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第11章 開拓と聖霊の森創り?
11-25 鬼人の街での最終確認?
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そんな事を考えている間にも、何度か邪鬼人と悪エルフ達は交互に地下に確認は来るが、何故かすぐに戻ってしまっているのだった。
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そして、何事も無く時間が過ぎて行き、既に外が夕方になっていた頃に、1人のビヤ樽風の邪鬼人が何も不思議がらずに、近くにいた見張りの鬼人(ダミーのゴーレム鬼人)に何らかのマジックアイテムを渡して来たのである。
「おいっ、そこのお前!・・・そうだ!こちらに来い。これを奥に設置して来い・・・」
一応は見張り用に創った鬼人ゴーレム達の意思は、俺とリンクさせているので非常時の時は、俺の意思で自由に動かせる。それに言葉を喋ったり、受け答えも出来るようにしている。
それでそいつは自分で言いたい事を言った後は、そのアイテムを近くにいた見張りの鬼人ゴーレムに渡し、設置を確認する事も無くそのまま地上へと戻って行った。
「あいつ・・・設置確認をする事なく戻って行きやがった。しかし、これってもしかして・・・」
鬼人ゴーレムが俺が隠れている場所にアイテムを持って来て渡してくれたので、それが何ナノかを確認してみた。それで先程のビヤ樽風の邪鬼人が持ってきたマジックアイテムは、どうやら幻覚を見せる為のガスが入っている装置で、ご丁寧に遠隔で操作できる様になっているみたいだ。
「なるほどね!これを使ってここに閉じ込めていた鬼人とエルフ達に、明日この場に来る冒険者達を魔獣に見せて戦わせるつもりだったのかな? まあいいや、こいつは・・・おっ、これを引き金にして俺の罠の一部を作動させるようにしよう。うっしし!」
ここでまたユウマはある悪巧みを思いついたのだ。最初は冒険者がここにやって来た時にタイミングよくユウマ自身で色んな仕掛けの罠を作動させようと思っていたが、今回ちょうどいい仕掛けを動作させる装置が手に入ったと思い、それを利用して少し前に仕掛けた擬態した魔獣達の正体が暴ける装置に組み込んだ。
それで俺が装置を組み込み新たな罠を仕掛けている最中、鬼神達の討伐に向かっていた冒険者の大群が、この鬼人の街の近くまで来ている事に気付いた。その冒険者の団体は、どうやらエルフの里がある森の側で野営をするようなのだ。
「おっ!?意外に早く到着したいみたいだな。でもこれは・・・ちょっと近すぎるような気が・・・」
確かに周囲にある元鬼人やエルフ達がいた村や町を気付かず素通りしているので、その場所まで来るのは早いがそれでも予想よりもかなり早く近くまで来ている。ただ問題は余りにも近くまで来ているので、下手に鬼人の街にいる邪鬼人や悪エルフ達が慌てて先手を討つような事になると、俺の仕掛けが全て無駄になると考えた。
まあ、その俺の考えも杞憂に終った。街では騒ぎになるどころか、全く気付いてなかったのであった。
「ううん?・・・どうやら心配する必要は無いようだな。念の為に感知遮断の結界でも張っておこうかな。でも、余計な事しない方がいいかな?」
確かにここまで強い気の持ち主がいるのに、この鬼人の街にいる奴等は全く気付いてないらしく、全然危機感を感じていないようだ。普通なら何かしらの反応があってもいいのだが、至って普通どおりの夜で、街中をわざわざうろつくような者はいない。
まあ、街の中にいる者達は全員が擬態した魔獣なので、そこまで頭がよくないかも知れない。それでもここまで反応が無いのも不思議であるが、そんな事はどうでもいいので自分のやる事を行なった。
まずは、ここ鬼人の街に来る冒険者達の様子を伺う事にした。
「おっ!もしかして、この一番強い気の持ち主がシルク様が言っていたお気に入りの娘で、確かヒミコって名前だったかな?それにずば抜けて強い気の娘達が5、6人いるな・・・」
多分ではあるが強さ的には恐らくシルフォードのギルマスであるフィリアさんと、いい勝負の気の強さの持ち主が、恐らくヒミコさんなのだろうと思う。ただそのヒミコさんも威嚇をしてるのか、気を隠すどころか全開で放出している。他の娘達も同じような事をしているのだ。
その為に周囲にいた筈の他の魔獣達が、物凄い勢いでその近くから離れて行っているのである。
「滅茶苦茶だな・・・まあ、確かに中途半端に強い奴は向かって行くより、距離を取るだろうけど・・・」
そんな気の持ち主が近くに複数来ているのにも関わらず、何も対処を行なおうとしていない。もしかしたら感知能力がないのか、それともただ単に余裕なのかどうかは解らないが、この街にいる者達はかなり落ち着いた感じである。
「まあ、殆どが魔獣達なので気が付かないらしいな。そならそれでいいのだけど・・・。しかし、余りにも油断をしすぎなんじゃないのだろうか?実際に俺の知った事では無いので・・・最後の夜を楽しんでくれ。なぁむぅぅ!」
俺は思った事を口にして、もう1度街の様子を見て仕掛けた罠の事を考えた。
そう今回俺がこの街に仕掛けた罠はと言うと、まず1つ目はこの街の周囲に悪意のある者は通る事の出来ない見えない障壁を張り巡らせている。
これに関しては、悪意や悪い事を考えていると通り抜ける事が出来ず元の位置に戻ってくる。もちろん瘴気を出している者は弾かれダメージを受ける。
2つめにこの街にいる擬態した魔獣達の擬態自体が解け浄化作用の光が発動する。
これに関しては、最初はタイミングを見て、俺自身が発動する予定で近くにいないといけなかった。しかし、あるアイテムを邪鬼人が持ってきたので、それを利用して装置の発動を邪鬼人達自身にさせる事にした。
そして最後の仕掛けは、冒険者達には身体強化と常にその空間にいると回復の効果が続くようにしている。ただ魔獣や悪意のある者と瘴気を放つ者には弱体化と状態異常が発動する効果の石碑を街の周囲に八箇所に設置している。これは冒険者が街の中に入り戦闘を開始した時点より、効果を発動するようにしている。
これらの罠を俺が準備した。まあ実際3つの仕掛けとおまけの1つを仕掛け、後は相手が用意していた数々の仕掛けを全て破壊もしくは書き換え、殆ど無効化しているので、ここでの脅威は無いと思う。
「うん、これだけ準備していれば負ける要素も無いだろうし、それにこの調子なら明日の朝には、体力を全開にしたレールファ大陸の冒険者達が押し寄せ、一方的な戦闘になるな・・・」
まず間違いなく負ける事は無いと思うが、この街にいる魔獣の数は、今回の討伐に参加している冒険者の数の3倍はいるようだし、もしかしたら討伐に加わっている冒険者の中には、どうも悪意に満ちている者が数名混じっているので、そいつらがこの街に入れない可能性がある。
そうなると実質4、5倍の人数差になるかも知れない。でもヒミコ達の強さなら時間はかかるかもしれないが、それぐらいの差でも圧勝するだろうと考えた。
「まあ、ヒミコさん達がいるから問題ないと思うし、これだけの仕掛けをしていれば問題ないと思うけど・・・なんで冒険者の中にこんな奴等まで一緒にいるんだ?・・・まっ!いっか、俺には関係ないしな」
さて実際殆ど俺のやる事がなくなったので一旦は拠点に戻って、その後の状況は拠点で確認しようと思い【瞬間移動】で、暗黒の森の中心部にある拠点のログハウスへと戻ってきた。
「う~ん・・・流石にみんな寝てるな。ん?・・・てっ!なんでシルク様までまた来てるんだ!しかも俺の部屋で寝てやがる。まあ、別にいいけど、まあ俺はリビングのソファーで寝るか・・・」
ログハウスの中にはいると、既にみんな就寝していたので大人しく寝るようにした。まあ、ユウマの部屋は何故かシルク様に占領されている様なので、そのままリビングのソファーで寝るようにしたのである。
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リビングの端にあるケースより毛布と枕を取る出し、そのまま眠りに付いた・・・。
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「おいっ、そこのお前!・・・そうだ!こちらに来い。これを奥に設置して来い・・・」
一応は見張り用に創った鬼人ゴーレム達の意思は、俺とリンクさせているので非常時の時は、俺の意思で自由に動かせる。それに言葉を喋ったり、受け答えも出来るようにしている。
それでそいつは自分で言いたい事を言った後は、そのアイテムを近くにいた見張りの鬼人ゴーレムに渡し、設置を確認する事も無くそのまま地上へと戻って行った。
「あいつ・・・設置確認をする事なく戻って行きやがった。しかし、これってもしかして・・・」
鬼人ゴーレムが俺が隠れている場所にアイテムを持って来て渡してくれたので、それが何ナノかを確認してみた。それで先程のビヤ樽風の邪鬼人が持ってきたマジックアイテムは、どうやら幻覚を見せる為のガスが入っている装置で、ご丁寧に遠隔で操作できる様になっているみたいだ。
「なるほどね!これを使ってここに閉じ込めていた鬼人とエルフ達に、明日この場に来る冒険者達を魔獣に見せて戦わせるつもりだったのかな? まあいいや、こいつは・・・おっ、これを引き金にして俺の罠の一部を作動させるようにしよう。うっしし!」
ここでまたユウマはある悪巧みを思いついたのだ。最初は冒険者がここにやって来た時にタイミングよくユウマ自身で色んな仕掛けの罠を作動させようと思っていたが、今回ちょうどいい仕掛けを動作させる装置が手に入ったと思い、それを利用して少し前に仕掛けた擬態した魔獣達の正体が暴ける装置に組み込んだ。
それで俺が装置を組み込み新たな罠を仕掛けている最中、鬼神達の討伐に向かっていた冒険者の大群が、この鬼人の街の近くまで来ている事に気付いた。その冒険者の団体は、どうやらエルフの里がある森の側で野営をするようなのだ。
「おっ!?意外に早く到着したいみたいだな。でもこれは・・・ちょっと近すぎるような気が・・・」
確かに周囲にある元鬼人やエルフ達がいた村や町を気付かず素通りしているので、その場所まで来るのは早いがそれでも予想よりもかなり早く近くまで来ている。ただ問題は余りにも近くまで来ているので、下手に鬼人の街にいる邪鬼人や悪エルフ達が慌てて先手を討つような事になると、俺の仕掛けが全て無駄になると考えた。
まあ、その俺の考えも杞憂に終った。街では騒ぎになるどころか、全く気付いてなかったのであった。
「ううん?・・・どうやら心配する必要は無いようだな。念の為に感知遮断の結界でも張っておこうかな。でも、余計な事しない方がいいかな?」
確かにここまで強い気の持ち主がいるのに、この鬼人の街にいる奴等は全く気付いてないらしく、全然危機感を感じていないようだ。普通なら何かしらの反応があってもいいのだが、至って普通どおりの夜で、街中をわざわざうろつくような者はいない。
まあ、街の中にいる者達は全員が擬態した魔獣なので、そこまで頭がよくないかも知れない。それでもここまで反応が無いのも不思議であるが、そんな事はどうでもいいので自分のやる事を行なった。
まずは、ここ鬼人の街に来る冒険者達の様子を伺う事にした。
「おっ!もしかして、この一番強い気の持ち主がシルク様が言っていたお気に入りの娘で、確かヒミコって名前だったかな?それにずば抜けて強い気の娘達が5、6人いるな・・・」
多分ではあるが強さ的には恐らくシルフォードのギルマスであるフィリアさんと、いい勝負の気の強さの持ち主が、恐らくヒミコさんなのだろうと思う。ただそのヒミコさんも威嚇をしてるのか、気を隠すどころか全開で放出している。他の娘達も同じような事をしているのだ。
その為に周囲にいた筈の他の魔獣達が、物凄い勢いでその近くから離れて行っているのである。
「滅茶苦茶だな・・・まあ、確かに中途半端に強い奴は向かって行くより、距離を取るだろうけど・・・」
そんな気の持ち主が近くに複数来ているのにも関わらず、何も対処を行なおうとしていない。もしかしたら感知能力がないのか、それともただ単に余裕なのかどうかは解らないが、この街にいる者達はかなり落ち着いた感じである。
「まあ、殆どが魔獣達なので気が付かないらしいな。そならそれでいいのだけど・・・。しかし、余りにも油断をしすぎなんじゃないのだろうか?実際に俺の知った事では無いので・・・最後の夜を楽しんでくれ。なぁむぅぅ!」
俺は思った事を口にして、もう1度街の様子を見て仕掛けた罠の事を考えた。
そう今回俺がこの街に仕掛けた罠はと言うと、まず1つ目はこの街の周囲に悪意のある者は通る事の出来ない見えない障壁を張り巡らせている。
これに関しては、悪意や悪い事を考えていると通り抜ける事が出来ず元の位置に戻ってくる。もちろん瘴気を出している者は弾かれダメージを受ける。
2つめにこの街にいる擬態した魔獣達の擬態自体が解け浄化作用の光が発動する。
これに関しては、最初はタイミングを見て、俺自身が発動する予定で近くにいないといけなかった。しかし、あるアイテムを邪鬼人が持ってきたので、それを利用して装置の発動を邪鬼人達自身にさせる事にした。
そして最後の仕掛けは、冒険者達には身体強化と常にその空間にいると回復の効果が続くようにしている。ただ魔獣や悪意のある者と瘴気を放つ者には弱体化と状態異常が発動する効果の石碑を街の周囲に八箇所に設置している。これは冒険者が街の中に入り戦闘を開始した時点より、効果を発動するようにしている。
これらの罠を俺が準備した。まあ実際3つの仕掛けとおまけの1つを仕掛け、後は相手が用意していた数々の仕掛けを全て破壊もしくは書き換え、殆ど無効化しているので、ここでの脅威は無いと思う。
「うん、これだけ準備していれば負ける要素も無いだろうし、それにこの調子なら明日の朝には、体力を全開にしたレールファ大陸の冒険者達が押し寄せ、一方的な戦闘になるな・・・」
まず間違いなく負ける事は無いと思うが、この街にいる魔獣の数は、今回の討伐に参加している冒険者の数の3倍はいるようだし、もしかしたら討伐に加わっている冒険者の中には、どうも悪意に満ちている者が数名混じっているので、そいつらがこの街に入れない可能性がある。
そうなると実質4、5倍の人数差になるかも知れない。でもヒミコ達の強さなら時間はかかるかもしれないが、それぐらいの差でも圧勝するだろうと考えた。
「まあ、ヒミコさん達がいるから問題ないと思うし、これだけの仕掛けをしていれば問題ないと思うけど・・・なんで冒険者の中にこんな奴等まで一緒にいるんだ?・・・まっ!いっか、俺には関係ないしな」
さて実際殆ど俺のやる事がなくなったので一旦は拠点に戻って、その後の状況は拠点で確認しようと思い【瞬間移動】で、暗黒の森の中心部にある拠点のログハウスへと戻ってきた。
「う~ん・・・流石にみんな寝てるな。ん?・・・てっ!なんでシルク様までまた来てるんだ!しかも俺の部屋で寝てやがる。まあ、別にいいけど、まあ俺はリビングのソファーで寝るか・・・」
ログハウスの中にはいると、既にみんな就寝していたので大人しく寝るようにした。まあ、ユウマの部屋は何故かシルク様に占領されている様なので、そのままリビングのソファーで寝るようにしたのである。
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