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一章 私立八意学園
お見合い
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休み時間の間に蓮さんから連絡が来た、どうやらお昼のお誘いらしい。彼氏もどきとしては断る理由もないのでわかりましたと返信を入れる。
どうやら先輩の友達も来るらしい。先輩の友達か、ポンコツ仲間なのだろうか。
それとも真逆のしっかりした人なのだろうか。まあ会ってみてのお楽しみということにしておく。
適当に携帯をいじっていると聞いたことのあるような声が話しかけて来た。
「類だっけ?俺、中澤宗介って言うんだけど、昨日はほんっとうにすまん!」
いや、誰だよ。昨日、昨日、昨日?あー、もしかして
「あー、昨日のこくは」
「そこまでにしてくれ」
食い気味に止められる。ということはどうやらあっていたらしい。
「おっけ、んでどしたの」
「いや、あれから考えたんだけどさ」
「ホモはノーサンキュー」
「いや、だからそれはすまんって。じゃなくてさ、なんか話した感じ面白そうな奴だなーって思ったからさ、友達になろーぜ!」
今の時代にこんなアグレッシブな友達のなり方をする奴がいるとは思わなかった。ふむ、友達かー。
「下心は」
「ない。男には興味がない」
「ならばよし」
「よっしゃ、いやー、俺こっち来たばっかで友達いなくてさー」
どうやら俺と同じようなタイミングで引っ越して来たらしい。
「そうなんだ、俺もこっちに越して来たばっかなんだよね」
「お?マジ?」
「マジマジ。親の転勤でね、そっちもそんな感じ?」
「いや、俺は1人。この学校来るために引っ越した」
「そうなんだ、なんでこの学校?」
「類、お前パンフレット見なかったのか!?」
パンフレット?なんかあったっけ?正直通いやすくて学力的にちょうどよかったから選んだだけだしなぁ。
「見てないね、パンフレットになんかあったん?」
「マジか、お前マジか。写真を見たら男なら分かるぞ」
「写真?」
「めっちゃ可愛い子多いんだよこの学校!」
「いや、知らねえよ」
「お前本当に付いてんのか!」
「付いてるし彼女も出来たぜ」
「嘘、だろ?」
「マジマジ。一個上の先輩」
「俺なんて友達すら2人目なのに…なんでなんだ!」
そのぐいぐい行く感じのせいじゃないかね。とは言わず
「顔?」
「自分で言うのもあれだが、イケメンの部類だぞ。服装にも気を使ってるし背丈も高い。少なくても類よりは彼女が出来る可能性高いと思うんだが!」
うるせーやい。好きでこんな顔してねえよ。
「男に告白してるようなやつに言われたくないね。あっ」
ちょうど中澤の言葉でこちらに注目していたクラスがざわめき始める。
「え?中澤くんってホモ?」
「中澤×類。いや、まさかの類×中澤…うへへ、ヨダレが止まりませんなぁ!」
「いや、類なら仕方ない。男だと知ってなかったら俺も告ってる」
「男だと知っても告りたい」
おい待て、特に最後まて。
「俺はホモじゃねー!」
「俺も男は興味ないかなって。彼女いるし」
その言葉で一部のクラスメートが
「彼女の情報はよ、ちょっと消して来るわ」
「合法的に百合百合出来ると思ったのに…」
「寝取られる彼氏、しかも男の娘!これは薄い本が厚くなりますね!」
このクラス大丈夫か?こんなところに一年も?俺発狂するんじゃないかな…。
「おい!類のせいだぞ!」
「それに関しちゃ申し訳ない」
「誠意の見せ方ってのがあるんじゃないかなあ!」
「なんだ、ジュースでも奢ればいいのか」
「ジュースなんかで俺の心は癒されない!女の子を、一心不乱の女の子を!」
多分モテないのはそういうとこだと思う。
「って言ってもなぁ女の子の知り合いなんていないし」
「彼女がいるならその友達とかいるだろ」
「あー、そう言えば昼ごはんの時に先輩の友達来るらしいけど、一緒に食べる?」
「行く」
食い気味である。
「じゃ、先輩に伝えとく」
「よろしく!」
蓮さんに伝えるとすぐにオッケーとこれまた女の子らしい絵文字と共に返事が来た。これでよくあのキャラ通して来れたな。
「オッケーだって。それじゃ昼休みに声掛ける」
「サンキュー!やっぱ類はいいやつだな!さすが親友!」
告白して来た相手が友達になったと思ったら10分足らずで親友にクラスチェンジした。凄いな中澤。
「んじゃまたあとでね」
「おう」
