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スラム編
第28話 得意な魔法
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畑が一段落ついて、家にいる時間が増えてきたな。やっぱりスラムという大所帯が動き出せば、僕の出番はかなり少なってくる。もちろん、畑の拡張は今でも続けられている。その度に石の除去の手伝いに行っているが、それだけだ。
「最近、私の出番が少ないな……」
師匠がなんかボヤいているな。たしかに家を留守がちにしていたのは事実だけど、ちゃんと三食も用意しておいているし、最低限の掃除もしているから問題はないはずだ。
「問題大アリだ!! ロラン。お前、最近土魔法ばっかり使っているだろ?」
「ええ、まぁ」
師匠は大きなため息をついて、「他の属性を使ってみろ」と催促してきた。なんか、久々の修行みたいでちょっとワクワクする。
他の属性か、だったら土より得意だった風魔法だ。風、風、風……あれ? 風ってどうやってイメージするんだっけ? 頭の中でイメージを膨らまそうとしても土ばかりが浮かんでくる。
「イメージが出来なくなっているだろ? それが一つの属性ばかり使う弊害だ。このまま、放っておくと土魔法しか使えなくなるぞ」
……別にいいんじゃないの? って思っちゃいけないのかな? 実際問題、土魔法の有用性はかなり高い。もちろん、他の属性も使えるに越したことはないけど土魔法を極めるというのも一つの選択なのではないか?
「お前の気持ちは分かるが……しかし、勿体無いな。ちょっと聞くが……ここに酒が二つある。どちらも同じくらいに旨い酒だ。しかし、片方は明日になるともっと美味しくなるとする。どっちを飲む?」
「僕は酒は飲みませんよ」
叩かれた。
「お前の好きなものでもいい。どうだ?」
そりゃあ、考えるまでもない。明日まで待つに決まってるじゃないか。
「そうか。だったら、土魔法ではなく風魔法を伸ばせ」
どういう意味だ? さっきの問いと何の関係があるというのだ?
「言っておくが、他属性を使える魔法使いというのは珍しい」
久々の魔法を講釈だな。師匠が言うには、他属性が使える魔法使いが少ないのは、やらない人が多いかららしい。魔法が使える者であれば、他属性も使えるが、一方を伸ばせば一方が縮むという関係性が魔法属性にはある。僕が土魔法ばかり使っていたせいで、風魔法が使いづらくなったのはそのせいだ。
他属性魔法使いという言葉は、いわば嘲笑の対象だ。器用貧乏の代表格的存在で、優柔不断、得意魔法がない、といった陰口を言われるのだ。
そういうこともあり、一般的には魔法使いは一つの属性を伸ばすことが多い。しかも、その属性は大抵個々人で決まっているものだそうだ。シャンドル家では火属性みたいな感じで。
師匠は僕の得意な属性は風と言っているのも、僕の性質がそうなのだからなのだろう。話としてはよく分かるし、風魔法も使えたらと思うけど……
「使い途がないんですよね。風魔法」
土魔法だって、最初は他の属性と同じくらいの熟練だった。でも使い途が多すぎて、結局熟練が一番上がってしまっただけだ。伸ばそうと思って、伸ばしているわけではなかったんだよ。
「そこまでは知らないな。マリアのスカートで風でめくっていればいいんじゃないか? 意外と面白いかも知れないぞ」
何を言っているんだが……とりあえず、師匠のスカートをめくってみるか。イメージは一瞬。自分でも想像できないほど早いイメージだった。魔力も瞬時に手に集まり、考えてから一秒も経っていない。
師匠のスカートは見事に翻り、紫色の派手なパンツが顕になった。
「師匠ってパンツ見られているのに、動じないんですね」
「私がロランに見られて、動じるわけ無いだろ?」
なんだか悔しいな。もうちょっと恥ずかしげにしている師匠の姿を見れると思ったのに。
「師匠。こういうのは何だと思いますが……」
「なんだ? もう一度見たいのか?」
「そうではないのですが。パンツに穴が開いていますよ」
師匠は僕を叩いて、自室に戻っていってしまった。さすがの師匠も穴開きパンツは恥ずかしかったと見える。やっと普通の反応が見れて、なんとなく嬉しかった。
それはさておき、手に残る感触を何度も確かめた。
風魔法が得意っていうのは本当かも知れない。あんなに一瞬で魔法を発動したのは初めてだ。たしか、最初に風魔法を使ったのは教会裏の畑だっけ。あのときとは感覚が全然違かったぞ。
でも僕の頭を悩ました。風魔法、本当に使い途が思いつかない。精々、草むしりだ。それとも師匠が言っていたようにスカートめくりしか無いのか? でも、そんなことをしたらスラムでの居場所を失いかねないぞ。
考え事をしていると、パンツを履き替えたであろう師匠が戻ってきた。すると師匠が何かを投げてきた。
「何ですか? この腕輪は?」
「それは魔法の力を抑制するための魔道具だ。それをつけながら、これからは魔法を使うんだぞ」
ええと……嫌ですけど?
「そんなところに置くんじゃない。いいか? 魔法は熟練が全てだ。発動までの時間、威力、範囲、性質、その全てはイメージと魔法操作に関わってくる。その腕輪は魔法操作を負荷を掛けるものだ。それをつけていると魔法の効果はかなり落ちるだろう」
やっぱり、嫌ですけど。
「投げようとするな!! それはかなり貴重なんだぞ」
こんな物が? 呪いのアイテムか何かなんじゃないのか?
「そうではない。魔法操作に負荷がかかるということは、それだけ難しくなるということだ。そんな状況下で魔法の使ってみろ。分からないか? 熟練が一気に上がることが。その道具にはそれだけの価値があるということだ」
なるほど……やっぱりいらない。
「まったく、この価値が分からないとは。いいか? お前はどうしても土魔法を使う頻度が高くなってしまう。こればかりは止められないだろ? だったら、負荷を掛けて一旦熟練を押さえ込む必要がある。そして、他の属性の時は、外して熟練をあげるんだ」
つまり、土魔法の熟練度をこの腕輪で押さえ込んで、その間に風魔法を伸ばせってことか。話としては分かったけど、根本的に解決として風魔法を使う機会がないから熟練度が上がらないということなんだよね。
「さっきもいったが、マリアのスカートをめくってくるんだ」
まだ言っていたのか。とりあえず、師匠のスカートを再び風魔法でめくった。
……? 今回は師匠がちゃんとスカートを押さえ込んでくれたから、そこは満足なんだけど……
「師匠。パンツはどうしたんですか?」
「あれが最後の一枚だったのだ」
師匠はノーパンだった。そして、叩かれた。
「とにかく、マリアのスカートだぞ。もっとも、私のように優しくはないだろう。それと気をつけるんだぞ」
全く何を言っているんだが。あんなにおっとりとした女性の中の女性のマリアのスカートめくりが大変? そんな馬鹿な。僕の中ではマリアのパンツにそこまでの価値を見出だせなかった。だって、最近はミニスカートと化した修道服からいつも覗かせてるんだもん。
でも、ここまで無理だと言われればやってみたくなるのが子供心。なんとしても、風魔法でマリアのパンツを拝んでやる!!
さっそく、教会に赴き、マリアと出会い頭に風魔法を使った。イメージ、発動……完璧だ。師匠の時以上に完璧だった、はず。
「シスターが消えた⁉」
すると後ろから吐息を耳に吹きかけられた。
「ダメですよ。そんなイタズラをしちゃ。見たいなら、いつでも見せてあげますよ」
バカな……目の前にいたはずのマリアが背後に待っている、だと? そんなはずはない。風魔法は完璧だったはず。今頃、マリアのスカートは華麗に翻っているはずなのに。
……今度は外さないぞ。背後にいるマリアに悟られないように、イメージと魔力操作を行い、振り向きざまに魔法を放った。さっき以上に早く風魔法だ。ターゲットはもちろんマリアのスカートだ。これならば……
また、耳に吐息を吹きかけられた。
「そんなに私のパンツが見たいんですか? 積極的なロラン様は素敵ですけど、スカートめくりはダメですよ。私のスカートをめくりたかったら、ロラン様でも十年はかかりますよ」
そんな……僕は人生で初めて挫折を経験した。まさか、こんな超人が身近にいるとは。悔し紛れにもう一度、風魔法を使ったが、今度は背後から強く抱きしめられてしまった。
「何度もやるなんて……ロラン様でもお仕置きが必要なようですね。さあ、医務室に行きますわよ」
マリア……恐るべし。
「最近、私の出番が少ないな……」
師匠がなんかボヤいているな。たしかに家を留守がちにしていたのは事実だけど、ちゃんと三食も用意しておいているし、最低限の掃除もしているから問題はないはずだ。
「問題大アリだ!! ロラン。お前、最近土魔法ばっかり使っているだろ?」
「ええ、まぁ」
師匠は大きなため息をついて、「他の属性を使ってみろ」と催促してきた。なんか、久々の修行みたいでちょっとワクワクする。
他の属性か、だったら土より得意だった風魔法だ。風、風、風……あれ? 風ってどうやってイメージするんだっけ? 頭の中でイメージを膨らまそうとしても土ばかりが浮かんでくる。
「イメージが出来なくなっているだろ? それが一つの属性ばかり使う弊害だ。このまま、放っておくと土魔法しか使えなくなるぞ」
……別にいいんじゃないの? って思っちゃいけないのかな? 実際問題、土魔法の有用性はかなり高い。もちろん、他の属性も使えるに越したことはないけど土魔法を極めるというのも一つの選択なのではないか?
「お前の気持ちは分かるが……しかし、勿体無いな。ちょっと聞くが……ここに酒が二つある。どちらも同じくらいに旨い酒だ。しかし、片方は明日になるともっと美味しくなるとする。どっちを飲む?」
「僕は酒は飲みませんよ」
叩かれた。
「お前の好きなものでもいい。どうだ?」
そりゃあ、考えるまでもない。明日まで待つに決まってるじゃないか。
「そうか。だったら、土魔法ではなく風魔法を伸ばせ」
どういう意味だ? さっきの問いと何の関係があるというのだ?
「言っておくが、他属性を使える魔法使いというのは珍しい」
久々の魔法を講釈だな。師匠が言うには、他属性が使える魔法使いが少ないのは、やらない人が多いかららしい。魔法が使える者であれば、他属性も使えるが、一方を伸ばせば一方が縮むという関係性が魔法属性にはある。僕が土魔法ばかり使っていたせいで、風魔法が使いづらくなったのはそのせいだ。
他属性魔法使いという言葉は、いわば嘲笑の対象だ。器用貧乏の代表格的存在で、優柔不断、得意魔法がない、といった陰口を言われるのだ。
そういうこともあり、一般的には魔法使いは一つの属性を伸ばすことが多い。しかも、その属性は大抵個々人で決まっているものだそうだ。シャンドル家では火属性みたいな感じで。
師匠は僕の得意な属性は風と言っているのも、僕の性質がそうなのだからなのだろう。話としてはよく分かるし、風魔法も使えたらと思うけど……
「使い途がないんですよね。風魔法」
土魔法だって、最初は他の属性と同じくらいの熟練だった。でも使い途が多すぎて、結局熟練が一番上がってしまっただけだ。伸ばそうと思って、伸ばしているわけではなかったんだよ。
「そこまでは知らないな。マリアのスカートで風でめくっていればいいんじゃないか? 意外と面白いかも知れないぞ」
何を言っているんだが……とりあえず、師匠のスカートをめくってみるか。イメージは一瞬。自分でも想像できないほど早いイメージだった。魔力も瞬時に手に集まり、考えてから一秒も経っていない。
師匠のスカートは見事に翻り、紫色の派手なパンツが顕になった。
「師匠ってパンツ見られているのに、動じないんですね」
「私がロランに見られて、動じるわけ無いだろ?」
なんだか悔しいな。もうちょっと恥ずかしげにしている師匠の姿を見れると思ったのに。
「師匠。こういうのは何だと思いますが……」
「なんだ? もう一度見たいのか?」
「そうではないのですが。パンツに穴が開いていますよ」
師匠は僕を叩いて、自室に戻っていってしまった。さすがの師匠も穴開きパンツは恥ずかしかったと見える。やっと普通の反応が見れて、なんとなく嬉しかった。
それはさておき、手に残る感触を何度も確かめた。
風魔法が得意っていうのは本当かも知れない。あんなに一瞬で魔法を発動したのは初めてだ。たしか、最初に風魔法を使ったのは教会裏の畑だっけ。あのときとは感覚が全然違かったぞ。
でも僕の頭を悩ました。風魔法、本当に使い途が思いつかない。精々、草むしりだ。それとも師匠が言っていたようにスカートめくりしか無いのか? でも、そんなことをしたらスラムでの居場所を失いかねないぞ。
考え事をしていると、パンツを履き替えたであろう師匠が戻ってきた。すると師匠が何かを投げてきた。
「何ですか? この腕輪は?」
「それは魔法の力を抑制するための魔道具だ。それをつけながら、これからは魔法を使うんだぞ」
ええと……嫌ですけど?
「そんなところに置くんじゃない。いいか? 魔法は熟練が全てだ。発動までの時間、威力、範囲、性質、その全てはイメージと魔法操作に関わってくる。その腕輪は魔法操作を負荷を掛けるものだ。それをつけていると魔法の効果はかなり落ちるだろう」
やっぱり、嫌ですけど。
「投げようとするな!! それはかなり貴重なんだぞ」
こんな物が? 呪いのアイテムか何かなんじゃないのか?
「そうではない。魔法操作に負荷がかかるということは、それだけ難しくなるということだ。そんな状況下で魔法の使ってみろ。分からないか? 熟練が一気に上がることが。その道具にはそれだけの価値があるということだ」
なるほど……やっぱりいらない。
「まったく、この価値が分からないとは。いいか? お前はどうしても土魔法を使う頻度が高くなってしまう。こればかりは止められないだろ? だったら、負荷を掛けて一旦熟練を押さえ込む必要がある。そして、他の属性の時は、外して熟練をあげるんだ」
つまり、土魔法の熟練度をこの腕輪で押さえ込んで、その間に風魔法を伸ばせってことか。話としては分かったけど、根本的に解決として風魔法を使う機会がないから熟練度が上がらないということなんだよね。
「さっきもいったが、マリアのスカートをめくってくるんだ」
まだ言っていたのか。とりあえず、師匠のスカートを再び風魔法でめくった。
……? 今回は師匠がちゃんとスカートを押さえ込んでくれたから、そこは満足なんだけど……
「師匠。パンツはどうしたんですか?」
「あれが最後の一枚だったのだ」
師匠はノーパンだった。そして、叩かれた。
「とにかく、マリアのスカートだぞ。もっとも、私のように優しくはないだろう。それと気をつけるんだぞ」
全く何を言っているんだが。あんなにおっとりとした女性の中の女性のマリアのスカートめくりが大変? そんな馬鹿な。僕の中ではマリアのパンツにそこまでの価値を見出だせなかった。だって、最近はミニスカートと化した修道服からいつも覗かせてるんだもん。
でも、ここまで無理だと言われればやってみたくなるのが子供心。なんとしても、風魔法でマリアのパンツを拝んでやる!!
さっそく、教会に赴き、マリアと出会い頭に風魔法を使った。イメージ、発動……完璧だ。師匠の時以上に完璧だった、はず。
「シスターが消えた⁉」
すると後ろから吐息を耳に吹きかけられた。
「ダメですよ。そんなイタズラをしちゃ。見たいなら、いつでも見せてあげますよ」
バカな……目の前にいたはずのマリアが背後に待っている、だと? そんなはずはない。風魔法は完璧だったはず。今頃、マリアのスカートは華麗に翻っているはずなのに。
……今度は外さないぞ。背後にいるマリアに悟られないように、イメージと魔力操作を行い、振り向きざまに魔法を放った。さっき以上に早く風魔法だ。ターゲットはもちろんマリアのスカートだ。これならば……
また、耳に吐息を吹きかけられた。
「そんなに私のパンツが見たいんですか? 積極的なロラン様は素敵ですけど、スカートめくりはダメですよ。私のスカートをめくりたかったら、ロラン様でも十年はかかりますよ」
そんな……僕は人生で初めて挫折を経験した。まさか、こんな超人が身近にいるとは。悔し紛れにもう一度、風魔法を使ったが、今度は背後から強く抱きしめられてしまった。
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