巻き込まれて異世界へ ~なぜだか関わった人の運命変えてます~

桜華 剛爛

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第7章 冒険の始まりかもしれない。

7-5 報酬は驚きの金額。それから・・!?

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 このとき今までの報酬分と昨日渡した素材関係分の代金をもらえる事になったが、とんでもない金額になっていたのだった。



 まず報酬分は、白金貨10枚と金貨10枚、この金貨10枚は魔人族に関する調査及び討伐の料金だそうだ。白金貨10枚に関しては公国からの報酬だ。少年達も白金貨5枚ずつ貰っていた。

 まあここまでは打倒な報酬だろうと思う。

 だがここからがすごい事になった・・・・。
 そして最終的に白金貨が100枚と、とんでもない金額になっていた。

 この金額があればでっかい屋敷が10軒ほどは買え。ついでにそれを維持しても遊んで暮らせるほどあるそうだ。
 ちょっと奮発しすぎだろうと思ったが、まあもらえるものは黙って貰うことにした。

 それから、冒険者ギルドを後にして、以前リンカ達に聞いた屋敷の場所へ向かう事にした。

 その近くに付いたのは、だいたい昼ごろになっていた。

 そこで位置的に間違いが無いのだが、屋敷が見当たらず歩いていくと、やっと屋敷を見つけた。
 その場所についた時に、屋敷の周りの広い敷地を見て最初は驚いたが、直ぐに納得した屋敷はある程度大きいのでおそらくまだ周辺に他の屋敷が無いので仕切りが無いだけだろうと思っていた。

 それに今いる《銀翼の翼》のメンバーが、暮らすにはかなりの大きさだが自分達が一緒に暮らすのは若干狭い様にも見えた。そして、後の話になるのだが実際は屋敷のある周りでなく、その周り全体の敷地が全部がこの屋敷の所有地と、聞いたときは最初のときの驚きよりさらにビックリしたのであった。

 まあ、それはともかく最初にここに来た時は、みんな屋敷を見てから声を漏らした。
「うへーッ、結構大きい屋敷だね。兄貴」
「ああ、でも確かに大きいけど俺達が一緒に住むには若干小さいよな」
 ユータの驚いている言葉に対して、ユウマは確かに大きい屋敷ではあるが、今いるメンバー全員が一緒に住むには少し手狭に思えた。何せここにいるメンバーだけでもユウマを入れて9人と1匹、そのうえ妖精の2人がいるからである。まあ白王狼ハクオウロウのランと妖精のフレイとファルは別に専用の部屋はいらないだろうが、それでも9人はいい年頃なので、別々の部屋があった方がいいだろうし、数日ぐらいなら同室で一緒に暮らすのは問題ないだろうが、流石にずっとは嫌だろうと思っていた。

「でも、私達が泊まれるぐらいの大きさは、あるんじゃないかな?」
「いや、確かにあるかも知れないけど、城にいた時みたいに小部屋じゃないだろうし、それに何日も居座ったら迷惑だろうからなぁ」
 アリアの言葉に、ユウマは先程思っていた事とリンカ達に迷惑かけるのも嫌だったのでそう答えた。

「それなら、ユウマ様ここの周りには、他の屋敷が無いみたいですから、土地を購入して屋敷を建てればよろしいのでは?」
「ああ、なるほどそうですね。その考えはいいかもしれません。でもその間今の屋敷を間借りするよりもギルドに戻って長期の宿泊手続きをした方が、いいかもしれませんね」
 シルフィーのその提案に賛成して、とりあえずギルドに戻り長期宿泊の手続きをしに戻る事にした。
 そして、ついでに土地の購入手続き等をしてから、またここの屋敷に戻ってこようとしたのだ。

 そのため一旦ギルドに引き返そうとしたところに、ちょうど依頼を終わらして帰って来ていた《銀翼の翼》の彼女達、リンカ、ユア、ミナ、ユイカ、そしてメグミの5人と出くわしてしまったのだ。

 しかも最悪な状態の時に出くわしてしまったのだった。

 それはユウマが、ちょうど女性陣に囲まれている現場を目撃されてしまったのである。

 その状態とは、まずはシルフィーに腕を組まれ引っ付かれているうえに、ミーアを肩車している状態であり、そこからメイリーがシルフィーが組んでる反対の空いてる手を引き、背中をアリアが押している状態である。
 そして、その後からレーネとキュリカが笑顔で付いて来ている状態だった。
 はたから見たら美少女を侍らせている、ハーレム野郎状態であった。

 ほんとは一応男性陣のユータとロンもいるのだが、その2人はいつの間にか同じ仲間と思われない様に、少し離れて歩いていた。なので余計にユウマの状態が目だっていたのであった。

 そして、何故かその光景を凝視して、肩を震わせているリンカちゃんとユイカちゃん、そしてすごい形相でユウマを睨みつけているミナちゃんとユアちゃんがいた。メグミさんに関しても呆れ顔になっていた。

 ユウマはそんな少女達の状態に気が付かずにいて、4人がこちらに近づいて来て代表してリンカちゃんがニコニコと笑顔も向けて話しかけてきた。
「先輩っ!ただいまぁ、それといらっしゃい。あっ、あと皆様もいらっしゃい。それじゃ今からお屋敷で色々お話しをしましょう。特にユウマ先輩っ、貴方には色々聞きたい事がありますから」
『あっ、明らかに、俺と話す時の声のトーンと他の子に話しかけるトーンが違いすぎる。《ゴクッ》』
 リンカちゃんがそう話かけて来た時に、シルフィー達もユウマから離れてみんなに挨拶をしていた。

 そしてリンカちゃんが俺に方に向け笑顔を向けて、なんとも言えない殺気を含ました視線を送ってきたのである。
 そうこのときユウマは、リンカの声と視線を向けられた時に、背中に何故か冷たいものを感じたのであった。

 なのでここは一旦離れるというより、如何どうにか逃げ出そうと思い、逃げ出すための言い訳を考えて口に出そうとした瞬間に、従姉妹である双子のミナとユアちゃんに腕を捕まれた。
「「ユウ兄、逃がさないよぉ。今から色々と聞きたい事があるからねぇ」」

 こっ、怖いですその笑顔、それにさすが従姉妹です。こちらの意図が解っている様で、すかさずホールドされてしまいました。

「いっ、いや、俺っ、ちょっと用事があったの思い出して、いまから・・・」
「だめですよぉ、ユウ兄様。今から私達が個人的に聞きたい事がありますしぃ、お客様にもおもてなしをしないといけませんから。これから一緒に行動する予定の皆様ですからね」
「そうそう、今から拷っ・・ちょっと話を聞かないといけないからね」
『いま、リンカちゃん拷問て言おうとしてたよね。それにユイカちゃん目の焦点があってないしヤバイ雰囲気なんですが・・・いっ、嫌だ、俺、この屋敷入りたくない。このままじゃ・・・・こ、殺される』
 そう思い必死に、メグミさんとキュリカさん達に視線を送った。だが何故かこちらを見た瞬間に首を横に振って、最後に声を出さず何か言っていた。だが唇の動きでわかったってしまった。間違いなく『御愁傷様』と言っていた。



 そして、そのまま屋敷の中に連れて行かれて、中にいた使用人の人と明らかに違う格好をした2人の少女達が、ユウマが連れて来た子達を応接室に連れて行き。そして、そのうしろからユウマは強引に引きずられて行かれたのであった。



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