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3章 ダンジョンの街 オルディンシティ
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◇
それから数日、私はしっかりと身体がちゃんと動くようになるまで、ここのご厄介になることができた。
――しかも全てタダ。 厳密に言うなら、保護された時点でこの街の住人ではない私たちには、治療代や宿泊費を払う義務があったのだが、それらの処理をする門の兵士たちが一丸となって、救護時点では街の住人だった。 としてくれたので、治療代とついでに入場料の支払いが免除になったのだ!
素晴らしい……! 兵士さん、ありがとうございますっ! ――食費も浮くしギリギリまでここで身体を休めさせてもらおう。
……って言っても、そろそろ出ていく時期なんだけどね。 身体はほぼ以前のように動くようになってきたし、ダルさも随分無くなった。 今は、なんか疲れやすい……ぐらいなんだけど、これがケガの後遺症なのか、単に寝たきりだったことによる弊害なのか……実際運動不足だとは思うんだよなー。 私もみんなと手伝いとかやらせてもらったり……いや、それだけ元気なら出てけって言われちゃうかな?
そして完全に元気な弟たちは、ここに寝泊まりするなら宿泊費がかかってしまうということで、毎日毎日宿代替わりにと、ここの手伝いをさせてもらっている。
ウィリムは手入れ、ロランは草むしり、そしてプリムも私が目覚めた次の日から馬の世話を手伝っているらしい。
プリムが手伝ってた牧場に馬はいなかった気がするけど……動物の扱い自体には慣れてるか。
――弟たちは一生懸命、必死に働いてるだろうけど……
ここはダンジョンシティの西門の詰所。 西門は海外からの来る人たちが好んで使う玄関口だ。
主に今回のようにスタンピートの被害に遭った人や、旅の最中にケガや病気になってしまった人に向けた人たちに解放するように作られた場所だと思うんだけど……――え、足りる? 1日の手伝いで大丈夫? そして今となっては、お金を払えって言われても困るけど、お金はいらないって言われても、ちょっと困る気持ちがあるよ? 私、本当にここの兵士さんたちに“アイツらちょっとめんどくさかったな……”とか思われるの、本当にイヤだからね⁉︎
この西門の兵士さんたち。 主な仕事はこの門を外敵や魔物から守ったり、出入りする人や物を監視することなのだが――この国には、警察官や消防員、救急隊員に自衛官もいない。 それらの役割をまるっとまとめて担当しているのが兵士であり、騎士団だ。
……絶対に敵に回したくないし、悪い感情を持たれるのもイヤすぎる。
厳密には兵士たちのその下に、民間人で構成された自警団的な方々がいたりもするけど、こっちは警察官と地元の消防団員ぐらいの差がある。
それから数日、私はしっかりと身体がちゃんと動くようになるまで、ここのご厄介になることができた。
――しかも全てタダ。 厳密に言うなら、保護された時点でこの街の住人ではない私たちには、治療代や宿泊費を払う義務があったのだが、それらの処理をする門の兵士たちが一丸となって、救護時点では街の住人だった。 としてくれたので、治療代とついでに入場料の支払いが免除になったのだ!
素晴らしい……! 兵士さん、ありがとうございますっ! ――食費も浮くしギリギリまでここで身体を休めさせてもらおう。
……って言っても、そろそろ出ていく時期なんだけどね。 身体はほぼ以前のように動くようになってきたし、ダルさも随分無くなった。 今は、なんか疲れやすい……ぐらいなんだけど、これがケガの後遺症なのか、単に寝たきりだったことによる弊害なのか……実際運動不足だとは思うんだよなー。 私もみんなと手伝いとかやらせてもらったり……いや、それだけ元気なら出てけって言われちゃうかな?
そして完全に元気な弟たちは、ここに寝泊まりするなら宿泊費がかかってしまうということで、毎日毎日宿代替わりにと、ここの手伝いをさせてもらっている。
ウィリムは手入れ、ロランは草むしり、そしてプリムも私が目覚めた次の日から馬の世話を手伝っているらしい。
プリムが手伝ってた牧場に馬はいなかった気がするけど……動物の扱い自体には慣れてるか。
――弟たちは一生懸命、必死に働いてるだろうけど……
ここはダンジョンシティの西門の詰所。 西門は海外からの来る人たちが好んで使う玄関口だ。
主に今回のようにスタンピートの被害に遭った人や、旅の最中にケガや病気になってしまった人に向けた人たちに解放するように作られた場所だと思うんだけど……――え、足りる? 1日の手伝いで大丈夫? そして今となっては、お金を払えって言われても困るけど、お金はいらないって言われても、ちょっと困る気持ちがあるよ? 私、本当にここの兵士さんたちに“アイツらちょっとめんどくさかったな……”とか思われるの、本当にイヤだからね⁉︎
この西門の兵士さんたち。 主な仕事はこの門を外敵や魔物から守ったり、出入りする人や物を監視することなのだが――この国には、警察官や消防員、救急隊員に自衛官もいない。 それらの役割をまるっとまとめて担当しているのが兵士であり、騎士団だ。
……絶対に敵に回したくないし、悪い感情を持たれるのもイヤすぎる。
厳密には兵士たちのその下に、民間人で構成された自警団的な方々がいたりもするけど、こっちは警察官と地元の消防団員ぐらいの差がある。
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