巻き込まれて異世界へ ~なぜだか関わった人の運命変えてます~

桜華 剛爛

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第9章 戦いの中で真実を?

9-32 襲ってきた敵?

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 そう思いステータスを確認使用と思ったが、他にいた5体が一斉に襲ってきた。



 いや、先程のツインテールスネークの強化版クラスの奴を、5体同時は流石に2人と1匹だけで相手をするのはキツイと思っていた。

 実際に襲ってきた5体は、六本腕の熊シックスハンドベアーの強化版でこいつの腕は2本増えて8本になっている。しかも腕の付け根、肩の部分から炎を出している。
 こんなのが森をうろついたら火事どころではすまない。でも、何で肩から炎なのだろうかと不思議に思う。

 それに一本の角がある虎のランスタイガーの強化版は、角が2本増えて3本の角になって、なんか電撃をバチバチと身体中から放っていて、なんかやばそうな雰囲気をだしている。

 しかし、そんな2体にも勝てないとはまったく思わない。ちなみにこの2体を見てミーアは、はしゃいで喜んでいる。
「お兄ちゃん、お兄ちゃん!あの2体凄いよ。体から火と電撃出してる。かっこいい♪」
「ああ、そうだね。でも、あいつらこっちを襲いに来てるから気を付けようね」
 ミーアに関しては大喜びで、その2体とやる気なようである。

 それから他の魔物は、例の縦3段頭のサレンドロスの強化版と思うが、こちらに向かって来ているのは間違いなく地獄の番犬と恐れられている、あのケルベロスと同じように横に頭が三つ並んだ奴だけど・・・頭が今回は全部狸であった。しかも弱そうなのである。と言うより可愛く見えるのである。
 でも、そう見えても実は相当強い可能性はある。なので十分注意して戦おうと思う。

 残りの2体に関しては、1体は恐らくキャタピラが付いたヤドカリモドキのヤドカリタンク?・・・の強化版だと思うが?実はこいつの足はキャタピラでは無くなっている。それにヤドカリと言うより、ただの蜘蛛?みたいにもみえるのである。
 でも、しかし、そいつにはヤドカリみたいな巻貝も頭にあるし、ついでにカ二のような巨大なハサミも左右にある。ちなみにヤドカリタンクの時にもハサミはあったのだが、ハサミがデカク渦巻き貝に収まる場合はハサミを飛ばしてきた。
 でもこの蜘蛛みたいな奴は、確かに頭には渦巻き貝があるのだが、今回は身体が大きいしハサミも大きい、もしはさみを退かしたとしても巻貝の中に入るのは無理と思う。
 ただ今回の奴は背中に何故が二枚貝の様な貝も背負っていたのである。今度はその中に収まるとか・・・。

 それと最後の1体は、例の飛ぶ豚かと思ったら、以前ランが捉えてきたでっかい猪のような八本足の獣がいた。ちなみにこいつの名はボアキングボムと言うけものだった。

 この5体が一斉に襲い掛かってきた。・・・のだが、何故か5体中3体のスピードが遅いのである。
いや、実際には2体のスピードが速いのだが、まばらで向かってきている。連携と言うより速いもの勝ちで争っている方が正解かもしれない。

 とりあえず最初に突っ込んで来た魔物は、3本角のランスタイガー(仮)こいつが一番速かった。
「ミーア気を付けろよ。さっきのツインテールスネークも、今までと違ってかなりの強さだったからな、慎重にいけよ。それとラン・・・?あれ、ミーア、ランは?」
「ふへっ?あれ・・?」
 俺がミーアとランに指示を出そうとして、ミーアには注意を呼びかけランが先程までいたところに視線を向けると、その場にいないので不思議に思いミーアに確認したら、ミーアも不思議がって周囲を見渡した。

 するとミーアが声をあげた。
「お兄ちゃん!ランいた。あそこなの」

 ミーアが指差す方を見てみると、そこには既に狸バージョンのケルベロスが宙に舞っていた。しかもご丁寧にすべての頭が・・・ちょん切られた状態で4つの塊が空を飛んでそのまま地上に落っこちた。

「ミーア。ランは最近、物凄く強くなってるよな。どこまで強くなるんだろうなあいつ・・・」
「うーん?解んない。でも、これで1体減ったなのね。早くこいつも倒しちゃおっ、お兄ちゃん」
 確かに1体減ったが、まだこいつ等の強さは未知数だ。何せツインテールスネークの強化版の奴が途方も無い強さだったからである。

 ただこの時ユウマは、ある事を完全忘れていたのである。実はランが狸バージョンのケルベロスを瞬時に倒した時点で、普通なら気が付く筈なのであるが、ツインテールスネークの強化版でかなり苦戦したので他の奴らにも苦戦すると思い込んでいたのである。

 それにツインテールスネークを倒した後に、自分達自身が異常に強くなっていたのと、自分達が力を抑えて戦っていた事もすっかり忘れていたのである。



 事実それに気が付くのは、最後の1匹になる手前になって、ユウマは気が付いたのであった。


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