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第一章 地下アイドルの幽霊
第4話 幽霊の話をしよう。
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正式にお邪魔することが出来たとしても、それはあくまでも複数プロセスがあるうちの第一段階をクリアしただけに過ぎず、プロセスをクリアしていかない限り、正しい結末を導き出すことは出来ないし、寧ろ不可能に近い。いざそれを決定したからって、答えに最短のルートであるかどうかと言われると、難しいところだよな。
ともあれ、先ずは第一段階を突破したことを素直に喜ぶしかあるまい。喜んだところでそれが正解であるかどうかは、第三者が決めることでぼく達が決められるようなことではなかったりすることが殆どなのだけれどね。
「ええと、先ずは何処から話したら良いのやら……」
「良いよ、ゆっくりと話してくれればそれで良い。長々と話してくれても良い。取り留めのない話だって構わない――整理しないぐらいがちょうど良かったりするからね。言っている意味が分かるかな?」
「分かるよ……。というかさっきから馬鹿にしているのか何だか知らないけれど、言い方が酷いと思わない? ちょっとは遠慮して言ってくれても良いのにさ……」
申し訳ないけれど、それがこの男――神原の日常だ。スタンダードだ。だからこそってことでもないけれど、話していくうちに自覚するようになる――自分ってどうしてこんな人間にくだらない話をしているんだろう、ってことにね。
まあ、最初は皆そう言うんだよ、はっきり言ってね。好き嫌いがあるんだ、神原だろうがぼくみたいな人間だろうが、変わり者ってものは、やっぱり誰でも愛されるような振る舞いを絶対にしたくないし――ぼくは絶対にしたくない、自分の価値を下げたくないし――となると、人によってははまったらずっと喋っても良いぐらいってなる人も居るし、全く歯車が噛み合わなくて二度と話したくない、なんて人も居る。まあ、人類なんて八十億人ぐらい居るし、それぐらいは居てもおかしくはないもんな。
「とにかく話をしてくれないか。先ずはそれからだ……、こいつのことを疑う気持ちは分かる。というか、それが普通だよ、悲しいけれどね」
「分かったよ。取り敢えず話をすれば良いんでしょう? それをどう解釈するかはそっちの勝手だし、それによってわたしがデメリットになることはないもんね。解決しなかったら、それがデメリットになるのかもしれないけれど、そうしたらわたしは外に出なければ良いんだし」
おい、それで良いのか?
幾ら何でも、外には出た方が良いと思うけれど。幾ら全てが宅配とネット通販で何とかなる世の中になってしまったからとはいえ、だ。
「外に出なくても良い、というのはちょっと困るね。幾ら何でも、サンシャインズは地下アイドルとしてライブ活動を一番の収益源としている以上は、少なくとも楽屋の外には出てもらわないと困るんだよ。それとも、ここでYouTube活動でもするつもりかい?」
幽霊が嫌いだから、YouTubeを始めた地下アイドル――想像すると、ちょっとは面白そうだ。最初は少し閲覧数が増えるんじゃないか? 元々見てくれていたファンに、面白さを求めて新規が少しは増えてくれるかもしれない。尤も、その後に定着してくれるかどうかは、実力が物を言うのだろうけれどね。
「YouTube活動か! それも悪くないよね。ずっと新人って言い続けて五年ぐらい活動しても良いよね」
何かそういう配信者居なかったっけ――三ヶ月経過したらちょっと小っ恥ずかしくなってきて、一年経過したら同僚にネタにされて、気付けば鉄板のネタになって五年経過した……っていう奴。あれもあれでどうかと思ったけれど、まあ、ファンに愛されているし、あいつまだ新人って言っているんだぜってネタになっている以上覚えられているということなのだから、それはそれで良いのかもしれないけれどね。
「YouTubeで稼げれば良いが、正直ライブ活動やグッズのそれと比べるとね……。やはり、元締めが居るから致し方ないのだけれど、お金をがっつり稼ぐにはYouTubeは便利なのだけれど、我々のようなニッチな隙間産業はそう簡単に稼げるものでもないのだよね」
マネージャーはばっさりと言うが、しかし裏を返すときちんと現実を見ている――ということでもある。それはそれでちゃんとしているのだし、別にマネージャーを批判することでもないだろう。寧ろマネージャーに敬意を表しても良いのではないだろうか。
敬意とまでいかなくとも、感謝の気持ちぐらい示しても良さそうだ。
まあ、このアイドル達はそういう思いをしているかどうか――という話だが、少なくともマリサはマネージャーに感謝こそしていても、それを無視するぐらいに幽霊騒動が強いダメージを与えている、ということなのかもしれないな。
「YouTubeはどうでも良いんだよ。確かに稼げるかもしれないけれど、膨大な視聴者数を常に確保出来なければ、意味はない。チャンネル登録者数が多ければ多い程、やはり再生数に貢献するらしいけれどね。或いは、有料プランだっけか? あれもかなり良いらしいけれどね」
神原、詳しいけれどまさかお前YouTubeでもやっているんじゃないだろうな?
「まさか。YouTubeはとっくに辞めたよ。再生数が全く伸びなくてね。百再生すら危ういぐらいだったから、全く稼ぎに貢献しちゃくれなかった……。だから諦めて、僕ちゃんは探偵一本で飯を食っているって訳だよ」
飯を食える程仕事をしているのか? お前、したくない仕事は絶対にしないだろうが。それとも、ぼくの知らないところできっちり探偵の仕事をしているのか? それなら別に良いけれどね。隠し事をしているのはちょっとショックではあるが。
「飯を食える程の仕事はしているつもりだよ。それぐらいに、選り好み出来ているということでもあるかな……。だから僕ちゃんは遊び呆ける――違う、幽霊探しに勤しむことが出来る訳だけれどね」
「ちゃんと本音を言っておいて、巻き返せると思ったのか……?」
だとしたら、そいつは大失敗だ。諦めろ。
「巻き返せるか巻き返せないかは、僕ちゃんが決めることだよ。それ以上でもそれ以下でもない、そういったものを勝手に決めることが、僕ちゃんのやり方だってことは……、たーくんが一番分かっていそうなものだけれどね?」
何年の付き合いだと思っている。
そもそも自分が決めることだとしても、社会からの一般的な評価も忘れてはならない。それがあるのとないのとでは大きく違う。結局、その社会的評価に応じて社会での立ち振る舞いが変わってしまうのだから、自己評価も程々にするべきだと思う。
「……ええと、幽霊の話だけれど」
そうだった。
いつまでも意味のない話を延々と続けていることは、あまりにも無価値だ。
「幽霊は、何処から現れた?」
「……通路の奥にある、古いトイレがあるのだけれど」
「ああ、あの劇場が出来た当初があった、というトイレだろう? でも、今は誰も使っていなかったはずだけれど、マリサは使っていたのか?」
「使うつもりはなかったし、使うはずもなかったのだけれど……、声がしたの」
「声?」
「そう。……何というか、悲しい声が……」
悲しい声、か。
しかし、話を聞いた限りだと、それから楽屋から出てこられずライブが中止になるような様子にはならないような気がするのだけれどな……。
「それでその声を聞いて、どうした? まさか気になって、その古いトイレとやらに行ったのか?」
「ええ、その通りよ……。古いトイレだったから、当然怖かった。マネちゃんなら分かるけれど、あのトイレ……どうしてあんなに古臭いんだと思う?」
「そりゃあ、この劇場がリニューアルした結果、出来上がった当初の姿をそのまま残しているからだろう。どれぐらい前だったかは覚えていないけれど……」
ともあれ、先ずは第一段階を突破したことを素直に喜ぶしかあるまい。喜んだところでそれが正解であるかどうかは、第三者が決めることでぼく達が決められるようなことではなかったりすることが殆どなのだけれどね。
「ええと、先ずは何処から話したら良いのやら……」
「良いよ、ゆっくりと話してくれればそれで良い。長々と話してくれても良い。取り留めのない話だって構わない――整理しないぐらいがちょうど良かったりするからね。言っている意味が分かるかな?」
「分かるよ……。というかさっきから馬鹿にしているのか何だか知らないけれど、言い方が酷いと思わない? ちょっとは遠慮して言ってくれても良いのにさ……」
申し訳ないけれど、それがこの男――神原の日常だ。スタンダードだ。だからこそってことでもないけれど、話していくうちに自覚するようになる――自分ってどうしてこんな人間にくだらない話をしているんだろう、ってことにね。
まあ、最初は皆そう言うんだよ、はっきり言ってね。好き嫌いがあるんだ、神原だろうがぼくみたいな人間だろうが、変わり者ってものは、やっぱり誰でも愛されるような振る舞いを絶対にしたくないし――ぼくは絶対にしたくない、自分の価値を下げたくないし――となると、人によってははまったらずっと喋っても良いぐらいってなる人も居るし、全く歯車が噛み合わなくて二度と話したくない、なんて人も居る。まあ、人類なんて八十億人ぐらい居るし、それぐらいは居てもおかしくはないもんな。
「とにかく話をしてくれないか。先ずはそれからだ……、こいつのことを疑う気持ちは分かる。というか、それが普通だよ、悲しいけれどね」
「分かったよ。取り敢えず話をすれば良いんでしょう? それをどう解釈するかはそっちの勝手だし、それによってわたしがデメリットになることはないもんね。解決しなかったら、それがデメリットになるのかもしれないけれど、そうしたらわたしは外に出なければ良いんだし」
おい、それで良いのか?
幾ら何でも、外には出た方が良いと思うけれど。幾ら全てが宅配とネット通販で何とかなる世の中になってしまったからとはいえ、だ。
「外に出なくても良い、というのはちょっと困るね。幾ら何でも、サンシャインズは地下アイドルとしてライブ活動を一番の収益源としている以上は、少なくとも楽屋の外には出てもらわないと困るんだよ。それとも、ここでYouTube活動でもするつもりかい?」
幽霊が嫌いだから、YouTubeを始めた地下アイドル――想像すると、ちょっとは面白そうだ。最初は少し閲覧数が増えるんじゃないか? 元々見てくれていたファンに、面白さを求めて新規が少しは増えてくれるかもしれない。尤も、その後に定着してくれるかどうかは、実力が物を言うのだろうけれどね。
「YouTube活動か! それも悪くないよね。ずっと新人って言い続けて五年ぐらい活動しても良いよね」
何かそういう配信者居なかったっけ――三ヶ月経過したらちょっと小っ恥ずかしくなってきて、一年経過したら同僚にネタにされて、気付けば鉄板のネタになって五年経過した……っていう奴。あれもあれでどうかと思ったけれど、まあ、ファンに愛されているし、あいつまだ新人って言っているんだぜってネタになっている以上覚えられているということなのだから、それはそれで良いのかもしれないけれどね。
「YouTubeで稼げれば良いが、正直ライブ活動やグッズのそれと比べるとね……。やはり、元締めが居るから致し方ないのだけれど、お金をがっつり稼ぐにはYouTubeは便利なのだけれど、我々のようなニッチな隙間産業はそう簡単に稼げるものでもないのだよね」
マネージャーはばっさりと言うが、しかし裏を返すときちんと現実を見ている――ということでもある。それはそれでちゃんとしているのだし、別にマネージャーを批判することでもないだろう。寧ろマネージャーに敬意を表しても良いのではないだろうか。
敬意とまでいかなくとも、感謝の気持ちぐらい示しても良さそうだ。
まあ、このアイドル達はそういう思いをしているかどうか――という話だが、少なくともマリサはマネージャーに感謝こそしていても、それを無視するぐらいに幽霊騒動が強いダメージを与えている、ということなのかもしれないな。
「YouTubeはどうでも良いんだよ。確かに稼げるかもしれないけれど、膨大な視聴者数を常に確保出来なければ、意味はない。チャンネル登録者数が多ければ多い程、やはり再生数に貢献するらしいけれどね。或いは、有料プランだっけか? あれもかなり良いらしいけれどね」
神原、詳しいけれどまさかお前YouTubeでもやっているんじゃないだろうな?
「まさか。YouTubeはとっくに辞めたよ。再生数が全く伸びなくてね。百再生すら危ういぐらいだったから、全く稼ぎに貢献しちゃくれなかった……。だから諦めて、僕ちゃんは探偵一本で飯を食っているって訳だよ」
飯を食える程仕事をしているのか? お前、したくない仕事は絶対にしないだろうが。それとも、ぼくの知らないところできっちり探偵の仕事をしているのか? それなら別に良いけれどね。隠し事をしているのはちょっとショックではあるが。
「飯を食える程の仕事はしているつもりだよ。それぐらいに、選り好み出来ているということでもあるかな……。だから僕ちゃんは遊び呆ける――違う、幽霊探しに勤しむことが出来る訳だけれどね」
「ちゃんと本音を言っておいて、巻き返せると思ったのか……?」
だとしたら、そいつは大失敗だ。諦めろ。
「巻き返せるか巻き返せないかは、僕ちゃんが決めることだよ。それ以上でもそれ以下でもない、そういったものを勝手に決めることが、僕ちゃんのやり方だってことは……、たーくんが一番分かっていそうなものだけれどね?」
何年の付き合いだと思っている。
そもそも自分が決めることだとしても、社会からの一般的な評価も忘れてはならない。それがあるのとないのとでは大きく違う。結局、その社会的評価に応じて社会での立ち振る舞いが変わってしまうのだから、自己評価も程々にするべきだと思う。
「……ええと、幽霊の話だけれど」
そうだった。
いつまでも意味のない話を延々と続けていることは、あまりにも無価値だ。
「幽霊は、何処から現れた?」
「……通路の奥にある、古いトイレがあるのだけれど」
「ああ、あの劇場が出来た当初があった、というトイレだろう? でも、今は誰も使っていなかったはずだけれど、マリサは使っていたのか?」
「使うつもりはなかったし、使うはずもなかったのだけれど……、声がしたの」
「声?」
「そう。……何というか、悲しい声が……」
悲しい声、か。
しかし、話を聞いた限りだと、それから楽屋から出てこられずライブが中止になるような様子にはならないような気がするのだけれどな……。
「それでその声を聞いて、どうした? まさか気になって、その古いトイレとやらに行ったのか?」
「ええ、その通りよ……。古いトイレだったから、当然怖かった。マネちゃんなら分かるけれど、あのトイレ……どうしてあんなに古臭いんだと思う?」
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