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第8章 新たなる冒険?の始まりかもしれない。
8-4 獣魔退治?いや肉(牛肉)の調達。
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フィーナ様は、牛と言う言葉に反応してヨダレを垂らして、何かを思い出し想像していた。
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その想像しているフィーナ様の顔を見てからミアちゃんの方に視線を向けると・・・。
うん、この2人もどうやら肉に関しては問題ないが・・・神界の食事事情が心配になってきた。
そして、またうっりと想像してヨダレを垂らしてる2人に視線を向けて。
「おしっ、ならOK、ならカレーの肉は牛を使うとしよう。シルフィーさんそのお願いは引き受けますので、直ぐに返事をしていてください。他の冒険者達に先を越されないように明日にでも行きますから」
「えっ、明日ですかそんなに早く行かなくても大丈夫ですよ。他の冒険者では無理ですから」
「えっ何でですか?」
直接俺達に頼んでくるから至急の案件だろうと思っていたが、急ぐ必要も無いと言われたので不思議に思った。
「いえ、実はこの案件自体が少し特殊でして上位冒険者でも無理なクエストです。なので、ユウマ様にお願いしようと言う話しになったようで、それで私達が城に呼ばれたみたいなのですよ。普通だったら呼び出さず城で優秀な騎士たちで構成された討伐隊を派遣するか直接冒険者ギルドへ依頼を回しますよ。それに準備を行なわないと私達も同行できませんし」
ああ、確かにそうだ、もうこの世にいない事になってるはずの、第三王女を呼び出すなんて事をわざわざしないはずだ。それを呼び出すと言う事はただたんに娘の顔を見たいか、余程特別な理由や用事の時しか無いからな。
それは解るが何故俺に・・・それとやはり一緒に付いてくる気なのかな?・・・てか、みんなで行く事決定事項。
「えっと、ですね。俺1人で行ってもいいのですか?」
「あっ、それは駄目ですよユウマ様。実は騎士を数名同行させないといけませんから」
なるほど、詳しくきいたら・・・どうやらこの件に関しては、騎士団の戦力増強をかねているらしい。
それで今いる騎士団でも総動員しないと危険と判断したらしいのだが、城の警護もあるので実際総動員させる訳にはいかないので、今このシルフォードで最強クラスである《銀翼の翼》改め《白銀翼の翼》の俺達に強力をお願いしてきたようなのだ。
そのため、騎士団の中で有志を募り、その人数で討伐を行なう事になるようなのだ。
それで、そんな話しをしてから5日後ぐらいたっている。それで今は火吹山の中腹付近にある極斬城の迷宮内にいる。
まあいると言っても、俺達はもう目の前には、その牛魔王のいるはずの部屋の前だけどね。
ちなみに有志で集まった騎士達は、先程まで極斬城の中庭らしき場所で数体の大型獣魔を相手に戦闘をしていたが、それに勝利して今は疲弊してみんな倒れこんでいる。今、数名の騎士が俺達が入って行った迷宮の入口を覗き込んでいるが・・・不思議がって戻っていった。
何故その事が解るかと言うと、今俺がいるところからそこが丸見えなのである。ちなみに先程まで騎士達が危ない状態だったので、ここから解らない様に手助けした。
それで、負傷者はいる様だが死人は出ていない。まあ、俺達が迷宮に入る時には、あんな大型獣魔はいなかったのだが、いつ現れたのかが少し不思議だった。
まあ、先程の戦闘は中庭で騎士達が休憩している間に起こったとは思うが、俺達は先行していたので、いつ先程の状態になったかは解らない。まあ、勝利しているから問題ないだろう。
それに先程も言ったが既に牛魔王のいるであろう部屋の前に、そんなに時間をかけずにいる。
いやぁ、流石にもうなれたけど俺の出番少なくないと思う。しかしかなりの獣魔を倒し肉を調達している。まあ、それらは既に俺のアイテムボックス内に入っている。なので先程騎士達が不思議がってたのは、獣魔のお肉(亡骸)が全然無いのを不思議がっていたのだと思う。実際騎士達と行動をしている間は、気が付かれない様にアイテムボックスに収納していたのである。
そして、ここまで来る間・・・以前行った魔境にある地下迷宮の洞窟の時と同じ様に俺は戦わせてもらえてない。基本先程言っていた様にアイテムボックス内に収納する係りだけである。
それに、以前一応フィーナ様に力の大半を封印されて、神への進化の可能性はなくなった。だが、その代わり超人種に進化をしてしまっていた。しかもなぜか変身可能なる変な表示が補足もされていた。
それに実を言うとあの時点で上位人種から亜神人種?と言う種族になっていた。そのステータスを見たときのフィーナ様とミヤちゃんの驚きようはすごかったな。
どうやら、予定ではまだ先の事だったらしく、まさかもう神への一歩手前まで来ていると、驚き慌てふためいていた。なにやら以前、神様になるかどうかで同じ様な事があり、その時はその子は神様になったそうなのだが、実際神界ではやる事がなく、今も違う場所で引篭もってなにやらやっていないらしい。
一応それでも神様なので時たま、その引篭もったところからチョッカイをかけてくるらしい。
なので無闇やたらと神に進化させる事を行なうと何をするでも大変な事が起きるので神化だけは防いでいるし、神への進化が出来ないらしい。
それで、あえなく俺の能力の大半を封印する事になった。まあ大半を封印したからと言っても物凄く弱くなった訳ではない。それに封印しているが無くなった訳では無いのでそれなりに効果はあるそうだ。
それでも俺は、今回も戦闘には参加させてもらっていない。まあ、みんな曰く油断は禁物なのだそうだ。
それに、その時にフィーナ様から、俺にはどうやら特殊な呪いにかかっていることも教えて貰った。その呪いとは、敵意のない女性に対して自分の能力が・・・何故か俺のその能力がその女性以下になり、弱体化してしまうという変な呪いがあることが解った。
ただこの呪いに関しては、恩恵もあり俺自身が仲間と認識した娘には、特殊な祝福と加護を共用出来るようになっている事も解った。
それで俺のそばにいる娘達の強さに関しては、必要以上に強くなり、おそらくこの世界の中では、ダントツに強く比べられる状態ではないらしい。それに何故かユータとロンは俺の弟子?みたいになってるので彼女達には及ばないまでも、その持ち前の能力と努力でかなり強くなっている。
それでこのファミリー《白銀翼の翼》は、相当・・・いや、かなり異常なほど強くなっている。その中でもリンカちゃんだけは、それより数倍も強くなっているのだ。それで俺がいるだけでとこまで強くなれるかも試しているみたいだった。
まあ、どれだけ強いかは・・・今のところおいといて、俺にはやる事も無いし暇だったから、《白銀翼の翼》みんなが戦闘しているこの渡り廊下と言うか通路から中庭にいる騎士達の様子を見ていた。そしてこちらは騎士達の戦闘にこそっと手助けして戦闘を終える前に、こちらでは戦闘を終えてた。
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そして、騎士達の戦闘が終って他に異常が無い事を確認してから・・・・みんなの方を向き、今から牛魔王を討伐する為に、部屋の扉を開けようと・・・??? へっ、なにしてるんだ? あの娘は・・・。
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フィーナ様は、牛と言う言葉に反応してヨダレを垂らして、何かを思い出し想像していた。
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その想像しているフィーナ様の顔を見てからミアちゃんの方に視線を向けると・・・。
うん、この2人もどうやら肉に関しては問題ないが・・・神界の食事事情が心配になってきた。
そして、またうっりと想像してヨダレを垂らしてる2人に視線を向けて。
「おしっ、ならOK、ならカレーの肉は牛を使うとしよう。シルフィーさんそのお願いは引き受けますので、直ぐに返事をしていてください。他の冒険者達に先を越されないように明日にでも行きますから」
「えっ、明日ですかそんなに早く行かなくても大丈夫ですよ。他の冒険者では無理ですから」
「えっ何でですか?」
直接俺達に頼んでくるから至急の案件だろうと思っていたが、急ぐ必要も無いと言われたので不思議に思った。
「いえ、実はこの案件自体が少し特殊でして上位冒険者でも無理なクエストです。なので、ユウマ様にお願いしようと言う話しになったようで、それで私達が城に呼ばれたみたいなのですよ。普通だったら呼び出さず城で優秀な騎士たちで構成された討伐隊を派遣するか直接冒険者ギルドへ依頼を回しますよ。それに準備を行なわないと私達も同行できませんし」
ああ、確かにそうだ、もうこの世にいない事になってるはずの、第三王女を呼び出すなんて事をわざわざしないはずだ。それを呼び出すと言う事はただたんに娘の顔を見たいか、余程特別な理由や用事の時しか無いからな。
それは解るが何故俺に・・・それとやはり一緒に付いてくる気なのかな?・・・てか、みんなで行く事決定事項。
「えっと、ですね。俺1人で行ってもいいのですか?」
「あっ、それは駄目ですよユウマ様。実は騎士を数名同行させないといけませんから」
なるほど、詳しくきいたら・・・どうやらこの件に関しては、騎士団の戦力増強をかねているらしい。
それで今いる騎士団でも総動員しないと危険と判断したらしいのだが、城の警護もあるので実際総動員させる訳にはいかないので、今このシルフォードで最強クラスである《銀翼の翼》改め《白銀翼の翼》の俺達に強力をお願いしてきたようなのだ。
そのため、騎士団の中で有志を募り、その人数で討伐を行なう事になるようなのだ。
それで、そんな話しをしてから5日後ぐらいたっている。それで今は火吹山の中腹付近にある極斬城の迷宮内にいる。
まあいると言っても、俺達はもう目の前には、その牛魔王のいるはずの部屋の前だけどね。
ちなみに有志で集まった騎士達は、先程まで極斬城の中庭らしき場所で数体の大型獣魔を相手に戦闘をしていたが、それに勝利して今は疲弊してみんな倒れこんでいる。今、数名の騎士が俺達が入って行った迷宮の入口を覗き込んでいるが・・・不思議がって戻っていった。
何故その事が解るかと言うと、今俺がいるところからそこが丸見えなのである。ちなみに先程まで騎士達が危ない状態だったので、ここから解らない様に手助けした。
それで、負傷者はいる様だが死人は出ていない。まあ、俺達が迷宮に入る時には、あんな大型獣魔はいなかったのだが、いつ現れたのかが少し不思議だった。
まあ、先程の戦闘は中庭で騎士達が休憩している間に起こったとは思うが、俺達は先行していたので、いつ先程の状態になったかは解らない。まあ、勝利しているから問題ないだろう。
それに先程も言ったが既に牛魔王のいるであろう部屋の前に、そんなに時間をかけずにいる。
いやぁ、流石にもうなれたけど俺の出番少なくないと思う。しかしかなりの獣魔を倒し肉を調達している。まあ、それらは既に俺のアイテムボックス内に入っている。なので先程騎士達が不思議がってたのは、獣魔のお肉(亡骸)が全然無いのを不思議がっていたのだと思う。実際騎士達と行動をしている間は、気が付かれない様にアイテムボックスに収納していたのである。
そして、ここまで来る間・・・以前行った魔境にある地下迷宮の洞窟の時と同じ様に俺は戦わせてもらえてない。基本先程言っていた様にアイテムボックス内に収納する係りだけである。
それに、以前一応フィーナ様に力の大半を封印されて、神への進化の可能性はなくなった。だが、その代わり超人種に進化をしてしまっていた。しかもなぜか変身可能なる変な表示が補足もされていた。
それに実を言うとあの時点で上位人種から亜神人種?と言う種族になっていた。そのステータスを見たときのフィーナ様とミヤちゃんの驚きようはすごかったな。
どうやら、予定ではまだ先の事だったらしく、まさかもう神への一歩手前まで来ていると、驚き慌てふためいていた。なにやら以前、神様になるかどうかで同じ様な事があり、その時はその子は神様になったそうなのだが、実際神界ではやる事がなく、今も違う場所で引篭もってなにやらやっていないらしい。
一応それでも神様なので時たま、その引篭もったところからチョッカイをかけてくるらしい。
なので無闇やたらと神に進化させる事を行なうと何をするでも大変な事が起きるので神化だけは防いでいるし、神への進化が出来ないらしい。
それで、あえなく俺の能力の大半を封印する事になった。まあ大半を封印したからと言っても物凄く弱くなった訳ではない。それに封印しているが無くなった訳では無いのでそれなりに効果はあるそうだ。
それでも俺は、今回も戦闘には参加させてもらっていない。まあ、みんな曰く油断は禁物なのだそうだ。
それに、その時にフィーナ様から、俺にはどうやら特殊な呪いにかかっていることも教えて貰った。その呪いとは、敵意のない女性に対して自分の能力が・・・何故か俺のその能力がその女性以下になり、弱体化してしまうという変な呪いがあることが解った。
ただこの呪いに関しては、恩恵もあり俺自身が仲間と認識した娘には、特殊な祝福と加護を共用出来るようになっている事も解った。
それで俺のそばにいる娘達の強さに関しては、必要以上に強くなり、おそらくこの世界の中では、ダントツに強く比べられる状態ではないらしい。それに何故かユータとロンは俺の弟子?みたいになってるので彼女達には及ばないまでも、その持ち前の能力と努力でかなり強くなっている。
それでこのファミリー《白銀翼の翼》は、相当・・・いや、かなり異常なほど強くなっている。その中でもリンカちゃんだけは、それより数倍も強くなっているのだ。それで俺がいるだけでとこまで強くなれるかも試しているみたいだった。
まあ、どれだけ強いかは・・・今のところおいといて、俺にはやる事も無いし暇だったから、《白銀翼の翼》みんなが戦闘しているこの渡り廊下と言うか通路から中庭にいる騎士達の様子を見ていた。そしてこちらは騎士達の戦闘にこそっと手助けして戦闘を終える前に、こちらでは戦闘を終えてた。
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そして、騎士達の戦闘が終って他に異常が無い事を確認してから・・・・みんなの方を向き、今から牛魔王を討伐する為に、部屋の扉を開けようと・・・??? へっ、なにしてるんだ? あの娘は・・・。
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