巻き込まれて異世界へ ～なぜだか関わった人の運命変えてます～

第7章 冒険の始まりかもしれない。

7-6 自己紹介・・・！

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　そして、そのまま屋敷の中に連れて行かれて、中にいた使用人の人と明らかに違う格好をした2人の少女達が、ユウマが連れて来た子達を応接室に連れて行き。そして、そのうしろからユウマは強引に引きずられて行かれたのであった。
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　その後、みんな応接室に連れてこられて各自で自己紹介を始めた。

「まずは、自己紹介ね。私はリンカ。よろしくっ、でこっちが私達のリーダーのメグミンだよ」
「ちょっ、ちょっとリンちゃんそれはやめてっていったでしょ。あっ、すいません私はメグミです。一応この《銀翼の翼》のリーダーと言うよりこの子達の保護者ね。よろしく」
「私はミナで～す。でっ、こっちが」
「ユアです。ミナちゃんと私は双子です。ちなみにおねえちゃんはミナちゃんだよ」
「「よろしくっ」」
「私はユイカです。よろしくお願いいたしますわ」
　リンカ達の自己紹介が終わり続いて。

「あっ、えっと、こちらこそ。私わたくしは、シルフィー・リュ・シルフォードで『ちょっとシルフィーさま』あっ、えっと、あの・・・。シルフィーですわ。よろしくお願いします」
　シルフィーが自分の正体を言おうとしていた所をキュリカが小声で注意をしていた。
「あっ、すみません。キュリカさんそれにシルフィーさん。その子達正体知っていますから、気にしないでいいですよ」
　ここでユウマが実は、既にシルフィーの正体をばらしている事を教えた。

「なっ、なんで正体をばらしたのですか。ユウマ様このままじゃ・・・・」
「あっ、その点なら大丈夫ですよ。この子達もそんな事気にするタイプじゃないですから。それに、ばらしたのは俺じゃなくて、フィリアさんですけどね」
　ちなみに正体をばらしたのは、冒険者ギルドのギルマスであるフィリアである事も説明しておいた。
　ちょっと、これを説明している時にも、リンカ達に睨まれたが気にするまい。

　そして引き続き。
「あっ、失礼しました。私はキュリカと申します。よろしくお願いします」
「次に私ですね。レーネと申します。よろしくお願いします」
「そして、真打俺は兄貴の一番弟子、ユータだよろしくっ。えっへん」
《バシッ》と、とても心地いい音が響いた。
「いてっ、何すんだよ。アリア」
「何が、真打登場よ馬鹿。すみません、この馬鹿が、えっと私はアリアです。よろしく」
　ユータが張り切って自己紹介をしたが、それをアリアがユータの頭を叩き注意してから自分の自己紹介をした。

　ちなみに、俺は兄貴とは呼ばせているが弟子にした憶えはまったく無い。まあ好きなように言わせておこう。

「あははっ、えっと、私はメイリーと言います。よろしくお願いします」
「あっ、えっと・・・・ロンです。よろしく」
　ロンの自己紹介が終わった後に、赤い光の玉と虹色の光の玉がみんなの前を浮遊して妖精の姿を現して。
『フレイだよ。紅の精霊フレイムフェアリーなの。よろしくぅ』
『私は、ファルだよ。よろしく』
　そう簡単に自己紹介をしてテーブルの中央にあった毛玉の上に降り立った。

　するとその毛玉が、もぞっと動きウサ耳を伸ばして挨拶をしてきた。
『私わたくしは女神フィーナ様の使いであります。ラビーと申します。以後お見知りおきを』
　ちなみにユウマは以前あった事があるので、驚きはしなかったが他の者はそうでもなかったようだ。
　ここにいる転移者以外のみんなが唖然として驚いている。

　そりゃそうだろう、ラビーは挨拶する時につい女神フィーナの名を出していたからだ。
　それに毛玉ウサギは神獣だと言う事で、この世界では有名なのだそうだから。
「あ～あっ、言っちゃったね」
「言っちゃいましたね」
「やっぱり、おバカだね。この子」
　なにやら双子とユイカちゃんがラビーの事を、呆れ顔で見て馬鹿にしていた。
　どうも、女神フィーナ様の使いだと言う事は秘密にする予定だった様だ。

　その後に、他の使用人達と若干違う服装の女の子2人が、他の使用人達と一緒に入ってきて自己紹介をしてくれた。
「私達は、《銀翼の翼》の秘書兼リンカお姉様の専属メイドのカノと申します。よろしくお願いいたします」
「よろしくお願いいたしますわ。リリアと申します。私もお姉様の専属メイドです」
　服装の違う二人の女の子は、カノちゃんとリリアちゃんと言いリンカちゃんをお姉様と言ってすごく慕っているようだった。
「えっ・・・」
　まあ、そのリンカちゃんは今すごく驚いた顔をしているがみんな気にしないでいた。

　まあ、みんな仲良くなっていたので安心した。
『よかったぁ、あのまま何かされるのかと思ったけど、みんなと仲良くなってくれたみたいだし、このまま何も起きないように願おう』

　そう思い、安心していたが突然リンカちゃんが立ち上がり。
「えっ、それホントなのシルフィーさん」
「えっ、ええ、まあユウマ様はお認めになっておりませんが？」
「いえ、それだけのアプローチかけたのですから、もう言い訳が出来ないと思いますので・・・ちょっと、すみません。本人に確認しますから」

　何を言われたか解らないが、リンカちゃんがこちらに近づいて来て、
「それじゃ、ユウマさん。チャント貴方からお話を聞きたいので、こちらに来ていただけますか？」
　そう言いながら確かに顔は笑顔なのだが額にお怒りマーク青筋が浮かんでますが、しかも後には何故か般若の幻が見えるのだが気のせいかな・・・・・・。
「いや、あのね。リンカちゃん・・・」
《キッ！》何か喋ろうとしたらすごい視線で睨まれた。
「とりあえず、別室に行きましょうか。ユ・ウ・マ・さん」
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　そして明らかに口調が違うし先輩呼びをしないリンカちゃんの言葉に、びくびくしながら後を付いていった。
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