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9 ヴィーオと ※
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とにかくヴィーオは凄かった。
多分一般的な“凄い“とは、方向性が全く違う方向で、だ。
触れ方がとにかく優しい。いわゆる“フェザータッチ“な感じ。
指で、唇で、滑るように、かすめるように触れてくる。
あちこち舐められたけど、それすらも“ちろちろ“としたささやかなもの。
ザワザワと肌が泡立つような快感を、全身に丹念に覚えさせられた。
それがたまに、ほんのちょっと強く刺激されるだけで、これがもう耐えられないほどの快感に取って変わり、長くイってしまう。
多分、泣きながら「早く挿れて」「早く奪って」と、自分からねだったんじゃないかと思う。覚えてないけど。思い出したくもないけれど(赤面)。
それでようやく挿れてくれたかと思っても、全然動いてくれない。
(ちなみに肝心の破瓜は、イきまくってるうちにいつの間にか済んでいた。・・・不思議だ)
動かないまま、また手と唇を全身に優しく滑らせる。私の髪を、長い指で飽きずに何度も優しく梳かしてくれる。
さすがにキスだけは、最初こそ触れるだけだったものが、途中からディープなものを覚えさせられた。
でもそれも、ベチャベチャとした感じではなく、互いの敏感な粘膜の、その更に敏感なところを優しく探り、確かめ合うような静かなキス。
ザワザワとした快感に襲われ、でもジレて私が動くと、それだけで強い絶頂に襲われて頭がバカになりそうになる。いや、もうほとんどなってた。
体勢を変えようと少し動いただけでも、・・・以下同文。
そして、達した私のナカのうねるような動きを何度も何度も味わい耐え抜いた後に、ヴィーオ自身もまたイッてしまう・・・。
ナカで精を放たれると、ヴィーオ自身の魔力の一部も一緒に流れ込んできて、私の魔力と混じり合って見事にスパークする。身体の中でも脳内でも、延々と大打ち上げ花火大会状態だ。
そしてこれがまたすごく刺激的で、心地良いのだ。
後で聞いてみたところ、コレもひとつの魔力循環の行為なので、“出した“側であるヴィーオの方でも、同じように延々と魔力の大花火大会状態になるとのこと。
この世界の人が性に開放的なのって、このせいも多分にあるんだろうなと理解した。
・・・正直に言うと、途中からのことはあんまり覚えていない。
で、気がつけば7日が過ぎていた。・・・7日もだ!! ビックリだ。
途中で何度かヴィーオが食事を食べさせてくれていたらしいけど、記憶にあるような、ないような・・・。
もう、例え『ずっと抱かれていた』と言われても“さもありなん“、な状態である。
ようやく頭の霞が取れてきたものの、まだ身体の芯にはハッキリと疼きが残っている。身体がヴィーオを求めてしまう。で、結果的に常にヴィーオに引っ付いている。ヴィーオもそれを、喜んで受け入れてくれる。
私が求めれば、すぐにまたベッドに逆戻りだ。
“奥手”だったはずの私に、一体何が起きたのか?
前世の記憶がちょっとあるとは言え、やっぱり私もこの世界のニンゲンだったってコトなのか、そうなのか。
確かに前世の記憶はぼんやりとだけど、ある。
でも、(魔力のことは抜きにして)エッチって、こんなんじゃなかった、はず。
静かに身体を重ね合わせる。これがこの世界のスタンダードなのか・・・
と思いかけたところで、ふと、幼い頃の記憶が蘇った。
まだ私がホントに小さな頃。いろんな年代の子供たち同士で集まって、遊びながら色々と学んでいた頃。
友達のひとりに、ここと同じような宿を提供している家に住んでいた女の子、マリアがいた。
そのマリアに誘われて彼女の家に遊び行った時に、カップルが睦み合っている部屋をたまたま覗いてしまったのだ。
そこには裸の男女が居て、ベッドの上に横たわりながら掠れた声で泣く女の腰に、男が自身の腰をガツガツとぶつけていた。
今覚えば、その女性は泣いていたのではなく喘いでいただけなのだと分かるけど、まだ前世の記憶も思い出しておらず、性についてもよく分からずにいた幼い私には、男が女に乱暴しているようにしか見えなかった。
どうしたら良いのか分からずに扉の前でぶるぶると震えていると、それに気がついたマリアが駆け寄ってきて、無遠慮に中に声をかけた。
「ちょっと! 扉開いてるんですけど! 防音魔法も忘れてるよ!」
「あ、ごめんごめん」
中の男女がキョトンとしたような顔で謝りながらこちらを見てるのに構わず、マリアはバタンと扉を閉めると、震える私の手を引いて、お菓子の用意されたリビングに連れて行ってくれた。
「あれはね、ケンカとかしてるんじゃなくてね、めちゃくちゃ仲良くしてるんだって。うちの母さんが言ってたよ。大人って変だよね~」
そう言いながら笑っていたマリアは、そんな環境下で育ったこともあってか、今では誰よりもフリーセックスを存分に楽しみまくる生活をしている。
子供も既にふたり居て、子供好きな彼女の母親が喜んで育てているらしい。
・・・そう、ちょっぴり思考が逸れちゃったけど、こちらのセックスも、前世と同じく、こう、打ち付け合うというか、出し入れするというか、そう言う感じのがスタンダードなはずなのだ。
多分、ヴィーオのやり方の方が、特殊なんじゃないのかな? ・・・分かんないけど。
でもまぁ、ヴィーオに全身くまなく高められた上でガツガツ来られたら、冗談じゃなくホントに昇天しちゃいそうだから、ヴィーオに関しては、あれが正しいやり方なんだろうな、うん、多分。
ぼんやりと考えながら、ヴィーオに与えられる食事をモグモグと咀嚼する。
ここに来てから、ヴィーオからスプーンを差し出されての給餌がなんとなく当たり前になっていた。
そんな給餌が終わり、私がハーブティーで喉を潤し終えてまたヴィーオに引っ付くと、ヴィーオは私を横抱きにして抱え、ここに来て以来ほとんどの時間を過ごしているベッドの上へと優しく横たえてくれた。
食事の後の食器類は、いつの間にか綺麗に片付けられていた。
それからしばらくの日々、私の身体の疼きが完全におさまるまで、私たちは静かに、でも激しく身体を重ね続けた。
∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞
ヴィーオさんを含めアースラ大陸の人は基本スローセックス⭐︎
多分一般的な“凄い“とは、方向性が全く違う方向で、だ。
触れ方がとにかく優しい。いわゆる“フェザータッチ“な感じ。
指で、唇で、滑るように、かすめるように触れてくる。
あちこち舐められたけど、それすらも“ちろちろ“としたささやかなもの。
ザワザワと肌が泡立つような快感を、全身に丹念に覚えさせられた。
それがたまに、ほんのちょっと強く刺激されるだけで、これがもう耐えられないほどの快感に取って変わり、長くイってしまう。
多分、泣きながら「早く挿れて」「早く奪って」と、自分からねだったんじゃないかと思う。覚えてないけど。思い出したくもないけれど(赤面)。
それでようやく挿れてくれたかと思っても、全然動いてくれない。
(ちなみに肝心の破瓜は、イきまくってるうちにいつの間にか済んでいた。・・・不思議だ)
動かないまま、また手と唇を全身に優しく滑らせる。私の髪を、長い指で飽きずに何度も優しく梳かしてくれる。
さすがにキスだけは、最初こそ触れるだけだったものが、途中からディープなものを覚えさせられた。
でもそれも、ベチャベチャとした感じではなく、互いの敏感な粘膜の、その更に敏感なところを優しく探り、確かめ合うような静かなキス。
ザワザワとした快感に襲われ、でもジレて私が動くと、それだけで強い絶頂に襲われて頭がバカになりそうになる。いや、もうほとんどなってた。
体勢を変えようと少し動いただけでも、・・・以下同文。
そして、達した私のナカのうねるような動きを何度も何度も味わい耐え抜いた後に、ヴィーオ自身もまたイッてしまう・・・。
ナカで精を放たれると、ヴィーオ自身の魔力の一部も一緒に流れ込んできて、私の魔力と混じり合って見事にスパークする。身体の中でも脳内でも、延々と大打ち上げ花火大会状態だ。
そしてこれがまたすごく刺激的で、心地良いのだ。
後で聞いてみたところ、コレもひとつの魔力循環の行為なので、“出した“側であるヴィーオの方でも、同じように延々と魔力の大花火大会状態になるとのこと。
この世界の人が性に開放的なのって、このせいも多分にあるんだろうなと理解した。
・・・正直に言うと、途中からのことはあんまり覚えていない。
で、気がつけば7日が過ぎていた。・・・7日もだ!! ビックリだ。
途中で何度かヴィーオが食事を食べさせてくれていたらしいけど、記憶にあるような、ないような・・・。
もう、例え『ずっと抱かれていた』と言われても“さもありなん“、な状態である。
ようやく頭の霞が取れてきたものの、まだ身体の芯にはハッキリと疼きが残っている。身体がヴィーオを求めてしまう。で、結果的に常にヴィーオに引っ付いている。ヴィーオもそれを、喜んで受け入れてくれる。
私が求めれば、すぐにまたベッドに逆戻りだ。
“奥手”だったはずの私に、一体何が起きたのか?
前世の記憶がちょっとあるとは言え、やっぱり私もこの世界のニンゲンだったってコトなのか、そうなのか。
確かに前世の記憶はぼんやりとだけど、ある。
でも、(魔力のことは抜きにして)エッチって、こんなんじゃなかった、はず。
静かに身体を重ね合わせる。これがこの世界のスタンダードなのか・・・
と思いかけたところで、ふと、幼い頃の記憶が蘇った。
まだ私がホントに小さな頃。いろんな年代の子供たち同士で集まって、遊びながら色々と学んでいた頃。
友達のひとりに、ここと同じような宿を提供している家に住んでいた女の子、マリアがいた。
そのマリアに誘われて彼女の家に遊び行った時に、カップルが睦み合っている部屋をたまたま覗いてしまったのだ。
そこには裸の男女が居て、ベッドの上に横たわりながら掠れた声で泣く女の腰に、男が自身の腰をガツガツとぶつけていた。
今覚えば、その女性は泣いていたのではなく喘いでいただけなのだと分かるけど、まだ前世の記憶も思い出しておらず、性についてもよく分からずにいた幼い私には、男が女に乱暴しているようにしか見えなかった。
どうしたら良いのか分からずに扉の前でぶるぶると震えていると、それに気がついたマリアが駆け寄ってきて、無遠慮に中に声をかけた。
「ちょっと! 扉開いてるんですけど! 防音魔法も忘れてるよ!」
「あ、ごめんごめん」
中の男女がキョトンとしたような顔で謝りながらこちらを見てるのに構わず、マリアはバタンと扉を閉めると、震える私の手を引いて、お菓子の用意されたリビングに連れて行ってくれた。
「あれはね、ケンカとかしてるんじゃなくてね、めちゃくちゃ仲良くしてるんだって。うちの母さんが言ってたよ。大人って変だよね~」
そう言いながら笑っていたマリアは、そんな環境下で育ったこともあってか、今では誰よりもフリーセックスを存分に楽しみまくる生活をしている。
子供も既にふたり居て、子供好きな彼女の母親が喜んで育てているらしい。
・・・そう、ちょっぴり思考が逸れちゃったけど、こちらのセックスも、前世と同じく、こう、打ち付け合うというか、出し入れするというか、そう言う感じのがスタンダードなはずなのだ。
多分、ヴィーオのやり方の方が、特殊なんじゃないのかな? ・・・分かんないけど。
でもまぁ、ヴィーオに全身くまなく高められた上でガツガツ来られたら、冗談じゃなくホントに昇天しちゃいそうだから、ヴィーオに関しては、あれが正しいやり方なんだろうな、うん、多分。
ぼんやりと考えながら、ヴィーオに与えられる食事をモグモグと咀嚼する。
ここに来てから、ヴィーオからスプーンを差し出されての給餌がなんとなく当たり前になっていた。
そんな給餌が終わり、私がハーブティーで喉を潤し終えてまたヴィーオに引っ付くと、ヴィーオは私を横抱きにして抱え、ここに来て以来ほとんどの時間を過ごしているベッドの上へと優しく横たえてくれた。
食事の後の食器類は、いつの間にか綺麗に片付けられていた。
それからしばらくの日々、私の身体の疼きが完全におさまるまで、私たちは静かに、でも激しく身体を重ね続けた。
∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞
ヴィーオさんを含めアースラ大陸の人は基本スローセックス⭐︎
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