12 / 38
初恋の部・冬真
青い鳥のいる場所は1
しおりを挟む
夏休みが終わった。
高校三年の二学期なら、普通は切羽詰まっているだろう。
だけど俺の通っている学校は大学までのエスカレーター式の名門校なので、よっぽどの問題行動がない限り進学先は決まっていた。
どの学部にするか決めてしまったし、もう決定と変わらないので気にしていなかった。
そんなことより、夢みたいにいなくなったアイリーンのことばかり考えていた。
あの日。
診察を終えると彼女は影も形もなくて、マンションに帰ると荷物だけでなく固定電話に登録してあった携帯番号まで消されていた。
ちょこんとベッドに座った熊のぬいぐるみの手に、生活費の残りと書かれた封筒があった。
現金とその出納明細。
几帳面にこの生活のレシートも添えられて、壊れた時計のお金だけは「これから買うので現金を抜いています」と書いてあった。
それともう一つ。
俺宛ての手紙があった。
規則正しい生活をして自分だけの青い鳥を探してと、アイリーンからの短いメッセージが几帳面な文字で添えられていた。
彼女の残したものは、それだけだった。
ただ、洗濯して干されていたシーツが、ハタハタと手を振るように、風に揺れるばかりだ。
本当に、髪の毛一本残さずに消えてしまった。
呆然と立ちすくむばかりで、涙も出なかった。
俺の青い鳥は、アイリーンだと伝えることもできなかった。
傷つけただけで、サヨナラも言えなかった。
あれからポカンと胸に大きな穴があいている。
アイリーンの住所やフルネームを聞いても、本当は連絡先も知っているはずなのに、どんなに頼んでも榊は教えてくれない。
そのくせ、俺がダラダラしていると、いいんですか? と思わせぶりに笑う。
「せっかくの青い鳥が逃げてしまいますよ?」
もうとっくに逃げられてる。
「うるさいな」とにらんだけれど、どうでもいいとはもう口にできなくなっていた。
みっともないぐらい泣きついて俺がこれだけ頼んでいるのに、アイリーンのことを思わせぶりにちらつかせては、隠すばかりだ。
こうなると、榊は絶対にボロを出さない。
そして、俺はいいかげんな女との付き合いをすべてやめて、週に二回のバイトを始めた。
だから、その報告も兼ねて榊に電話した。
榊も気持ち悪いぐらい褒めてくれる。
慣れないバイトに失敗もあり、要領のいい榊に色々相談していた。
親父の会社とはまったく関係のない普通のバイトだけど、そこにいるだけで大変だった。
レンタル店のレジに立って、一回にほんの三時間ばかりだけれど、アイリーンの口にしていたお金や時間の価値を体感していた。
最後の日にアイリーンがぶちまけて説教した俺のどうしようもない行動を、彼女の言っていた正しい方向へと少しずつ改善していく。
その作業は面倒だったけれど、その気になれば俺は嫌味なぐらいできる子だったし、苦ではなかった。
こんなことをしても、アイリーンは戻ってこないのだと理解している。
だけど、少しでも彼女に近づきたかった。
俺は、アイリーンの顔すら知らない。
なのに、彼女を想うだけで胸が痛い。
会いたくて、会いたくて、会えなくて。
小説や映画の中ではありふれた表現だけど。
これが初恋なのかもしれない。
胸が苦しいとか、切ないとか、ああこれかなと、俺は今になって初めて思い知った。
優しい音で「青い鳥」が街のどこかで流れるたび、彼女の声や優しい仕草や凛とした気配が脳裏に蘇る。
もし、もう一度会えるのなら、今度は傷つけないよう大事にできるだろうか?
彼女は、どこにいるのだろう?
俺と同じ空を見ているのだろうか?
