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真優歌
しおりを挟む「じゃあ今日の部活はここまでだね、みんなレポートをやるようにね?」
「はい!」
探究部の部活が終わって動かしていた机を元に戻す、最初は応接室を使わせて貰ってたんだけど一部の生徒(特にながおかくん)に委員会で問題にされて空き教室を部室にした。
レポートっていうのは各自に期限のない宿題みたいなのを出して今自分が気になってる事を調べてきてもらうって課題なんだけど私は何にしようかなあ……
「は~るとくん、一緒に課題やろ?」
引っ付いてきたのは鴨脚さんだった、最初の部活以来よく引っ付いてくる。あんまり引っ付かれると女だってバレちゃうからなるべく寄らないようにはしてるんだけどくっついてくるんだよね……
「鴨脚さん……ダメだよ、自分でやらないと、興味の内容がみんな違うんだからさ。」
「もちろんそうだよ?でもまゆかはぁ陽斗君に興味があるからぁ陽斗君の事を書くんだよ!」
「え……僕の事を?」
「うん!そやし(だから)陽斗君の事を聞かせて?」
「ん……まあ。いいけど……」
陽斗君の話って言われてもなあ……どんな話すればいいんだろ?
「ダメですっ!陽斗様!」
突然真横にいた里夏に耳元で大きな声で叫ばれた。
「ひゃっ!?り、里夏?」
「鴨脚さんはただ陽斗様と遊んだりしたいだけでレポートなんて書きませんよ!」
「ええ?そうなの?」
「ちゃうよ!ちゃんとまゆか陽斗君の事書くからさぁ!ええでしょう?」
鴨脚さんは私の右腕にそれはもう大きなおっパイを押し付けてきた!
「ダメだってば!離しなさいよっ!」
里夏も私の左腕にそこそこ大きなおっパイを押し付けてきた!
「ちょ……ちょっと……やめてえっ!!」
おっパイが顔に当てられぎゅうぎゅう詰めにあってる、ここだけ人口密度が過密状態なんですけどお!!
「お前ら……何しとん?陽斗が潰れとるやろうが?」
「あっ!陽斗様!」
「陽斗君?」
「きゅう………」
秋に止められて漸く十戒の如く波間が二つに別れた。4つのおパイに挟まれて死ぬかと思った……はあ……
で、結局鴨脚さんにごり押しされて私達は車で家に向かった。秋と里夏と瑠璃も一緒だからまだいいけど……
「陽斗君の家久し振りだねぇ、ジョルジュ元気?」
「ジョルジュ?」
「えっ!?何であんたジョルジュの事知っとんの?」
「何でかなぁ?えへへ、まあ陽斗君の事は何でも知ってるよぉ」
「陽斗様、ジョルジュっていうのは陽斗様が飼っていた犬の名前ですよ。」
「犬?そうなんだ……でも今いないよね?」
「はい、小学校の4年の時に亡くなりましたから…」
「あっ……そうやったんや……ごめん、まゆかそれは知らなかったから……」
「………鴨脚さん、僕と昔会ったことあるの?」
「うん、あるよ……ジョルジュがまだ生きてた頃にね。」
「小学校の時だよね?でも……」
なんか思い出せない……何かひっかかってるんだけど……
「陽斗君のお婆様が教えてくれるよ?きっと……」
お婆様?
必死に二人きりになることを止める里夏をなだめて鴨脚さんと家に入った。
「はい、どうぞ。」
「へぇ~ここが陽斗君の部屋なんだぁ♪」
久曽神家の私の部屋は和室なんだけど洋風っぽくなっててベッドが置いてある、下は畳の上にカーペットが引いてある。つまりは勇治さんの家の私の部屋と似てるってこと、まあわざと似せたんだけど……
「何だか女の子の部屋みたいだね?ピンクっぽいのが多いし~。」
「………悪い?」
「ううん、嫌いやおへんよ(じゃないよ)、まゆかの部屋もピンクっぽいしぃ♪」
「……で?僕の何を知りたいの?」
「全部だよ、まゆかの知らない陽斗君の事……」
急に真顔になる鴨脚さん、陽斗君の記憶には彼女の事がない……あんまり気にしてなかったってことなのかな?でも陽斗君は確かに鴨脚さんに会ってると思うんだけど……
取りあえず差し障りのない話をしておいた、病気で治療して田舎に行っていたこと、記憶が曖昧なこと、鴨脚さんをよく覚えていないことなど……
一応納得はしてくれたみたいだけど……
「まゆかのことも覚えてないんだ……でもこれから覚えてもらえばええかぁ♪」
前向きだなあ、この子……
「陽斗、帰ってたの?」
お婆様が帰って来たみたいで障子越しに声をかけられたので返事をして慌てて開ける、鴨脚さんの事を聞かなきゃ……
「あら?真優歌さんじゃないの?お久しぶりね……」
「はい、ご無沙汰致しております、宝珠様……」
「やっぱり二人は知り合いなの?」
「……そう言えばまだ言ってなかったかしら、真優歌さんは京都の名家の方で貴方の……陽斗の許嫁ですよ。」
「許嫁!?」
「えへへ、そうなんよぉ。陽斗君覚えておへんから言わんといたんやけどなぁ」
「いずれ解ることだしね、まあ仲良くしとったらいいわ、それじゃあね。」
爆弾発言を残してお婆様は出ていった、いいなずけ?鴨脚さんと結婚するってこと?私が?
「許嫁だったの……?」
「うん、そうだよ?小さい頃に決めたみたいなんそやけども(なんだけど)……
聞いてなかったんだ?ほして(それで)陽斗君に会いにきたんだよ。」
「でも……僕、私は……」
「知ってるよ?女の子の身体になったんだよね?」
「えっ!? ええ……っと、まあ……そうなんだけど……」
「こっちに来る前に色々聞いたの、行方不明になってて日本海の方で見つかったら女の子になってたって……まぁホントかどうかは半信半疑やったけどぉ、会ってみたら女の子って判ったよ、隠したいみたいやったから黙っとったんやけどもな。」
「……そう、黙っててくれる?これからも……?」
「勿論やよ、でもお願いがあるんやけどなぁ?」
「……なに?」
「ほんまに女の子なのか見せてほしいんやけどぉ?」
「………やっぱり……まあ仕方ないか、納得しないだろうし……」
下着だけになって正座している鴨脚さんの前に立った。
「僕だけじゃ恥ずかしいから鴨脚さんも脱いでよ……」
「いいよぉ、でも婚約者なんだからまゆかって呼んでくれなきゃ脱がへんよぉ?」
「はいはい、真優歌ね。」
真優歌も素早く脱ぐとスゴいのが出てきた……あんまり目立たなかったけど大きすぎる胸……Fカップ?
「あ~、陽斗君オッパイばっかり見てるぅ!イヤらしい~今は女の子なのにぃ、それとも女の子同士がええんやぁ?」
「そんなことないけど……鴨脚…真優歌は男の子がいいの?それとも女の子?」
「まゆかは~はるとくんがいいの♪」
答えになってないけど…調子狂うわぁ、この子……
「ほら、ないでしょ?」
「ホントだぁ~かわいい女の子だぁ!」
下着も全部脱いで見せるとやっと認めてくれたみたいだった。
「ちゅっ……ちゅっ……」
「んあっ!?ど、どこ舐めてるのお!?」
「んぅ?陽斗君のオメコだよ?それともオチンチンかなぁ?」
「あ……ああっ……ダメっ……」
「ダメぇ?ここはダメじゃないって言ってるよぉ?」
「はあはぁ……んうっ……」
「いいんやよ?まゆかは陽斗君のいいなずけなんだから全部まゆかにまかせても……」
「……いつ、僕に会ったの?」
「……最初に会ったのはなんかのパーティの時やったわ、許嫁って言われた時やから6歳くらいの頃やおへんかなぁ?なんや暗い顔してたさかい病気ちゃうかって思うたくらいやったで……」
真優歌は私のを舐め続けながら少しずつ話す……
「そん時にはもう大人の仕事を手伝ってたらしうてどっか冷めてるような気ぃしたんや、それが可哀想でな……友達になったろって思って会うたびに話しかけてたんや……」
「………」
「でも陽斗君自分からしゃべらんかったし…でもな、さっき言うてたジョルジュの事になると饒舌っていうかようしゃべりはったんや、そっからあんまり会わんようになったけど近況とかは知ってたで……」
「それから……どうしてこの学校に来たの?」
「………陽斗君が……行方不明になった聞いて……お父様に頼んでまゆかの方でも探してもらってた、その後見つかったけど女の子になったって聞いたの、でも陽斗君には変わりないって……思って」
「会ってみてどうだったの?僕と……」
「……最初はちょい違っとったけど隣のクラスから見てるうちに話したくなって部活をするようになって……好きになってったの、先生との事はびっくりしたけどね♪」
「あ、あれは……刹那が無理矢理させたから……」
「でも怒ってへんよ、寧ろ陽斗君はこういうことが好きなんだぁって解ったから……」
「す、好きって訳じゃ……あぅんっ!?」
そこまで言うと真優歌はペロっと私のおまんこを舐めたのでピクッと反応しちゃった……
「ええんよ?気持ちよくさせてあげる、したことないから上手く出来るかわかんないけど……これから上手くなるからね?」
「真優歌……」
「あっ…ああっ……んふうっ……」
「真優歌のも……いっぱい濡れてるよ……」
「陽斗君が……舐めてくれるからぁ…いっぱいぬれちゃうのぉ……」
「じゃあ僕のと合わせて……ほら、おまんこ同士くっついちゃったよ……」
「うん……固いのが……あたってるぅ……」
「腰動かすよ……真優歌も動かして……」
「んん……陽斗君……キスしてえっ……」
「うん……んっ…ん…ぺろ…」
「はぁひぁ……あっ……ああんっ……まゆか……イッちゃうっ……」
「はあっ…うん……僕も……」
「あっ…あ…あふっ……んあ!」
「あうんっ…あっ…あはあっ!!」
お互い腰をくっつけたままイッちゃった……
「また鴨脚さん!陽斗様にくっつかないででって言っとるでしょう!?離れてよ!」
里夏に引っ張られる私……でも真優歌は離れなかった。
「まゆかはぁ陽斗君のいいなずけなんだから離れないよお!」
「ええっ!?許嫁!?本当ですか!?陽斗様ぁ!!」
「えっと……まあ……」
「いやあああっ!!」
里夏の叫び声が部室に響く……真優歌はドヤ顔で里夏を見てた……はああ……
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