43 / 257
第四章 A Night For The Knives
刃夜―⑤―
しおりを挟む
午後8時17分 西ヘイスティング通り
『アメリカ政府が絡んでいるだと……全くあの国は、左右関係なく、物事をややこしくする』
エリザベスのぼやきが、ブルースの携帯通信端末の受話器から聞こえる。
ロックから数分前に送られた情報を見て、エリザベスからの着信がブルースの携帯通話端末に届いた。
「正確には、そこの軍産複合体が。”ワールド・シェパード社”や“ホステル“の対応にも追われているのに」
『使えるものは使うというが、“使った”後のことを全く考えないのがアイツ等らしい』
スピーカー越しからのエリザベスのオチに、ブルースは大きく笑った。
「使った後か、こっちも耳が痛いな……」
『耳よりも、今現在、頭の痛いことの対応を優先しろ。状況は?』
エリザベスに促されながら、頭痛の元凶を見つめる。
赤と青の光が、雨に覆われたビル街の一角で散乱。
二色の光の大本である、警察車両の警告灯はビルの中で一際突き出た、大槌の様な陰影を浮かべる。
ハーバーセンタービル。
円盤型の展望台は、360度回転するレストランで、西海岸の山々を楽しみながらの食事が出来、気象によっては、隣国も国境線なしで一望出来る場所だ。
90年代のITブームの象徴にして、地元の大学という二つの顔を持つ。
だが、それはあくまで、地表から見える一面に過ぎない。
目に見えない地下には、”ブライトン・ロック社”が資金援助をしている研究施設が人知れず存在していた。
企業で研究を行う場合、どうしても利益が優先となる。
必然的に、そう言った方向に舵が取られるので、”ウィッカー・マン”の解明というよりは、“殲滅“が主軸となり、殲滅方法を巡った営利競争が起きてしまう。
純粋に利害を超え、未来に向けた建設的な研究が出来る大学に”ブライトン・ロック社”は研究の許可を出しているのだ。
しかし、やることは”ウィッカー・マン”の残骸の分析やUNTOLD関係で亡くなった者の検視に限られていたが。
今回の出来事で命を落としたキャニス、首無し騎士に入っていた男も、その場所に保管されている。
ブルースが、仲間のキャニスの遺体の対応について、協議をしようと施設へ連絡したが通じなかった。
その後、ナオトから『ハーバーセンタービルで話したいことがある』という連絡を受ける。
ブルースは、警察の赤と青の警告灯で彩られた、ハーバーセンタービルの花祭を眺めるに至っていた。
「結論から言うと、何かあるか何もないかと言われれば、前者と考えた方が良い」
警察官との話を終えたナオトが、雨の下、ブルースに向かって来る。
右手の携帯通信端末を、銀色の鎧を纏う”ワールド・シェパード社”の専務に渡すと、
「そちらの研究員の親類が、連絡のつかないことを不審に思って、関係者同士の連絡を取り合ったら――」
ナオトが受話器越しに、エリザベスに状況を話し始めた。
短文投稿サイトの様なSNSなど媒体を問わず、職場の情報を公開してはいけないことは、情報管理として当然、徹底させている。
だが、人間関係まではそうはいかない。
労務管理がある以上、生活基盤は無視できないからだ。
ナオトから携帯通信端末を返され、
『人の口に戸は建てられない。結婚や交際の自由も……仕事に支障が無い限り、否定できんからな』
端末の向こうでエリザベスが鼻を鳴らすと、ブルースは端末を切る断りを入れた。
隣のナオトともに、警察官の集まる場所へ向かう。
背広の上に市警のマークの入ったジャケットを纏った男性が、ブルース達を出迎えた。
「ナオトさん、ブルース=バルトさん。レイナーズと言います。ミシェル=ジョアン=レイナーズ。警部です」
「ブルースで良い。レイナーズ警部」
右手で握手を交わし、レイナーズが戸惑いながら、
「ナオトさん。この方が……」
「鍵を開けてくれる人物だ」
ナオトに紹介されたブルースは警部に向かって、愛嬌の瞬きを見せた。
「多様性の範囲は、鍵の選択も例外ではありません」
レイナーズは、ブルース達を見て大きく笑う。
雨に濡れた焦げ茶色の髪が、ビルのネオンと警告灯の明かりで映えていた。
体は、自分とナオトの中間位の背であるが、現場を活動するに足るガタイの良さが、自分と知り合いの東洋人に比べて引き立っている。
「鍵の選択として、自分を認めてくれたことに感謝する。レイナーズ警部」
ブルースも、笑顔で返した。
警察が、得体も知れない海外の勢力と共に、”ウィッカー・マン”と戦うことに拒否感を示す者は多い。
だが、何人かは、”ワールド・シェパード社”との協力関係が欠かせないことも理解していた。
レイナーズ警部は、”ワールド・シェパード社”内の少数派であるナオトを選んだ様だが、ブルースの視線に気づいて、
「あくまで、街を守るための選択肢です。最善と言われるものを取るか、引き出すための」
「それで、十分だ。応援は――」
「必要なし。ナオトさんとブルースさんが、事態を確認してから、ですね」
そのあとに続く言葉をレイナーズに言われ、ブルースは面食らった。
「必要事項の確認はある程度済ませているよ、ブルース。問題は……」
「暗証番号を知っているか、だけです。知らなかったら、後ろに手を回して這いつかせ、取調室で行政機関ブレンドの珈琲責めに合わせます」
レイナーズの皮肉に、ブルースは肩を竦めて、ハーバーセンターの入口へ向かう。
ハーバーセンタービルのドアを開けると、大学内の図書館がブルース達三人を出迎えた。
「図書館ですか……?」
夜の帳が降りる午後5時に閉まる為か、教育機関に通う者達の醸し出す、独特の喧騒は無い。
「人の活動を律し、意思を決定づけるのは、何時だって言葉と文字と本だ」
ブルースは鍵を、胡乱な顔と神妙な顔もちをしているレイナーズとナオトの前で開けた。
扉を開けて、静寂に包まれた図書館を進み、ブルースはルネッサンス期の文学の本棚に止まる。
ブルースが取り出した本を見たナオトは、
「ダンテの“神曲”……ブルース、それ好きなんだ」
「家内が好きです。イタリア関係の文学……特に、ルネッサンス期は煩いですよ?」
ナオトは大学時代、レイナーズは新婚旅行という、それぞれのイタリア旅行の話を背に、ブルースは“神曲”のページを開く。
そのページは、地獄篇の“第三歌“。
憂いの国に行かんとするものはわれを潜れ
永劫の呵責に遭わんとするものはわれをくぐれ
破滅の人に伍せんとするものはわれをくぐれ
正義は高き主を動かし、
神威は、最上智は、
原初の愛は、われを作る。
我前に創られし物なし、
ただ無窮あり、われは無窮に続くものなり。
われを過ぎんとする物は、一切の望みをすてよ
ブルースが暗唱し終えると、機械音が響いた。
目の前の本棚が、振動し、左へ滑る。
本棚のあった場所には、鉄の扉。
ナオトとレイナーズが息を呑んでいるのを横目に、ブルースは鉄の扉を開けた。
奥には、更に同じ素材の扉がもう一つ佇む。
ブルースは、その隣にあった液晶受視機台の鍵盤を叩いて出た画面を一瞥して、
「レイナーズ警部。人が出入りをした場合、ここのコンピューターから記録が発信され、関係者に送られる。つまり俺たちに。しかし、俺たちは出た記録を受け取っていない」
ブルースの言葉に、口を開いて呆けていたレイナーズの顔に緊張が走った。
「わかりました。応援を呼び、外で待機させます」
携帯無線を掴んだ、焦げ茶髪の警部は、その場を後にする。
「死んでいるということか?」
「ああ、全員な」
ナオトの言葉に、ブルースは短く答える。
“UNTOLD“に目を付けられた者は生きられない。
先程のナオトとレイナーズの会話で出たテーマではないが、地獄巡りの入口のドアノブを、ブルースは握った。
「安心してくれ、ドアは普通に開けられる」
「安心していいのかな……そこ?」
ブルースの言葉に、背後のナオトは溜息と共に応える。
我ながら、ダンテにちなんで言うが、ナオトは愚か、ブルースの内心も笑っていない。
何故なら、二人を出迎えたのが白い冷気だったからだ。
『アメリカ政府が絡んでいるだと……全くあの国は、左右関係なく、物事をややこしくする』
エリザベスのぼやきが、ブルースの携帯通信端末の受話器から聞こえる。
ロックから数分前に送られた情報を見て、エリザベスからの着信がブルースの携帯通話端末に届いた。
「正確には、そこの軍産複合体が。”ワールド・シェパード社”や“ホステル“の対応にも追われているのに」
『使えるものは使うというが、“使った”後のことを全く考えないのがアイツ等らしい』
スピーカー越しからのエリザベスのオチに、ブルースは大きく笑った。
「使った後か、こっちも耳が痛いな……」
『耳よりも、今現在、頭の痛いことの対応を優先しろ。状況は?』
エリザベスに促されながら、頭痛の元凶を見つめる。
赤と青の光が、雨に覆われたビル街の一角で散乱。
二色の光の大本である、警察車両の警告灯はビルの中で一際突き出た、大槌の様な陰影を浮かべる。
ハーバーセンタービル。
円盤型の展望台は、360度回転するレストランで、西海岸の山々を楽しみながらの食事が出来、気象によっては、隣国も国境線なしで一望出来る場所だ。
90年代のITブームの象徴にして、地元の大学という二つの顔を持つ。
だが、それはあくまで、地表から見える一面に過ぎない。
目に見えない地下には、”ブライトン・ロック社”が資金援助をしている研究施設が人知れず存在していた。
企業で研究を行う場合、どうしても利益が優先となる。
必然的に、そう言った方向に舵が取られるので、”ウィッカー・マン”の解明というよりは、“殲滅“が主軸となり、殲滅方法を巡った営利競争が起きてしまう。
純粋に利害を超え、未来に向けた建設的な研究が出来る大学に”ブライトン・ロック社”は研究の許可を出しているのだ。
しかし、やることは”ウィッカー・マン”の残骸の分析やUNTOLD関係で亡くなった者の検視に限られていたが。
今回の出来事で命を落としたキャニス、首無し騎士に入っていた男も、その場所に保管されている。
ブルースが、仲間のキャニスの遺体の対応について、協議をしようと施設へ連絡したが通じなかった。
その後、ナオトから『ハーバーセンタービルで話したいことがある』という連絡を受ける。
ブルースは、警察の赤と青の警告灯で彩られた、ハーバーセンタービルの花祭を眺めるに至っていた。
「結論から言うと、何かあるか何もないかと言われれば、前者と考えた方が良い」
警察官との話を終えたナオトが、雨の下、ブルースに向かって来る。
右手の携帯通信端末を、銀色の鎧を纏う”ワールド・シェパード社”の専務に渡すと、
「そちらの研究員の親類が、連絡のつかないことを不審に思って、関係者同士の連絡を取り合ったら――」
ナオトが受話器越しに、エリザベスに状況を話し始めた。
短文投稿サイトの様なSNSなど媒体を問わず、職場の情報を公開してはいけないことは、情報管理として当然、徹底させている。
だが、人間関係まではそうはいかない。
労務管理がある以上、生活基盤は無視できないからだ。
ナオトから携帯通信端末を返され、
『人の口に戸は建てられない。結婚や交際の自由も……仕事に支障が無い限り、否定できんからな』
端末の向こうでエリザベスが鼻を鳴らすと、ブルースは端末を切る断りを入れた。
隣のナオトともに、警察官の集まる場所へ向かう。
背広の上に市警のマークの入ったジャケットを纏った男性が、ブルース達を出迎えた。
「ナオトさん、ブルース=バルトさん。レイナーズと言います。ミシェル=ジョアン=レイナーズ。警部です」
「ブルースで良い。レイナーズ警部」
右手で握手を交わし、レイナーズが戸惑いながら、
「ナオトさん。この方が……」
「鍵を開けてくれる人物だ」
ナオトに紹介されたブルースは警部に向かって、愛嬌の瞬きを見せた。
「多様性の範囲は、鍵の選択も例外ではありません」
レイナーズは、ブルース達を見て大きく笑う。
雨に濡れた焦げ茶色の髪が、ビルのネオンと警告灯の明かりで映えていた。
体は、自分とナオトの中間位の背であるが、現場を活動するに足るガタイの良さが、自分と知り合いの東洋人に比べて引き立っている。
「鍵の選択として、自分を認めてくれたことに感謝する。レイナーズ警部」
ブルースも、笑顔で返した。
警察が、得体も知れない海外の勢力と共に、”ウィッカー・マン”と戦うことに拒否感を示す者は多い。
だが、何人かは、”ワールド・シェパード社”との協力関係が欠かせないことも理解していた。
レイナーズ警部は、”ワールド・シェパード社”内の少数派であるナオトを選んだ様だが、ブルースの視線に気づいて、
「あくまで、街を守るための選択肢です。最善と言われるものを取るか、引き出すための」
「それで、十分だ。応援は――」
「必要なし。ナオトさんとブルースさんが、事態を確認してから、ですね」
そのあとに続く言葉をレイナーズに言われ、ブルースは面食らった。
「必要事項の確認はある程度済ませているよ、ブルース。問題は……」
「暗証番号を知っているか、だけです。知らなかったら、後ろに手を回して這いつかせ、取調室で行政機関ブレンドの珈琲責めに合わせます」
レイナーズの皮肉に、ブルースは肩を竦めて、ハーバーセンターの入口へ向かう。
ハーバーセンタービルのドアを開けると、大学内の図書館がブルース達三人を出迎えた。
「図書館ですか……?」
夜の帳が降りる午後5時に閉まる為か、教育機関に通う者達の醸し出す、独特の喧騒は無い。
「人の活動を律し、意思を決定づけるのは、何時だって言葉と文字と本だ」
ブルースは鍵を、胡乱な顔と神妙な顔もちをしているレイナーズとナオトの前で開けた。
扉を開けて、静寂に包まれた図書館を進み、ブルースはルネッサンス期の文学の本棚に止まる。
ブルースが取り出した本を見たナオトは、
「ダンテの“神曲”……ブルース、それ好きなんだ」
「家内が好きです。イタリア関係の文学……特に、ルネッサンス期は煩いですよ?」
ナオトは大学時代、レイナーズは新婚旅行という、それぞれのイタリア旅行の話を背に、ブルースは“神曲”のページを開く。
そのページは、地獄篇の“第三歌“。
憂いの国に行かんとするものはわれを潜れ
永劫の呵責に遭わんとするものはわれをくぐれ
破滅の人に伍せんとするものはわれをくぐれ
正義は高き主を動かし、
神威は、最上智は、
原初の愛は、われを作る。
我前に創られし物なし、
ただ無窮あり、われは無窮に続くものなり。
われを過ぎんとする物は、一切の望みをすてよ
ブルースが暗唱し終えると、機械音が響いた。
目の前の本棚が、振動し、左へ滑る。
本棚のあった場所には、鉄の扉。
ナオトとレイナーズが息を呑んでいるのを横目に、ブルースは鉄の扉を開けた。
奥には、更に同じ素材の扉がもう一つ佇む。
ブルースは、その隣にあった液晶受視機台の鍵盤を叩いて出た画面を一瞥して、
「レイナーズ警部。人が出入りをした場合、ここのコンピューターから記録が発信され、関係者に送られる。つまり俺たちに。しかし、俺たちは出た記録を受け取っていない」
ブルースの言葉に、口を開いて呆けていたレイナーズの顔に緊張が走った。
「わかりました。応援を呼び、外で待機させます」
携帯無線を掴んだ、焦げ茶髪の警部は、その場を後にする。
「死んでいるということか?」
「ああ、全員な」
ナオトの言葉に、ブルースは短く答える。
“UNTOLD“に目を付けられた者は生きられない。
先程のナオトとレイナーズの会話で出たテーマではないが、地獄巡りの入口のドアノブを、ブルースは握った。
「安心してくれ、ドアは普通に開けられる」
「安心していいのかな……そこ?」
ブルースの言葉に、背後のナオトは溜息と共に応える。
我ながら、ダンテにちなんで言うが、ナオトは愚か、ブルースの内心も笑っていない。
何故なら、二人を出迎えたのが白い冷気だったからだ。
0
あなたにおすすめの小説
女神の白刃
玉椿 沢
ファンタジー
どこかの世界の、いつかの時代。
その世界の戦争は、ある遺跡群から出現した剣により、大きく姿を変えた。
女の身体を鞘とする剣は、魔力を収束、発振する兵器。
剣は瞬く間に戦を大戦へ進歩させた。数々の大戦を経た世界は、権威を西の皇帝が、権力を東の大帝が握る世になり、終息した。
大戦より数年後、まだ治まったとはいえない世界で、未だ剣士は剣を求め、奪い合っていた。
魔物が出ようと、町も村も知った事かと剣を求める愚かな世界で、赤茶けた大地を畑や町に、煤けた顔を笑顔に変えたいという脳天気な一団が現れる。
*表紙絵は五月七日ヤマネコさん(@yamanekolynx_2)の作品です*
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
【完結】年収三百万円台のアラサー社畜と総資産三億円以上の仮想通貨「億り人」JKが湾岸タワーマンションで同棲したら
瀬々良木 清
ライト文芸
主人公・宮本剛は、都内で働くごく普通の営業系サラリーマン。いわゆる社畜。
タワーマンションの聖地・豊洲にあるオフィスへ通勤しながらも、自分の給料では絶対に買えない高級マンションたちを見上げながら、夢のない毎日を送っていた。
しかしある日、会社の近所で苦しそうにうずくまる女子高生・常磐理瀬と出会う。理瀬は女子高生ながら仮想通貨への投資で『億り人』となった天才少女だった。
剛の何百倍もの資産を持ち、しかし心はまだ未完成な女子高生である理瀬と、日に日に心が枯れてゆくと感じるアラサー社畜剛が織りなす、ちぐはぐなラブコメディ。
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
ネクスト・ステージ~チートなニートが迷宮探索。スキル【ドロップ★5】は、武器防具が装備不可!?
武蔵野純平
ファンタジー
現代ファンタジー(ローファンタジー)です。ニート主人公のスキルは【ドロップ★5】――ドロップ確率が大幅上昇し、ドロップアイテムの品質も大幅上昇するチートスキルだった。だが、剣や盾などの装備品が装備出来ない欠陥があり、攻撃力、防御力に問題を残す。
ダンジョン探索をする為に冒険者となりパーティーメンバーを募集するが、なぜか【ワケあり】女性ばかり集まってくる。
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
クラスメイトの王子様系女子をナンパから助けたら。
桜庭かなめ
恋愛
高校2年生の白石洋平のクラスには、藤原千弦という女子生徒がいる。千弦は美人でスタイルが良く、凛々しく落ち着いた雰囲気もあるため「王子様」と言われて人気が高い。千弦とは教室で挨拶したり、バイト先で接客したりする程度の関わりだった。
とある日の放課後。バイトから帰る洋平は、駅前で男2人にナンパされている千弦を見つける。普段は落ち着いている千弦が脚を震わせていることに気付き、洋平は千弦をナンパから助けた。そのときに洋平に見せた笑顔は普段みんなに見せる美しいものではなく、とても可愛らしいものだった。
ナンパから助けたことをきっかけに、洋平は千弦との関わりが増えていく。
お礼にと放課後にアイスを食べたり、昼休みに一緒にお昼ご飯を食べたり、お互いの家に遊びに行ったり。クラスメイトの王子様系女子との温かくて甘い青春ラブコメディ!
※特別編3が完結しました!(2025.12.18)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、いいね、感想などお待ちしております。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる