202 / 557
第8章 新たなる冒険?の始まりかもしれない。
8-14 今回の理由を聞いてみて・・・?
しおりを挟む
・
・
・
いつの間にかいなかったフィーナ様とミアちゃん事を、俺もてっきりもうこの神殿の部屋に戻ってきているものと勘違いしていた。
・
・
・
だいたい、いつもはこの神殿から出て行くことが無かったのに、何故焼肉・・・いや、バーベキューパーティーに参加していたのやら、しかも解り易い変装して、まったく隠す気が無く名前はそのまま使っていたからな。
まあ、フィリアさんとヨーコさんはあの時点で何となく気が付いていたみたいだが、まだその時点では気のせいだろうと思っていたみたいだった。というより勘違いであって欲しかったみたいだ。
ちなみに、何故神殿の存在がばれたのかと言うとどうやらフィーナ様に原因があったようだ。みんながバーベキューパーティーを始めているのに気が付き結界を神殿だけでなく、屋敷の敷地全体に広げたため中にいる人には認識できるようになってしまったのだった。
まあ、王様達の方はシルフィー達に任せてと・・・フィリアさん達の方は、うん、この際だからメグミさんに任せようでは無いか。そう思いメグミさんに向き合い話をつけた。と言うより強引に任せた。
「メグミさん!お願いがあります」
「えっ、はっ、はい。なんですか?」
俺が真剣な顔をメグミさんに向けたのでただ事ではないと思ったのか、一瞬ためらって返事をしてくれた。
なので、間髪入れず俺は話を進めた。
「フィリアさん達に・・・フィーナ様達の事を説明するのをお任せします。俺はやる事があるので、じゃぁ」
そう言葉をかけてフィーナ様とミアちゃんを連れて、さっさとフィーナ様の部屋の反対側に作った俺専用に工房に行く扉を開けて急いでその中に入っていった。
「えっ、ユウ君?えっ、えっ、そんなの・・・フィリア様達に説明するなんて私には無理だよ・・・。私も・・・へっ」
ユウマと共に逃げ出そうとしていたメグミであったが、呆気なくフィリアに掴まっていた。
「メグミ。どう言う事なのか、ちゃんと説明してくれるわよね。この状況と今の御方に付いてを」
「えっと、それは・・・私より他の娘・・・えっ!?」
メグミの見た先には、・・・既に誰もいない状態だった。
唯一残っていたのは王様達に説明しながら、この場を去ろうとしているシルフィー達だけであった。
「あの、あのフィリア様、・・・・」
『もう、ユウ君なんで、こんなめんどくさい事を私に押し付けるのぉ、それにみんなも薄情だよ』
心中でメグミは叫んでいたが、それでもちゃんとフィリアとヨーコに説明して納得して貰っていた。
そのころユウマは、女神フィーナと守護天使ミアを問い詰めていた。
「で、なんであの場所で焼肉・・いやバーベキューパーティーに参加してたんです。しかもあんな格好で」
「ああぁ、えっとね。ユウマさん。あの格好は・・・・」
どうやらあの格好は、メグミさんを筆頭に数人の女子で作った物らしい。しかもいつの間にか屋敷と神殿の一室を裁縫部屋と収納部屋に改造しているそうだ。
それにカノちゃんとリリアちゃんも進んでその事に手を出していて、屋敷の使用人も巻き込んで色々と服から下着などを製作しているらしい。しかもいずれは商品化して販売していきたいとか・・・なるほど女神印のなんなとかみたいな物を販売するのか?さすが商人の娘達だ。
まあ、元々はメグミさんの趣味にリンカとユアがノリノリで同調して手伝っていて、そこにカノちゃんとリリアちゃんが加わり。
いつしか屋敷のほとんどの女性陣で、それに賛同して色んな服を作っているらしい。そこに何故かフィーナ様とミアちゃんも加わる事になってしまったみたいだ。と言うより自分から進んでやることにしたと俺は睨んでいる。
それで今回は俺達が帰ってくるのは解っていたので、ある報告がてら最近カノちゃん達と製作した服を披露しようと、その服をミアちゃんと一緒に着てきたら、何故かバーベキューパーティーをしだしたので何となく参加してたんだとさ。
ただ、まさか俺達以外の人間がいるとは思ってなかったから、ある程度したらさっさと屋敷に入ってメグミさん達を待ってから、みんなで神殿に戻ってから続きの作業をしようと考えていたらしい。しかし、まさか俺が王様達を連れてきてるとは思ってなかったそうだ。
まあ、それなら文句は言えないな。でも元の原因はやはりメグミさん達であったのか、ならさっきの行為は別に悔やむ事無いか?
その話を聞くまでは、メグミさんにフィリアさん達の事を押し付けてしまい。悪い事をしたなと、思っていたが今のフィーナ様とミアちゃんの説明で考えを改め直した。
しかし、あとが怖いので気が向いたら一言、謝っておこうと思っていた。
・
・
・
それでミアちゃんが落ち着いて、本来の目的である報告をこの場所でしてくれた。
それは例の玉葱・・・いや、魔獣のオニオンロックに関してだった。
・
・
・
・
・
いつの間にかいなかったフィーナ様とミアちゃん事を、俺もてっきりもうこの神殿の部屋に戻ってきているものと勘違いしていた。
・
・
・
だいたい、いつもはこの神殿から出て行くことが無かったのに、何故焼肉・・・いや、バーベキューパーティーに参加していたのやら、しかも解り易い変装して、まったく隠す気が無く名前はそのまま使っていたからな。
まあ、フィリアさんとヨーコさんはあの時点で何となく気が付いていたみたいだが、まだその時点では気のせいだろうと思っていたみたいだった。というより勘違いであって欲しかったみたいだ。
ちなみに、何故神殿の存在がばれたのかと言うとどうやらフィーナ様に原因があったようだ。みんながバーベキューパーティーを始めているのに気が付き結界を神殿だけでなく、屋敷の敷地全体に広げたため中にいる人には認識できるようになってしまったのだった。
まあ、王様達の方はシルフィー達に任せてと・・・フィリアさん達の方は、うん、この際だからメグミさんに任せようでは無いか。そう思いメグミさんに向き合い話をつけた。と言うより強引に任せた。
「メグミさん!お願いがあります」
「えっ、はっ、はい。なんですか?」
俺が真剣な顔をメグミさんに向けたのでただ事ではないと思ったのか、一瞬ためらって返事をしてくれた。
なので、間髪入れず俺は話を進めた。
「フィリアさん達に・・・フィーナ様達の事を説明するのをお任せします。俺はやる事があるので、じゃぁ」
そう言葉をかけてフィーナ様とミアちゃんを連れて、さっさとフィーナ様の部屋の反対側に作った俺専用に工房に行く扉を開けて急いでその中に入っていった。
「えっ、ユウ君?えっ、えっ、そんなの・・・フィリア様達に説明するなんて私には無理だよ・・・。私も・・・へっ」
ユウマと共に逃げ出そうとしていたメグミであったが、呆気なくフィリアに掴まっていた。
「メグミ。どう言う事なのか、ちゃんと説明してくれるわよね。この状況と今の御方に付いてを」
「えっと、それは・・・私より他の娘・・・えっ!?」
メグミの見た先には、・・・既に誰もいない状態だった。
唯一残っていたのは王様達に説明しながら、この場を去ろうとしているシルフィー達だけであった。
「あの、あのフィリア様、・・・・」
『もう、ユウ君なんで、こんなめんどくさい事を私に押し付けるのぉ、それにみんなも薄情だよ』
心中でメグミは叫んでいたが、それでもちゃんとフィリアとヨーコに説明して納得して貰っていた。
そのころユウマは、女神フィーナと守護天使ミアを問い詰めていた。
「で、なんであの場所で焼肉・・いやバーベキューパーティーに参加してたんです。しかもあんな格好で」
「ああぁ、えっとね。ユウマさん。あの格好は・・・・」
どうやらあの格好は、メグミさんを筆頭に数人の女子で作った物らしい。しかもいつの間にか屋敷と神殿の一室を裁縫部屋と収納部屋に改造しているそうだ。
それにカノちゃんとリリアちゃんも進んでその事に手を出していて、屋敷の使用人も巻き込んで色々と服から下着などを製作しているらしい。しかもいずれは商品化して販売していきたいとか・・・なるほど女神印のなんなとかみたいな物を販売するのか?さすが商人の娘達だ。
まあ、元々はメグミさんの趣味にリンカとユアがノリノリで同調して手伝っていて、そこにカノちゃんとリリアちゃんが加わり。
いつしか屋敷のほとんどの女性陣で、それに賛同して色んな服を作っているらしい。そこに何故かフィーナ様とミアちゃんも加わる事になってしまったみたいだ。と言うより自分から進んでやることにしたと俺は睨んでいる。
それで今回は俺達が帰ってくるのは解っていたので、ある報告がてら最近カノちゃん達と製作した服を披露しようと、その服をミアちゃんと一緒に着てきたら、何故かバーベキューパーティーをしだしたので何となく参加してたんだとさ。
ただ、まさか俺達以外の人間がいるとは思ってなかったから、ある程度したらさっさと屋敷に入ってメグミさん達を待ってから、みんなで神殿に戻ってから続きの作業をしようと考えていたらしい。しかし、まさか俺が王様達を連れてきてるとは思ってなかったそうだ。
まあ、それなら文句は言えないな。でも元の原因はやはりメグミさん達であったのか、ならさっきの行為は別に悔やむ事無いか?
その話を聞くまでは、メグミさんにフィリアさん達の事を押し付けてしまい。悪い事をしたなと、思っていたが今のフィーナ様とミアちゃんの説明で考えを改め直した。
しかし、あとが怖いので気が向いたら一言、謝っておこうと思っていた。
・
・
・
それでミアちゃんが落ち着いて、本来の目的である報告をこの場所でしてくれた。
それは例の玉葱・・・いや、魔獣のオニオンロックに関してだった。
・
・
・
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ありふれた聖女のざまぁ
雨野千潤
ファンタジー
突然勇者パーティを追い出された聖女アイリス。
異世界から送られた特別な愛し子聖女の方がふさわしいとのことですが…
「…あの、もう魔王は討伐し終わったんですが」
「何を言う。王都に帰還して陛下に報告するまでが魔王討伐だ」
※設定はゆるめです。細かいことは気にしないでください。
「俺が勇者一行に?嫌です」
東稔 雨紗霧
ファンタジー
異世界に転生したけれども特にチートも無く前世の知識を生かせる訳でも無く凡庸な人間として過ごしていたある日、魔王が現れたらしい。
物見遊山がてら勇者のお披露目式に行ってみると勇者と目が合った。
は?無理
一家処刑?!まっぴらごめんですわ!!~悪役令嬢(予定)の娘といじわる(予定)な継母と馬鹿(現在進行形)な夫
むぎてん
ファンタジー
夫が隠し子のチェルシーを引き取った日。「お花畑のチェルシー」という前世で読んだ小説の中に転生していると気付いた妻マーサ。 この物語、主人公のチェルシーは悪役令嬢だ。 最後は華麗な「ざまあ」の末に一家全員の処刑で幕を閉じるバッドエンド‥‥‥なんて、まっぴら御免ですわ!絶対に阻止して幸せになって見せましょう!! 悪役令嬢(予定)の娘と、意地悪(予定)な継母と、馬鹿(現在進行形)な夫。3人の登場人物がそれぞれの愛の形、家族の形を確認し幸せになるお話です。
婚約破棄の後始末 ~息子よ、貴様何をしてくれってんだ!
タヌキ汁
ファンタジー
国一番の権勢を誇る公爵家の令嬢と政略結婚が決められていた王子。だが政略結婚を嫌がり、自分の好き相手と結婚する為に取り巻き達と共に、公爵令嬢に冤罪をかけ婚約破棄をしてしまう、それが国を揺るがすことになるとも思わずに。
これは馬鹿なことをやらかした息子を持つ父親達の嘆きの物語である。
神々の寵愛者って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
私はもう必要ないらしいので、国を護る秘術を解くことにした〜気づいた頃には、もう遅いですよ?〜
AK
ファンタジー
ランドロール公爵家は、数百年前に王国を大地震の脅威から護った『要の巫女』の子孫として王国に名を残している。
そして15歳になったリシア・ランドロールも一族の慣しに従って『要の巫女』の座を受け継ぐこととなる。
さらに王太子がリシアを婚約者に選んだことで二人は婚約を結ぶことが決定した。
しかし本物の巫女としての力を持っていたのは初代のみで、それ以降はただ形式上の祈りを捧げる名ばかりの巫女ばかりであった。
それ故に時代とともにランドロール公爵家を敬う者は減っていき、遂に王太子アストラはリシアとの婚約破棄を宣言すると共にランドロール家の爵位を剥奪する事を決定してしまう。
だが彼らは知らなかった。リシアこそが初代『要の巫女』の生まれ変わりであり、これから王国で発生する大地震を予兆し鎮めていたと言う事実を。
そして「もう私は必要ないんですよね?」と、そっと術を解き、リシアは国を後にする決意をするのだった。
※小説家になろう・カクヨムにも同タイトルで投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる