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暴れん坊のゴリリン坊や 救済版
しおりを挟むとあるジャングルにゴリラたちが群れで助けあいながら住んでいました。
そんな群れの中にゴリリンという暴れんぼうのゴリラの男の子がいました。
ゴリリンはとてもわががままで自分の欲しい物をほかのゴリラが持って
いると力づくで自分の物にしたり理由もなくほかのゴリラを叩いたりして
「イタイよー叩くのやめてよー」とゴリリンに言っても
「ぼくは、いたくないしぼくが楽しければ君のことなんてどうでも
いいんだよ。」と言って笑いながら叩くのをやめません。
そんな何を言っても聞かないゴリリンにほかのゴリラたちは、
我慢していました。
ある日、ゴリリンは、他のゴリラとツタにぶら下がって誰が先に
登れるか競争して遊んでいました。
ゴリリンは、自分が一番になりたかったので自分より先に登っている
ゴリ沢君を先に登らせないようにするためにゴリ沢君を蹴り飛ばしました。
蹴り飛ばされたゴリ沢君は、地面にまっさかさま落ちてひどい怪我をしまし
た。
今までゴリリンのわがままに困っていたゴリラたちは、とうとう怒ってゴリリンを
群れから追い出しました。
追い出されたゴリリンは、
『どうせ群れは、ほかにもあるし~ボクを追い出したアイツらが悪いんだ~。
ボクは、悪くない。」と反省なんてしていませんでした。
そんなゴリリンは、自分をうけ入れてくれる群れなんてすぐに見つかると
思っていました。
しかし、ゴリリンのやってきたことが他の群れにも広がっていて『おまえみ
たいな暴れん坊でわがままな奴は、お断りだ!』と言われてどこの群れに
も入れてもらえません。
どこの群れにも入れてもらえないゴリリンは、群れから追い出されてから何も
食べていません。
群れにいたころは、誰かが見つけてきた食べ物をみんなで分け合って食べ
ていました。
でも今は、ゴリリンしかいません。
食べ物なんて探せばすぐに見つかると思っていたゴリリン。
でもジャングルをいくら探しても食べ物はとうとう見つかり ませんでした。
ゴリリンは、お腹がすいてぐぅぐぅとお腹がなっています。
『お腹すいたよ~。もう疲れてうごけないよ~。」と言ってもゴリリンの
まわりには誰もいないし助けてくれません。
群れに群れにいたころは 、食べ物もふかふかのはっぱのベッドもありました。
でも、今のゴリリンは、おなかをすかせたまま冷たい地面でねむることしかで
きませんでした。
群れを追い出され4日間、食べることも寝ることも満足にできずゴリリンは、疲
れきって歩くのもやっとです。
そんなゴリリンは、自分がいた群れに戻ることにしました。
「あの時は、みんな怒ってつい僕のことを追い出したけどもう、怒って
ないだろうきっとあやまればまた群れに入れてくれるはずだ。」
そして、ゴリリンは、自分のいた群れの前まで来ました。
でも、ゴリリンを待っていたのはとても怒っているゴリラ達でした。
群れはゴリリンを追い払うためにゴリリンを叩いたり蹴ったりしました。
ゴリリンは、「痛いよやめてよーどうしてこんなにたたいたりするんだよー」
となきながら言いましたが、群れのみんなは、
「俺たちが、痛いよやめてよ」と言った時お前は、やめてくれなかったじゃないか」
と怒こりながらいいました。
ゴリリンは、何とか群れから逃げ出しました。もう、ゴリリンの居場所は何処にも
なくなってしまいました。
ゴリリンはもう、群れには戻れないことに気づいたのです。
ゴリリンは、今まで自分のわがままでみんなの心がどんなに傷ついたのかど
んなに苦しかったのかようやく自分が叩かれたり蹴られたりして気づきました。
ゴリリンは、わんわん声を上げて泣きました。
もう、次はこんな間違いをしない、そう心に決めたときでした。
群れといないゴリリンは、ライオンに襲われました。
辺りにはゴリリンの悲鳴が響きわたりました。
『うわぁぁーッ!!!』
ゴリリンは、『もっと早く自分の間違いに気づいていれば誰かを傷つける
こともなかったのに…ボクには、やり直すチャンスもなか
った…もし、やり直せるならっ!!』薄れ行く視界の中で
後悔しながらゴリリンの意識は途絶えました。」
ゴリリンは目覚めるとふかふかの葉っぱのベットにいました。
ゴリリンは他の群れのゴリラに助けられたのです。
目を覚ましたゴリリンに一匹のゴリラが話しかけます。
「めがさめたかい?君、危なかったんだよ、あと少しでライオンに食べられる
とこだったんだよっ。」
ゴリリンは尋ねます「あの、ボクのことを知っていて助けたんですか?」
ん、ああ有名な乱暴者のゴリリンだろっ。
「だったらなんでボクなんか助けたんですかっ、散々迷惑かけて、多くの
ゴリラ達を傷つけ自分勝手に振舞ったボクなんか死んだほうがみんなの
ためだったんだっ」
するとゴリリンに話しかけたゴリラが言いました。
「確かに君は多くのゴリラ達に迷惑かけたかもしれない…でも、今の君は
そのことを後悔してるんだ、だったらきっとやり直せるはずさ。」
ゴリリンは
「こんなボクにこのゴリラはやり直すチャンスを与えてくれたんだ、
だったらこんなボクを受け入れてくれたみんなに恥じないゴリラ
になる」そう誓うのでした。
ゴリリンはみんなののために他のゴリラよりも多く働き、他のゴリラ達に
親切に接しました。
そしてそんなゴリリンを他のゴリラ達も信頼しました。もう昔の暴れん坊の
ゴリリンの姿はどこにもありません。
そしてそんなゴリリンを他のゴリラ達はやさしん坊のゴリリン坊やと呼ぶ
ようになりました。
こうしてゴリリンは自分にやり直すチャンスをくれた仲間達と助け合い
ながら幸せに暮らしたのでした。
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