20 / 27
20 Side ヴィーオ① (危険な依頼)
しおりを挟む
ここからしばらくヴィーオ視点です
(ここから1話ずつのUPになります)
∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞
ファロヴェストでアリーシャと離れてから、オレは故郷の街、アースラ大陸のエスタスラで頼まれていた依頼をこなすべく、急いでポルトノルドの北東に広がるサイガーと呼ばれる森林地帯を目指した。
そこに棲むという、火喰い竜の“ツノ“を手に入れるのが。目的だ。
このツノに護符魔法を付与したものが、エスタスラでは御守りとして重宝されている。
アースラ大陸でもはるか西方でその存在が確認されているが、昔乱獲されたことがあるとかで生息数が激減している為、現在は狩猟も捕獲も禁止されていて手に入らない。
交易先のポルトノルドからも一定数は入ってくるのだが、それでもやはり人気すぎて手に入れるのが難しいのだと言う。
「身重のパートナーのために、どうしても御守りを手に入れたいんだ」
と言う友人の為に、ちょうど他にもいくつかマヴェーラ大陸での用事を抱えていたオレが、ついでに調達してくることにしたのだ。
サイガーに向かう途中のキャンプ地でたまたまポルトノルドの年若い冒険者に出会い、『強い魔物が出た時にはオレが対応すること』を条件に、運良く火喰い竜の生息地まで案内してもらえることになった。
「ピルト」と名乗った彼は、冒険者とは言え見たところまだ青年というには若いといった風貌で、聞けばやはりまだ駆け出しだとのこと。けれど、火喰い竜のツノの採取には前に何度か行ったことがあるから場所は分かると言うので、お願いしたのだ。
マヴェーラ大陸の気候は温暖で、どこに行っても広葉樹が生えていた。
しかしだいぶ北の方まで来たせいか、今は空気が少しひんやりとしていて、針葉樹が多くなって来ている。この木々がすべて針葉樹に変わったら、そこがサイガーと呼ばれる森林地帯だった。
“火喰い竜”と聞かされて大きな竜を想像していたが、今のところその姿は見えない。
ピルトが「こっちこっち」と軽やかな足取りで先導してくれるので付いて行く。
あたりには木々がまばらに生え、地面には朽ちた木々が転がっている。土はフカフカとしていて、あちこちに小さな色とりどりの野花が咲いている。静かに耳を澄ますと、鳥の囀りや小動物たちの微かな気配も感じられた。
自然の豊かな大地だった。
「で、火喰い竜はどこに?」
と訊くと
「あそこだよ。ほら、あそこにも、・・・ここにも」
とピルトがあちらこちらへと指を差し・・・。
言われて視線を向けると、そこに居たのはオレの身長の半分ほどの体長の、大きな茶色いトカゲだった。
その保護色ゆえに今迄気が付かなかったが、あたりを見回してみると、木の陰だとか雑草の密集したそばだとかにたくさん居て、皆のんびりと目を閉じている。
「アレが?」
くらくらとしためまいを覚えながら問う。
「うん、アレが。・・・“火喰い竜”だなんて怖くて強そうな名前が付いてるけど、大人しくて人も襲わないから安心して大丈夫だよ」
そう言って、白い歯をニカッと見せながらピルトが笑った。
「ちょっと見ててね」
と言って、ピルトが指先に小さな炎を作ると、それをフッという息とともに少し遠くの、日が当たって乾いた地面に飛ばす。
すると、ボオッという音とともに、勢いよく炎が燃え上がる。
「一体何を」と問うよりも早く、周囲に居た火喰い竜たちがものすごい勢いでそこに集まり、燃えている地面の木っ端ごと、奪い合うように食べ始めた。
竜たちは、普段はキノコや木の実、柔らかい雑草や木の枝などを食べているらしいのだが、たまに雷やら自然発火などで火事が起こると、こうして喜んでその火種を食べまくるとのこと。
舌が熱さに強くて、しかも火で焦げた草木が大好物らしいのだ。
そのおかげで、永いことこの広大なサイガー森林地帯も大きな火事に焼かれることなく保たれ続けているとのことなので、これも自然の采配なのかもしれない。
「ただー、火喰い竜のツノって、なかなか生えてこないんだよね。元々生えない個体も居るらしいし」
そう言ってピルトはキョロキョロと地面を探し始める。
確かに、その辺りにたくさんの火喰い竜が居るものの、ツノらしきものを生やした個体はパッと見、見当たらない。
しばらくして「あったよー!」と声を上げながら、ピルトが駆け寄ってきた。
そうして見せてくれたのは、ピルトの親指ぐらいの太さと長さの、少し湾曲したベージュ色のツノだった。
火喰い竜の古くなったツノは根元から自然と落ちるらしい。
それを探すと良い、と言われ、オレも周辺を探してみることにする。
先程まで火料理に興じていた竜たちも、今はまた大人しく目を閉じていた。
なかなかツノは見つからなかったが、代わりに頭のてっぺんにツノを1本生やした個体を見つけたので、ピルトを呼ぶ。
するとピルトは「おおっ、珍しい!」と喜びながら、ツノの取り方を教えてくれたので、早速試してみることにした。
ツノの先に指を当てながら、ゆっくりと“根本から折れる”とイメージして魔法を流す。
・・・うまく出来ない。
オレは基本的な生活魔法以外はあまり魔法は得意ではないのだ・・・。
それを見ていたピルトに「“魔法で髭を剃る“ようなイメージで良いと思う」とアドバイスされたのでやってみると、今度はするんとツノが落ちた。慌てて拾う。
これだけされても、当の火喰い竜は目を閉じて眠ったままだ。
その皮を防具にする為にと乱獲されて絶滅しかけるのも、当たり前なのかもしれない。
それからしばらく、ふたりでツノを探して拾い集めた。
そして日が傾き始めた頃に火喰い竜の生息地を後にして、ピルトとふたりで糧食を齧りながらポルトノルドを目指した。
ちょうど夕食の時分に街の端の飲食店街のあたりに辿り着いたので、お礼を兼ねてポルトに夕食を奢る。
そこでお腹もいっぱいになったところで、お互いが拾ったツノを見せ合い、互いの欲しいものを交換した。オレが初めて自分で落としたツノは、ポルトに言われてオレ自身がキープすることにした。
ついでにマジックバッグの中に入れっぱなしになっていた、アースラ大陸の特産品なんかも出して見せる。
案内の対価としてポルトが選んだのは、アースラでしか採れないフルーツをいくつかと、魔物の皮を1枚、だった。
「もっと取って」と言っても、ピルトは
「これで充分だよ。火喰い竜のツノも手に入ったしね。これをアクセサリーに加工すると、結構高く引き取ってもらえるから、これだけでも嬉しいぐらいなんだ。
最近サイガーにちょっと面倒な魔物が迷い込んでるって言う目撃情報があって、怖くてボクひとりでは採取に行けずにいたから、今回ヴィーオさんのガイドを出来て逆にラッキーだったよ」
と言って、笑いながら固辞した。
そんな対価交換の後、オレたちは店の前で別れた。
空には日の入り後のキレイな夕焼けが広がっていた。
まだアースラ大陸に渡る定期船に間に合う時間だったので、オレは港へと急いだ。
(ここから1話ずつのUPになります)
∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞・∞⌘∞
ファロヴェストでアリーシャと離れてから、オレは故郷の街、アースラ大陸のエスタスラで頼まれていた依頼をこなすべく、急いでポルトノルドの北東に広がるサイガーと呼ばれる森林地帯を目指した。
そこに棲むという、火喰い竜の“ツノ“を手に入れるのが。目的だ。
このツノに護符魔法を付与したものが、エスタスラでは御守りとして重宝されている。
アースラ大陸でもはるか西方でその存在が確認されているが、昔乱獲されたことがあるとかで生息数が激減している為、現在は狩猟も捕獲も禁止されていて手に入らない。
交易先のポルトノルドからも一定数は入ってくるのだが、それでもやはり人気すぎて手に入れるのが難しいのだと言う。
「身重のパートナーのために、どうしても御守りを手に入れたいんだ」
と言う友人の為に、ちょうど他にもいくつかマヴェーラ大陸での用事を抱えていたオレが、ついでに調達してくることにしたのだ。
サイガーに向かう途中のキャンプ地でたまたまポルトノルドの年若い冒険者に出会い、『強い魔物が出た時にはオレが対応すること』を条件に、運良く火喰い竜の生息地まで案内してもらえることになった。
「ピルト」と名乗った彼は、冒険者とは言え見たところまだ青年というには若いといった風貌で、聞けばやはりまだ駆け出しだとのこと。けれど、火喰い竜のツノの採取には前に何度か行ったことがあるから場所は分かると言うので、お願いしたのだ。
マヴェーラ大陸の気候は温暖で、どこに行っても広葉樹が生えていた。
しかしだいぶ北の方まで来たせいか、今は空気が少しひんやりとしていて、針葉樹が多くなって来ている。この木々がすべて針葉樹に変わったら、そこがサイガーと呼ばれる森林地帯だった。
“火喰い竜”と聞かされて大きな竜を想像していたが、今のところその姿は見えない。
ピルトが「こっちこっち」と軽やかな足取りで先導してくれるので付いて行く。
あたりには木々がまばらに生え、地面には朽ちた木々が転がっている。土はフカフカとしていて、あちこちに小さな色とりどりの野花が咲いている。静かに耳を澄ますと、鳥の囀りや小動物たちの微かな気配も感じられた。
自然の豊かな大地だった。
「で、火喰い竜はどこに?」
と訊くと
「あそこだよ。ほら、あそこにも、・・・ここにも」
とピルトがあちらこちらへと指を差し・・・。
言われて視線を向けると、そこに居たのはオレの身長の半分ほどの体長の、大きな茶色いトカゲだった。
その保護色ゆえに今迄気が付かなかったが、あたりを見回してみると、木の陰だとか雑草の密集したそばだとかにたくさん居て、皆のんびりと目を閉じている。
「アレが?」
くらくらとしためまいを覚えながら問う。
「うん、アレが。・・・“火喰い竜”だなんて怖くて強そうな名前が付いてるけど、大人しくて人も襲わないから安心して大丈夫だよ」
そう言って、白い歯をニカッと見せながらピルトが笑った。
「ちょっと見ててね」
と言って、ピルトが指先に小さな炎を作ると、それをフッという息とともに少し遠くの、日が当たって乾いた地面に飛ばす。
すると、ボオッという音とともに、勢いよく炎が燃え上がる。
「一体何を」と問うよりも早く、周囲に居た火喰い竜たちがものすごい勢いでそこに集まり、燃えている地面の木っ端ごと、奪い合うように食べ始めた。
竜たちは、普段はキノコや木の実、柔らかい雑草や木の枝などを食べているらしいのだが、たまに雷やら自然発火などで火事が起こると、こうして喜んでその火種を食べまくるとのこと。
舌が熱さに強くて、しかも火で焦げた草木が大好物らしいのだ。
そのおかげで、永いことこの広大なサイガー森林地帯も大きな火事に焼かれることなく保たれ続けているとのことなので、これも自然の采配なのかもしれない。
「ただー、火喰い竜のツノって、なかなか生えてこないんだよね。元々生えない個体も居るらしいし」
そう言ってピルトはキョロキョロと地面を探し始める。
確かに、その辺りにたくさんの火喰い竜が居るものの、ツノらしきものを生やした個体はパッと見、見当たらない。
しばらくして「あったよー!」と声を上げながら、ピルトが駆け寄ってきた。
