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第9章 戦いの中で真実を?
9-86 もう1人の魔人族と魔神?
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まあ、それでも魔神ドロスには忍耐の限界を超えるものだったようで、最初のダメージから立て続けに攻撃を喰らった為に、防御能力が殆どなくなり、そのうえ二度も不意打ちを喰らった事により、物凄い弱体化を起していたのであった。
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それで、そのボロボロになった魔神ドロスと魔人族の男キサールとの間で、繰り広げられている言い争い・・・いや、それはもう殆どコントのようなモノであった。それでアリア達一行はその光景を見て、困ったよう顔をして呆気に取られていたのである。
しかし、そんな中でアリア達は自分達の思う事を話していた。
「ねえ、あれはどうしたらいいと思う。あれ見てたら・・・さっきまでのイライラがアホらしくなって来ちゃったよ」
『あ~あっ、結局本気出せないよ。それに月も、なんかどうでも良くなって来た。所詮月は本気を出せないのね。これなら主様に相手してもらった方が面白いよ。主様が目を覚ましたらお願いししよ~とっ』
月姫はそのような言葉を残し、ユウマの元にフラフラと飛んでいった。どうやら本気のバトルが出来なく、不完全燃焼の状態になってしまったので、それで意欲をなくしてフラフラとなってしまっていたのである。
「ミーアも疲れちゃったよ。ミーア達もお兄ちゃんのところに行こう。ラン!」
『ワォッ!・・・』
「あっ、私も行くよミーア・・・」
比較的近くにいたアリア達はその光景を見て、さっきまでの攻防が嘘みたいな感じ、誰も動こうとしなかった。まあ、正確に言うとアリア達はそんなアホ達の姿を見て、内心なんでこんな奴らにイライラしてたんだろうと、脱力して攻撃する事も忘れていたのがホントの理由である。
それからどうしようかと悩んでいたが、一旦ユウマの側に戻る事にした。実際そのまま攻撃してもいいのだが、余りにもアホらしいので、その場にいる魔神達の事は、無視してその場を離れていった。
そのアリア達とは少し前にユウマの近くに戻っていたファルと、そのユウマの側にずっとついて看病していた雪姫も唖然としていたのである。・・・まあ、2人が唖然としていたのは、アリア達と殆ど理由は変わらないのだが、離れた位置で見ていると、その光景がまた別の意味で見えていたのである。
それは、転移門の前で魔神ドロスがボロボロの状態で地団駄を踏み、目の前にいる同じくボロボロの魔人族のキサールにひたすら文句を言って、その後に魔神ドロスがキサールを最終的に足蹴にして、魔法陣を起動したと思ったら、何故かまた吹き飛んでいたのであったからである。
『あいつら、なにをやってるのかな、雪ちゃん?なんか途中から自分達だけの世界に入ってるよ。私達を笑わせたいのかな?』
『ファルお姉様、あれは・・・確かに面白いですね・・・あっ、いえ、きっと仲間割れですよ。うん、多分そうですよ。決して私達を笑わせて油断させる為ではないですよ・・・うん、そうですよ、きっと・・・でも、面白いです。ふふふっ・・・』
『う~ん、やっぱり、そうだよね!たぶん本気で文句言ってるっぽいけどね?でも、なんでだろう?・・・面白すぎるよ・・・』
最終的にファルと雪姫は、敵である2人の姿を見て、何故か変な方向で納得していたのである。
この時、ロンはロンで自分が以前はなった魔法の威力と目の前で発動したトラップに納得していた。まあ、ただたんに魔法陣に仕掛けたトラップの威力が弱かったのは納得いかなかったようだだが、それ以外に関しては自分の行なった事をウンウンと密かに自分を賞賛して『・・・ふふふっ、これならば、まだ、色々と試してみたいですね。今度はどんな魔法を創り出しましょうか、それに少し失敗した魔法陣の解析も、もっと精進してより強大なトラップと魔法陣を生み出しだしましょう。ふふふふっ・・・・』と、この様に思い怪しい笑顔でニヤケテいたのだった。
そんな事とは別で、まともに魔法陣のトラップを受けた魔神ドロスは、それどころでは無くその場でのたうち回っていたのであった。
それは先程の攻撃でもそうだったのだが、今回もなんの防御も出来ず、そのうえまさか回復させたばかりの腕を、吹き飛ばされた驚きと痛みでもがき苦しんでいたのである。
その魔神ドロスに、足蹴にさせた魔人族のキサールに関しては、その苦しんでるドロスは恐らく魔王竜を復活させる為の魔法陣の起動する呪文が失敗したと思い込み、元々自分が考えていた事を実効しようとしていた。
それでその場で苦しそうに転げ回っている魔神ドロスに向けて、不適に笑い言い放った。
「ふっ、ふははっ、馬鹿め!呪文を間違えよったな。わた、私をまた裏切るからだ!私がそこまで・・・貴様を魔王から魔神に煮なれるまで、面倒を見てやったのにだ。1度目は私を出し抜き魔王になる為の秘法を奪い、今度は私を見捨てるからだ!はははっ、天罰だ馬鹿め!貴様はもういい、魔神竜には私がなる。貴様はそこで大人しく見ておれドロス!そして、そこで一生悔しがれ。己の無力さを、がはっはっはぁぁぁ・・・ふんっ《ガリッ》ゴックン!」
両腕を無くしていたキサールが、倒れていたその場で大笑いしながら弱々しく立ち上がり、両手が無いのに器用にも懐から何かの袋を口で取り出し、そこからは魔力か何か不思議な力を使い、丸薬みたいなのを取り出し口に含み、それを噛み砕き飲み込んだ。
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するとその魔人族であるキサールの身体が光り輝きだし、その後黒い霧状の靄みたいなのに覆われた。それからすぐにその黒い霧が霧散して、その中から魔人族のキサールが姿を現したが風貌と姿が著しく変わっていった。
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まあ、それでも魔神ドロスには忍耐の限界を超えるものだったようで、最初のダメージから立て続けに攻撃を喰らった為に、防御能力が殆どなくなり、そのうえ二度も不意打ちを喰らった事により、物凄い弱体化を起していたのであった。
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それで、そのボロボロになった魔神ドロスと魔人族の男キサールとの間で、繰り広げられている言い争い・・・いや、それはもう殆どコントのようなモノであった。それでアリア達一行はその光景を見て、困ったよう顔をして呆気に取られていたのである。
しかし、そんな中でアリア達は自分達の思う事を話していた。
「ねえ、あれはどうしたらいいと思う。あれ見てたら・・・さっきまでのイライラがアホらしくなって来ちゃったよ」
『あ~あっ、結局本気出せないよ。それに月も、なんかどうでも良くなって来た。所詮月は本気を出せないのね。これなら主様に相手してもらった方が面白いよ。主様が目を覚ましたらお願いししよ~とっ』
月姫はそのような言葉を残し、ユウマの元にフラフラと飛んでいった。どうやら本気のバトルが出来なく、不完全燃焼の状態になってしまったので、それで意欲をなくしてフラフラとなってしまっていたのである。
「ミーアも疲れちゃったよ。ミーア達もお兄ちゃんのところに行こう。ラン!」
『ワォッ!・・・』
「あっ、私も行くよミーア・・・」
比較的近くにいたアリア達はその光景を見て、さっきまでの攻防が嘘みたいな感じ、誰も動こうとしなかった。まあ、正確に言うとアリア達はそんなアホ達の姿を見て、内心なんでこんな奴らにイライラしてたんだろうと、脱力して攻撃する事も忘れていたのがホントの理由である。
それからどうしようかと悩んでいたが、一旦ユウマの側に戻る事にした。実際そのまま攻撃してもいいのだが、余りにもアホらしいので、その場にいる魔神達の事は、無視してその場を離れていった。
そのアリア達とは少し前にユウマの近くに戻っていたファルと、そのユウマの側にずっとついて看病していた雪姫も唖然としていたのである。・・・まあ、2人が唖然としていたのは、アリア達と殆ど理由は変わらないのだが、離れた位置で見ていると、その光景がまた別の意味で見えていたのである。
それは、転移門の前で魔神ドロスがボロボロの状態で地団駄を踏み、目の前にいる同じくボロボロの魔人族のキサールにひたすら文句を言って、その後に魔神ドロスがキサールを最終的に足蹴にして、魔法陣を起動したと思ったら、何故かまた吹き飛んでいたのであったからである。
『あいつら、なにをやってるのかな、雪ちゃん?なんか途中から自分達だけの世界に入ってるよ。私達を笑わせたいのかな?』
『ファルお姉様、あれは・・・確かに面白いですね・・・あっ、いえ、きっと仲間割れですよ。うん、多分そうですよ。決して私達を笑わせて油断させる為ではないですよ・・・うん、そうですよ、きっと・・・でも、面白いです。ふふふっ・・・』
『う~ん、やっぱり、そうだよね!たぶん本気で文句言ってるっぽいけどね?でも、なんでだろう?・・・面白すぎるよ・・・』
最終的にファルと雪姫は、敵である2人の姿を見て、何故か変な方向で納得していたのである。
この時、ロンはロンで自分が以前はなった魔法の威力と目の前で発動したトラップに納得していた。まあ、ただたんに魔法陣に仕掛けたトラップの威力が弱かったのは納得いかなかったようだだが、それ以外に関しては自分の行なった事をウンウンと密かに自分を賞賛して『・・・ふふふっ、これならば、まだ、色々と試してみたいですね。今度はどんな魔法を創り出しましょうか、それに少し失敗した魔法陣の解析も、もっと精進してより強大なトラップと魔法陣を生み出しだしましょう。ふふふふっ・・・・』と、この様に思い怪しい笑顔でニヤケテいたのだった。
そんな事とは別で、まともに魔法陣のトラップを受けた魔神ドロスは、それどころでは無くその場でのたうち回っていたのであった。
それは先程の攻撃でもそうだったのだが、今回もなんの防御も出来ず、そのうえまさか回復させたばかりの腕を、吹き飛ばされた驚きと痛みでもがき苦しんでいたのである。
その魔神ドロスに、足蹴にさせた魔人族のキサールに関しては、その苦しんでるドロスは恐らく魔王竜を復活させる為の魔法陣の起動する呪文が失敗したと思い込み、元々自分が考えていた事を実効しようとしていた。
それでその場で苦しそうに転げ回っている魔神ドロスに向けて、不適に笑い言い放った。
「ふっ、ふははっ、馬鹿め!呪文を間違えよったな。わた、私をまた裏切るからだ!私がそこまで・・・貴様を魔王から魔神に煮なれるまで、面倒を見てやったのにだ。1度目は私を出し抜き魔王になる為の秘法を奪い、今度は私を見捨てるからだ!はははっ、天罰だ馬鹿め!貴様はもういい、魔神竜には私がなる。貴様はそこで大人しく見ておれドロス!そして、そこで一生悔しがれ。己の無力さを、がはっはっはぁぁぁ・・・ふんっ《ガリッ》ゴックン!」
両腕を無くしていたキサールが、倒れていたその場で大笑いしながら弱々しく立ち上がり、両手が無いのに器用にも懐から何かの袋を口で取り出し、そこからは魔力か何か不思議な力を使い、丸薬みたいなのを取り出し口に含み、それを噛み砕き飲み込んだ。
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するとその魔人族であるキサールの身体が光り輝きだし、その後黒い霧状の靄みたいなのに覆われた。それからすぐにその黒い霧が霧散して、その中から魔人族のキサールが姿を現したが風貌と姿が著しく変わっていった。
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