崩壊した世界からの脱出 -ボクたちはセックスしか知らない-

空倉霰

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第八章

媚薬

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 ……。どうしたんだろう。何か、変で。身体全体が、もぞもぞするっていうか。くすぐったい、というか……。
 するとラムが、ボクを抱きしめた。それで、ラムの髪の匂いがして……。それが、なんだか気になって……。
 もう少しこうしていたい。そう思っていると、ラムは離れちゃった。それで、カメラを向けて……。……だからボクは、無意識のうちにポーズをとった。
 ボクは左手を、床につけて。右手で、襟をめくって……。ラムに向けて、胸を見せた。
 ……。どうしてだろう。さっきまで、嫌だったのに。今では胸を見せても、平気になってて。……むしろ、ちょっと、嬉しくて。
 ラムは、もっとえっちなポーズが見たい、と書いた。……だから、ボクは、少し考えて。……お洋服のスカートの部分を、たくし上げた。
 ワンピースじゃあないけど。前にレオから貰った、お洋服だから……。だから、下着が、見えちゃって。……おへそも、見えちゃって。
 ラムが、しゃしんを撮ってる。とてもたくさん。……どきどきする。それで、それで……。少しずつ、大きくなっちゃって。
 ふと、ボクは。……口の中のよだれを、飲み込んだ。……そこから、何かが変になってきて。……もう、我慢できそうになくて。
 ボクは、ひざを床につけながら、ラムに近づいた。……それで、ラムのズボンに、手をかけて。……ボクは、ラムに懇願するように、見上げた。
 ラムは、ボクの髪の毛を撫でた。かめらを置いて、ボクのほっぺに両手を添えた。そして……。ゆっくりと、ジャージのズボンを下ろした。
「わっ……」
 ぷるん、と出てきた。ラムの、ちっちゃいそれが。……唇に、当たって。まだ、毛も生えてない。
 ……いい匂い。ちっちゃいけど、ラムも、大きくなってるみたいで……。……ボクは、思わず。それを、咥えてしまった。
「んっ……んっ……」
 ……口の中が、ラムのでいっぱいで。大きくて。舌を、動かすたびに。頭全体を、動かすたびに。……えっちなくちゅくちゅって音が、鳴ってる。
 ボクは、ラムにしがみついて。それを、口の中で味わった。……なんで、だろう。今までは、嫌だったのに。……なんだか、美味しく感じちゃって。
 だからボクは、思わず自分のそれも握った。……下着越しに、こすって。気持ちよく、なっていった。
 ラムは、ボクの頭に抱きついた。……それで、腰を動かして。ボクの口の中を、犯した。……でも、嫌じゃなくて。とても、好きで。
 ……ある時点で、ラムがいったのがわかった。ラムの身体が、びくんってなって。ボクの口の中に、白いのが溢れて来て……。ボクは、それを飲んだ。全部、全部。
「……うぷっ……」
 ……匂いがする。えっちな、匂いが。ラムのが、溢れてて。ラムので、満たされてて……。
 ボク、どうしたんだろう。こんなに、こんなのが、ボクだっけ。……でも、よくわかんない。わかんないし、今は、もっと……。
「んぐっ!?」
 すると、ラムが突然押し込んできた。喉の奥に、あたって。ごりごりって、なって。……乱暴されてる、のかな。
 でも、もっと。もっと、奥に……。はげしく、してほしい。めちゃくちゃに、してほしい。もっと、もっと……。
『カシャッ』
「っ!」
 ……。気が付いた。床に置いたかめらが、勝手にしゃしんを撮ってた。だから、今のボクの顔が、撮られちゃって……。すごく、恥ずかしくて……。
 でも、それはすぐに忘れた。だってラムが、ボクの中に、ずっとずっと出してたから。それを飲むのに、必死で。
 ……ラムは、とてもちっちゃい。背も、それの大きさも。でも、量だけは。量だけは、一番多くて。お腹の中が、すぐにいっぱいになった。
「……かはっ、はあ、はあ……」
 ようやく飲み終えたボク。……ラムが、引き抜いて。それが少し、口からこぼれた。
 それなのにボクは、手が止まらなくて。……自分のを、動かすのが止まらなくて。ずっとずっと、ラムのそれを、見ながらしてた。
「あっ……」
 ……いっちゃった。とても、みっともなく。ボクはひざをつきながら、震えて。……下着越しに、出しちゃって。
 するとラムが、しゃしんを撮った。ボクの、みっともないところを。一枚か、二枚か。……それだけ撮ると、ラムはボクを押し倒して。隣に、横たわった。
 ……どきどきする。これから、もっとするんだ。ラムと一緒に、えっちなことを――?
「えっ……」
 ……寝息が聞こえた。すーすーと、眠っている音が聞こえた。あまりに、あっという間で。
「……ら、ラム……? ……ねえ、ラム……?」
 起きない。声をかけても、ゆすっても。
 ……期待、してた。これから、起こることを。これ以上の、ことを。……アイジスの時、みたいに。
 でも、子供だった。……力尽きちゃって、眠ってた。……これ、じゃあ。じらされてるみたいでっ……。
「……うっ……」
 だから、一人でした。ラムを、起こさないように。一人で、指でして。必死に、ボクのこの奥底の感情を、抑え込んだ。
 ……一瞬だけ。一瞬だけ、幸運だと感じた。……ラムを、めちゃくちゃにしたいなんて。寝てる間に、好きなことを、好きなだけしたいなんて。
 ……でも。少しだけなら。手を出すんじゃ、なくて。……見る、だけなら。そうだ。ボクだって、見せたんだし。
 ボクは、自分の欲望に負けた。……見たく、なって。せめて、見るだけでも。……そう思って、ラムの方に身体を向けて……。ラムのお洋服を、少しだけめくった。
 ……ちっちゃな、お腹。ちっちゃな、おへそ。……それで。小さな、お胸。
 今なら、アイジスの気持ちがわかる気がした。いけない、気持ち。いけない、感覚。それで、とても興奮しちゃってる自分が。
 ボクの手が、早くなっていく。息が荒くなって、それで、気持ち良くなって……。……気が付けば、ボクは。ラムのお腹に、白いのをかけていた。
「あっ……」
 誰にも言えない、内緒の快感。……指の先まで、足の先まで痺れちゃいそうな。
 でも、それはすぐに収まった。……ひやりと、汗が流れて。心臓が、一瞬止まっちゃって。
 ……ラムは、寝ていなかった。ラムは、ずっと見ていた。……仮面を外したラムが、横たわってて。ほのかな笑顔で、ボクを見ていた。
「きみの、ひみつ。……にぎっちゃった」
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