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第7章 冒険の始まりかもしれない。
7-7 別室に連れて行かれて・・・!
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そして明らかに口調が違うし先輩呼びをしないリンカちゃんの言葉に、びくびくしながら後を付いていった。
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この後、応接室を出て地下の方の別室に連れて行かれた。その別室は間違いなく意味のありそうな部屋で、入口の前に日本語で拷問室と書かれた部屋に連れて行かれた。
何でこんな部屋があるのだろうと思ったが、怖くて聞けなかった。
部屋の前まで来てリンカちゃんの方に視線を向けたら、明らかに言い訳を聞いてくれそうな雰囲気では無かった。
「中に入って下さいね。ユ・ウ・マ・さ~ん・・・」
ビクビクしながら大人しく部屋の中に入っていったら、中に何もなかったので少し安心したが、それは間違いだった。
何せ部屋に入って直ぐに、背中をリンカちゃんに押されて中央部分まで追いやられ振り向いたら、何時の間にかリンカちゃんだけでなく、ミナちゃんとユアちゃんの双子ちゃんと、ユイカちゃんが部屋の中に入ってきて仁王立ちで、俺の方に笑顔を向けている。
「えっと、・・・・これは、どっ、どどっ、どう言う事なのかな・・・」
この笑顔は明らかに笑っているのでなく、怒り狂っている笑顔である。
冷や汗を流しながら、如何にか逃げ出せないかを考えていると、何故か彼女達から微かな殺気を感じた。
そして4人の少女達が怒りをあらわにして攻撃してきた。まずリンカちゃんがゆっくり歩いてきて無言で顔面への鉄拳を入れられた。
「・・・・《キッ》・・」《ぼこっ》
「ぐへっ・・・」
そこからが始まりであった。次にユアちゃんの飛び膝蹴りを喰らい、転倒した所をミナちゃんに腕十字固めを決められて、最後にユイカちゃんにボディプレスを喰らわされた。
「何で、そうも節操がないの。ねえ、何が婚約よっ」《ばぎっ》
「ぐはっ・・」
「そうですよ、私達の気持ちを知ってるでしょ」《どごっ》
「おぼっ・・」
「なにが、心配するなですか」《ばきっ》
「がっへっ・・」
4人が一通り一撃を入れられた後に、まだリンカちゃんの怒りは収まらないで、それからまた攻撃は続いた。
「私達以外に、何で、こんなに女の子連れてくるかな。懲りないよね、先輩・・。この、この、こんにゃろ」《ぼこ、ぼこ、ばきっ》
「いっ、いやね。ぐはっ、だからちょっと。ぐぼっ、まった。まって。おねがはっ・・・いっ、言い訳を・・・べほっ」
必死で言い訳をするために、如何にかしてリンカちゃんの攻撃を止めさせようとしていたが、他の子まで攻撃に参加されてどうにもならなくなってきた。
それから数分間、有無を言わさず攻撃され続け、言い訳も聞いてもれえず少女達に一通りボコボコにされた。この時にユウマは永遠に攻撃されて、何時間もボコボコにされてるようにも感じていた。
そして短時間とはいえ、今回は止める人がいなかったので、あと少し攻撃されたらおそらく死んでいた可能性もあった。そこまで追い込まれていたのだ。
そして、意識が遠のく中、最後にリンカちゃんが何か言っていた様だが、
「何よ、私を助けてくれた時、俺だけを見ろって言ってくれたのに・・・・こんちくしょー」
「リンカそれだけは・・・《どがっ》・・ぐべっ」
思いっきりある場所を攻撃されて完全に意識を失った。
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「うっわーん、このままじゃユウ兄。死んじゃうよぉ、遣り過ぎちゃったぁ~如何しようおねえちゃん」
「うわうわ、ユッ、ユアちゃん!おっ、落ち着いて。まだ、虫の息だから助かるよ・・・ユウ兄だし・・。でも如何しよう。ユイっち・・・」
「・・・・・・はっ。私は何を・・・ユウ兄様!えっ、えっあれ」
「はっはは、あはっ、このまま、息の根を止めて、永遠に私のものに、えへへへ、ユウマさん。えへへへっ、そして私も・・・・」
「あわわっ、リンねえが壊れた」
「早く止めないと、ホントにユウ兄の息の根止められちゃうよ・・・」
「りっ、リン姉さま・・正気を取り戻して、お願い殺しちゃ駄目ですよ。みんなのユウ兄様ですから・・・」
「「「お願い、リン姉(さま)正気に戻って、やっちゃったら駄目だよ」」」
「はっ、・・・ごめん、みんな。むかしの私に戻ってた。て、それよりも早く先輩を治さないと、やばいよ。ねっ、ねねユイカちゃん。はっ、早く回復魔法を・・・」
「はっ、はい、すぐに治しますね・・・」
少女達もそこまでやって、正気に戻り直ぐに回復魔法を使用して治療した。
「だっ、大丈夫だよね。先輩、死なないよね。ユア、ねっね。ミナちゃん、ユイカちゃん」
などと言う事があった後、他の人達が心配してやって来た後に、大騒ぎになっていた事はユウマは気絶していたので実際に知らなかった。
そして、次の日の朝ユウマは、リンカ達が購入した屋敷の一室のベッドの上で目を覚ました。
何故か昨日少女達にボコボコにされたの事の記憶は無く、何気ない顔でみんなの前に姿を現したら、何故かリンカちゃん達4人がユウマの姿を見た途端に、土下座をして謝りに来たのだった。
その行為に訳が解らなかったユウマは不思議に思い尋ねたら、昨日の事を教えて貰った。
だが、まあ、死んでないし記憶にないからとりあえず許す事にした。
それでこの件は、何故かあっさりと幕を閉じたのであったが、2、3日の間何故かリンカちょんとユアちゃん、そしてミナちゃんとユイカちゃんが必要以上に俺の世話をやこうとしてきたのであった。
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まあ、必要以上に嫉妬してボコボコにした事に、負い目を感じていたのであるのと、この世界に来て一時の間、離れて生活していた反動だろうと思う事にした。
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そして明らかに口調が違うし先輩呼びをしないリンカちゃんの言葉に、びくびくしながら後を付いていった。
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この後、応接室を出て地下の方の別室に連れて行かれた。その別室は間違いなく意味のありそうな部屋で、入口の前に日本語で拷問室と書かれた部屋に連れて行かれた。
何でこんな部屋があるのだろうと思ったが、怖くて聞けなかった。
部屋の前まで来てリンカちゃんの方に視線を向けたら、明らかに言い訳を聞いてくれそうな雰囲気では無かった。
「中に入って下さいね。ユ・ウ・マ・さ~ん・・・」
ビクビクしながら大人しく部屋の中に入っていったら、中に何もなかったので少し安心したが、それは間違いだった。
何せ部屋に入って直ぐに、背中をリンカちゃんに押されて中央部分まで追いやられ振り向いたら、何時の間にかリンカちゃんだけでなく、ミナちゃんとユアちゃんの双子ちゃんと、ユイカちゃんが部屋の中に入ってきて仁王立ちで、俺の方に笑顔を向けている。
「えっと、・・・・これは、どっ、どどっ、どう言う事なのかな・・・」
この笑顔は明らかに笑っているのでなく、怒り狂っている笑顔である。
冷や汗を流しながら、如何にか逃げ出せないかを考えていると、何故か彼女達から微かな殺気を感じた。
そして4人の少女達が怒りをあらわにして攻撃してきた。まずリンカちゃんがゆっくり歩いてきて無言で顔面への鉄拳を入れられた。
「・・・・《キッ》・・」《ぼこっ》
「ぐへっ・・・」
そこからが始まりであった。次にユアちゃんの飛び膝蹴りを喰らい、転倒した所をミナちゃんに腕十字固めを決められて、最後にユイカちゃんにボディプレスを喰らわされた。
「何で、そうも節操がないの。ねえ、何が婚約よっ」《ばぎっ》
「ぐはっ・・」
「そうですよ、私達の気持ちを知ってるでしょ」《どごっ》
「おぼっ・・」
「なにが、心配するなですか」《ばきっ》
「がっへっ・・」
4人が一通り一撃を入れられた後に、まだリンカちゃんの怒りは収まらないで、それからまた攻撃は続いた。
「私達以外に、何で、こんなに女の子連れてくるかな。懲りないよね、先輩・・。この、この、こんにゃろ」《ぼこ、ぼこ、ばきっ》
「いっ、いやね。ぐはっ、だからちょっと。ぐぼっ、まった。まって。おねがはっ・・・いっ、言い訳を・・・べほっ」
必死で言い訳をするために、如何にかしてリンカちゃんの攻撃を止めさせようとしていたが、他の子まで攻撃に参加されてどうにもならなくなってきた。
それから数分間、有無を言わさず攻撃され続け、言い訳も聞いてもれえず少女達に一通りボコボコにされた。この時にユウマは永遠に攻撃されて、何時間もボコボコにされてるようにも感じていた。
そして短時間とはいえ、今回は止める人がいなかったので、あと少し攻撃されたらおそらく死んでいた可能性もあった。そこまで追い込まれていたのだ。
そして、意識が遠のく中、最後にリンカちゃんが何か言っていた様だが、
「何よ、私を助けてくれた時、俺だけを見ろって言ってくれたのに・・・・こんちくしょー」
「リンカそれだけは・・・《どがっ》・・ぐべっ」
思いっきりある場所を攻撃されて完全に意識を失った。
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「うっわーん、このままじゃユウ兄。死んじゃうよぉ、遣り過ぎちゃったぁ~如何しようおねえちゃん」
「うわうわ、ユッ、ユアちゃん!おっ、落ち着いて。まだ、虫の息だから助かるよ・・・ユウ兄だし・・。でも如何しよう。ユイっち・・・」
「・・・・・・はっ。私は何を・・・ユウ兄様!えっ、えっあれ」
「はっはは、あはっ、このまま、息の根を止めて、永遠に私のものに、えへへへ、ユウマさん。えへへへっ、そして私も・・・・」
「あわわっ、リンねえが壊れた」
「早く止めないと、ホントにユウ兄の息の根止められちゃうよ・・・」
「りっ、リン姉さま・・正気を取り戻して、お願い殺しちゃ駄目ですよ。みんなのユウ兄様ですから・・・」
「「「お願い、リン姉(さま)正気に戻って、やっちゃったら駄目だよ」」」
「はっ、・・・ごめん、みんな。むかしの私に戻ってた。て、それよりも早く先輩を治さないと、やばいよ。ねっ、ねねユイカちゃん。はっ、早く回復魔法を・・・」
「はっ、はい、すぐに治しますね・・・」
少女達もそこまでやって、正気に戻り直ぐに回復魔法を使用して治療した。
「だっ、大丈夫だよね。先輩、死なないよね。ユア、ねっね。ミナちゃん、ユイカちゃん」
などと言う事があった後、他の人達が心配してやって来た後に、大騒ぎになっていた事はユウマは気絶していたので実際に知らなかった。
そして、次の日の朝ユウマは、リンカ達が購入した屋敷の一室のベッドの上で目を覚ました。
何故か昨日少女達にボコボコにされたの事の記憶は無く、何気ない顔でみんなの前に姿を現したら、何故かリンカちゃん達4人がユウマの姿を見た途端に、土下座をして謝りに来たのだった。
その行為に訳が解らなかったユウマは不思議に思い尋ねたら、昨日の事を教えて貰った。
だが、まあ、死んでないし記憶にないからとりあえず許す事にした。
それでこの件は、何故かあっさりと幕を閉じたのであったが、2、3日の間何故かリンカちょんとユアちゃん、そしてミナちゃんとユイカちゃんが必要以上に俺の世話をやこうとしてきたのであった。
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