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11 暗転
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それからの2ヶ月、私はカペロの家の2階に間借りして、カペロの魔法付与の作業を手伝いながら過ごした。
ヴィーオからは時折、“今このあたりに居る“だとか“依頼をひとつ終えた“、”早く会いたい“、などと書かれた伝書が届き、カペロにからかわれた。こんなふうに、さほど重要でも急ぎでもない伝書を頻繁に飛ばす人は、この辺りにはまず居ないから。
そんなカペロは、この大陸の住人らしく、時々街の女の子に頼まれて発情期のパートナーになる為に泊まりに行ったり、外で誰かと“にぎにぎ“イチャイチャしていたけれど、私との間柄は誠実に、“仕事仲間“を保ってくれていた。
多分、友人であるヴィーオへの配慮もあるのだろう。
・・・今思えば、それはとっても気楽で、長閑な日々だった。
あれからもうすぐ2ヶ月が経つと言う頃、ヴィーオから
「すべての用事が済んだので、今から故郷を出てそちらに向かう、早く会いたい」
という伝書が届いた。
私は嬉しくて気もそぞろで、魔法付与の作業中にもぽおっとしがちで、またまたカペロに揶揄われてしまった。
だけどそれから数日後、突如私は、人生の荒波の中に突き落とされることとなる。
「厄介ごとに巻き込まれてしまった。到着が遅くなりそう。でも必ず行くから」
と書かれた伝書を最後に、ヴィーオの消息が突如途絶えてしまったのだ。
ヴィーオからは時折、“今このあたりに居る“だとか“依頼をひとつ終えた“、”早く会いたい“、などと書かれた伝書が届き、カペロにからかわれた。こんなふうに、さほど重要でも急ぎでもない伝書を頻繁に飛ばす人は、この辺りにはまず居ないから。
そんなカペロは、この大陸の住人らしく、時々街の女の子に頼まれて発情期のパートナーになる為に泊まりに行ったり、外で誰かと“にぎにぎ“イチャイチャしていたけれど、私との間柄は誠実に、“仕事仲間“を保ってくれていた。
多分、友人であるヴィーオへの配慮もあるのだろう。
・・・今思えば、それはとっても気楽で、長閑な日々だった。
あれからもうすぐ2ヶ月が経つと言う頃、ヴィーオから
「すべての用事が済んだので、今から故郷を出てそちらに向かう、早く会いたい」
という伝書が届いた。
私は嬉しくて気もそぞろで、魔法付与の作業中にもぽおっとしがちで、またまたカペロに揶揄われてしまった。
だけどそれから数日後、突如私は、人生の荒波の中に突き落とされることとなる。
「厄介ごとに巻き込まれてしまった。到着が遅くなりそう。でも必ず行くから」
と書かれた伝書を最後に、ヴィーオの消息が突如途絶えてしまったのだ。
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