巻き込まれて異世界へ ~なぜだか関わった人の運命変えてます~

桜華 剛爛

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第9章 戦いの中で真実を?

9-15 ギルドに依頼申請・・・。

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 これで、今回の対処に向う人選は決まった。それと後日、フィリアさんがうちを訪ねてきたので、フィーナ様直々に今回の件を頼み、つわものを人選して参加して貰うようにお願いしていた。



 屋敷では大事になりかねないので、今は神殿内にある応接室で話をしている。

 それで、必然的に俺も一緒に話しを聞く事になってしまった。最初は俺自身参加しないから聞く必要はないはずなのに、フィーナ様がどうしても一緒に聞いて欲しいと頼んできたので聞いている。
「・・・・と、言う事なのよ、フィリアちゃんお願いできるかな?」
「はい、それはよろしいのですが・・・これは、どういう扱いをしたら良いのかと報酬に関する事が、ちょっと問題ですね」

「えっ、どういう事ですか?報酬は解るんですけど、扱いの方は討伐で良いんじゃないですか?」
 フィリアさんが言っている意味が解らず、俺はとりあえず質問してみた。

「この依頼自体が問題なのよ、なんて名称で出せばいいのよ。しかも依頼者が女神フィーナ様からなんて出した日には・・・私が何言われるか解らないじゃない。どこで聞いたとか言われかねないわよ。まあ、ここの事を話していいなら私はすぐにでも受理するわよ」

「・・・いや、流石にそれは困ります。今以上の厄介事になりかねないので、勘弁してください」
「うん、それは解ってるから、流石にそれを話したら・・・ユウマ、あんたが逃げ出しかねないからね。それじゃあ私も困るしね」
 そんな事を俺とフィリアさんで話してると、フィーナ様もその事について考えていた様で、突然何かを思いついたようで声をあげた。

「あっ、そうよそうよ、ねぇー、ねぇー、フィリアちゃんそれなら依頼内容は・・・で、どうかな?」
「なるほど・・・・はい、それなら依頼者の名前は必要ないです。でも、その分報酬が必要になりますがよろしいのですか?」
「あっ・・・・どうするつもりですか?」
 それでよくよく考えたらフィリアさんに頼むと言う事は、ギルドに依頼すると言う事になる、それでその事は、解っていたのだが・・・・結局はこの依頼に対する報酬をちゃんと用意しないといけない。
 
 結局の所その部分を・・・まあ、フィーナ様は考えてなかったというよりも、そのために俺を連れて来ていた様であった。

 そんな事とは思わず『フィーナ様は、報酬に関してはどういう風に用意するつもりなんだろう?』と考えていると、その矛先はやはり俺の方に向いてきた。
「ユウマさん!お願いね。ここは、あなたがたよりよ♪・・・あとでちゃんとマリエルから色々と・・・・」
 フィーナ様は笑顔で俺にウインクしてきたが、マリエル様の名を出した時には額に青筋を浮かべていた。

 それで結局はフィーナ様が、後でマリエル様から色々ぶんどってくるという事で、俺がこのときの報酬の代金を立て替える事にした。

 それで、フィリアさんにその報酬額を尋ねたところ。
「フィリアさん、とりあえず俺が立て替えて起きますから、いくら位出せばいいですか?」
「ん?ユウマが出すの?それじゃあね。とりあえずこれだけはいるわね」
 そう言って指一本とその後に指を輪にして2回出してきた。

 なるほど、白金貨で100枚か流石に高いな・・・まあ、でも、問題なく払えるか・・・俺の総資産が若干少なくなる程度だ。うん、また貯めれば良いし我慢しよう。

 そう思い自分が持っている所持金を取り出し、フィリアさんの前に白金貨の入った袋を渡した。

「・・・へえ、すぐ出すのね。まあ、いいわ。確認させてもらうわね」
 そう言って白金貨の入った袋を開けて中を見た瞬間、目を白黒させて驚いていた。

 ん?どうしたんだ?もしかして、金額間違えた。まさか白金貨の上があるとかだったりして・・・。

 するとフィリアさんが、なぜか半分呆れて脱力した状態で言葉を掛けてきた。
「ユウマ、あんた国でも滅ぼす気?こんな大金だして・・・」
「はっ、どういう事ですか?」
 フィリアの言葉の意味が解らず質問しなおした。

「ユウマ!あんたねぇぇぇ、こんだけあったら、この辺の冒険者どころか、騎士団全員を向わせてもおつりが来るわよ」
 えっ、どういう事?確かにフィリアさんは百枚はいると言ったはずだから白金貨を出した。でも、それを出すとこちらをアホでも見る様な視線を向けてきた。

「えっと、もしかして・・・大金貨百枚でしたか?」
 ちなみに金貨10枚で確か大金貨1枚だったような。だから大金貨百枚なら白金貨10枚となるはずだ。それなら間違いないはずだ。

 そう考えていたら、またフィリアさんに冷たい視線と可哀想な子でも見る様な視線を送られた。
「ユウマ、あんたは・・・ああ、ごめん忘れてたは、あんたには常識が通用しないって事が・・・まず、話とくわね・・・・」
 どうやら今回の件に関しては先程フィーナ様が考えたように、調査をメインにして魔獣モンスターの討伐は必要に応じての対処を行い、最終的には討伐数が多い冒険者かグループに賞金を渡す事にすらしい、もちろん有力な情報でも同じ事をするそうだ。

 それで、報酬なのだが実はこのとき俺は、もの凄い勘違いをしていた。それは金貨の数え方だった各貨幣が10枚で1つランクアップしていると思っていた。例えば10枚の銅貨があれば大銅貨になると思っていた。
 まあ実際、銅貨1枚地球での百円単位ぐらいと思っていて、白金貨が1億円くらいだと思っていた。

 しかし、これの考え方は金貨までであったのだ。正確に言えば金貨の上が大金貨、白金貨と思っていたのだがその間にまだあったのだ。

 実は今は殆ど使われて無い貨幣がそれぞれの間に存在していて、事実金貨10枚でその次の貨幣が存在していたのである。なので金貨100枚で大金貨1枚だったのだ。
 それで大金貨100枚から白金貨1枚だったのだ。なので俺は白金貨が地球での1億くらいと思っていたら実は100億だったということだった。

 それで実際は、白金貨の上が存在しているが基本そんな大金を換金できる訳が無い、それでも一応存在していてそれは白王金貨で、白金貨1000枚必要らしい。その白王金貨一枚あれば国を一国作れる程らしい、ちなみのここシルフォード公国の現状を維持するための資産は、白王金貨10枚あれば収入が無くても1年は維持できるそうなのである。

 なるほど、それでこの屋敷と土地を購入した時に、ポンと白金貨を10枚出した時に凄く驚かれたのが、今ようやく解った。
 そらそうだろうな、何せ俺自身が桁を二桁ほど勘違いしてたし、報酬で逆にポンポン白金貨が貰えるからずっと勘違いしてた。金貨から下は問題なかったんだけど、まさかその上が全然あってなかったのか・・・。

 それで、話しは戻り、今回の件で恐らく出せる冒険者の数はいいとこ50人だということらしい。
 それでも、実際のところまだどうなるか解らない、それでギルド的には報酬額を提示しなくてはならないそうだ。
 それでその報酬に関しては金貨百枚が限度で打倒と言う事らしい。

「それをあんたは・・・金貨百枚以上は逆に怪しくなるの。それを白金貨百枚なんて出して御覧なさい。誰も受けないわよそんな依頼。大金貨百枚でも同じよ、そんな話に乗ってくる奴らはろくな奴じゃないわよ」
 なるほど、今回の事はまだ状況的には解らないので、あくまで依頼用紙に提示するのみの金額で問題ないそうだ。それに白金貨百枚は、はっきり言ってギルドの予算を大幅に超えているとの事もあるそうだ。

 それにそんな金額を提示したら、誰も見向きもしないうえに、下手すると勘ぐられて誰もそこに近づかなくなり、最悪国全体が転覆しかねないとまでいわれてしまった。

 ただ、俺としてはこの金自体は殆ど使う事が無い、と言うより使ったらそれ以上の金額が戻って来ているので、現在はどうしようもない状態に陥ってる。
 ちなみに黙っていたが自分が出した以外なら総資産で、先程フィリアさんが言っていた一国が作れる金額は・・・恐らくある、実際数えて確認した事ないし殆どの物は素材のまま保管しているからであった。

 手持ちも先程出した一袋、白金貨100枚とは別に2袋と大金貨と金貨が100枚単位で入った袋と10袋ずつ持っていたからである。

 そういえばこの世界に銀行みたいなのがあるのかなと、思ってとりあえずフィリアさんに確認したら、各ギルドと国で預かってくれるらしいが、限度がある事も教えてくれたのであった。
 聞いたからと言っても預ける事はしない。何故なら限度額が白金貨10までだったからだ。
 それ以上は、責任が持てないそうなのであるそうだ。



 それでフィーナ様からフィリアさんに頼む、依頼の件に関しても話が終った。なので俺は、ある事を思い出しティナに相談する事にしたのであった。


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