面白いやつだと思ったし本当に親友になれるかもしれないなあなんて考えてしまうあたり、俺もちょろいなって思う。
賑やかな学園生活になりそうだ。
どうやら先輩の友達も来るらしい。先輩の友達か、ポンコツ仲間なのだろうか。
それとも真逆のしっかりした人なのだろうか。まあ会ってみてのお楽しみということにしておく。
適当に携帯をいじっていると聞いたことのあるような声が話しかけて来た。
「類だっけ?俺、中澤宗介って言うんだけど、昨日はほんっとうにすまん!」
いや、誰だよ。昨日、昨日、昨日?あー、もしかして
「あー、昨日のこくは」
「そこまでにしてくれ」
食い気味に止められる。ということはどうやらあっていたらしい。
「おっけ、んでどしたの」
「いや、あれから考えたんだけどさ」
「ホモはノーサンキュー」
「いや、だからそれはすまんって。じゃなくてさ、なんか話した感じ面白そうな奴だなーって思ったからさ、友達になろーぜ!」
今の時代にこんなアグレッシブな友達のなり方をする奴がいるとは思わなかった。ふむ、友達かー。
「下心は」
「ない。男には興味がない」
「ならばよし」
「よっしゃ、いやー、俺こっち来たばっかで友達いなくてさー」
どうやら俺と同じようなタイミングで引っ越して来たらしい。
「そうなんだ、俺もこっちに越して来たばっかなんだよね」
「お?マジ?」
「マジマジ。親の転勤でね、そっちもそんな感じ?」
「いや、俺は1人。この学校来るために引っ越した」
「そうなんだ、なんでこの学校?」
「類、お前パンフレット見なかったのか!?」
パンフレット?なんかあったっけ?正直通いやすくて学力的にちょうどよかったから選んだだけだしなぁ。
「見てないね、パンフレットになんかあったん?」
「マジか、お前マジか。写真を見たら男なら分かるぞ」
「写真?」
「めっちゃ可愛い子多いんだよこの学校!」
「いや、知らねえよ」
「お前本当に付いてんのか!」
「付いてるし彼女も出来たぜ」
「嘘、だろ?」
「マジマジ。一個上の先輩」
「俺なんて友達すら2人目なのに…なんでなんだ!」
そのぐいぐい行く感じのせいじゃないかね。とは言わず
「顔?」
「自分で言うのもあれだが、イケメンの部類だぞ。服装にも気を使ってるし背丈も高い。少なくても類よりは彼女が出来る可能性高いと思うんだが!」
うるせーやい。好きでこんな顔してねえよ。
「男に告白してるようなやつに言われたくないね。あっ」
ちょうど中澤の言葉でこちらに注目していたクラスがざわめき始める。
「え?中澤くんってホモ?」
「中澤×類。いや、まさかの類×中澤…うへへ、ヨダレが止まりませんなぁ!」
「いや、類なら仕方ない。男だと知ってなかったら俺も告ってる」
「男だと知っても告りたい」
おい待て、特に最後まて。
「俺はホモじゃねー!」
「俺も男は興味ないかなって。彼女いるし」
その言葉で一部のクラスメートが
「彼女の情報はよ、ちょっと消して来るわ」
「合法的に百合百合出来ると思ったのに…」
「寝取られる彼氏、しかも男の娘!これは薄い本が厚くなりますね!」
このクラス大丈夫か?こんなところに一年も?俺発狂するんじゃないかな…。
「おい!類のせいだぞ!」
「それに関しちゃ申し訳ない」
「誠意の見せ方ってのがあるんじゃないかなあ!」
「なんだ、ジュースでも奢ればいいのか」
「ジュースなんかで俺の心は癒されない!女の子を、一心不乱の女の子を!」
多分モテないのはそういうとこだと思う。
「って言ってもなぁ女の子の知り合いなんていないし」
「彼女がいるならその友達とかいるだろ」
「あー、そう言えば昼ごはんの時に先輩の友達来るらしいけど、一緒に食べる?」
「行く」
食い気味である。
「じゃ、先輩に伝えとく」
「よろしく!」
蓮さんに伝えるとすぐにオッケーとこれまた女の子らしい絵文字と共に返事が来た。これでよくあのキャラ通して来れたな。
「オッケーだって。それじゃ昼休みに声掛ける」
「サンキュー!やっぱ類はいいやつだな!さすが親友!」
告白して来た相手が友達になったと思ったら10分足らずで親友にクラスチェンジした。凄いな中澤。
「んじゃまたあとでね」
「おう」
面白いやつだと思ったし本当に親友になれるかもしれないなあなんて考えてしまうあたり、俺もちょろいなって思う。
賑やかな学園生活になりそうだ。
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