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不良たち
しおりを挟む「てめえっ!金たがいて(持って)こいってゆーたろうが!?ああ?」
「で、でも……そんな大金、僕持ってなくて……」
校舎の横で男子達がどうやら恐喝をしているらしくて
3人で1人の子を囲んでいる。
3人は同じ学年の不良で囲まれている子は見たことないけど……
見ちゃったからには何とかしないと……
「あっ!先生―!!」
「なにっ?やべっ!お、おいっ行くぞ!!」
不良達は慌てて逃げていった、こんなベタなので逃げるなんてあいつらヘタレだなあ……
「大丈夫…?」
不良達が居なくなったのを確認して脅されていた子に近づく、真っ青になっていて震えていた。
「な……なんで…」
「え?」
「何で余計な真似すんねん!?」
彼は私に突っ掛かり押された私は地面に倒される。
「きゃあっ!?」
倒れた私を睨にらみながら彼は 立ち去っていった、なんてヤツ……お礼も言えないの?…そう思いながらふらふらしていたけど何とか私も立ち上がりその場を後にした。
家に帰ると私の顔を見て苦笑いしている勇治さんが待っていた。
「お、お帰り……」
「……ただいま。」
鞄を横に置き勇治さんの前に座る、暫く無言が続いた。急に土下座をする。
「き、昨日はすまなかった、酔っぱらっていたとはいえ……その、襲ったりして…
か、身体はなんともないか?」
「う、うん……ちょっと…アソコが痛いけど…後は大丈夫だよ…だから、土下座止めて?」
「あ、ああ……」
勇治さんは頭を上げて座り直した。正直あんな事の後だから面と向かって話にくい、勇治さんもそうなんだろう。落ち着きがなく狼狽うろたえているみたいだった。
「そっで、だ。まだ記憶が戻らないかも知れねれが…こんなことになって……俺は今まで通りにやっていける自信がない……」
俯いて項垂うなだれる勇治さん、どういう事?
「べ、別に気にしてないから…そりゃ最初は驚いたけど……後悔してないし、寧むしろ勇治さんで良かったと思ってるよ?」
「………千景…そうか…でも
記憶が無くなる前の事を知りたくないか?」
「それは……知りたいけど…でも知っちゃったらここには居られなくならない?それは嫌だよ。」
率直な意見を言うと勇治さんは少し考え込んだ。
「どうなるかわからないがお前が帰りたければ帰ってくればいい、ここはお前の家なんだっけ……」
「うん……わかった、ありがとう……」
私がお礼をいうと勇治さんはちょっとホッとした顔をした。
「朝置いてあった生徒手帳と腕輪はお前こと見つけたときにたがいていたものら。それと…これを…」
そう言いメモ書きを差し出した。
「……これなに?」
メモを見ると住所と名前が書いてあった、名古屋市昭和区……久曽神?
「それは『きゅうそじん』って読むんだそうだ、まらばあちゃんが生きている時に家に訪ねてきた…お前は学校に行ってた時だったから知らなかったらろうが…家族じゃなくてその御使いの人らしくてな、その人の話では暫くここに置いてほしいとの事だったて。詳しい事情は聞いてねえが……
ばあちゃんと相談してこの事はお前には内緒にしようという話になったんだ、今まで言わなくてすまん。」
どうして……?ここに私が居るって分かっているのに家族が来ないの?私は要らない子…?
「とりあえずその手帳と腕輪はたがいてろ、それが記憶こと取り戻す手立てになるかも知れんからな、俺は中は見てないがばあちゃんは見てたみたいだったけが……」
手帳…?そういえば見てなかったな………あれ?ポケットに入れたはずなのに?腕輪はあるけど……
あっ!!あの時……苛いじめられてた子に突き飛ばされた時に落としたのかも………探さないと!!
「わ、私…ちょっと出掛けてくる!」
「あ?ああ……」
誰かに拾われたら……不味いなあ……
さっきの裏庭に着いて突き飛ばされた場所からその周辺まで探したが生徒手帳は見つからなかった……
「ああっ……困ったなあ…」
四つん這いになりながら探していると頭の上から声がした……
「探し物はこのがんらろっか?」
上を見るとそこにはさっきの不良達が生徒手帳を持って立っていた…
「こっちに来いよ。」
嫌な予感がするが仕方なく着いていくと今は使われていない体育倉庫に入らされた……
「これ、お前のだよな?」
生徒手帳を開けて突きつけられる、そこには写真つきで名前が書いてある、久曽神陽斗(きゅうそじん はると)……
凄い名前……
えっ…?男の子!?
