立ち上がる。ここに来た時に着ていた服に着替えると、薄すぎて少し寒かった。

 彼に支払えるだけの紙幣を入れた封筒を目立つ場所に置くと、リュックを背負って玄関に立つ。靴を履きながら姿見を眺めると、この家に来たときより健康的で、同じくらい悲壮感に溢れた顔があった。

 家を出て鍵を掛け、合鍵は格子窓の隙間から室内に投げ入れる。

「お世話になりました」

 抜けるような青空を見ながら、いい外出日和だ、とゆっくり道を歩く。晴雨と歩き慣れた道は、よく見知った物になってしまった。

 以前に立ち寄った駄菓子屋の近くに来た所で、ぽつぽつと頭に水滴が当たった。ぱらぱらと水滴は多くなり、雨、と気付くくらい盛んに降り始める。

 慌てて駄菓子屋の軒下に避難した。おや、と駄菓子屋の店主であるキナコさんがこちらに気付く。

「いらっしゃい。雨宿りも大歓迎ですよ」

「はは。買い物もしていきます……」

 以前来た時と同じように身を縮めながら店内に入り、小さな籠を持って気になるお菓子を詰めていく。

 食べきれる程度に好きな菓子を買い求めて持っていくと、会計場所の近くで、きなこ棒を見つけた。

「あの、これも」

「ああ。以前食べてらしたわね、気に入った?」

「はい」

 計算されたお金を支払う。店主はにっこりと笑うと、きなこ棒を手に持たせてくれた。他の菓子は紙袋に入れ、そちらも手渡してくれる。

 店を出ても、雨は続いていた。店の前のベンチに腰掛け、丁度いい、ときなこ棒を齧る。

 晴れの日に降る雨を、人も狐雨と呼ぶ。この天候は、狐である俺達にとって喜ばしいものだ。

「誰が嫁に行くんだろうな……」

 ほっこりと甘い菓子を楽しむが、あまりにも雨は止まない。途中でキナコさんが紙コップに入れたお茶を出してくれた。

「雨、まだ止まないわねえ。この辺は、昔から狐雨が多いのよ」

「え? そうなんですか」

「近くにある社が、お稲荷様だからかしらね。商売をするならこの辺がいいわよ。昔から続いている店が多いの」

 お茶を貰うと甘味が欲しくなり、立ち上がって店に戻った。きなこ棒を追加で買い求める。

「ね。商売繁盛でしょう」

「店主の商売が、お上手だからですよ」

 ころころと笑った店主につられて、笑みを返す。俺はだらだらとベンチでお茶を飲み、きなこ棒を齧った。

 悩んでいたはずの事柄を、その時だけは忘れた。

 長い天気雨。雨上がりと共に、虹が架かる。

「キナコさん、ご馳走様でした。美味しかったです」

「はい。ご丁寧にどうも」

 紙コップと残った棒をゴミ箱に捨てると、ベンチから立ち上がる。雨が降っていないか手を翳しながら店を出ると、足元に影が差した。

 顔を上げると、息を荒らげた元家主がいる。彼は腕を伸ばし、がっしりと俺の手首を掴んだ。

 はあ、と長く息が吐き出される。

「帰ろう」

「は……!? いや、俺は……」

 俺を振り返った晴雨は舌打ちすると、強く腕を引きながら歩き出す。来た道を帰る方向、家に連れ帰られるらしいと分かる。

 珍しく怒気が漏れている彼の様子に、言い訳をするのは憚られた。逃げられなかった時点で、俺はきっと反対するであろうこの人を説得して、家を出るしかないのだ。

 家に帰り着き、がちゃがちゃと鍵を開ける間も、彼は俺の手を離さなかった。扉を開け、俺を家の中に押し入れる。

 渋々靴を脱ぎ、リビングへと向かった。背後で鍵を掛ける音と、チェーンを掛ける音がした。

「工房は……?」

「虫の知らせ、っていうか。嫌な感じがして家に戻ったら、封筒が置いてあった。荷物も消えてて、出て行ったのが分かった」

 声音はひんやりとしていて、刃物の冷たさを思わせた。

「まず、これは返す」

 突き返されたのは、置いていったはずの封筒だった。俺が立ったままでいるのが気になったのか、自分からソファに腰掛ける。

 いつもは隣に座っていたが、そうする事もできず離れたスツールへ座った。

 びりびりと怒っている気配が伝わってくる。魂が見えない俺でも伝わるほど、気が触れそうなほど、攻撃的な魂からの圧だった。

「和泉さんが罪悪感に駆られて出て行こうとするのは想定してた。……してたから、ずっといればいい、って言ってきたつもりだったよ」

「悪い。でも、ずっと居ていい、って言われ続けたら、出て行く機会を逃す気がして……」

「あのね! 正直に言うけど、今の和泉さんを放っておいたら同じ事を繰り返すよ。カウンセリングだってまだ時間をかけてやるべきだし、返済だって習慣付いてない。数十年培ってきた感覚を変えるんだから、他人の目はあったほうがいいよ」

 苛立つ感情がつぶさに皮膚を叩く。言われてようやく、また間違ったのだと肩を落とした。

 彼の為にやったことだと思ってきた。だが、目の前の男は怒気を隠しようもない。あれだけ面倒な事になった俺に対して一度も怒らなかった相手が、今、逃げようとした俺に対して腹を立てている。

「家を出て行きたいなら相談して。出て行くにしても、次の家を探すことだって手伝える。……僕は、和泉さんをもう……、あんな泣き方をするような状況に晒すのは嫌だよ……」

 怒気が萎んだ先にあるのは絶望だ。言葉を放った男が、届かなかった気持ちを胸に顔を覆う。

 手を伸ばしたくて堪らない。衝動に突き動かされて、立ち上がった。ふらふらと歩き、彼の目の前に立つ。

 そっと手を伸ばすと、空中で掴み取られた。腰を抱かれ、ソファに乗り上がるように抱き竦められる。ふらついた身体は、両腕で拘束された。

「でも。多分、晴雨が安心するまで居ようと思ったら、本当にあと何ヶ月も滞在することになる」

「居たらいい。…………居てよ。そう言ってるでしょ」

 ぎゅ、と力が籠もる。布地が擦れる音がした。触れていると、普段とは違った気配を感じ取る。

 人のものではない、同族の気配だ。

「晴雨……? お前の魂って…………」

 俺がそう言った途端、ぶわり、と相手の魂の枷が外れた。人とは違う。似た気配。押し寄せてくる気配は、間違いなく同族のものだ。

 化けの皮が剥がれる。そう表現されるに相応しいような、一瞬の変貌だった。

「『狐』…………?」

「ここまで長いこと、気付かれないとは思わなかったよ」

 彼は首元を寛げ、しゅるりと輪郭を溶かした。

 ぱさりぱさりと服がソファの上に落ち、変化が止まると、その場には大型犬ほどの白狐が鎮座していた。

 長い耳に、ふさりと大きく揺れる尻尾。毛は豊かで、筋肉が撓る度に稲穂のように揺れる。人の姿を反映したような、浮世離れした美しさを持つ狐だった。

 驚きに腰が抜ける。

『この姿では始めまして』

「あんたも、同じ一族だったのか……?」

『そうだよ。全くもって気付かれなかったけどね』

 神社で見る狐像のように、彼は大人しく座っている。色の薄さも、身体の大きさも、幼い頃に見かけた他の一族とは全く違った。

 俺が狐に化けたとしたら、首根っこを噛まれて持ち上げられるだろう体格差だ。

「なんで、そんなこと……?」

『いつ気付くのか、興味があったから』

 返答は、如何にも狐らしい言葉だった。彼の言動を思いおこせば、好奇心任せなあれこれが浮かぶ。

 同族の狐を化かすのだから、力が強い家系なのだろう。

「え。じゃあ、早依さんも……」

『狐だよ。妹の婚約者もそう』

 だから、古い家の婚約者同士を同性にしようとする、ことが成立しうるのだと合点がいった。古い家が重んじるのは、魂の色の混ざり方だけだ。

 同性同士であれ、家同士の魂の相性が良ければ、そちらの方を選びたがる気がした。

 晴雨は服を噛んでソファの背に隠れた。人としての身体へ戻すと、服を着てまた姿を現す。

「俺、猫神の一族から、別の狐の気配がする、って言われたんだが……」

「僕だよ。寝てる間に混ぜてた」

「なんで…………?」

 彼に対して、悪いことでもしたのだろうか。呆然と尋ねると、彼が乗り上がったソファの表面が沈む。伸びた腕に、また捕まった。

「和泉さんの魂を、染めたかったから。でも、いくら上手くやっても、セックス無しじゃ上手く染まらなかった。力の強い人が気付く、くらいの変化しか与えられなかったよ。いずれ元に戻る」

 抱く力は強く、驚きから正気に戻れない俺は抜け出す術を持たない。喉が渇いて唇を開けると、首筋を彼の手が捕らえた。

「ンっ……!」

 ぐ、と近づいた唇に呼吸が塞がれる。見られている事に動揺して、ぎゅっと目を瞑った。ただ長いこと触れるだけ、なのに、縫い止められたかのように俺はその場に留まった。

 魂の残り香を置き土産に、唇が離れる。

「本当は、関係を進めるなら、和泉さんの生活が落ち着くまで待つつもりだった。でも、駄目だね。そんな悠長な事してたから、あっさり出て行かれちゃった」

 はは、と彼は声だけで笑う。薄い色の瞳は細められると凄みを増し、柔らかい、と思っていた印象は、月が隠れるように消え失せた。

 長い指先が顎の下を撫でる。くすぐったさよりも、急所を握られているような感覚に支配されていく。

「僕を君のものにしてよ。……もう、離したくないんだ」

「おれ、……は……」

 呑まれて頷きそうになる自身を、必死に留めた。震える指先を握りしめると、晴雨の掌が覆い被さる。

 別の体温は、この温度しか知らない。

「……あんたに、相応しくない。金も無い、家族との縁も失った。俺を背負ったら、迷惑を掛ける」

「僕は、君の魂に一目惚れした。真っ黒く汚されて、でも、内側から光り輝くみたいだった。この魂を磨きたくて、磨いた後の魂と生きたい衝動に駆られた。……一緒に暮らして、変化していく君を見て、僕の衝動は間違ってなかったと分かった」

 掌は揺るがない。言葉に震えもない。言い聞かせるように、彼は俺の魂を磨き続ける。

「和泉さんは綺麗だよ。これからも、きっと益々綺麗になる」

 俺が信じられないことを、彼は信じきっていた。瞳に映る自身を見ていると、本当にそうなれそうな気がする。

 彼が、人生を隣で歩んでくれたら。

「…………駄目になりそうだったら、叱ってくれるか。あんたが見限ると言えば、目が覚めると思うから」

「うん。代わりに、僕が駄目になりそうな時も、叱ってね」

 こつり、と額をぶつける。ずっと見ていた晴雨の顔は、見慣れていて、それでいて別人のようにも思えた。

 上手い言葉を考えても、何も浮かばない。頬を近づけ、擦り寄せた。

「好き、なんだ。本当は、出て行きたくなんかなかった」

 背中に回った腕が、力いっぱい身体を抱き竦める。ちゅ、ちゅ、とキスを繰り返す男を、むずむずしながら受け止める。

 何となく、匂い付けのように思えるのは気のせいだろうか。

「あのさ、和泉さんが出て行こうとしたのって、早依が何か言った? 彼女が帰った後、様子がちょっと可笑しかったよね」

「いや。……俺が友人だって言ったから、友人なのに衣食住の面倒を見る、ってのは理解しづらい、って話をされただけ」

「で。和泉さんはそれを気にしたんだね?」

「………………」

「妹には、分かってくれるまで話をするよ」

 また頬に吸い付かれた。魂を混ぜておかないと、俺がすぐにでも逃げ出すと思われているようだ。

 気にしたのは間違いなく、何も言い返せない。早依さんを庇った方がいい気がするのだが、言葉を間違えば沼にはまる気がした。

「今度からは、相談してね」

「……分かった」

 抱き合って、お互いの匂いを交換する。息を吸う度、彼の匂いが届いた。

 腕の中で蕩けていると、体温が上がっている事に気付く。あれ、と視線を上げると、にんまり笑う晴雨がいた。

「なあ。……何かしただろ」

「何もしてない。誘ってるだけ」

 この狐は、俺の魂を僅かとはいえ彼の色に変質させたのだ。

 手の内に収められて、撫で回されるような感覚。内側から熱を上げられていく。

「誘ってる……、って」

「そりゃあ、ベッドに」

「……今日、恋人……になったばっかなのに?」

 そう言うと、晴雨はさり気なく視線を逸らした。抜け出ようと体勢を変えるが、腕が追うように絡み付いてくる。

 綺麗に化かされていたのだ。腕の中に居続けたら、さっさと寝台に引き摺り込まれる気がした。

 魂が相手の色に染まったら、もう色は変わらない。

「僕は、和泉さんをずっと染めたかった。将来、一族から子を持つ対象に選ばれるなら、君の色が混ざった子が見たい」

「……金遣いが荒い子になるぞ」

「僕の魂が混ざるから、どう転ぶかなんて分からないよ」

「ああ……そうなるのか」

 ねえ、と強請られる。相手の唇が、口の端へと触れた。もぞり、と動くたび熱を持った場所が擦り寄る。

「風呂くらい入らせてくれ」

「一緒に入る?」

「それは、…………今度、な」

 言い出した以上は自分が先に行くべきか。そろそろと腕を持ち上げると、絡まっていた手はようやく離れた。





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