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スラム編
第25話 紆余曲折
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シャンドル公は肥料の生産現場だけ確認して、王都に引き返していった。その時に、ニッジが現場の責任者をしていることに驚いていたけど、僕の推薦があった少年であることを知ると、感慨深そうな表情でニッジと何かを話していた。
その時の会話についてはニッジは話そうとしなかったが、とても嬉しそうにしていた。
「頑張ろうな。オレはロランにずっとついていくぜ。それこそがオレの人生が開けるってもんだ」
ちょっと何を言っているか分からないけど? 僕に付いてきても、何もないと思うんだけどな。まぁ、本人が何を考えているか分からないけど、放っておいたほうがいいな。
さて、シャンドル公から言われた肥料の問題点を整理することにしよう。これは皆から知恵を借りるしか無いから、ニッジとガーフェ、それに師匠とマリアに同席してもらうことにしたが、師匠は「面倒だ」の一言で参加しないことになった。
マリアがさっきから離れないんだけど……。
「最近、なんだか私の存在が薄くなっている気がするんです。少しでもロラン様を補充させてください」
なんだか、僕の体から汁が出ているみたいな言い方だな。ちょっと嫌だけど、マリアの柔らかい体の感触に抗えない自分がいた。
「会議が始まったら、離れてくれよ」
「もちろんです。私は常にロラン様のことを考えていますから。ご迷惑はおかけしません。ただ、会議が終わった後に二人になれますか?」
マリアの誘いは魅力的だけど、やめておこう。なぜか、最近は裸で迫ってくることが多くなってきたような気がしてきたから恐怖を感じ始めてきているのだ。マリアの魅力に負けてしまいそうだ……。
全員が集まり、会議が始まった。マリアは居住まいを正し、背筋を伸ばしながら椅子に座っている。これだけを見れば、本当に尊敬できるシスターといった感じだ。
「皆のもの。集まってくれたのは他でもない。シャンドル公からこのままでは肥料を製造しても、農地で使うことが出来ないと言われた。その問題の解決をするための知恵を借りるために集まってもらった。ん? ガーフェ、どうした?」
「ロラン様。今のお話ですが、私にはさっぱり分からないのです。少し私めに説明をしていただけませんか?」
そうか。少しは説明したが、あまり伝わっていなかったようだ。ニッジはある程度分かっているような気もするが、分かるまで説明をしたほうが良さそうだ。
シャンドル公が言うには、肥料の製造は王国にとって利することであり、王が証明書を発行した段階でそれを疑う必要はない。問題は肥料の品質や製造量ということではない。もっと根本的な問題だ。
「この国が長く戦争をしているのは当然知っていることだ。健康な者は戦場に赴き、戦いに明け暮れている。その物資は当然、王国が管理した輸送隊によって各地に運ばれている」
物資は多岐に及ぶ。戦争を継続するためなので、兵士の衣食住全てを賄うものから、武器や防具までに及ぶ。しかも、戦争は長い戦線で行われており、物資は各地に散っている。その物資の運搬は、王国が管理しているとは言え、制御が難しくなりつつあるというのだ。もちろん、これは軍事機密に該当するため、詳細は知らない。
「大切なのは、王国が推奨している肥料を王国によって運搬することが出来ないということだ」
もっといえば、王国の領地経営にある。王国には王家があり膨大な直轄領を持っている。そのあまりが公爵家や伯爵家などが領地を治めている。たとえば、公爵家の領地に関して、内政などの政はすべて公爵家に帰属する。つまり、王家と言えども簡単に口出しできないほどの自治権が与えられている。
王家は公爵家の庇護者という立場だ。その代わりに税金を王国に納めることとなる。
まぁ、それはともかく……各領地には高い自治権があるため、領地を跨ぐような機関が発展してこなかったのだ。精々、王国が運営している輸送隊くらいだ。
ここでようやくガーフェが納得したような表情に変わっていった。
「なるほど。つまりは王国のような各地を移動できる輸送隊がないため、肥料を運べないと。ちなみにですが、肥料を欲しがっている諸侯などはいるのでしょうか?」
僕は首を横に振った。そこまでの情報は入ってきていない。この輸送という問題を解決しないことには肥料はスラムで腐ってしまうだけだ。逆を言えば、輸送の問題を解決できれば、肥料は各地に向かう機会が広がるということだ。
「そうですか……しかし、話を聞く限り、スラムで輸送を賄うというのは無理な話でしょうな……ニッジ君はどう思いますか? 肥料を運ぶための解決策はなにかありそうですか?」
「かなり難しいですね。肥料はどれくらい使うか知っていますか? 効果として出るためには、畑の大きさにもよりますけど数トンという量が必要となります。生半可な輸送では追いつかないでしょう」
ちなみに輸送は人力というのもあるが、馬車による大量輸送が基本となっている。馬車に使われる馬は、戦場で駆け回る馬とはやや異なり、馬重があり、悪路でも踏ん張りの利く馬が求められている。その馬の全部は王国に独占されている。
さて、どうしたものかな……。輸送は出来ない。そもそも肥料を運ぶという発想が駄目なのかな? そうなると、肥料を作っている場所で農業をするのが理想……というかそれ以外は出来ないと考えたほうがいいかも知れない。
「どうだろうか? なにか知恵はないか?」
皆の顔はやはり暗い。肥料を輸送するという方法は諦めたほうがいいかも知れない……。
「ロラン様。肥料作りを諦めてしまうのですか⁉」
「ロラン。オレ達が折角作った肥料を無駄にしてしまうのか?」
ガーフェとニッジの言っていることはよく分かる。しかし、そうじゃないんだ。
「運ぶのを諦めただけだ。どうだろうか。スラムで畑を作らないか?」
それに難色を示してきたのは、ガーフェだった。当然だろう。この話は一度話されて、断念した経緯がある。結局結論は一緒だろうと思ったのだろう。
「ガーフェ。言いたいことは分かるが、そうじゃないんだ。スラムで作る畑は、品質の高いものだ。他で肥料が使われていないのであれば、ここで肥料を使い高品質で収量の多い作物を作る。それが出来るのではないか? そうだろ? ニッジ」
「もちろんだ!! 作った肥料を使った野菜はどれも味は格別だ。そうだよな。肥料を売らないで、野菜を売ればいい。それなら、運ぶ手段だってないことはないんだ」
その通りだ。野菜なら人力でも十分に運べる。ガーフェもうなりながらも何度も頷いていた。
「確かに、それならば他とは違う作物を作れるかも知れませんな。幸い、農家出身のいいスラムにとっては最高かもしれませんな。ふむ……是非やってみましょう。シスターはどうでしょう?」
今まで黙っていたマリアが静かに声を出した。
「畑を作るのは賛成です。かつてこの旧都は農地の広がった豊かな場所でした。戦争の都合で遷都してしまいましたが、これほど条件の良い農地は王国でも珍しいでしょう。ここに一大農地を築き、スラムの方々が幸せに過ごすこと、それがロラン様のご希望でしょう。そのために必要なことは私はどんなことでもご協力差し上げます」
マリアがそこまで協力的だとは……なんだか、嬉しくなるな。
話は決まったな。そうなると、シャンドル公に言っておかねばならない。返事は実に簡単なものだった。
「承知した。出来た野菜は王都に送るように」
それだけだった。シャンドル公はどうやら怒っていなさそうだ。実は大風呂敷を広げてしまった手前、スラムに畑を作ると言ったら失望されるかと思ったが、そんなことはなさそうだ。
「皆のもの、明日より農地を拡張するための作業に入る。ただ、農具などの道具が不足するだろう。ガーフェ、すまないが金を預けるから農具を買い集めてきてくれないか?」
ガーフェは頷き、明日からの行動が決まった。マリアが言ったかつての旧都の農地をどれくらい復活させられるか。実に楽しみだ。
その時の会話についてはニッジは話そうとしなかったが、とても嬉しそうにしていた。
「頑張ろうな。オレはロランにずっとついていくぜ。それこそがオレの人生が開けるってもんだ」
ちょっと何を言っているか分からないけど? 僕に付いてきても、何もないと思うんだけどな。まぁ、本人が何を考えているか分からないけど、放っておいたほうがいいな。
さて、シャンドル公から言われた肥料の問題点を整理することにしよう。これは皆から知恵を借りるしか無いから、ニッジとガーフェ、それに師匠とマリアに同席してもらうことにしたが、師匠は「面倒だ」の一言で参加しないことになった。
マリアがさっきから離れないんだけど……。
「最近、なんだか私の存在が薄くなっている気がするんです。少しでもロラン様を補充させてください」
なんだか、僕の体から汁が出ているみたいな言い方だな。ちょっと嫌だけど、マリアの柔らかい体の感触に抗えない自分がいた。
「会議が始まったら、離れてくれよ」
「もちろんです。私は常にロラン様のことを考えていますから。ご迷惑はおかけしません。ただ、会議が終わった後に二人になれますか?」
マリアの誘いは魅力的だけど、やめておこう。なぜか、最近は裸で迫ってくることが多くなってきたような気がしてきたから恐怖を感じ始めてきているのだ。マリアの魅力に負けてしまいそうだ……。
全員が集まり、会議が始まった。マリアは居住まいを正し、背筋を伸ばしながら椅子に座っている。これだけを見れば、本当に尊敬できるシスターといった感じだ。
「皆のもの。集まってくれたのは他でもない。シャンドル公からこのままでは肥料を製造しても、農地で使うことが出来ないと言われた。その問題の解決をするための知恵を借りるために集まってもらった。ん? ガーフェ、どうした?」
「ロラン様。今のお話ですが、私にはさっぱり分からないのです。少し私めに説明をしていただけませんか?」
そうか。少しは説明したが、あまり伝わっていなかったようだ。ニッジはある程度分かっているような気もするが、分かるまで説明をしたほうが良さそうだ。
シャンドル公が言うには、肥料の製造は王国にとって利することであり、王が証明書を発行した段階でそれを疑う必要はない。問題は肥料の品質や製造量ということではない。もっと根本的な問題だ。
「この国が長く戦争をしているのは当然知っていることだ。健康な者は戦場に赴き、戦いに明け暮れている。その物資は当然、王国が管理した輸送隊によって各地に運ばれている」
物資は多岐に及ぶ。戦争を継続するためなので、兵士の衣食住全てを賄うものから、武器や防具までに及ぶ。しかも、戦争は長い戦線で行われており、物資は各地に散っている。その物資の運搬は、王国が管理しているとは言え、制御が難しくなりつつあるというのだ。もちろん、これは軍事機密に該当するため、詳細は知らない。
「大切なのは、王国が推奨している肥料を王国によって運搬することが出来ないということだ」
もっといえば、王国の領地経営にある。王国には王家があり膨大な直轄領を持っている。そのあまりが公爵家や伯爵家などが領地を治めている。たとえば、公爵家の領地に関して、内政などの政はすべて公爵家に帰属する。つまり、王家と言えども簡単に口出しできないほどの自治権が与えられている。
王家は公爵家の庇護者という立場だ。その代わりに税金を王国に納めることとなる。
まぁ、それはともかく……各領地には高い自治権があるため、領地を跨ぐような機関が発展してこなかったのだ。精々、王国が運営している輸送隊くらいだ。
ここでようやくガーフェが納得したような表情に変わっていった。
「なるほど。つまりは王国のような各地を移動できる輸送隊がないため、肥料を運べないと。ちなみにですが、肥料を欲しがっている諸侯などはいるのでしょうか?」
僕は首を横に振った。そこまでの情報は入ってきていない。この輸送という問題を解決しないことには肥料はスラムで腐ってしまうだけだ。逆を言えば、輸送の問題を解決できれば、肥料は各地に向かう機会が広がるということだ。
「そうですか……しかし、話を聞く限り、スラムで輸送を賄うというのは無理な話でしょうな……ニッジ君はどう思いますか? 肥料を運ぶための解決策はなにかありそうですか?」
「かなり難しいですね。肥料はどれくらい使うか知っていますか? 効果として出るためには、畑の大きさにもよりますけど数トンという量が必要となります。生半可な輸送では追いつかないでしょう」
ちなみに輸送は人力というのもあるが、馬車による大量輸送が基本となっている。馬車に使われる馬は、戦場で駆け回る馬とはやや異なり、馬重があり、悪路でも踏ん張りの利く馬が求められている。その馬の全部は王国に独占されている。
さて、どうしたものかな……。輸送は出来ない。そもそも肥料を運ぶという発想が駄目なのかな? そうなると、肥料を作っている場所で農業をするのが理想……というかそれ以外は出来ないと考えたほうがいいかも知れない。
「どうだろうか? なにか知恵はないか?」
皆の顔はやはり暗い。肥料を輸送するという方法は諦めたほうがいいかも知れない……。
「ロラン様。肥料作りを諦めてしまうのですか⁉」
「ロラン。オレ達が折角作った肥料を無駄にしてしまうのか?」
ガーフェとニッジの言っていることはよく分かる。しかし、そうじゃないんだ。
「運ぶのを諦めただけだ。どうだろうか。スラムで畑を作らないか?」
それに難色を示してきたのは、ガーフェだった。当然だろう。この話は一度話されて、断念した経緯がある。結局結論は一緒だろうと思ったのだろう。
「ガーフェ。言いたいことは分かるが、そうじゃないんだ。スラムで作る畑は、品質の高いものだ。他で肥料が使われていないのであれば、ここで肥料を使い高品質で収量の多い作物を作る。それが出来るのではないか? そうだろ? ニッジ」
「もちろんだ!! 作った肥料を使った野菜はどれも味は格別だ。そうだよな。肥料を売らないで、野菜を売ればいい。それなら、運ぶ手段だってないことはないんだ」
その通りだ。野菜なら人力でも十分に運べる。ガーフェもうなりながらも何度も頷いていた。
「確かに、それならば他とは違う作物を作れるかも知れませんな。幸い、農家出身のいいスラムにとっては最高かもしれませんな。ふむ……是非やってみましょう。シスターはどうでしょう?」
今まで黙っていたマリアが静かに声を出した。
「畑を作るのは賛成です。かつてこの旧都は農地の広がった豊かな場所でした。戦争の都合で遷都してしまいましたが、これほど条件の良い農地は王国でも珍しいでしょう。ここに一大農地を築き、スラムの方々が幸せに過ごすこと、それがロラン様のご希望でしょう。そのために必要なことは私はどんなことでもご協力差し上げます」
マリアがそこまで協力的だとは……なんだか、嬉しくなるな。
話は決まったな。そうなると、シャンドル公に言っておかねばならない。返事は実に簡単なものだった。
「承知した。出来た野菜は王都に送るように」
それだけだった。シャンドル公はどうやら怒っていなさそうだ。実は大風呂敷を広げてしまった手前、スラムに畑を作ると言ったら失望されるかと思ったが、そんなことはなさそうだ。
「皆のもの、明日より農地を拡張するための作業に入る。ただ、農具などの道具が不足するだろう。ガーフェ、すまないが金を預けるから農具を買い集めてきてくれないか?」
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