そうして見せてくれたのは、ピルトの親指ぐらいの太さと長さの、少し湾曲したベージュ色のツノだった。
火喰い竜の古くなったツノは根元から自然と落ちるらしい。
それを探すと良い、と言われ、オレも周辺を探してみることにする。
先程まで火料理に興じていた竜たちも、今はまた大人しく目を閉じていた。
なかなかツノは見つからなかったが、代わりに頭のてっぺんにツノを1本生やした個体を見つけたので、ピルトを呼ぶ。
するとピルトは「おおっ、珍しい!」と喜びながら、ツノの取り方を教えてくれたので、早速試してみることにした。
ツノの先に指を当てながら、ゆっくりと“根本から折れる”とイメージして魔法を流す。
・・・うまく出来ない。
オレは基本的な生活魔法以外はあまり魔法は得意ではないのだ・・・。
それを見ていたピルトに「“魔法で髭を剃る“ようなイメージで良いと思う」とアドバイスされたのでやってみると、今度はするんとツノが落ちた。慌てて拾う。
これだけされても、当の火喰い竜は目を閉じて眠ったままだ。
その皮を防具にする為にと乱獲されて絶滅しかけるのも、当たり前なのかもしれない。
それからしばらく、ふたりでツノを探して拾い集めた。
そして日が傾き始めた頃に火喰い竜の生息地を後にして、ピルトとふたりで糧食を齧りながらポルトノルドを目指した。
ちょうど夕食の時分に街の端の飲食店街のあたりに辿り着いたので、お礼を兼ねてポルトに夕食を奢る。
そこでお腹もいっぱいになったところで、お互いが拾ったツノを見せ合い、互いの欲しいものを交換した。オレが初めて自分で落としたツノは、ポルトに言われてオレ自身がキープすることにした。
ついでにマジックバッグの中に入れっぱなしになっていた、アースラ大陸の特産品なんかも出して見せる。
案内の対価としてポルトが選んだのは、アースラでしか採れないフルーツをいくつかと、魔物の皮を1枚、だった。
「もっと取って」と言っても、ピルトは
「これで充分だよ。火喰い竜のツノも手に入ったしね。これをアクセサリーに加工すると、結構高く引き取ってもらえるから、これだけでも嬉しいぐらいなんだ。
最近サイガーにちょっと面倒な魔物が迷い込んでるって言う目撃情報があって、怖くてボクひとりでは採取に行けずにいたから、今回ヴィーオさんのガイドを出来て逆にラッキーだったよ」
と言って、笑いながら固辞した。
そんな対価交換の後、オレたちは店の前で別れた。
空には日の入り後のキレイな夕焼けが広がっていた。
まだアースラ大陸に渡る定期船に間に合う時間だったので、オレは港へと急いだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
私は5歳で4人の許嫁になりました【完結】
Lynx🐈⬛
恋愛
ナターシャは公爵家の令嬢として産まれ、5歳の誕生日に、顔も名前も知らない、爵位も不明な男の許嫁にさせられた。
それからというものの、公爵令嬢として恥ずかしくないように育てられる。
14歳になった頃、お行儀見習いと称し、王宮に上がる事になったナターシャは、そこで4人の皇子と出会う。
皇太子リュカリオン【リュカ】、第二皇子トーマス、第三皇子タイタス、第四皇子コリン。
この4人の誰かと結婚をする事になったナターシャは誰と結婚するのか………。
※Hシーンは終盤しかありません。
※この話は4部作で予定しています。
【私が欲しいのはこの皇子】
【誰が叔父様の側室になんてなるもんか!】
【放浪の花嫁】
本編は99話迄です。
番外編1話アリ。
※全ての話を公開後、【私を奪いに来るんじゃない!】を一気公開する予定です。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる