2 / 2
1話
上の空
しおりを挟む
夏も半ば、まだまだ暑い日差しが校舎を焼いている。
「え~、ここの公式は…」
静かな教室に、先生の声が響く。今は5限目。1日の中で一番眠くなる時間帯だと俺は思っている。しかも、授業科目は数学。
まるで呪文のようにも聞こえる先生の言葉に、クラス内の何人かがやられてしまっている。つい先ほど、前の席の拓人もやられてしまった。
そんな閑散とした教室で、俺はずっと外を見ていた。
あの子は一体誰なんだろう。
夏の日のシーンを思い出しながら、物思いに耽る。
「じゃあ、今日はここまで。」
耽るだけ耽っていると、いつの間にか授業が終わりの時間になっていた。就業のチャイムがなった。
「うーん、疲れたな…まだ6限もあるのか。」
俺は背伸びをしながら、6限を嘆いた。
「そうだぞ明宏。その6限が終わるまでお前はギターにさわれないのだ。」
「お前もベースさわれねえぞ、拓人。」
いつの間にか起きていた拓人。
拓人とは中学からの付き合いで、好きなバンドが一緒で仲良くなった。
「くっそ~、早く練習したいんだよな。また、『can't』が新曲出したんだよ。その曲をコピーしたくてな。」
「また『can't』かよ、好きだなーほんと。」
「お前も好きだろうが!」
『can't』とは、明宏と拓人が仲良くなるきっかけになったバンドで、若者に人気のバンドだ。
「拓人、あとで合わせてみようぜ!」
「いいぜ、だがそのためにはあとドラムとボーカルを用意しないとな!部活内で俺らだけだぜ、まだバンド組んでないの。」
部活内で、俺たちだけバンドが組めていないでいる。
「しょうがないだろ!いないもんは!」
拓人とたわいもない話をしていると、
「はーい、席に着きなさい。授業始めるわよ。」
「おっと先生だ。なんでもいいが早くメンバー見つけてくれよ?明宏。」
先生が教室に入って来た。6限目が始まる。
「わかってるよ…」
そう呟き、また俺は物思いに耽る作業に入った。
「え~、ここの公式は…」
静かな教室に、先生の声が響く。今は5限目。1日の中で一番眠くなる時間帯だと俺は思っている。しかも、授業科目は数学。
まるで呪文のようにも聞こえる先生の言葉に、クラス内の何人かがやられてしまっている。つい先ほど、前の席の拓人もやられてしまった。
そんな閑散とした教室で、俺はずっと外を見ていた。
あの子は一体誰なんだろう。
夏の日のシーンを思い出しながら、物思いに耽る。
「じゃあ、今日はここまで。」
耽るだけ耽っていると、いつの間にか授業が終わりの時間になっていた。就業のチャイムがなった。
「うーん、疲れたな…まだ6限もあるのか。」
俺は背伸びをしながら、6限を嘆いた。
「そうだぞ明宏。その6限が終わるまでお前はギターにさわれないのだ。」
「お前もベースさわれねえぞ、拓人。」
いつの間にか起きていた拓人。
拓人とは中学からの付き合いで、好きなバンドが一緒で仲良くなった。
「くっそ~、早く練習したいんだよな。また、『can't』が新曲出したんだよ。その曲をコピーしたくてな。」
「また『can't』かよ、好きだなーほんと。」
「お前も好きだろうが!」
『can't』とは、明宏と拓人が仲良くなるきっかけになったバンドで、若者に人気のバンドだ。
「拓人、あとで合わせてみようぜ!」
「いいぜ、だがそのためにはあとドラムとボーカルを用意しないとな!部活内で俺らだけだぜ、まだバンド組んでないの。」
部活内で、俺たちだけバンドが組めていないでいる。
「しょうがないだろ!いないもんは!」
拓人とたわいもない話をしていると、
「はーい、席に着きなさい。授業始めるわよ。」
「おっと先生だ。なんでもいいが早くメンバー見つけてくれよ?明宏。」
先生が教室に入って来た。6限目が始まる。
「わかってるよ…」
そう呟き、また俺は物思いに耽る作業に入った。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる