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5話 「修正11/29」
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「・・・そ、そうですよね。レベルを上げればいいんですよね。俺、誰が何と言おうとも冒険者として頑張ります!」
「その意気です!レベルが上がれば色々な職業に転職することも出来ますから。上級職目指して頑張ってください」
「・・・は、はい!」
・・・ってこんなはずはなかっただろぉおおおおお!!!
俺は何の為に異世界まで来たんだ。
いや、目的があるわけではないが.....。
でも、初っ端(しょっぱな)から冒険者人生を否定され、挙げ句には能力値が最低値・・・。
それはないでしょぉぉお.....!!!!!
これじゃ、ダンジョンに潜ることすらままならないじゃんか.......。
「あの人、能力値が最低値なんだって」
「へぇー、可哀想だね」
「冒険者として頑張るって言ってたけど能力値が最低値なら無理じゃね!?笑えるわぁー」
「ははは、確かに笑えるよねー」
周りからヒソヒソと話し声がする。
ヒソヒソ話といっても本人に丸聞こえなんだけど。
・・・せめて、聞こえないようにはしてくれよ。
でも、まぁ、それもそうだよな。
スライディング土下座を公衆の面前でかまし、お金を女の子から借り、そして能力値が最低値..........。
は、恥ずかしいぃぃぃ.....。
穴があったら入りたい気分だ.....。
せめて、俺だけの凄いスキルがあればいいのだけれど。
・・・まぁ、そんな都合のいい話あるわけないよねー。
とか言いつつも少しは期待するタケル。
すると、
「タッ、タケルさん!」
エイミーさんは驚いきながら俺の方を向く。
「はい、なんでしょうか?」
と、俺はつい反射的に返事をしてしまう。
「凄いです!ユニークスキルが沢山見受けられます!!!」
・・・都合のいい話あったぁぁああああ!!!
ユニークスキルと言えばあれだろ?
「どんなユニークスキルですかっ!?」
「・・・そっ、それがですね..........」
エイミーさんはなんだか困っている様子だった。
・・・なんだ?この雰囲気は。
もしかしてユニークスキルとか言って期待を持たせつつ、実は凄ーく弱いスキルでしたぁー、てか?
いやいや、それだけ勘弁してくれよ...........。
「スキル名が書いてないんですよ。それにスキルの説明も書いてないんです。普通はこんな事あるはずないのですか・・・」
スキル名がない?確かにおかしいな。俺は元いた世界で結構ロールプレイゲームなど数々のゲームをやり込んでいた。いわゆる隠れゲーマーだった。しかし、どのゲームもこんな事はなかった。一種のバグか?いや、ありえない。ここはゲームの世界じゃない。異世界、今の俺にとっての【現実世界】だ。こんな事があってもおかしくはないか。とはいえ、スキルが気になるなぁ。こればかりはモンスターと戦って明かしていくしかないか。
・・・この世界ではユニークスキルはどんな扱いなのかな。俺が知っている限り、仮説だが出現条件がなく、さらに熟練度を上げても得ることが出来ず、発生条件は謎、という事ぐらいだ。この仮説と同じなのだろうか。
「ユニークスキルとは、選ばれし者だけが獲得することが出来るスキルです。どんなに自分の腕を磨こうがどんなに辛い鍛錬をしようが関係ありません。獲得条件は謎なんです。なので、私たちがユニークスキルを《神の力》と呼んでいます。これまでにこの《神の力》を獲得した者は私の知る限り3人しかいません。この3人の方々は素晴らしい偉業を成し遂げております。いずれも伝記などの本で読んだものですけど・・・。冒険者は約1億人ほどいます。そんなに沢山の冒険者がいるにも関わらず、たったの3人だけなのです。それほど凄い能力なのです。しかし、500年ほど前の話です。本当にユニークスキルがあるのか私は信じきれていませんでした。一種の仮説かとずっと思っていました。しかし、目の前に《神の力》を有する冒険者が現れました!これは信じるしかありませんよね!」
・・・これ、来たんじゃね!?!?最初はこの先どうしようかと悩んでいたけどこれならやっていけそうだ!!!
「しかし、ユニークスキルは1人につき1つなんです。過去の3人がそうだったんです。1人の冒険者が複数のユニークスキルを保持しているだなんて聞いたことない!凄いです!でも、スキル名が書いてないなんて珍しいですね。凄い能力だったりして・・・」
・・・しかし、自分で言うのもなんだが俺はとても不運な冒険者だと思ってる。だって、今までロクな目にあってないから......。
凄いスキルだと言うけど実際には使いどころが分からないクソスキルかもしれない。
まぁ、ユニークスキルに限ってそんなことないよねっ!!!
なんてったって、俺を含めてまだ4人しか獲得していないスキルなんだから!
だから絶対、強力なスキルに決まってる!!!!!
・・・別にフラグ回収してるわけじゃないから!!!
「うおぉぉぉぉぉぉぉおお!!!!」
「ユニークスキル保持した冒険者が現れたぞぉぉぉぉおお!!!」
「これはめでたいことだ!パァッとパーティーでもしようぜ!!!」
「おぉぉぉお!!!」
「賛成!!!」
周りの視線が一変、歓喜の渦に包まれた。あれほど蔑(さげす)んだ視線だったけど今は違う!!!
俺を歓迎してくれている。これで冒険者としての生活が始まる!
「おい、エマ。やったぞ!俺は遂に冒険者としての生活が始まるんだ!」
「良かったですね、タケル」
「もっと無いのか?こう....褒めてくれるとか!」
「・・・・・」
「なんか言ってくれよ!」
「・・・頑張ってください」
「ありがとぉぉぉお!」
改めて俺の冒険者としての人生が幕をあけるのだった。
「その意気です!レベルが上がれば色々な職業に転職することも出来ますから。上級職目指して頑張ってください」
「・・・は、はい!」
・・・ってこんなはずはなかっただろぉおおおおお!!!
俺は何の為に異世界まで来たんだ。
いや、目的があるわけではないが.....。
でも、初っ端(しょっぱな)から冒険者人生を否定され、挙げ句には能力値が最低値・・・。
それはないでしょぉぉお.....!!!!!
これじゃ、ダンジョンに潜ることすらままならないじゃんか.......。
「あの人、能力値が最低値なんだって」
「へぇー、可哀想だね」
「冒険者として頑張るって言ってたけど能力値が最低値なら無理じゃね!?笑えるわぁー」
「ははは、確かに笑えるよねー」
周りからヒソヒソと話し声がする。
ヒソヒソ話といっても本人に丸聞こえなんだけど。
・・・せめて、聞こえないようにはしてくれよ。
でも、まぁ、それもそうだよな。
スライディング土下座を公衆の面前でかまし、お金を女の子から借り、そして能力値が最低値..........。
は、恥ずかしいぃぃぃ.....。
穴があったら入りたい気分だ.....。
せめて、俺だけの凄いスキルがあればいいのだけれど。
・・・まぁ、そんな都合のいい話あるわけないよねー。
とか言いつつも少しは期待するタケル。
すると、
「タッ、タケルさん!」
エイミーさんは驚いきながら俺の方を向く。
「はい、なんでしょうか?」
と、俺はつい反射的に返事をしてしまう。
「凄いです!ユニークスキルが沢山見受けられます!!!」
・・・都合のいい話あったぁぁああああ!!!
ユニークスキルと言えばあれだろ?
「どんなユニークスキルですかっ!?」
「・・・そっ、それがですね..........」
エイミーさんはなんだか困っている様子だった。
・・・なんだ?この雰囲気は。
もしかしてユニークスキルとか言って期待を持たせつつ、実は凄ーく弱いスキルでしたぁー、てか?
いやいや、それだけ勘弁してくれよ...........。
「スキル名が書いてないんですよ。それにスキルの説明も書いてないんです。普通はこんな事あるはずないのですか・・・」
スキル名がない?確かにおかしいな。俺は元いた世界で結構ロールプレイゲームなど数々のゲームをやり込んでいた。いわゆる隠れゲーマーだった。しかし、どのゲームもこんな事はなかった。一種のバグか?いや、ありえない。ここはゲームの世界じゃない。異世界、今の俺にとっての【現実世界】だ。こんな事があってもおかしくはないか。とはいえ、スキルが気になるなぁ。こればかりはモンスターと戦って明かしていくしかないか。
・・・この世界ではユニークスキルはどんな扱いなのかな。俺が知っている限り、仮説だが出現条件がなく、さらに熟練度を上げても得ることが出来ず、発生条件は謎、という事ぐらいだ。この仮説と同じなのだろうか。
「ユニークスキルとは、選ばれし者だけが獲得することが出来るスキルです。どんなに自分の腕を磨こうがどんなに辛い鍛錬をしようが関係ありません。獲得条件は謎なんです。なので、私たちがユニークスキルを《神の力》と呼んでいます。これまでにこの《神の力》を獲得した者は私の知る限り3人しかいません。この3人の方々は素晴らしい偉業を成し遂げております。いずれも伝記などの本で読んだものですけど・・・。冒険者は約1億人ほどいます。そんなに沢山の冒険者がいるにも関わらず、たったの3人だけなのです。それほど凄い能力なのです。しかし、500年ほど前の話です。本当にユニークスキルがあるのか私は信じきれていませんでした。一種の仮説かとずっと思っていました。しかし、目の前に《神の力》を有する冒険者が現れました!これは信じるしかありませんよね!」
・・・これ、来たんじゃね!?!?最初はこの先どうしようかと悩んでいたけどこれならやっていけそうだ!!!
「しかし、ユニークスキルは1人につき1つなんです。過去の3人がそうだったんです。1人の冒険者が複数のユニークスキルを保持しているだなんて聞いたことない!凄いです!でも、スキル名が書いてないなんて珍しいですね。凄い能力だったりして・・・」
・・・しかし、自分で言うのもなんだが俺はとても不運な冒険者だと思ってる。だって、今までロクな目にあってないから......。
凄いスキルだと言うけど実際には使いどころが分からないクソスキルかもしれない。
まぁ、ユニークスキルに限ってそんなことないよねっ!!!
なんてったって、俺を含めてまだ4人しか獲得していないスキルなんだから!
だから絶対、強力なスキルに決まってる!!!!!
・・・別にフラグ回収してるわけじゃないから!!!
「うおぉぉぉぉぉぉぉおお!!!!」
「ユニークスキル保持した冒険者が現れたぞぉぉぉぉおお!!!」
「これはめでたいことだ!パァッとパーティーでもしようぜ!!!」
「おぉぉぉお!!!」
「賛成!!!」
周りの視線が一変、歓喜の渦に包まれた。あれほど蔑(さげす)んだ視線だったけど今は違う!!!
俺を歓迎してくれている。これで冒険者としての生活が始まる!
「おい、エマ。やったぞ!俺は遂に冒険者としての生活が始まるんだ!」
「良かったですね、タケル」
「もっと無いのか?こう....褒めてくれるとか!」
「・・・・・」
「なんか言ってくれよ!」
「・・・頑張ってください」
「ありがとぉぉぉお!」
改めて俺の冒険者としての人生が幕をあけるのだった。
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