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34話
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ジャーファルは魔力の扱い方が分からないらしい。
俺は魔力の扱い方を教える代わりに仲間になることを条件とした。
「うーん...」と少し悩んだ後、ジャーファルはこの条件をのんだ。
この条件はお互いに良いと俺は考える。
ジャーファルは魔力の扱い方を知ることができ、俺は魔力の高い魔物を仲間にすることができる。
それにジャーファルは【特異体質(イレギュラー)】だ。数千年、もしくは数億年に誕生するかもわからない貴重な逸材をここに野放しになんてしたくない。
そして、俺はジャーファルの為に特訓を開始した。
・
・
・
って言っても俺もイマイチ魔力をどう扱うか分からない。
何気なく、【魔法】というものを使用しているが、そもそも、【魔力の理論】という根本的なものが分からない。
どうせ、魔法が使えてるからいっか!とかいう理由でそこんとこを怠ってしまった。
・・・まさか、ここでそのツケがくるとは.....。
まぁ、こういう時は物知りなエマに聞くことにしよう。
そう思った俺は、【魔力の理論】というものを聞く為、エマに質問をした。
「【魔力の理論】とは、魔法を扱う為にとても重要なことです。そもそも、魔法とは空気中に発生している【魔素(まそ)】というエネルギーを体内に取り込むことによって成立します。そして、この【魔素】を体内で増幅させます。増幅させる為に必要なことは、【魔力干渉(マジック・デモリッション)】と呼ばれる能力です。それが高ければ高いほど、魔法の威力の想像を絶するものとなります。【魔素(まそ)】を取り込むことは簡単ですが、【魔力干渉(マジック・デモリッション)】については個々の才能です。いくら努力をしたってこれは高めることはほぼ不可能です。
・・・それにしても、【魔力の理論】が分からないのによく【魔法】が使えますね。私はそこにビックリしてます」
「ハハハ.....」
俺は苦笑いを浮かべた。
・・・【魔力の理論】とは意外と簡単なものだな。
これなら、ジャーファルでもすぐに出来そうだ。
・
・
・
それからというもの、ジャーファルは特訓に励んだ。
・・・そして、なんと2日で魔力の扱い方や魔法を覚えた。
小手調べに【擬人化】という魔法をしてもらうことにした。
小手調べとはいっても、【擬人化】は相当な技術を要する。これをたった2日しか特訓にしていないジャーファルには至難のワザだろう.....。
・・・ん?え!?まさかっっ!?!?
そのまさかだった。
ジャーファルは見事、【擬人化】を成功させた。
そして、ジャーファルの容姿は.....、
・・・やはり、女の子だった。
【擬人化】を成功させたのは驚いた。
だが、ジャーファルは女の子だった、というところには驚かない。だって、トライドの時と状況が一緒なのだから。
・・・俺はそう思っていた。
デカい!とてもデカい!
ジャーファルは胸がデカかったのだ。
それに、出てるところは出てて、引っ込んでいるところは引っ込んでいる。
大人の女性の魅力を感じれずにはいられなかった。
俺は数秒間、その容姿に目が釘付けになっていた。
・・・いかんいかん。危うく惚れてしまうところだった。
正気に戻った俺だか、その後もチラチラとジャーファルを見ていた。
絶対、黒いスーツとメガネが似合う!と心の中で叫んでいた。
「よし!決めた!」
街に戻ったら、服を買ってあげよう!
もちろん、黒いスーツとメガネを。
俺は、「グフフフフ...」と不気味な笑みを浮かべていた。
それを見た4人は当然、俺のことを引いただろう。
俺は魔力の扱い方を教える代わりに仲間になることを条件とした。
「うーん...」と少し悩んだ後、ジャーファルはこの条件をのんだ。
この条件はお互いに良いと俺は考える。
ジャーファルは魔力の扱い方を知ることができ、俺は魔力の高い魔物を仲間にすることができる。
それにジャーファルは【特異体質(イレギュラー)】だ。数千年、もしくは数億年に誕生するかもわからない貴重な逸材をここに野放しになんてしたくない。
そして、俺はジャーファルの為に特訓を開始した。
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って言っても俺もイマイチ魔力をどう扱うか分からない。
何気なく、【魔法】というものを使用しているが、そもそも、【魔力の理論】という根本的なものが分からない。
どうせ、魔法が使えてるからいっか!とかいう理由でそこんとこを怠ってしまった。
・・・まさか、ここでそのツケがくるとは.....。
まぁ、こういう時は物知りなエマに聞くことにしよう。
そう思った俺は、【魔力の理論】というものを聞く為、エマに質問をした。
「【魔力の理論】とは、魔法を扱う為にとても重要なことです。そもそも、魔法とは空気中に発生している【魔素(まそ)】というエネルギーを体内に取り込むことによって成立します。そして、この【魔素】を体内で増幅させます。増幅させる為に必要なことは、【魔力干渉(マジック・デモリッション)】と呼ばれる能力です。それが高ければ高いほど、魔法の威力の想像を絶するものとなります。【魔素(まそ)】を取り込むことは簡単ですが、【魔力干渉(マジック・デモリッション)】については個々の才能です。いくら努力をしたってこれは高めることはほぼ不可能です。
・・・それにしても、【魔力の理論】が分からないのによく【魔法】が使えますね。私はそこにビックリしてます」
「ハハハ.....」
俺は苦笑いを浮かべた。
・・・【魔力の理論】とは意外と簡単なものだな。
これなら、ジャーファルでもすぐに出来そうだ。
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それからというもの、ジャーファルは特訓に励んだ。
・・・そして、なんと2日で魔力の扱い方や魔法を覚えた。
小手調べに【擬人化】という魔法をしてもらうことにした。
小手調べとはいっても、【擬人化】は相当な技術を要する。これをたった2日しか特訓にしていないジャーファルには至難のワザだろう.....。
・・・ん?え!?まさかっっ!?!?
そのまさかだった。
ジャーファルは見事、【擬人化】を成功させた。
そして、ジャーファルの容姿は.....、
・・・やはり、女の子だった。
【擬人化】を成功させたのは驚いた。
だが、ジャーファルは女の子だった、というところには驚かない。だって、トライドの時と状況が一緒なのだから。
・・・俺はそう思っていた。
デカい!とてもデカい!
ジャーファルは胸がデカかったのだ。
それに、出てるところは出てて、引っ込んでいるところは引っ込んでいる。
大人の女性の魅力を感じれずにはいられなかった。
俺は数秒間、その容姿に目が釘付けになっていた。
・・・いかんいかん。危うく惚れてしまうところだった。
正気に戻った俺だか、その後もチラチラとジャーファルを見ていた。
絶対、黒いスーツとメガネが似合う!と心の中で叫んでいた。
「よし!決めた!」
街に戻ったら、服を買ってあげよう!
もちろん、黒いスーツとメガネを。
俺は、「グフフフフ...」と不気味な笑みを浮かべていた。
それを見た4人は当然、俺のことを引いただろう。
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