そんな毎日の中で、俺は学校にいた。
授業が終わった、放課後の喧騒の中。
今日はバイトもないし、部活にも入っていないのでどうしようか考えながら、玄関に向かう。
今までなら声をかけてくる女を適当に捕まえてすごしていたけれど、そんな刹那的な生活とはすっかりご無沙汰だった。
かといって、時間を潰すあてもない。
カバンを片手に校内をぶらぶらしていたら、すぎていく下級生たちが華やいだ声で「さようなら」と挨拶をして去っていく。
適当に「さよなら」と答えながら、俺もとりあえず帰るしかないようだとため息をついた。
目の前で廊下の窓から身を乗り出して、二人の女生徒が外に向かって叫んでいた。
無駄に元気だけど、二年生かな?
「山本さ~ん、日誌、書けたから出しとくね」
窓の外から声が返ってきた。
「ごめんなさい、お願いします」
しなやかで優しい、涼しげな口調。
俺は耳を疑った。
この声……アイリーン?
まさか、ありえない。
「いいのいいの、ゴミ捨てありがと! そのかわり、ごめ~ん。日誌出したら先に上がるね」
「バイトに遅れなくて助かる~ありがと」
手を振って、窓際から離れた二人組は、俺と目が合うとパッと顔を赤らめた。
軽く会釈をすると、さざめくように笑いながら去っていった。
俺は窓に近寄って外を見た。
渡り廊下を走りながら部活に向かったり、教室に帰ったり、たくさんの人がいた。
ゴミ捨て場に向かって歩く人が何人もいるので、さっきの声の主が誰かはわからない。
それでも、俺の脚は勝手に動いていた。
確かめなくては。
渡り廊下の入口に立つ。
男だったり、二人組みだったり、ゴミを捨てて戻ってくる人を見つめる。
とにかく、雑然としていた。
ちょうど清掃の終了時間が重なるので、部活の更衣室に行く生徒もこの廊下を必ず通るため、この時間は特に人通りが多い。
ふと、背の高い女生徒が目を引いた。
背筋を伸ばして、ひどく姿勢がいい。
キッチリした印象で、メガネをかけていた。
アイリーンはコンタクトを使っていたし、髪は長かったはずだけど。
記憶とは髪形が違っていて、顎のあたりで切りそろえたまっすぐな髪が艶々している。
ただ、規則正しい歩みに覚えがあった。
アイリーンは足音を立てずに、スイスイと滑るように歩く。
あの歩調と同じだ。
ふと彼女は顔をあげて、俺が見ていることに気付いたのか軽く会釈をした。
ただ、他の女生徒達とは違って挨拶もせずに、スウッとよけて校舎に入ろうとした。
衝動的にその手を捕まえて、すぐに確信する。
「みつけた」
この手の触感も体温も鼓動も、すべて記憶の中にあった。
何度も夢見て、幻みたいに消えた薄情さに、忘れようとしても忘れられなかった。
「アイリーン。ずっと、会いたかった」
こぼれおちた俺のつぶやきに、ドクン、と彼女の心臓がはじけるのを手首から感じた。
驚きのままに見上げてきた瞳が大きく開き、戸惑いが一瞬よぎった。
間違いなかった。
俺のアイリーンが、ここにいる。
俺は理性を失った。
突然のことに、一気に頭に血がのぼった。
「みつけた! どういうことだよ? 説明しろよ!」
彼女の手からガランとゴミ箱が床に転がった。
頭の中がこんがらがって、とにかくアイリーンの肩をつかんだ。
アイリーンは異国にいて、榊が信頼するぐらい堅実なしっかり者で、俺より年上のはずだ。
コテコテの日本人で、俺と同じ高校で、おまけに一つ下の学年なんて。
こんなの想定外だった。
カバンも取り落として詰め寄ると、アイリーンはオドオドしながら後ずさる。
彼女の背中が渡り廊下の柱に当たると、耐えられないのか目を伏せた。
「あの、人違いじゃ……」
かぼそい声で否定してそのまま逃げようとするので、グイッと柱に押し付けた。
「誰と間違えてるって?」
まっすぐに正面から、顔をのぞきこむ。
気持ちがはじけ飛んで、押さえられなかった。
「俺は絶対にアイリーンを間違えたりしない」
忙しく目を左右にそらせ、カァッと真っ赤になったアイリーンは、両手で顔を覆った。
手首をつかんで隠そうとする顔を覗き込むと、アイリーンは窒息気味になっていた。
「それより、なんで? いったいどういうことなんだ? こんなに近くにいるのに、黙って消えるなんて! なんであんなことしたんだよ!」
答えられずに、ひたすら狼狽している。
オロオロしているアイリーンの視線を追って、少しだけ頭が冷えた。
いつのまにか人垣ができて、興味津々のギャラリーが大勢いた。
動物園のパンダと変わらない注目度だった。
まぁ、チャラチャラした俺と目の前にいる生真面目な彼女には共通項がなくて、確かに珍しい取り合わせかもしれない。
「あの……先輩。あの、とりあえず、放して下さい。恥ずかしいので」
アイリーンの声はかぼそかった。
それでも耳に優しくて、懐かしい響き。
こうして手を握っていると、ドクドクと心臓が壊れそうに脈打っているのを感じる。
俺は彼女の耳元にそっと口を近づけた。
「逃げずにきっちり説明するのなら、考える」
至近距離が慣れないようで、アイリーンはさらに真っ赤になって身をすくめた。
「……わかりました。カバン、とってくるので。玄関で……いいですか?」
俺が手を離すとアイリーンはゴミ箱を拾って走りだし、ものすごい勢いで逃げ去った。
鍛えているだけあって速い。
取り囲んでいた人垣が自然に道をあけたので、彼女の背中はあっという間に見えなくなった。
俺は自分のカバンを拾うと埃を払い、そのまま玄関へと向かった。
それでも、思わず口元に笑みが浮かんだ。
間違いなくアイリーンを見つけたのだ。
高校三年の二学期なら、普通は切羽詰まっているだろう。
だけど俺の通っている学校は大学までのエスカレーター式の名門校なので、よっぽどの問題行動がない限り進学先は決まっていた。
どの学部にするか決めてしまったし、もう決定と変わらないので気にしていなかった。
そんなことより、夢みたいにいなくなったアイリーンのことばかり考えていた。
あの日。
診察を終えると彼女は影も形もなくて、マンションに帰ると荷物だけでなく固定電話に登録してあった携帯番号まで消されていた。
ちょこんとベッドに座った熊のぬいぐるみの手に、生活費の残りと書かれた封筒があった。
現金とその出納明細。
几帳面にこの生活のレシートも添えられて、壊れた時計のお金だけは「これから買うので現金を抜いています」と書いてあった。
それともう一つ。
俺宛ての手紙があった。
規則正しい生活をして自分だけの青い鳥を探してと、アイリーンからの短いメッセージが几帳面な文字で添えられていた。
彼女の残したものは、それだけだった。
ただ、洗濯して干されていたシーツが、ハタハタと手を振るように、風に揺れるばかりだ。
本当に、髪の毛一本残さずに消えてしまった。
呆然と立ちすくむばかりで、涙も出なかった。
俺の青い鳥は、アイリーンだと伝えることもできなかった。
傷つけただけで、サヨナラも言えなかった。
あれからポカンと胸に大きな穴があいている。
アイリーンの住所やフルネームを聞いても、本当は連絡先も知っているはずなのに、どんなに頼んでも榊は教えてくれない。
そのくせ、俺がダラダラしていると、いいんですか? と思わせぶりに笑う。
「せっかくの青い鳥が逃げてしまいますよ?」
もうとっくに逃げられてる。
「うるさいな」とにらんだけれど、どうでもいいとはもう口にできなくなっていた。
みっともないぐらい泣きついて俺がこれだけ頼んでいるのに、アイリーンのことを思わせぶりにちらつかせては、隠すばかりだ。
こうなると、榊は絶対にボロを出さない。
そして、俺はいいかげんな女との付き合いをすべてやめて、週に二回のバイトを始めた。
だから、その報告も兼ねて榊に電話した。
榊も気持ち悪いぐらい褒めてくれる。
慣れないバイトに失敗もあり、要領のいい榊に色々相談していた。
親父の会社とはまったく関係のない普通のバイトだけど、そこにいるだけで大変だった。
レンタル店のレジに立って、一回にほんの三時間ばかりだけれど、アイリーンの口にしていたお金や時間の価値を体感していた。
最後の日にアイリーンがぶちまけて説教した俺のどうしようもない行動を、彼女の言っていた正しい方向へと少しずつ改善していく。
その作業は面倒だったけれど、その気になれば俺は嫌味なぐらいできる子だったし、苦ではなかった。
こんなことをしても、アイリーンは戻ってこないのだと理解している。
だけど、少しでも彼女に近づきたかった。
俺は、アイリーンの顔すら知らない。
なのに、彼女を想うだけで胸が痛い。
会いたくて、会いたくて、会えなくて。
小説や映画の中ではありふれた表現だけど。
これが初恋なのかもしれない。
胸が苦しいとか、切ないとか、ああこれかなと、俺は今になって初めて思い知った。
優しい音で「青い鳥」が街のどこかで流れるたび、彼女の声や優しい仕草や凛とした気配が脳裏に蘇る。
もし、もう一度会えるのなら、今度は傷つけないよう大事にできるだろうか?
彼女は、どこにいるのだろう?
俺と同じ空を見ているのだろうか?
そんな毎日の中で、俺は学校にいた。
授業が終わった、放課後の喧騒の中。
今日はバイトもないし、部活にも入っていないのでどうしようか考えながら、玄関に向かう。
今までなら声をかけてくる女を適当に捕まえてすごしていたけれど、そんな刹那的な生活とはすっかりご無沙汰だった。
かといって、時間を潰すあてもない。
カバンを片手に校内をぶらぶらしていたら、すぎていく下級生たちが華やいだ声で「さようなら」と挨拶をして去っていく。
適当に「さよなら」と答えながら、俺もとりあえず帰るしかないようだとため息をついた。
目の前で廊下の窓から身を乗り出して、二人の女生徒が外に向かって叫んでいた。
無駄に元気だけど、二年生かな?
「山本さ~ん、日誌、書けたから出しとくね」
窓の外から声が返ってきた。
「ごめんなさい、お願いします」
しなやかで優しい、涼しげな口調。
俺は耳を疑った。
この声……アイリーン?
まさか、ありえない。
「いいのいいの、ゴミ捨てありがと! そのかわり、ごめ~ん。日誌出したら先に上がるね」
「バイトに遅れなくて助かる~ありがと」
手を振って、窓際から離れた二人組は、俺と目が合うとパッと顔を赤らめた。
軽く会釈をすると、さざめくように笑いながら去っていった。
俺は窓に近寄って外を見た。
渡り廊下を走りながら部活に向かったり、教室に帰ったり、たくさんの人がいた。
ゴミ捨て場に向かって歩く人が何人もいるので、さっきの声の主が誰かはわからない。
それでも、俺の脚は勝手に動いていた。
確かめなくては。
渡り廊下の入口に立つ。
男だったり、二人組みだったり、ゴミを捨てて戻ってくる人を見つめる。
とにかく、雑然としていた。
ちょうど清掃の終了時間が重なるので、部活の更衣室に行く生徒もこの廊下を必ず通るため、この時間は特に人通りが多い。
ふと、背の高い女生徒が目を引いた。
背筋を伸ばして、ひどく姿勢がいい。
キッチリした印象で、メガネをかけていた。
アイリーンはコンタクトを使っていたし、髪は長かったはずだけど。
記憶とは髪形が違っていて、顎のあたりで切りそろえたまっすぐな髪が艶々している。
ただ、規則正しい歩みに覚えがあった。
アイリーンは足音を立てずに、スイスイと滑るように歩く。
あの歩調と同じだ。
ふと彼女は顔をあげて、俺が見ていることに気付いたのか軽く会釈をした。
ただ、他の女生徒達とは違って挨拶もせずに、スウッとよけて校舎に入ろうとした。
衝動的にその手を捕まえて、すぐに確信する。
「みつけた」
この手の触感も体温も鼓動も、すべて記憶の中にあった。
何度も夢見て、幻みたいに消えた薄情さに、忘れようとしても忘れられなかった。
「アイリーン。ずっと、会いたかった」
こぼれおちた俺のつぶやきに、ドクン、と彼女の心臓がはじけるのを手首から感じた。
驚きのままに見上げてきた瞳が大きく開き、戸惑いが一瞬よぎった。
間違いなかった。
俺のアイリーンが、ここにいる。
俺は理性を失った。
突然のことに、一気に頭に血がのぼった。
「みつけた! どういうことだよ? 説明しろよ!」
彼女の手からガランとゴミ箱が床に転がった。
頭の中がこんがらがって、とにかくアイリーンの肩をつかんだ。
アイリーンは異国にいて、榊が信頼するぐらい堅実なしっかり者で、俺より年上のはずだ。
コテコテの日本人で、俺と同じ高校で、おまけに一つ下の学年なんて。
こんなの想定外だった。
カバンも取り落として詰め寄ると、アイリーンはオドオドしながら後ずさる。
彼女の背中が渡り廊下の柱に当たると、耐えられないのか目を伏せた。
「あの、人違いじゃ……」
かぼそい声で否定してそのまま逃げようとするので、グイッと柱に押し付けた。
「誰と間違えてるって?」
まっすぐに正面から、顔をのぞきこむ。
気持ちがはじけ飛んで、押さえられなかった。
「俺は絶対にアイリーンを間違えたりしない」
忙しく目を左右にそらせ、カァッと真っ赤になったアイリーンは、両手で顔を覆った。
手首をつかんで隠そうとする顔を覗き込むと、アイリーンは窒息気味になっていた。
「それより、なんで? いったいどういうことなんだ? こんなに近くにいるのに、黙って消えるなんて! なんであんなことしたんだよ!」
答えられずに、ひたすら狼狽している。
オロオロしているアイリーンの視線を追って、少しだけ頭が冷えた。
いつのまにか人垣ができて、興味津々のギャラリーが大勢いた。
動物園のパンダと変わらない注目度だった。
まぁ、チャラチャラした俺と目の前にいる生真面目な彼女には共通項がなくて、確かに珍しい取り合わせかもしれない。
「あの……先輩。あの、とりあえず、放して下さい。恥ずかしいので」
アイリーンの声はかぼそかった。
それでも耳に優しくて、懐かしい響き。
こうして手を握っていると、ドクドクと心臓が壊れそうに脈打っているのを感じる。
俺は彼女の耳元にそっと口を近づけた。
「逃げずにきっちり説明するのなら、考える」
至近距離が慣れないようで、アイリーンはさらに真っ赤になって身をすくめた。
「……わかりました。カバン、とってくるので。玄関で……いいですか?」
俺が手を離すとアイリーンはゴミ箱を拾って走りだし、ものすごい勢いで逃げ去った。
鍛えているだけあって速い。
取り囲んでいた人垣が自然に道をあけたので、彼女の背中はあっという間に見えなくなった。
俺は自分のカバンを拾うと埃を払い、そのまま玄関へと向かった。
それでも、思わず口元に笑みが浮かんだ。
間違いなくアイリーンを見つけたのだ。
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。
「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく…
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
15年目のホンネ ~今も愛していると言えますか?~
深冬 芽以
恋愛
交際2年、結婚15年の柚葉《ゆずは》と和輝《かずき》。
2人の子供に恵まれて、どこにでもある普通の家族の普通の毎日を過ごしていた。
愚痴は言い切れないほどあるけれど、それなりに幸せ……のはずだった。
「その時計、気に入ってるのね」
「ああ、初ボーナスで買ったから思い出深くて」
『お揃いで』ね?
夫は知らない。
私が知っていることを。
結婚指輪はしないのに、その時計はつけるのね?
私の名前は呼ばないのに、あの女の名前は呼ぶのね?
今も私を好きですか?
後悔していませんか?
私は今もあなたが好きです。
だから、ずっと、後悔しているの……。
妻になり、強くなった。
母になり、逞しくなった。
だけど、傷つかないわけじゃない。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる