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弟のペットを実兄達が味見する話
■弟のペットを実兄達が味見する話_01
▼獣人×ヒト(大人×少年)
3Pもどき、兜合わせ、イラマチオ、尻ズリ
可愛い弟が新しいペットを買った。
らしい。
らしい――と言うしかない理由は、購入から三日経ってもミハイルことミカは弟のペットをお目にかかれていないからだ。
見せてと言うと「ちょーやだ!」「ちょーだめ!」「寄るなヘンタイ!」との可愛らしい返事とともに中指を向けられる。
尻尾を逆立てて威嚇してくる小さな弟は滑稽で愛らしく、どう泣かせてやろうかと思案した結果――――弟が父親に呼び出されている間にミカは窓を割って弟の自室に忍び込んだ。
探すまでもなく、ペットはいた。
「わぁお、おチビったらこぉんな趣味だったんだぁ」
寝室のど真ん中に置かれた、子供どころか大人にも大きすぎるベッドに膝を揃えてちょこんと座っているペットにミカは早足に近付く。
光を吸い込むほど濃い黒髪に黒眼、相反して肌は死体のように白い。ぼんやりとした表情は店で見る愛玩用のヒトとはやや異なっていた。
販売されるヒトは愛想が良いか、逆に過度に怯えや不安を孕んでいる。ミカは後者を一度絆してからまた泣かせるのが趣味だった。
このぼんやりとした雰囲気は、愛玩用よりも食用に近い。
「こぉんにちはぁ」
ミカはユキヒョウ特有の長い尻尾を興味深げに揺らす。
「食用じゃなくて愛玩用の子だよねぇ? ミカの言葉分かるぅ?」
首を捻ればペットは緩慢に頭を持ち上げた。
一拍後、陶器よりも白い顔に微笑みを形成し「分かります」と抑揚のない声で応答する。
はいいいえの二択ではなく、意思疎通がしっかりとできる様子の返答にミカは少し驚きつつ、そういえばこれは弟が「兄様がほしい!」と実兄を無視して父親に強請ったのだと聞いた話を思い出す。
このペットは弟のお兄ちゃんらしい。
弟がヒトでおままごとをすることは前々からあり、最終的に気に食わないとよく壊していた。
だからこの兄もいつまで五体満足でいられるか。
「何日保つかなぁ? どぉせ壊すならミカが先に遊んでもいいよねぇ?」
大人しい、むしろ大人しすぎるペットの頭をミカは爪を引っ込めた手で撫でる。黒髪の癖毛は上の兄と似ていたが、獣人である彼より柔らかく触り心地がいい。それどころか小さな頭は少しでも力を込めたら呆気なく割れてしまいそうだった。
末っ子よりは年上だろうが、ミカからすればまだまだ子供。肉体年齢は十代前半だろうが、正確には判断できない。
ヒトは種類によって様々で、外見だけでは実年齢を判別し辛いものも多かった。
それでも調教師としての経験上なんとなくの年齢予想はつくので、ミカは力加減を子供向けに意識した。
「ほんっと、ヒトって年齢分っかりにくぅ……」
ぼやきつつ、ペットの肩を掴んで押し倒す。
ワンピース調の服はぶ厚いフリルに飾られているが、フリルをかき分ければ前にボタンがついている前開き仕立てだった。
「ねぇねぇねーぇ、処女?」
「処女?」
ミカは手際良く片手でボタンを外しながら問う。ペットは意味が分からないのか鸚鵡返しをしてくるだけ。会話はできてもまだまだ理解している単語自体は少ないらしい。
別に珍しいことではないので、まあいいかとスカートの中に片手を滑り込ませて下腹部を下着越しに弄ったところでミカは動きを止めた。
「ありゃ? オスゥ?」
「オスです。きらいですか?」
「別にいいけど……どっち専用ぉ? 両方使われてたぁ?」
「っ……」
「うぅん……非処女非童貞は興奮しないんだよねぇ」
大きな落胆の溜め息とは裏腹にミカの手は明確な性欲をまとった艶かしい動きを再開する。
もはや遠慮する必要もないとばかりに粗雑に下着を引き摺り下ろし、直に触れた。
「女装させてるくせに下は普通に男物ぉ? これだからおチビは。美学がないなぁ」
「ん、っ……」
ヒトは脆いので極力弱く弱く萎えているモノを愛撫する。
「あの……」
「なぁに? キスしたい? ミカは優しいからしてあげるう」
「そうじゃなっ、んっ、っ――!」
否定的な言葉が聞こえたが、無視してミカは唇を押し当てた。
「んっ、っぅ……っ」
小さな口は舌を捻じ込めば簡単に開き、歯が当たらないよう大人しくしている。舌を拾えば自分からも薄い舌を絡ませてきて、躾はされていると分かった。
「ふっ、っ……ん」
「んぅッ――! っ、……っ」
それならばと唾液を多めに流し込めば白い喉がびくついて、しかし抵抗せずに送り込まれる体液を飲み込む。それでも結局飲み切れずに重なる唇の隙間から溢れた。
「う、っん……っぐ、っゲホ! ッ!」
「あー、もぉだめじゃぁん。ちゃぁんと飲まなきゃ」
「ッ、ゴホ……ッご、ごめん、っ、ら、さい……」
「じゃ口開けてぇ」
「はっ……っ、ん……」
従順に開かれた口の中にミカはべぇと舌を向け、尖らせた舌先から唾液を滴らせる。意図的に多く分泌した唾液をとろとろの落とせば、今度は口内に溜まったそれをきちんとすべて飲み込んだ。
「ん、ンッ、はあ……はぁっ」
「よく飲めましたぁ」
濡れた唇から深い息を吐くペットの右足を、ミカは膝裏を掴んで強く持ち上げる。
「!」
「えぇ、なぁんの準備もしてないのぉ?」
陰部の状態を確認し、ミカは片眉を歪める。
体毛のない幼いソコは近日使われた様子がなかった。
「もしかして着せ替えだけぇ? おチビはおチビだなぁ」
「あの、っ僕……ロキのだから」
「知ってる知って……ん?」
『ロキ』と弟の名を呼び捨てにするペットにミカは違和感を抱く。
普通はご主人様と呼ぶべきだ。反抗的なペットなのかと疑問を抱いたが、主人以外にすらされるがままになっている様子からそうは思えない。むしろ彼は大人しすぎるくらいだ。
となれば弟がそう言うように躾けたのだろうと予想し、予想したところでミカには関係ないので事を続ける。
「ひっ……っ!」
白足を高く持ち上げるとミカは唾液を絡めた舌を乾いている股座に這わせた。露わになったきつく締まる孔の表面を舌で舐めて確認する。
「っ、あの……っ、ん!」
「はぁ、っんぅ、やぁらかいけど……ん、っ狭そぉ……」
「! うぁ――っ、っ」
大量の唾液を擦りつけ、そのまま滑りを利用して……ずずっと舌先を体内へ進ませる。
「っ――……んっ、っ!」
「んぅ? しぇまひれぇ」
「うぁ、っあ……っあ……っ!」
親指の腹で孔の表面を揉み解し、広げ、猫科特有の中心部がざらついた舌で肉壁をぐにぐにと掻き分けて行く。唾液をたっぷりと落として啜ったり舐ったりと準備を施した。
「あっ、っ! っ!」
「んぅ……はぁ、やっぱ処女じゃらいかぁ」
狭くはあるが、解せば確かに綻んでいく肉質にミカは溜め息を吐く。
敏感な孔に息が掛かっただけで、華奢な身は背筋を震えさせた。
「へど反応は初々ひいれぇ。んっ、っきらいじゃなぁい」
「ひぁっ……っ! あっ、んっ……!」
「ンッ、っふぁ、あんまり数こなしてないのぉ?」
「っ、お、仕事……っ、する前に……はっ、ロキに買われ、た、から……ンッ」
「そぉらんだぁ。でもここに来るまでに躾けてもらったでしょぉ?」
苦しげに身を縮こませながらも頭を縦に振るペットにミカは柔和な表情を浮かべた。
様子的に必要最低限の躾のようで、指を一本挿れただけで身体が面白いくらい硬直する。まさに慣れていない処女じみた反応で、それこそ開発は飼い主好みにさせる予定だったのかもしれない。
だが飼い主ことミカの弟はまだ九歳。裏家業の子供ゆえに性的知識は早い段階から豊富でも、所詮は知識のみ。身体だって未発達だ。
つまり、このペットが弟好みに開発されるのは何年後の話だか。
「なぁにそれっ! 勿体なぁい!」
「――うっ!」
反射的に勢いが付き、ミカはペットの足をぞんざいに落とす。
「そんなの勿体なさすぎぃ。おチビ風に言うなら超あり得ない!」
「えっ、っあの……待っ、っ!」
「取り敢えず相性だけでも見るべきだってぇの! ねぇ?」
「――――あッ!」
一方的に話し一方的にペットの腰を引き寄せて、ミカはまだまだ解れきっていない窄まりに自身をあてがう。
準備不足で、きゅっと力んだままの狭苦しい孔へと腰を落とした。
「っ――――!?」
先端が埋まっただけでみちりと肉壁が軋み、ペットが双眸を瞬かせて腹筋を震えさせる。
3Pもどき、兜合わせ、イラマチオ、尻ズリ
可愛い弟が新しいペットを買った。
らしい。
らしい――と言うしかない理由は、購入から三日経ってもミハイルことミカは弟のペットをお目にかかれていないからだ。
見せてと言うと「ちょーやだ!」「ちょーだめ!」「寄るなヘンタイ!」との可愛らしい返事とともに中指を向けられる。
尻尾を逆立てて威嚇してくる小さな弟は滑稽で愛らしく、どう泣かせてやろうかと思案した結果――――弟が父親に呼び出されている間にミカは窓を割って弟の自室に忍び込んだ。
探すまでもなく、ペットはいた。
「わぁお、おチビったらこぉんな趣味だったんだぁ」
寝室のど真ん中に置かれた、子供どころか大人にも大きすぎるベッドに膝を揃えてちょこんと座っているペットにミカは早足に近付く。
光を吸い込むほど濃い黒髪に黒眼、相反して肌は死体のように白い。ぼんやりとした表情は店で見る愛玩用のヒトとはやや異なっていた。
販売されるヒトは愛想が良いか、逆に過度に怯えや不安を孕んでいる。ミカは後者を一度絆してからまた泣かせるのが趣味だった。
このぼんやりとした雰囲気は、愛玩用よりも食用に近い。
「こぉんにちはぁ」
ミカはユキヒョウ特有の長い尻尾を興味深げに揺らす。
「食用じゃなくて愛玩用の子だよねぇ? ミカの言葉分かるぅ?」
首を捻ればペットは緩慢に頭を持ち上げた。
一拍後、陶器よりも白い顔に微笑みを形成し「分かります」と抑揚のない声で応答する。
はいいいえの二択ではなく、意思疎通がしっかりとできる様子の返答にミカは少し驚きつつ、そういえばこれは弟が「兄様がほしい!」と実兄を無視して父親に強請ったのだと聞いた話を思い出す。
このペットは弟のお兄ちゃんらしい。
弟がヒトでおままごとをすることは前々からあり、最終的に気に食わないとよく壊していた。
だからこの兄もいつまで五体満足でいられるか。
「何日保つかなぁ? どぉせ壊すならミカが先に遊んでもいいよねぇ?」
大人しい、むしろ大人しすぎるペットの頭をミカは爪を引っ込めた手で撫でる。黒髪の癖毛は上の兄と似ていたが、獣人である彼より柔らかく触り心地がいい。それどころか小さな頭は少しでも力を込めたら呆気なく割れてしまいそうだった。
末っ子よりは年上だろうが、ミカからすればまだまだ子供。肉体年齢は十代前半だろうが、正確には判断できない。
ヒトは種類によって様々で、外見だけでは実年齢を判別し辛いものも多かった。
それでも調教師としての経験上なんとなくの年齢予想はつくので、ミカは力加減を子供向けに意識した。
「ほんっと、ヒトって年齢分っかりにくぅ……」
ぼやきつつ、ペットの肩を掴んで押し倒す。
ワンピース調の服はぶ厚いフリルに飾られているが、フリルをかき分ければ前にボタンがついている前開き仕立てだった。
「ねぇねぇねーぇ、処女?」
「処女?」
ミカは手際良く片手でボタンを外しながら問う。ペットは意味が分からないのか鸚鵡返しをしてくるだけ。会話はできてもまだまだ理解している単語自体は少ないらしい。
別に珍しいことではないので、まあいいかとスカートの中に片手を滑り込ませて下腹部を下着越しに弄ったところでミカは動きを止めた。
「ありゃ? オスゥ?」
「オスです。きらいですか?」
「別にいいけど……どっち専用ぉ? 両方使われてたぁ?」
「っ……」
「うぅん……非処女非童貞は興奮しないんだよねぇ」
大きな落胆の溜め息とは裏腹にミカの手は明確な性欲をまとった艶かしい動きを再開する。
もはや遠慮する必要もないとばかりに粗雑に下着を引き摺り下ろし、直に触れた。
「女装させてるくせに下は普通に男物ぉ? これだからおチビは。美学がないなぁ」
「ん、っ……」
ヒトは脆いので極力弱く弱く萎えているモノを愛撫する。
「あの……」
「なぁに? キスしたい? ミカは優しいからしてあげるう」
「そうじゃなっ、んっ、っ――!」
否定的な言葉が聞こえたが、無視してミカは唇を押し当てた。
「んっ、っぅ……っ」
小さな口は舌を捻じ込めば簡単に開き、歯が当たらないよう大人しくしている。舌を拾えば自分からも薄い舌を絡ませてきて、躾はされていると分かった。
「ふっ、っ……ん」
「んぅッ――! っ、……っ」
それならばと唾液を多めに流し込めば白い喉がびくついて、しかし抵抗せずに送り込まれる体液を飲み込む。それでも結局飲み切れずに重なる唇の隙間から溢れた。
「う、っん……っぐ、っゲホ! ッ!」
「あー、もぉだめじゃぁん。ちゃぁんと飲まなきゃ」
「ッ、ゴホ……ッご、ごめん、っ、ら、さい……」
「じゃ口開けてぇ」
「はっ……っ、ん……」
従順に開かれた口の中にミカはべぇと舌を向け、尖らせた舌先から唾液を滴らせる。意図的に多く分泌した唾液をとろとろの落とせば、今度は口内に溜まったそれをきちんとすべて飲み込んだ。
「ん、ンッ、はあ……はぁっ」
「よく飲めましたぁ」
濡れた唇から深い息を吐くペットの右足を、ミカは膝裏を掴んで強く持ち上げる。
「!」
「えぇ、なぁんの準備もしてないのぉ?」
陰部の状態を確認し、ミカは片眉を歪める。
体毛のない幼いソコは近日使われた様子がなかった。
「もしかして着せ替えだけぇ? おチビはおチビだなぁ」
「あの、っ僕……ロキのだから」
「知ってる知って……ん?」
『ロキ』と弟の名を呼び捨てにするペットにミカは違和感を抱く。
普通はご主人様と呼ぶべきだ。反抗的なペットなのかと疑問を抱いたが、主人以外にすらされるがままになっている様子からそうは思えない。むしろ彼は大人しすぎるくらいだ。
となれば弟がそう言うように躾けたのだろうと予想し、予想したところでミカには関係ないので事を続ける。
「ひっ……っ!」
白足を高く持ち上げるとミカは唾液を絡めた舌を乾いている股座に這わせた。露わになったきつく締まる孔の表面を舌で舐めて確認する。
「っ、あの……っ、ん!」
「はぁ、っんぅ、やぁらかいけど……ん、っ狭そぉ……」
「! うぁ――っ、っ」
大量の唾液を擦りつけ、そのまま滑りを利用して……ずずっと舌先を体内へ進ませる。
「っ――……んっ、っ!」
「んぅ? しぇまひれぇ」
「うぁ、っあ……っあ……っ!」
親指の腹で孔の表面を揉み解し、広げ、猫科特有の中心部がざらついた舌で肉壁をぐにぐにと掻き分けて行く。唾液をたっぷりと落として啜ったり舐ったりと準備を施した。
「あっ、っ! っ!」
「んぅ……はぁ、やっぱ処女じゃらいかぁ」
狭くはあるが、解せば確かに綻んでいく肉質にミカは溜め息を吐く。
敏感な孔に息が掛かっただけで、華奢な身は背筋を震えさせた。
「へど反応は初々ひいれぇ。んっ、っきらいじゃなぁい」
「ひぁっ……っ! あっ、んっ……!」
「ンッ、っふぁ、あんまり数こなしてないのぉ?」
「っ、お、仕事……っ、する前に……はっ、ロキに買われ、た、から……ンッ」
「そぉらんだぁ。でもここに来るまでに躾けてもらったでしょぉ?」
苦しげに身を縮こませながらも頭を縦に振るペットにミカは柔和な表情を浮かべた。
様子的に必要最低限の躾のようで、指を一本挿れただけで身体が面白いくらい硬直する。まさに慣れていない処女じみた反応で、それこそ開発は飼い主好みにさせる予定だったのかもしれない。
だが飼い主ことミカの弟はまだ九歳。裏家業の子供ゆえに性的知識は早い段階から豊富でも、所詮は知識のみ。身体だって未発達だ。
つまり、このペットが弟好みに開発されるのは何年後の話だか。
「なぁにそれっ! 勿体なぁい!」
「――うっ!」
反射的に勢いが付き、ミカはペットの足をぞんざいに落とす。
「そんなの勿体なさすぎぃ。おチビ風に言うなら超あり得ない!」
「えっ、っあの……待っ、っ!」
「取り敢えず相性だけでも見るべきだってぇの! ねぇ?」
「――――あッ!」
一方的に話し一方的にペットの腰を引き寄せて、ミカはまだまだ解れきっていない窄まりに自身をあてがう。
準備不足で、きゅっと力んだままの狭苦しい孔へと腰を落とした。
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先端が埋まっただけでみちりと肉壁が軋み、ペットが双眸を瞬かせて腹筋を震えさせる。
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