Wachsh×Hur

春蠶 市

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Brother in Wonderland

◆狂ったお茶会では兄様ミルクが人気です_04

 少し首が痛くなるが、自分よりも帽子屋の快楽を高めさせるために舌を動かす。アイスを舐めるように舌を何度も上下させ、先走りを舌上に広げて敏感な先端を水気強く刺激した。

「ぁあっ……アリスちゃんの舌すごぉい……あっあっもっとペロペロしてぇ」
「ん! っふあ……っうむ、っふ」

 大袈裟な嬌声を上げ、帽子屋がアリスの黒髪をリボンごと掴む。腰を寄せ、乳首に裏筋を擦り付けながらアリスの舌淫を強請った。
 帽子屋の肌から汗が落ちてくる。
 アリスは従順に赤い舌を蠢かせた。
 自分の唾液とすくった先走りで口周りをびしゃびしゃに汚すのも構わず舌戯を続ける。時折り尿道口に吸い付いて、教わった通りにじゅるっと下品は音を立てた。

「んぁあ……っアリスちゃん、っもっと、ッアん! っもっとできるでしょぉ?」
「っう゛む――っ、っ゛!」
「はぁん……アリスちゃんのお口あったかぁい」
「ん! っう、っむぅ、っ……っ!」

 口腔にモノを突っ込まれ、髪を掴まれたまま腰を振られる。
 歯を立てないようアリスは懸命に口を大きく開く。モノが抜き差しされる度にごぶごぶと気泡立った粘液が隙間から爆ぜ溢れた。

「んっあぁっ喉まで名器なんてッアン……っアリスちゃんはほんと素敵ぃ」
「っ゛――! っ、んぐっ……っう゛っ、っ゛!」
「ハアッ、あ、っあ……イク、っぁあっアリスちゃん、っあ!」
「――っんあ゛……っ!」

 掴まれた髪を乱暴に振り回され、アリスの後頭部が背もたれに押し付けられる。
 帽子屋のかたいモノが口から抜けたかと思うと勢いのある白濁液を顔面にかけられた。

「はぁん……ッあ、んァあ……ッ」
「っ――う、っ」

 帽子屋は喘ぎながら自らの手でモノを扱って酸欠でふらつくアリスの顔に余さず欲を吐き捨てる。
 反射的に目を瞑ったアリスは生温い体液が肌を滴るのを感じて瞼を開けた。

「ぁあん……ふぁー……気持ちよかったぁ」

 潤む視界に映ったのは肩で息をする満足げな帽子屋。

「よ、かった……です、っはあ……っ」
「けどぉ、帽子屋だけ楽しんだら怒られるかなぁ……あっ!」

 彼はなにかを思い付いたように唇に弧を描いた。帽子屋の手がお菓子の並ぶテーブルへと向かい、なにかを取る。

「アリスちゃんはこれから女王さまのところに行かなきゃならないからぁ。お土産も持って行ってあげてぇ」
「? お土産……なにを、っ――――!」

 アリスが首を傾げ切る前に下着の割れ目からなにかが侵入した。
 小さな孔はまだ解されていないが、そこは夢。
 蜂蜜に濡れた苺型のローターを簡単に飲み込んだ。

「あっ、っあ――!」
「こんなに熱いとキャンディは溶けちゃうからぁ、薔薇蜂蜜に漬けた苺をたぁっぷり持って行ってあげてぇ。はぁい二個目ぇ」
「ひあ!」

 ぐっと同じ苺型ローターがひくつく孔に添えられ、一気に押し込まれる。先に挿れられていた苺が粘膜壁を擦って奥へと押し込まれた。
 振動はしていないが凹凸のある表面が粘膜を撫で上げ、下腹部に性熱が込み上げてくる。

「蜂蜜だけだと飽きちゃうかなぁ? 後でアリスちゃんのミルクもつけてあげてぇ」
「ぅあ……っあ、あ!」

 次々に苺型ローターを捩じ込まれ、アリスは腰を震えさせる。足が浮き、虚しく空を蹴った。
 アリスから尻尾のようにローターのコードが複数覗く。

「溢れないように蓋しておくねぇ」

 帽子屋はなぜかクッキー缶の中から兎の尻尾がついたプラグを取り出した。
 赤い舌でプラグを嬲り、しっかりと濡らす。
 いくつかの苺型ローターのコードを無視して白い丸尻尾のついたプラグが苦しむアリスの腹に挿入された。
 ローターを中に収めたまましっかりと栓をされる。

「はい。おしまぁい。帽子屋とお揃ぉい!」
「うっ、うっ……っぁあ!」

 より苺達が奥へと転がり、常に前立腺を刺激してアリスの細腰は痙攣がやまなくなった。圧迫感もひどい。
 胸からもミルクはまだ溢れ、その度にアリスは甘い絶頂感に襲われる。

「ん゛……く、っぅう……」

 下腹部は怒張が張り詰めるも触れられぬため射精には至らず、他への性刺激によってアリスはドライで達し続けていた。

「う、っあっうぅ……っ」
「さあアリスちゃん! 次はハートの女王陛下のところに行くんだよぉ!」

 立て続けの絶頂にアリスはしゃくり上げるも帽子屋は勝手に話を進める。
 ローターのリモコンをまとめてアリスのニーハイソックスに押し込んだ。

「遅刻したらこわぁいから頑張ってねぇ」
「っあ!」

 腕を引っ張られ、無理矢理立たされるもゴロリと腹の中で蠢いた苺が前立腺を擦り、火照る柔肉を蹂躙する感覚にアリスの膝は崩れ落ちた。
 足に力が入らない。
 それどころか身体に力を入れようとすると胸が疼き、内側も締め付けてしまって快楽を自ら強め腰が砕けた。

「っ……んぐっ、っ、ふう゛っうぅ」

 アリスは産まれたての小鹿のように崩れた四つん這いで弱々しく全身を震わせる。
「ひっ、っあっ……ごめ、っな、さい……っ立て、なっ……ぁああっ、っ」
「えぇ? ダメだよぉアリスちゃんは白兎を追って走らないとぉ」
「ぅう……す、すみませ、んっ……う、っひく、っでも、ミルクも、っ出ちゃって……っう、っ」
「いまは帽子屋だからあんまりこういうことはしたくないんだけどぉ……まぁ仕方がないかぁ」

 帽子屋は溜め息を吐く。
 それからヒュ、と風を切る音が響いたかと思うとアリスの臀部に鮮烈な熱が走った。

「――――っひィ゛!」
「ほぉら。ペットができないなんて馬鹿なこと言わないのぉ」
「ぁあ゛――!」

 もう一度、尻肉に鋭い刺激が打ち付けられる。
 いつの間か一本鞭を手にした帽子屋はそれでアリスの尻をスカートの上から叱責した。
 現実世界ではヒトの調教師として名を馳せている帽子屋は、夢の中でも鞭を扱う姿は似合っていた。
 帽子屋はヒト調教用の一本鞭で自分の掌を叩く。わざと音を出してアリスを急かした。
 エメラルドグリーンの瞳がアリスを静かに射る。

「ナァオ。立てるでしょぉ?」
「っ!」

 帽子屋に本来の名を呼ばれアリスは肩を跳ねさせる。
 現実世界では何度も帽子屋ことミカと舞台へ上がり、卑猥なショーをさせられているアリスは身体に刻まれた躾を嫌でも思い出した。
 思い出せば従順なペットは従順に動くしかない。

「は、っはい……っミカ、さま……っ」

 アリスは性熱のこもった嗚咽を苦しげに散らすも立ちあがろうともがく。

「ん、くっうう……」

 膝が震え、腹が戦慄いても関係ない。
 何度も崩れ落ちそうになるがアリスはそばの椅子に掴まり残酷な愉悦に弄ばれる身体を持ち上げた。白い肌は性に逆上せて赤らみ、汗が噴き出す。

「行ってらっしゃぁい」
「ふっ、ぅ、は、いっ……」
「忘れずに女王陛下にもミルク飲ませるんだよぉ」
「……わ、分かり、ま、した……っ」

 帽子屋に見送られ、アリスはフラフラと歩き出した。
 目指すはハートの女王の城。

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