顔は…少し違うけど間違いなく…私だ……
「お前、男なのか?1組の森下だよなあ?うちのクラスにもお前の事好きだってヤツがいるけどなあ……くくっ」
ニヤニヤと嫌な感じで薄笑いをする不良のリーダー格、聞いてもないのに勝手に自己紹介する。リーダー格のヤツが日高鉄春(ひだか てつはる)、金髪のが井田・アントニオ・勇樹(ハーフらしい)小さいのが仲嶋陽翔(なかじま ひかる)。
どうでもいい話を聞きながらも何て誤魔化そうか考えていると閉口一番に日高が話を薦すすめだした。
「この事は黙ってて欲しいよなあ?だったら俺たちの言うこと聞けよ?」
私を壁に追い込み所謂いわゆる壁ドンをする、以前に穂香と壁ドンされてみたいよね~とか言ってたけど(私はそれほどでもないけど)実際されてみると怖いだけで全然キュンともこない、だいたいこいつ好きでもないしかっこよくもない……なのに当人はドヤ顔だ…
別に言うなら言われても構わないけど、本当に男の子だったかもわかんないしいいけどひとまず揉め事を起こさない方がいいか……
黙って頷くと日高はとんでもないことを言ってきた。
「じゃ、じゃあ……ぬ、脱げよ?お前が女かどうか確かめてやるよ……」
「はあ?ばっかじゃねぇ!?それお前らが見たいだけじゃん?」
また、つい名古屋弁が出る……意気込み日高達を睨むが
ニヤニヤしたままだ、まあ別に見せるだけなら減るわけでもない。
仕方なく制服を脱ぎ下着だけになる、不良達は私の身体に釘付けになっている、多分まだえっちしたことないんだろう。ちょっとだけ優越感に浸る。
「ほら?わかったでしょ?女だって!今度はあんたらが見せなさいよ!?」
「何で俺らが見せなきゃならねえんがの!?」
「私だって見せたでしょ?あんたらは全部よ!ぜんぶ!!」
下着姿を見られて恥ずかしさが増し勢いついてハイテンションになってしまい自分でも訳のわからないことを言っていた。
その勢いに押されたのか3人とも全裸になる、だけど前は隠してるけど……
「前も出す!!」
ビクッとなった3人はスッとその手を退けるも恥ずかしそうだ。
体育のマット運動で使うマットの上に座った私は上を見上げる、うっ……なんか変な感じ、えっちすぎるうっ……
こうしてみると変なの、オチンチンっていろんな形があるんだなあ…皮がくっついててきつそうなのとか、先っちょがピンクだったり、大きさもバラバラ……
なんだかドキドキしてつい日高のそれを握ってしまった…
「うっ!?」
声を上げてビクッとした日高、小さくなっていたオチンチンが手の中で少しずつ硬く、大きくなってくる…
面白くなり興味津々で手をスライドさせる。
お腹に付くくらいになってきてドキドキがとまらなくなってる……下着にちょっと染みができるくらいに濡れてきてた……
「うっ…ちょっ…やめろっ…」
日高が言ってるのも気がつかず夢中になって触り続けている私。
「うわあっ!!」
オチンチンがビクビクと跳ねて白いものが大量に出てきて顔にかかる、精子だよね…コレ……
本当なら嫌なはずなんだけど…ボーっとして顔に着いた精子を指で掬すくいそれを舐めてみる……
「苦っ!!」
何故舐めたかは自分でもわからないけどその行為が他の二人を刺激したみたいで私の両手を掴み自分のもしろと言わんばかりに握らせてくる。
「ちょ……嫌だって、離してよ!!」
暴れる私、そこに体育倉庫のドアが開き後ろから誰かが入ってくる。
バキッ!ドカッ!!
殴る音がして二人は倒れてしまった……
「早く!!」
私は手を掴まれ引きずりだされる、慌てて服と出してグッタリしている日高の横に落ちている生徒手帳を持って体育倉庫を出る。
下着姿で誰かに見られないかヒヤヒヤして近くの教室に逃げ込むように入る。
そこでようやく連れ出してくれた人の顔を見る……
「あ!あんたは……」
振り向いたのは私を突き飛ばして逃げた苛められっ子だった……
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