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「そこで登場するのが、うちのような商人ですよ。 農家は楽して訳あり品をお金に変えられて、商人は儲けられる……ウィンウィンな関係だろ?」
「なるほどー」
「見にいってみようか? 多分かなり安いと思う」
ゼクスの言葉に満面の笑顔で大きく頷くリアーヌ。
「おっ⁉︎ 仲が良いねぇご両人! だが、うちのメロンだってお二人さんに負けねぇぐらい甘ぇぞ? どうだいおひとつ!」
店員はそう言うと、ちょっと大きめの犬ぐらいありそうな大きさで、スイカのように黒と緑の模様を持つメロンを掲げて見せた。
「これメロンなんです……?」
目を丸くしながら呟くリアーヌに、店主は少し首を傾げながらゼクスたちに視線を動かし、もしかして……と、迷うように口を開く。
「お嬢ちゃんら、もしかして旅行者か?」
「ディスティアスからです」
店員の質問にゼクスが答え、リアーヌが笑顔で頷いた。
「そうかい! いやーそんな格好してるから、この辺に住んでる娘さんかと……ーーいや、よく似合ってる! 着付けも完璧じゃねぇか」
店員に褒められ、リアーヌはまんざらでも無さそうに、身体をくねらせながら「えへへー」と喜びを表した。
「良かったね?」
「はい!」
「ーーそれで、これはメロンなんですか?」
「おうよ! この国でも一部の地域でしか作られてねぇジャンボメロンだ! 食ってみてくれよ! 本当に甘ぇんだから!」
店員はそう言うと、リアーヌたちの答えも聞かずにその大きな実を大きな包丁でスパスパと捌き、リアーヌたちに一切れずつ配っていく。
「ーー甘い⁉︎」
「思った以上に美味しいね?」
顔を見合わせて驚きの表情を浮かべる二人に店員は嬉しそうに声を上げる。
「そーだろそーだろ⁉︎ いやぁ……嬉しいねぇ? ここにあるのはちゃんと木で熟したメロンだからな! そこいらのとは甘さが違うんだよ! ……だからちっとばかし足は早ぇんだが……ーーそれでも三日は持つ! どうだい一つ!」
「……そのジャンボメロンってここまで熟してなかったらどのぐらい持ちます?」
「あー……三週間ーーいやはっきり保証できるのは二週間ってとこだが……ーーあんまりでかい声じゃ言いたくねぇが……味は一段も二段も下がっちまうぞ……?」
「あー……」
店員の説明にリアーヌは残念そうな声を上げながら肩を下げた。
「……ザーム様が好きそうなのにね?」
「はい……」
「ーーでも喜ぶんじゃ無いかな? こんな大きくてスイカみたいなメロン、貰ったら驚くし嬉しいと思うよ?」
「ーーですかね⁉︎」
その言葉に、ゼクスは(あの子なら食べ物はなんだって喜ぶんじゃ無いかな……?)と言う言葉を飲み込みながら大きく頷いて見せた。
「なるほどー」
「見にいってみようか? 多分かなり安いと思う」
ゼクスの言葉に満面の笑顔で大きく頷くリアーヌ。
「おっ⁉︎ 仲が良いねぇご両人! だが、うちのメロンだってお二人さんに負けねぇぐらい甘ぇぞ? どうだいおひとつ!」
店員はそう言うと、ちょっと大きめの犬ぐらいありそうな大きさで、スイカのように黒と緑の模様を持つメロンを掲げて見せた。
「これメロンなんです……?」
目を丸くしながら呟くリアーヌに、店主は少し首を傾げながらゼクスたちに視線を動かし、もしかして……と、迷うように口を開く。
「お嬢ちゃんら、もしかして旅行者か?」
「ディスティアスからです」
店員の質問にゼクスが答え、リアーヌが笑顔で頷いた。
「そうかい! いやーそんな格好してるから、この辺に住んでる娘さんかと……ーーいや、よく似合ってる! 着付けも完璧じゃねぇか」
店員に褒められ、リアーヌはまんざらでも無さそうに、身体をくねらせながら「えへへー」と喜びを表した。
「良かったね?」
「はい!」
「ーーそれで、これはメロンなんですか?」
「おうよ! この国でも一部の地域でしか作られてねぇジャンボメロンだ! 食ってみてくれよ! 本当に甘ぇんだから!」
店員はそう言うと、リアーヌたちの答えも聞かずにその大きな実を大きな包丁でスパスパと捌き、リアーヌたちに一切れずつ配っていく。
「ーー甘い⁉︎」
「思った以上に美味しいね?」
顔を見合わせて驚きの表情を浮かべる二人に店員は嬉しそうに声を上げる。
「そーだろそーだろ⁉︎ いやぁ……嬉しいねぇ? ここにあるのはちゃんと木で熟したメロンだからな! そこいらのとは甘さが違うんだよ! ……だからちっとばかし足は早ぇんだが……ーーそれでも三日は持つ! どうだい一つ!」
「……そのジャンボメロンってここまで熟してなかったらどのぐらい持ちます?」
「あー……三週間ーーいやはっきり保証できるのは二週間ってとこだが……ーーあんまりでかい声じゃ言いたくねぇが……味は一段も二段も下がっちまうぞ……?」
「あー……」
店員の説明にリアーヌは残念そうな声を上げながら肩を下げた。
「……ザーム様が好きそうなのにね?」
「はい……」
「ーーでも喜ぶんじゃ無いかな? こんな大きくてスイカみたいなメロン、貰ったら驚くし嬉しいと思うよ?」
「ーーですかね⁉︎」
その言葉に、ゼクスは(あの子なら食べ物はなんだって喜ぶんじゃ無いかな……?)と言う言葉を飲み込みながら大きく頷いて見せた。
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