巻き込まれて異世界へ ~なぜだか関わった人の運命変えてます~

桜華 剛爛

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第7章 冒険の始まりかもしれない。

7-18 クエスト開始。・・その前に?

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 そして今現在、その女神フィーナ様に何時でも会える様に、神殿を作る為の素材集めとギルドからの依頼の為に、シルフォードから少し離れた魔境にある地下迷宮ダンジョンの洞窟に潜っているのであった。



 それでギルドからの依頼に関しては、今回入る地下迷宮ダンジョンの洞窟探索だ。
 ちなみにこの依頼のランクはB上位だったが、メグミ達《銀翼の翼》はもちろんのこと、シルフィー達及びアリア達も問題なく受けれる依頼だった。ユウマに関しては、いつの間にか冒険者ランクAになっており、単独でも受注可能になっていた。

 実はこの依頼を受ける前に、リンカちゃんとシルフィーさん、そしてアリアの4人で冒険者ギルドで魔境にある地下迷宮ダンジョンの洞窟に関する情報を仕入れようと向かった。

 その情報を仕入れている時に、ホノカさんに捕まり至急ギルマスのフィリアさんに会って頂きたいとお願いされたので仕方なくギルマスの部屋に向かった。

「で、どうしたんですか、フィリアさん。突然俺達を呼びつけるなんて?」
 そして今現在、ギルマスの部屋でお茶を片手に話を聞いている。

「ごめんごめん、ユウマ。あのね、あなた達にチョットお願いがあってね。この依頼を受けて貰えないかしら。さっきあなた達が魔境にある地下迷宮ダンジョンの洞窟の話をしていたってヨーコから聞いてね。それでこれを依頼しようかなと思ったのよ」
「ふーん、で、どんな依頼ですか?」
 そう答えると、フィリアが依頼を詳細に書いた資料を渡してきた。

「ほへー、これって魔境の地下迷宮ダンジョンの洞窟探索依頼だよね。フィリア様」
 横からリンカちゃんがその依頼書を受け取って見て答えた。

「あら、ホントですわね。これは洞窟探索依頼ですわね。でもこれってランクB上位の依頼ですわよね」
「あっ、ホントだ。これランク高いよね。私達じゃ無理じゃないですか?」
 シルフィーとアリアの2人が、リンカの見ていた依頼書を受け取り依頼ランクを確認して声をあげた。

 その声を聞きユウマは、フィリアに尋ねる事にした。
「フィリアさん、流石に俺達でもキツイのでは無いですか?」

「あら、何言ってるの。あなた達、特にユウマはこの依頼を単独で受けれるわよ」
「はぁ、なに、いってんのフィリアさん。俺、冒険者ランクBのはずだよ。同じランクでも上位の依頼は基本的パーティでの受理だったよね」
 そう前回の依頼ランクの設定ミスの事件の後、詳しく依頼ランクについて教えて貰ったら基本同ランクでも上位ランクは単独依頼を受ける場合は、ギルドでサブギルドマスター以上の2人以上の承認が必要な事を聞いた。なので、この場合は実際フィリアさんとヨーコさんかホノカさんのどちらかの承認があれば、確かに問題は無いがどうも先程の言い回しでは、承認なしでも単独依頼が可能な様な気がした。

「なに言ってんのよ、ユウマ。あなた前回の依頼があったじゃない、あれランクA上位の依頼だったのよ。それを単独で攻略して、なに言ってんのよ。それにあなたとリンカは神の使徒でも【レジェンダリー】なのよ。だから1人でも上位の依頼は可能なによ。それにあなたは既にランクAのはずよ」
「えっ、そんなはずは無いと思うけど・・・・」
 そう言いつつ、今までろくに確認していなかったステータスを確認してみた。

―●―●―●―
~ステータス~
・ネーム:ユウマ  ・性別:男  ・種族:上位人族ハイヒューマン
・冒険者ギルド:冒険者ランク:A+ 【レジェンダリー】
・メインジョブ:冒険者・Lv50
・セカンドジョブ:設定なし
・サードジョブ:設定なし

・装備品
メイン武器:―
※装備解除中:大太刀【月姫】、刀【雪姫】
サブ武器:―
防具:旅人の服(上下)
※装備解除中:魔法衣のコート【魔法・物理防御50%UP】、神官の旅人服(上下)【全ステータス20%UP】、マジックネックレス【MP:∞】

・状態:????
・アイテムボックス:(50?/∞)
・スキルストレージ:(E/―)

・称号:運命を変える者・変えた者、女神に愛されし者×2、変革者、異世界で迷子人、救助者、救命者、奇跡の薬剤師、魔眼保持者、身近女性達に愛されし者、戦闘狂、精霊(妖精)に愛されし者、少女達の嫉妬の対象、精霊の森の解放者、人知れず危機を回避した英雄、暴走勇者・覇者、神に最も近い男、大錬金術師、大魔導師、大賢者、拳聖、剣聖・・・???

・加護:創造神の加護、女神フィーナの加護×2、時の女神メルティナの加護、精霊・妖精の加護、守護天使の加護、????の加護

・所持金:白金貨140枚、金貨50枚、大銀貨2枚、銀貨4枚、大銅貨1枚、銅貨2枚

―●―●―●―

「なっ、なんじゃこりゃ・・・・!?」
「どっ、どうしたの、先輩? そんな驚いた顔して?」
 俺の声を聞いてリンカちゃんが心配祖手聞いてきたが、どう答えていいのか困って曖昧な返事をした。
「あっ、えっ、い、いや、なっ、何でもないよ・・・・」
『どうなってんだ。もう以前見た時と全然違うステータスになってるし、変な表示になってる。信じられないほどにおかしな事になってるぞ・・・・。これは話したら、いかんなような気がする。とりあえずだまっとこ』



 このときユウマが確認したステータスは、以前確認した時から大幅におかしな事になっていた。


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