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第11章 開拓と聖霊の森創り?
11-12 ちょっとした確認?
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不思議と何かが引っ掛かる気がするのだ。それに何となくではあるが思うところがあったのである。
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何故か以前感じた事がある雰囲気が漂ってきているのだ。恐らくあれと同じ事が起きていると思われる。
それでユウマはある事を確認する為に、ミナとユアに言葉を掛けたのである。
「なあ、ミナ!ユア!先にシャナ姫達を連れて拠点に戻ってて貰えないか?俺は調べたい事が・・・」
「えっ、別にいいけど・・・どうしたの。ユウ兄?」
「うんうん、何か気になる事でもあるの?・・・手伝おうか?」
流石に俺のする事が2人とも気になるみたいだが、今からする事は恐らく・・・ここにいる人間では俺だけしか判断が付かないし、確認出来ないと思う。まあホントならここに俺と同じ事が出来る助っ人を呼びたいところだが、その4人と1匹は違う仕事をこなして貰ってるから・・・今は呼べない。
なので俺1人で行なうしかない・・・まあ、ちょっと面倒臭いが頑張るしかない。
「ああ!手伝いはいいよ。それにちょっと確認したい事があるんだ。もしかしたら最悪な状態になってるかも・・・。っと、その前に、シャナ姫!エリーゼ姫!ちょっと伺いたいのですが・・・いいですか?」
とりあえず今から聞く事は重要な事だし、下手をすると鬼人族とエルフの命運がかかってるかも知れない。そうならない為にも、確認だけはしておかないといけない。
「「はっ、はい!なんでしょうか?ユウマ様!!」」
ん?・・・なんで、そこまでかしこまってんだ2人とも?まっいいや・・・。
どうも先程もだったが、あるがあきらかに先程以上に態度がおかしい。何となくであるがシルク様達みたいな女神と同格を相手するような感じである。
まあ、それは置いといて・・・。
「まず、シャナ姫。鬼人族って種族的に色々といるんですか?それと・・・」
これを聞いたのには訳がある。それはここにいるシャナ姫達4人の鬼人は、何となくではあるが襲撃に来ている者達とは違う気配だし、ここにいるみんな似たような雰囲気の気配を感じる。そう正確に言うと種族特有の存在感、人には人の、聖霊には聖霊の、神には神の放つような独特の気配というか存在感がある。
例の魔人族にも魔獣や獣にも、その種族別々の醸し出す気があるのだ。それで今向ってくる部隊からはオーガのような気配とと他の魔獣特にデミゴッドゴブリンの気配を多く感じるし、シャナ姫達鬼人とそれにエリーゼ姫達エルフに似た気配も感じるのだ。
これって俺が知らないだけで鬼人には、色んな種類があるかも知れない。例えば人族でもハーフや住む地域によっては少し違う感じの雰囲気になる。
しかし、俺が思っている事とは違う答えが、シャナ姫より返ってきたのである。
「いえ、私達鬼人族は、他に種族おりません。よく間違えられますが鬼とは別モノですし、それに先程ユウマ様が仰っていました。魔獣のオーガとは全然違います!あんなのと一緒にしないで下さい。お願いします」
どうやら少しシャナ姫を怒らせたようだ。まあ、ここは素直に謝っておくか。
「おっと、それはすまん!悪い事を言った。う~ん?ならどう言う事だ」
・・・う~ん、だがそれならばこの色々な気配とオーガに似た気配はなんなんだ?
「それとなんですが・・・」
おっ、まだ続きがあるのか?
「・・・私達鬼人の一族は、元々は7、80人程度だったのですが、脱出の時・・・いえ、二ヶ月後ぐらいにはその人数が倍以上になっていましたし、何故か鬼人以外の悪意に満ちた方々も増えていたのです。それでその間なのですが、私達が幽閉されている間に何が起きたのかは・・・」
・・・ん?あれ、姫様なのに幽閉されてたの?それにおかしく無いか、確か鬼人が200人いるとかシルク様達言ってなかったか?シャナ姫の話じゃ・・・それに他に鬼人としての種族がいないって、最低でも4種族はいないとおかしい。まっいいや、それは後でシルク様にでも確認すれば!
とっまあ、鬼人族の種族の事は解ったが・・・どうやらシャナ姫達は、何故か最近まで幽閉されて、その間の事までは解ってないみたいだ。驚くところは鬼人の姫様なのに幽閉されてたという事実だった。
とりあえず細かい事はもう少し時間を置いて聞くとして・・・。
「うん、シャナ姫の方は、いや・・・鬼人族の事情の方は何となく解った。(まあ、ホントは一部しか解ってないけど・・・)それよりもエリーゼ姫達の方は?」
「はい、私達エルフは、多種族がいますが・・・。まあ、私の知ってるのは3種族なのですけどね。あっ、ちなみに私が今回シャナ姫達と一緒にいるのは・・・」
エリーゼ姫達エルフの種族は、エリーゼ姫の知る限りでは3種類みたいだ。それで他の内容の方は、約一ヶ月前に親友であるシャナ姫と連絡が取れなくなったと言う事で、鬼人の里に訪れたそうなのだが、何故か鬼人達に囲まれて捕まってしまい。最終的にシャナ姫と同じ場所に幽閉されたそうである。
それで地下施設でシャナ姫と会うことが出来、話をしている内に何かがおかしいと言う事で、一ヶ月間計画を練って今回脱出を試みて上手く脱出できたそうなのだが、何故か鬼人達だけでなくエルフである同族の者達に追われ、そのうえ攻撃を受けてしまったそうなのであった。
その脱出の際に、ここ暗黒の森を襲撃するという事と、少し前にシルク様が降臨して森に関する神託を残した事を耳にしたらしい。それでこの場所、暗黒の森に逃げ込めば女神であるシルク様の関係者がいると思い、この場所まで逃れて来たという事だったそうだ。
まっ色々と聞いたが・・・結局のところ、なにかしら今回の件にはトリックがありそうだし、おかしな事が起こっている様なのであった。
まあ、2人の話を聞いて最初にユウマが不思議に思ったのは、まずこちらに向かってくる部隊の全員が、ホントに鬼人やエルフ達なのかと、それにオーガに似た気の持ち主とデミゴッドゴブリンに似た気の持ち主がなんのかを自身の目で確かめる事にした。
ただ、シャナ姫やエリーゼ姫達の話しと状況にについて考えてから、以前あった事を思い出し・・・『まさかな?』とも思っていたのである。それはイルミナ大陸のリフィーラであった一件である。人間に擬態した魔獣とそれに人を操る為の変なアクセサリーがあり、魔人族が何かを暗躍していた事をユウマは思い出していたのだ。
実際そんな事を考えたら、同じ様なことが起こっていそうなので声に出すのは止めたが・・・。
「・・・よしっ、ミナ!とりあえずシャナ姫達を、安全な俺達の拠点まで連れて行ってくれ。それとあれだったらシルク様を呼んどいてくれ!俺はちょっと自分の目で見て確認したい事があるから、それを確認した後に戻るから・・・」
そう言葉を残し、気配と姿を完全に消してその場を離れた。
流石に目の前でユウマが一瞬のうちに姿を消したのを目て、ミナとユア以外の全員は、突然にユウマ自身がいなくなり、気配自体も感じ取れなくなったのを、驚いて見ているだけしかなかった。普通なら高速で移動したり、何かの魔法を使ったりしたならばある程度予兆はあるが、この時のユウマは自然にその姿を完全に消し、ホントにその場には誰もいなかったみたいにスゥゥッと消えてしまっていたのである。
なので、実際他の者達から見たら、いったい何が起きたか解らなかったようであった。
まあ、ミナとユアの方はそんな事は気にせず、転移アイテムを使用して拠点である中心部へとゲートを開いた。このアイテムに関しては、あくまで出口が決まっていて、一定の距離を転移するアイテムである。
なのでこの暗黒の森の中でしか使い道が無いし、使える者も限られてるのであった。
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それを使い一瞬のウチに、中心部のある拠点にしている簡易ログハウスの前へと転移したのであった。
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何故か以前感じた事がある雰囲気が漂ってきているのだ。恐らくあれと同じ事が起きていると思われる。
それでユウマはある事を確認する為に、ミナとユアに言葉を掛けたのである。
「なあ、ミナ!ユア!先にシャナ姫達を連れて拠点に戻ってて貰えないか?俺は調べたい事が・・・」
「えっ、別にいいけど・・・どうしたの。ユウ兄?」
「うんうん、何か気になる事でもあるの?・・・手伝おうか?」
流石に俺のする事が2人とも気になるみたいだが、今からする事は恐らく・・・ここにいる人間では俺だけしか判断が付かないし、確認出来ないと思う。まあホントならここに俺と同じ事が出来る助っ人を呼びたいところだが、その4人と1匹は違う仕事をこなして貰ってるから・・・今は呼べない。
なので俺1人で行なうしかない・・・まあ、ちょっと面倒臭いが頑張るしかない。
「ああ!手伝いはいいよ。それにちょっと確認したい事があるんだ。もしかしたら最悪な状態になってるかも・・・。っと、その前に、シャナ姫!エリーゼ姫!ちょっと伺いたいのですが・・・いいですか?」
とりあえず今から聞く事は重要な事だし、下手をすると鬼人族とエルフの命運がかかってるかも知れない。そうならない為にも、確認だけはしておかないといけない。
「「はっ、はい!なんでしょうか?ユウマ様!!」」
ん?・・・なんで、そこまでかしこまってんだ2人とも?まっいいや・・・。
どうも先程もだったが、あるがあきらかに先程以上に態度がおかしい。何となくであるがシルク様達みたいな女神と同格を相手するような感じである。
まあ、それは置いといて・・・。
「まず、シャナ姫。鬼人族って種族的に色々といるんですか?それと・・・」
これを聞いたのには訳がある。それはここにいるシャナ姫達4人の鬼人は、何となくではあるが襲撃に来ている者達とは違う気配だし、ここにいるみんな似たような雰囲気の気配を感じる。そう正確に言うと種族特有の存在感、人には人の、聖霊には聖霊の、神には神の放つような独特の気配というか存在感がある。
例の魔人族にも魔獣や獣にも、その種族別々の醸し出す気があるのだ。それで今向ってくる部隊からはオーガのような気配とと他の魔獣特にデミゴッドゴブリンの気配を多く感じるし、シャナ姫達鬼人とそれにエリーゼ姫達エルフに似た気配も感じるのだ。
これって俺が知らないだけで鬼人には、色んな種類があるかも知れない。例えば人族でもハーフや住む地域によっては少し違う感じの雰囲気になる。
しかし、俺が思っている事とは違う答えが、シャナ姫より返ってきたのである。
「いえ、私達鬼人族は、他に種族おりません。よく間違えられますが鬼とは別モノですし、それに先程ユウマ様が仰っていました。魔獣のオーガとは全然違います!あんなのと一緒にしないで下さい。お願いします」
どうやら少しシャナ姫を怒らせたようだ。まあ、ここは素直に謝っておくか。
「おっと、それはすまん!悪い事を言った。う~ん?ならどう言う事だ」
・・・う~ん、だがそれならばこの色々な気配とオーガに似た気配はなんなんだ?
「それとなんですが・・・」
おっ、まだ続きがあるのか?
「・・・私達鬼人の一族は、元々は7、80人程度だったのですが、脱出の時・・・いえ、二ヶ月後ぐらいにはその人数が倍以上になっていましたし、何故か鬼人以外の悪意に満ちた方々も増えていたのです。それでその間なのですが、私達が幽閉されている間に何が起きたのかは・・・」
・・・ん?あれ、姫様なのに幽閉されてたの?それにおかしく無いか、確か鬼人が200人いるとかシルク様達言ってなかったか?シャナ姫の話じゃ・・・それに他に鬼人としての種族がいないって、最低でも4種族はいないとおかしい。まっいいや、それは後でシルク様にでも確認すれば!
とっまあ、鬼人族の種族の事は解ったが・・・どうやらシャナ姫達は、何故か最近まで幽閉されて、その間の事までは解ってないみたいだ。驚くところは鬼人の姫様なのに幽閉されてたという事実だった。
とりあえず細かい事はもう少し時間を置いて聞くとして・・・。
「うん、シャナ姫の方は、いや・・・鬼人族の事情の方は何となく解った。(まあ、ホントは一部しか解ってないけど・・・)それよりもエリーゼ姫達の方は?」
「はい、私達エルフは、多種族がいますが・・・。まあ、私の知ってるのは3種族なのですけどね。あっ、ちなみに私が今回シャナ姫達と一緒にいるのは・・・」
エリーゼ姫達エルフの種族は、エリーゼ姫の知る限りでは3種類みたいだ。それで他の内容の方は、約一ヶ月前に親友であるシャナ姫と連絡が取れなくなったと言う事で、鬼人の里に訪れたそうなのだが、何故か鬼人達に囲まれて捕まってしまい。最終的にシャナ姫と同じ場所に幽閉されたそうである。
それで地下施設でシャナ姫と会うことが出来、話をしている内に何かがおかしいと言う事で、一ヶ月間計画を練って今回脱出を試みて上手く脱出できたそうなのだが、何故か鬼人達だけでなくエルフである同族の者達に追われ、そのうえ攻撃を受けてしまったそうなのであった。
その脱出の際に、ここ暗黒の森を襲撃するという事と、少し前にシルク様が降臨して森に関する神託を残した事を耳にしたらしい。それでこの場所、暗黒の森に逃げ込めば女神であるシルク様の関係者がいると思い、この場所まで逃れて来たという事だったそうだ。
まっ色々と聞いたが・・・結局のところ、なにかしら今回の件にはトリックがありそうだし、おかしな事が起こっている様なのであった。
まあ、2人の話を聞いて最初にユウマが不思議に思ったのは、まずこちらに向かってくる部隊の全員が、ホントに鬼人やエルフ達なのかと、それにオーガに似た気の持ち主とデミゴッドゴブリンに似た気の持ち主がなんのかを自身の目で確かめる事にした。
ただ、シャナ姫やエリーゼ姫達の話しと状況にについて考えてから、以前あった事を思い出し・・・『まさかな?』とも思っていたのである。それはイルミナ大陸のリフィーラであった一件である。人間に擬態した魔獣とそれに人を操る為の変なアクセサリーがあり、魔人族が何かを暗躍していた事をユウマは思い出していたのだ。
実際そんな事を考えたら、同じ様なことが起こっていそうなので声に出すのは止めたが・・・。
「・・・よしっ、ミナ!とりあえずシャナ姫達を、安全な俺達の拠点まで連れて行ってくれ。それとあれだったらシルク様を呼んどいてくれ!俺はちょっと自分の目で見て確認したい事があるから、それを確認した後に戻るから・・・」
そう言葉を残し、気配と姿を完全に消してその場を離れた。
流石に目の前でユウマが一瞬のうちに姿を消したのを目て、ミナとユア以外の全員は、突然にユウマ自身がいなくなり、気配自体も感じ取れなくなったのを、驚いて見ているだけしかなかった。普通なら高速で移動したり、何かの魔法を使ったりしたならばある程度予兆はあるが、この時のユウマは自然にその姿を完全に消し、ホントにその場には誰もいなかったみたいにスゥゥッと消えてしまっていたのである。
なので、実際他の者達から見たら、いったい何が起きたか解らなかったようであった。
まあ、ミナとユアの方はそんな事は気にせず、転移アイテムを使用して拠点である中心部へとゲートを開いた。このアイテムに関しては、あくまで出口が決まっていて、一定の距離を転移するアイテムである。
なのでこの暗黒の森の中でしか使い道が無いし、使える者も限られてるのであった。
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