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一章 私立八意学園
毎日
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先輩2人がじゃれている姿を照れ隠し半分で茶化して見ていると(眼福なのは本当だが)楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい昼休みの終わりが近くなっていた。
「そろそろ休み終わりますね。川澄先輩も蓮さんも良かったら明日も一緒に食べませんか?中澤はとっとと戻れ」
「うおい!?俺も誘って!いい感じに仲良くなれてるじゃん!」
「えー、どうしよっかなー。仲良くなりたいけど呼び方がなー。他人行儀だしなー」
「なんと呼べと?」
「絵里たんとかどうよ」
「お断りします」
「えりりん」
「お断りします」
「絵里ちゃん」
「お断りします」
「ええい!ならばエリーでどうだ!」
「呼び捨てに近いのはちょっと」
「しょうがないにゃぁ。絵里さんとか絵里先輩でも許そう」
「まあ、それくらいなら。では絵里先輩も明日からどうです?」
「おっけー!宗介っちもセットできたまえよ」
「さっすが絵里先輩!話がわかるぅ!」
などと話していると蓮さんがふてくされていた。
「どうかしました?」
「だってさー、エリーばっかりさー。別にいいけどー」
どうやら仲間はずれにされたように感じたらしい。
「れんたんは類君取られたみたいでおもしろくないんだよにー?」
「大丈夫ですよ蓮さん、ボクハアナタヒトスジダー」
「そういう棒読みは良くないと思いマス」
そっぽ向かれてしまった。とはいえ他になんといえと。
「類君類君」
絵里先輩が近くに来て、いじるのもいいけど程々にしないと嫌われちゃうぞ。と言って来た。
「なるほど。蓮さん」
「なにさ、どうせエリーにロクデモナイこと言われたんでしょ」
「ふてくされてもかわいいですね、今日だけでも知らなかった蓮さんが見れて良かったですし昨日より好きになれました。だから明日からも一緒に食べましょう」
「き、君は彼女が出来たことないって嘘だろ!」
「本当ですよ、蓮さんが初めての彼女です。こんな見た目ですし」
「そ、そこまでいうなら、別に、良いけど?」
結構冗談抜きで蓮さんがかわいいと思って来ている自分がいてびっくりする。
いつか、この早乙女類じゃなく、素の自分を見せられるかもしれない。
今はまだ、このままで。昼休みが終わった。けど、明日も明後日もこんな風に続いていけたら、きっと近いうちに本当の自分に戻れるだろう。中途半端な今の自分ではなく。
「そろそろ休み終わりますね。川澄先輩も蓮さんも良かったら明日も一緒に食べませんか?中澤はとっとと戻れ」
「うおい!?俺も誘って!いい感じに仲良くなれてるじゃん!」
「えー、どうしよっかなー。仲良くなりたいけど呼び方がなー。他人行儀だしなー」
「なんと呼べと?」
「絵里たんとかどうよ」
「お断りします」
「えりりん」
「お断りします」
「絵里ちゃん」
「お断りします」
「ええい!ならばエリーでどうだ!」
「呼び捨てに近いのはちょっと」
「しょうがないにゃぁ。絵里さんとか絵里先輩でも許そう」
「まあ、それくらいなら。では絵里先輩も明日からどうです?」
「おっけー!宗介っちもセットできたまえよ」
「さっすが絵里先輩!話がわかるぅ!」
などと話していると蓮さんがふてくされていた。
「どうかしました?」
「だってさー、エリーばっかりさー。別にいいけどー」
どうやら仲間はずれにされたように感じたらしい。
「れんたんは類君取られたみたいでおもしろくないんだよにー?」
「大丈夫ですよ蓮さん、ボクハアナタヒトスジダー」
「そういう棒読みは良くないと思いマス」
そっぽ向かれてしまった。とはいえ他になんといえと。
「類君類君」
絵里先輩が近くに来て、いじるのもいいけど程々にしないと嫌われちゃうぞ。と言って来た。
「なるほど。蓮さん」
「なにさ、どうせエリーにロクデモナイこと言われたんでしょ」
「ふてくされてもかわいいですね、今日だけでも知らなかった蓮さんが見れて良かったですし昨日より好きになれました。だから明日からも一緒に食べましょう」
「き、君は彼女が出来たことないって嘘だろ!」
「本当ですよ、蓮さんが初めての彼女です。こんな見た目ですし」
「そ、そこまでいうなら、別に、良いけど?」
結構冗談抜きで蓮さんがかわいいと思って来ている自分がいてびっくりする。
いつか、この早乙女類じゃなく、素の自分を見せられるかもしれない。
今はまだ、このままで。昼休みが終わった。けど、明日も明後日もこんな風に続いていけたら、きっと近いうちに本当の自分に戻れるだろう。中途半端な今の自分ではなく。
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