280 / 557
第9章 戦いの中で真実を?
9-40 またまた魔人族が登場?
しおりを挟む
・
・
・
それで今回現れた邪悪の気の持ち主と思われる人物達は、その魔人族同種である事がこの時点で解っていたのである。
・
・
・
それで月明かりの中をみんなで、先程感じた邪悪な気の持ち主である魔人族達のいる場所へと向かっているのである。
「でも、ユウ兄。そいつらに近付いてから・・・それからどうするの?」
「うーん、どうするかな・・・?まあ、俺が最初に1人で出て行き話を聞くってのは、どうかな?」
俺のその言葉を聞きアリアが、それはどうなのかなという目でこちらを見ていた。すると走りながらミーアが手を上げた。
「あっ、はい、はーい、それならミーアとランでやりたいよ。お兄ちゃん」
アリアが魔人族に近付いた後はどうするかを確認してきたので、とりあえずユウマ自身が近付き話を聞くと話していると、その役目をミーアとランがやると言ってきたのである。
「えっ、ミーアがやるのかい?兄貴それでもいいのですか?」
「ん?まあ、良いんじゃない。俺達も近くにいるし、ただ話を聞きだすだけだから・・・それに恐らく相手よりミーアの方が強いと思うぞ。たぶん」
まあロンが心配するのは解るが、ミーアには白王狼であるランが一緒だし、それに今現在感じてる気の持ち主は、はっきり言って今のミーア達なら余裕だろうと思う。それだけみんな今回の件で相当レベルアップしていると思うのだ。
まあ、ロンとアリアはあれから気のコントロールと気配の探り方の特訓をしていたので、自分の強さがどれだけすごい事になっているのかが単純に解ってないだけだろうと思うが、何せこの場所に来てからステータスなんかも殆ど解らない状況になっているからな、まあそれは仕方ないと思う。
それでもここに来てからは、アリアもロンもミーアも全員凄く強くなっているはずだ。ただ、白王狼であるランだけは、その3人以上に物凄く強くなっていると思う。
なにせ最近の戦闘時のスピードとパワーが、普通じゃ考えられない程に凄い事になっているからである。
この間の戦闘でも瞬時に、敵の間合いに入り込みあっという間に敵を瞬殺していたから、はっきり言って現状どこまで強いか解らないのであった。
それでそんなに時間が掛からず問題の場所に到着した。もちろんミーアとラン以外は完全に気配と気を消した状態にしている。それでもまだこちらの存在に気が付いていないようだ。
その場所にいるのは、魔導師風の外套を着たひ弱そうな感じの男と、もう1人は角の生えた男で着ている鎧に上からでも確認できる程の物凄いガタイの男である。
それでまずガタイのいい男が、ひ弱そうな魔導師風の男に話し掛けていた。
「・・・おい、どうなっておるのだ?この状況は・・・今すぐいるのだぞ。あれが」
「いえ、解りません。前回来た時はもう直ぐ孵化するはずでしたから・・・それに数多の魔物を見張りにつけさせ、他の卵を与え進化させていましたので、あれを食べる愚かな者はいないと思いますが」
あれ?どうやら俺がアイテムボックスに収納している卵は、あいつ等が進化する為のモノでなく、何かを孵化させる気だったようだな?まあ、話の内容からじゃ聖竜って感じじゃないようだな?それに聖竜の卵は、今の状態で孵化したら長く生きられないとか何とか解析で出てたからな?なら・・・なんだろう。
俺達の隠れている場所から聞こえてくる話は、どうやら俺達が考えていた内容と違っていた事が解った。なら、何を孵化させようとしていたのか、その情報が欲しいと思っているとミーアが声を掛けて来た。
「お兄ちゃん、お兄ちゃん!この間の卵みたいなのないかな?一番いいのはあの卵だけど似た様な卵を持って話を聞いた方が良くないかな?」
なるほどミーアが言う様に、おとりの卵を持って行き、話を聞くってのも確かにありだな。
その様に考え確か同じ様な大きさの卵があるので、それを出して似たような模様を・・・ああ!そうだ俺が今使える能力で、同じ様な模様を付ける事が出来ないのを思い出した。
それを悩んでいると、アリアが近付き声を掛けて来た。
「ユウ兄!どんな模様だったか、解んないけどこの土で・・・こう汚して風呂敷に包めばっ、よいしょ・・・ほら、これで解んないんじゃないかな?」
ナイスアイデアですアリアさん。確かにそれだったら解り辛い。でも、これの中身を見られたら直ぐに解るが・・・まあ、いいだろう。
その様に真顔で思っていると、ミーアが目を輝かせアリアを尊敬の眼差しを向けて声を掛けた。
「アリアお姉ちゃん。あったまいい、それだったら解んないよ」
『ホント、ホント、アリアにしては珍しいよね。凄いよホント!』
何気にいやみが入ってるぞファル、まあ、アリア本人は気にしてないようなのでいいか。
「へへっ、褒めて褒めて、もっと私を褒めて!ユウ兄も褒めてぇぇ」
終始ニコニコの笑顔で、俺に擦り寄ってきたので、頭をとりあえず撫でて大人しくさせた。
しかしその光景を見ていたロンが、呆れ気味なのも俺は見逃さなかった。
まあ、そうだろう、それはあくまで外観上の事だけであるし、肝心の中身がただの卵であるからな。それにこれを見てあいつ等がどういう反応をするかは、まず解らないのが・・・まあ、ばれたらばれた時に考えればいいだろう。それが現実だからである。
とりあえず卵はランの首に掛け、あとはミーア達に一旦任せようと思う。問題はどのように登場するかで有るが・・・・まあ、そんな事何も考えていなかったようである。
「おい、アリア。ミーアがそのまんま出て行ったぞ。大丈夫なのか?」
「わっ、私に聞かないでよユウ兄。私だって解んないよ。まさかミーア達がそのまんま出て行くなんて思ってなかったし」
「しっ、兄貴、アリア黙ってください。ミーアがあいつらに話し掛けられましたよ。静かにしてください話し声が聞こえません」
俺とアリアが話しているウチに、ミーアとランは何気に近付き話しを進めていたので、ロンに聞こえないと注意されてしまった。
「ああん、なんだ貴様達は?・・・おっ、おい貴様のそれは・・・」
「ん?何・・・どうしたの?」
「お前が持っている・・・それは、もしかしてここに有ったモノか?」
「えっ、これは私達のモノだよ。あなた達は誰なの?」
なんかミーアの聞き方って・・・あからさま過ぎないか?あれじゃ相手も不審がるだろう・・・。
「ふっ、なるほど迷い人か、どうやらその狼は従魔の様だな。まあ、ここ辺境の魔界ではたまに居るから驚きもしないが、良くここで生き残っているな、褒めてやろう」
ありゃま?話しに乗っかってきてるよ、あいつ。それになんだって辺境の魔界?ここって時の迷宮じゃないのか?・・・・どう言うことだ。それにときたま迷い人が来るのか?
「ユウ兄、なんかおかしな事を言ってるよ。ここって時の迷宮じゃないの?」
「兄貴なんか辺境の魔界とか、何とか言ってますが、どう言うことでしょうか?それにあいつらミーアの事を迷い人とか行ってますけど」
「いや、俺にも解らん。でも、もしもここが時の迷宮でなく、別の場所って事なのかも知れんが・・・まさかな?」
確かにユウマ達は、時の迷宮の入口から入ったので、迷宮だと思っていたが、何故かここに現れた魔人族は辺境の魔界だとか言っているので、ユウマ達は少し訳が解らなくなっていたのである。
「ふっ、まあよい。迷い人よその卵・・・魔王竜の卵をこちらに渡せ。さもないと命は無いと思え・・・」
おい、いきなり命令口調になったぞ。あいつら馬鹿なのか、それともミーアの能力を理解してないのか?それに魔王竜って、どう言うこと・・・?
「ふっ、どうせ訳も解らずこの地に来たのだろう。ならその卵を渡せばそうだな、部下として進化させてやろう。ただ魔獣として生まれ変わるがな、それにちょうどここを守らせていた奴らが見当たらないので、まあその代わりだと思え。どうせ奴らは獲物でも見つけてどこかに行ったのであろう。で、どうする迷い人よ」
魔人族の男達はニヤッと怪しい笑顔を向けて、ミーアと交渉とは思えない様な提案を持ちかけてきた。
「ねえ、ユウ兄。あいつ言ってる事おかしくない?力的にはたいした事が無いのに偉そうな事を言ってるよ。どうするの」
「うーん?もしかして力を隠してるとか・・・かな?」
「いえ、そんな様子では無いようですよ、兄貴? 2人ともミーアとランの強い気に、まったく気が付いていないようですし」
確かに今の状態で言うと、ミーアとランは何を考えているのか解らないが、ジワジワと力を解放して、魔人族達の2人と同じ様な力加減まで気を解放している。
それでも魔人族の2人は気が付いて無いようなのであった。ただ1人はホントに魔人族かは不明である。
何故かと言うと角が生えているからであった。
・
・
・
まあ、それでも結構有力な情報は手に入ったし・・・そろそろ、こいつ倒しちゃおうかな。なんかミーアの教育的にはあんまりよろしくないような感じがしてきた。
・
・
・
・
・
それで今回現れた邪悪の気の持ち主と思われる人物達は、その魔人族同種である事がこの時点で解っていたのである。
・
・
・
それで月明かりの中をみんなで、先程感じた邪悪な気の持ち主である魔人族達のいる場所へと向かっているのである。
「でも、ユウ兄。そいつらに近付いてから・・・それからどうするの?」
「うーん、どうするかな・・・?まあ、俺が最初に1人で出て行き話を聞くってのは、どうかな?」
俺のその言葉を聞きアリアが、それはどうなのかなという目でこちらを見ていた。すると走りながらミーアが手を上げた。
「あっ、はい、はーい、それならミーアとランでやりたいよ。お兄ちゃん」
アリアが魔人族に近付いた後はどうするかを確認してきたので、とりあえずユウマ自身が近付き話を聞くと話していると、その役目をミーアとランがやると言ってきたのである。
「えっ、ミーアがやるのかい?兄貴それでもいいのですか?」
「ん?まあ、良いんじゃない。俺達も近くにいるし、ただ話を聞きだすだけだから・・・それに恐らく相手よりミーアの方が強いと思うぞ。たぶん」
まあロンが心配するのは解るが、ミーアには白王狼であるランが一緒だし、それに今現在感じてる気の持ち主は、はっきり言って今のミーア達なら余裕だろうと思う。それだけみんな今回の件で相当レベルアップしていると思うのだ。
まあ、ロンとアリアはあれから気のコントロールと気配の探り方の特訓をしていたので、自分の強さがどれだけすごい事になっているのかが単純に解ってないだけだろうと思うが、何せこの場所に来てからステータスなんかも殆ど解らない状況になっているからな、まあそれは仕方ないと思う。
それでもここに来てからは、アリアもロンもミーアも全員凄く強くなっているはずだ。ただ、白王狼であるランだけは、その3人以上に物凄く強くなっていると思う。
なにせ最近の戦闘時のスピードとパワーが、普通じゃ考えられない程に凄い事になっているからである。
この間の戦闘でも瞬時に、敵の間合いに入り込みあっという間に敵を瞬殺していたから、はっきり言って現状どこまで強いか解らないのであった。
それでそんなに時間が掛からず問題の場所に到着した。もちろんミーアとラン以外は完全に気配と気を消した状態にしている。それでもまだこちらの存在に気が付いていないようだ。
その場所にいるのは、魔導師風の外套を着たひ弱そうな感じの男と、もう1人は角の生えた男で着ている鎧に上からでも確認できる程の物凄いガタイの男である。
それでまずガタイのいい男が、ひ弱そうな魔導師風の男に話し掛けていた。
「・・・おい、どうなっておるのだ?この状況は・・・今すぐいるのだぞ。あれが」
「いえ、解りません。前回来た時はもう直ぐ孵化するはずでしたから・・・それに数多の魔物を見張りにつけさせ、他の卵を与え進化させていましたので、あれを食べる愚かな者はいないと思いますが」
あれ?どうやら俺がアイテムボックスに収納している卵は、あいつ等が進化する為のモノでなく、何かを孵化させる気だったようだな?まあ、話の内容からじゃ聖竜って感じじゃないようだな?それに聖竜の卵は、今の状態で孵化したら長く生きられないとか何とか解析で出てたからな?なら・・・なんだろう。
俺達の隠れている場所から聞こえてくる話は、どうやら俺達が考えていた内容と違っていた事が解った。なら、何を孵化させようとしていたのか、その情報が欲しいと思っているとミーアが声を掛けて来た。
「お兄ちゃん、お兄ちゃん!この間の卵みたいなのないかな?一番いいのはあの卵だけど似た様な卵を持って話を聞いた方が良くないかな?」
なるほどミーアが言う様に、おとりの卵を持って行き、話を聞くってのも確かにありだな。
その様に考え確か同じ様な大きさの卵があるので、それを出して似たような模様を・・・ああ!そうだ俺が今使える能力で、同じ様な模様を付ける事が出来ないのを思い出した。
それを悩んでいると、アリアが近付き声を掛けて来た。
「ユウ兄!どんな模様だったか、解んないけどこの土で・・・こう汚して風呂敷に包めばっ、よいしょ・・・ほら、これで解んないんじゃないかな?」
ナイスアイデアですアリアさん。確かにそれだったら解り辛い。でも、これの中身を見られたら直ぐに解るが・・・まあ、いいだろう。
その様に真顔で思っていると、ミーアが目を輝かせアリアを尊敬の眼差しを向けて声を掛けた。
「アリアお姉ちゃん。あったまいい、それだったら解んないよ」
『ホント、ホント、アリアにしては珍しいよね。凄いよホント!』
何気にいやみが入ってるぞファル、まあ、アリア本人は気にしてないようなのでいいか。
「へへっ、褒めて褒めて、もっと私を褒めて!ユウ兄も褒めてぇぇ」
終始ニコニコの笑顔で、俺に擦り寄ってきたので、頭をとりあえず撫でて大人しくさせた。
しかしその光景を見ていたロンが、呆れ気味なのも俺は見逃さなかった。
まあ、そうだろう、それはあくまで外観上の事だけであるし、肝心の中身がただの卵であるからな。それにこれを見てあいつ等がどういう反応をするかは、まず解らないのが・・・まあ、ばれたらばれた時に考えればいいだろう。それが現実だからである。
とりあえず卵はランの首に掛け、あとはミーア達に一旦任せようと思う。問題はどのように登場するかで有るが・・・・まあ、そんな事何も考えていなかったようである。
「おい、アリア。ミーアがそのまんま出て行ったぞ。大丈夫なのか?」
「わっ、私に聞かないでよユウ兄。私だって解んないよ。まさかミーア達がそのまんま出て行くなんて思ってなかったし」
「しっ、兄貴、アリア黙ってください。ミーアがあいつらに話し掛けられましたよ。静かにしてください話し声が聞こえません」
俺とアリアが話しているウチに、ミーアとランは何気に近付き話しを進めていたので、ロンに聞こえないと注意されてしまった。
「ああん、なんだ貴様達は?・・・おっ、おい貴様のそれは・・・」
「ん?何・・・どうしたの?」
「お前が持っている・・・それは、もしかしてここに有ったモノか?」
「えっ、これは私達のモノだよ。あなた達は誰なの?」
なんかミーアの聞き方って・・・あからさま過ぎないか?あれじゃ相手も不審がるだろう・・・。
「ふっ、なるほど迷い人か、どうやらその狼は従魔の様だな。まあ、ここ辺境の魔界ではたまに居るから驚きもしないが、良くここで生き残っているな、褒めてやろう」
ありゃま?話しに乗っかってきてるよ、あいつ。それになんだって辺境の魔界?ここって時の迷宮じゃないのか?・・・・どう言うことだ。それにときたま迷い人が来るのか?
「ユウ兄、なんかおかしな事を言ってるよ。ここって時の迷宮じゃないの?」
「兄貴なんか辺境の魔界とか、何とか言ってますが、どう言うことでしょうか?それにあいつらミーアの事を迷い人とか行ってますけど」
「いや、俺にも解らん。でも、もしもここが時の迷宮でなく、別の場所って事なのかも知れんが・・・まさかな?」
確かにユウマ達は、時の迷宮の入口から入ったので、迷宮だと思っていたが、何故かここに現れた魔人族は辺境の魔界だとか言っているので、ユウマ達は少し訳が解らなくなっていたのである。
「ふっ、まあよい。迷い人よその卵・・・魔王竜の卵をこちらに渡せ。さもないと命は無いと思え・・・」
おい、いきなり命令口調になったぞ。あいつら馬鹿なのか、それともミーアの能力を理解してないのか?それに魔王竜って、どう言うこと・・・?
「ふっ、どうせ訳も解らずこの地に来たのだろう。ならその卵を渡せばそうだな、部下として進化させてやろう。ただ魔獣として生まれ変わるがな、それにちょうどここを守らせていた奴らが見当たらないので、まあその代わりだと思え。どうせ奴らは獲物でも見つけてどこかに行ったのであろう。で、どうする迷い人よ」
魔人族の男達はニヤッと怪しい笑顔を向けて、ミーアと交渉とは思えない様な提案を持ちかけてきた。
「ねえ、ユウ兄。あいつ言ってる事おかしくない?力的にはたいした事が無いのに偉そうな事を言ってるよ。どうするの」
「うーん?もしかして力を隠してるとか・・・かな?」
「いえ、そんな様子では無いようですよ、兄貴? 2人ともミーアとランの強い気に、まったく気が付いていないようですし」
確かに今の状態で言うと、ミーアとランは何を考えているのか解らないが、ジワジワと力を解放して、魔人族達の2人と同じ様な力加減まで気を解放している。
それでも魔人族の2人は気が付いて無いようなのであった。ただ1人はホントに魔人族かは不明である。
何故かと言うと角が生えているからであった。
・
・
・
まあ、それでも結構有力な情報は手に入ったし・・・そろそろ、こいつ倒しちゃおうかな。なんかミーアの教育的にはあんまりよろしくないような感じがしてきた。
・
・
・
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ありふれた聖女のざまぁ
雨野千潤
ファンタジー
突然勇者パーティを追い出された聖女アイリス。
異世界から送られた特別な愛し子聖女の方がふさわしいとのことですが…
「…あの、もう魔王は討伐し終わったんですが」
「何を言う。王都に帰還して陛下に報告するまでが魔王討伐だ」
※設定はゆるめです。細かいことは気にしないでください。
「俺が勇者一行に?嫌です」
東稔 雨紗霧
ファンタジー
異世界に転生したけれども特にチートも無く前世の知識を生かせる訳でも無く凡庸な人間として過ごしていたある日、魔王が現れたらしい。
物見遊山がてら勇者のお披露目式に行ってみると勇者と目が合った。
は?無理
魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。
過程をすっ飛ばすことにしました
こうやさい
ファンタジー
ある日、前世の乙女ゲームの中に悪役令嬢として転生したことに気づいたけど、ここどう考えても生活しづらい。
どうせざまぁされて追放されるわけだし、過程すっ飛ばしてもよくね?
そのいろいろが重要なんだろうと思いつつそれもすっ飛ばしました(爆)。
深く考えないでください。
転生ヒロインは不倫が嫌いなので地道な道を選らぶ
karon
ファンタジー
デビュタントドレスを見た瞬間アメリアはかつて好きだった乙女ゲーム「薔薇の言の葉」の世界に転生したことを悟った。
しかし、攻略対象に張り付いた自分より身分の高い悪役令嬢と戦う危険性を考え、攻略対象完全無視でモブとくっつくことを決心、しかし、アメリアの思惑は思わぬ方向に横滑りし。
心が折れた日に神の声を聞く
木嶋うめ香
ファンタジー
ある日目を覚ましたアンカーは、自分が何度も何度も自分に生まれ変わり、父と義母と義妹に虐げられ冤罪で処刑された人生を送っていたと気が付く。
どうして何度も生まれ変わっているの、もう繰り返したくない、生まれ変わりたくなんてない。
何度生まれ変わりを繰り返しても、苦しい人生を送った末に処刑される。
絶望のあまり、アンカーは自ら命を断とうとした瞬間、神の声を聞く。
没ネタ供養、第二弾の短編です。
婚約破棄の後始末 ~息子よ、貴様何をしてくれってんだ!
タヌキ汁
ファンタジー
国一番の権勢を誇る公爵家の令嬢と政略結婚が決められていた王子。だが政略結婚を嫌がり、自分の好き相手と結婚する為に取り巻き達と共に、公爵令嬢に冤罪をかけ婚約破棄をしてしまう、それが国を揺るがすことになるとも思わずに。
これは馬鹿なことをやらかした息子を持つ父親達の嘆きの物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる