【完結】此処ではない何処かで《此処はフリーセックスが基本の世界(汗)》

天狼本舗

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5 年貢の納め時

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私は数年前、17歳になったのを機に大きなギルドのある街、チェントレに来て、念願の冒険者として登録し一人立ちした。
今や、平均的な力が求められる類いの依頼ならひとりで充分にこなせている(余程の魔物が絡むような依頼でない限り)。

一番得意なのはやはり“鉱石への魔法付与“で、自分で採取してきた鉱石に、回復や能力強化なんかの魔法を付与してギルドに卸すと、そこそこ良いポイント稼ぎになる。
私の卸した鉱石をアクセサリーに仕立てるギルド員が何人か居るらしく、それがまた評判が良いとのことで、最近は私への指名依頼も入ってくるようになった。

おかげで念願のマジックバッグ(無制限収納庫)と簡易宿泊テントを、ギルドのポイント交換で手に入れることが出来た。
これのおかげで私の主な生活拠点はすっかり森の中と化し、ますます“にぎにぎ“から遠ざかることが出来て大満足だったのである。



ところが最近、採集場所だったいつもの川の上流で、まったく鉱石が採れなくなってしまった。

水源地に生息していた魔物を、先日ギルドの依頼を受けた冒険者たちが一掃して以来のことなので、もしかして、あの魔物たちが水源地で大暴れすることによって、崩れた山や崖からこぼれ出た鉱石が川に流されていたのかもしれない。いや、多分そうなんだろう。


私の知っているところではもう一ヶ所。私の故郷を越えてかなり行った先にある川の上流でも、質の良い鉱石が採れる。何せ子供の頃は、そこで採れたと言って大人たちが持って帰って来てくれた鉱石を使って魔法付与の練習をしていたので間違い無い。
ただし、そこは大型の魔物の生息地なので、到底私が単独で入り込める場所では無かった。
腕の良いパートナーが必要だった。

ただ、そう言う腕に覚えのあるパートナーを組んだ場合・・・、

「そう言うヤツは大抵アッチの方も強いから、よほど肌の合わない相手でも無い限り、長い日程の中で大抵“肌感チェックにぎにぎからのエッチ“になだれ込むことになるよ~♡  うふふ♡」

と同じ女性冒険者仲間から聞いていた。むむむ・・・。



何より問題なのは発情期。

私は平均よりもかなり遅く、20歳になった最近になってようやく初潮を迎えた。
なのでこれから半年のうちに、初めての発情期が来ることになる。
未だに来てはいないけれど、いつ来てもおかしくはない。
遠からず来るであろうその発情期の過ごし方を、学ぶ必要があった。


いよいよ年貢の納め時(処女を捨て去る時)が来たのか・・・、と、私もいい加減腹を括ることにして、まずは故郷の街、ファロヴェストに帰ることにした。
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