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第11章 開拓と聖霊の森創り?
11-31 とりあえず解決?
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まあ恐らくなのではあるが魔獣を、弱体化してしまったのと障壁の効果がうまい具合に合わさり、弱くなった魔獣達が触れた途端に、その浄化する効果を生んでしまったようであった。
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ヒミコ達が映るモニターと街全体が映るモニターでは、浄化して消滅する事を望んでいるかの如く、次々と擬態が解けた魔獣その障壁へと飛び込んでいく。なんとなくではあるが、飛び込んでいく多くの魔獣の表情は幸せそうな表情に見えた。
しかし、そう見えたのは俺だけじゃなかったようだ。
「はっ、ははははっ・・・」
俺としてはこの状況は笑う事しかできない。他の娘達もシルク様同様に驚きを隠せないようだ。
ついでに言うと、モニターに映し出されてるヒミコ達や他の冒険者も、余りにも衝撃的な光景の為障壁に飛び込んで行く魔獣達を見守る事しかできないでいる。
そうこうしているうちに、地下施設を映していたモニターの映像に変化が現われだした。
「あっ!地下の映像が見えてきたよ。地下に行った悪い事を考えてた鬼人さんとエルフさん達はどうなっ・・・えっ!?」
「「「えっ!?ええぇぇっ・・・」」」
「なに?これ・・・」
ミナの声を聞きみんなが一斉にその映像を見て声をあげた。
「えっ!何?あいつらモンスターになってるよ。なんで!どうなってるの?ユウ兄!」
ユアに関しては、その映像を見て元々邪鬼人と悪エルフ達だったモノの姿が変わったのを見て、その事を俺に質問してきているのだが、俺もその映像を見てどうなってるのか解らず驚いている。
事実その姿は魔獣である豚顔のオークと、木で出来た人形のウッドパペットであり、そいつらの姿が見えるようになっていたのである。
・・・えっ、どう言うこと?なんでモンスターに?
俺自身も混乱しているが、それ以上にみんなは驚きアタフタしている。
そんな中シャナ姫とエリーゼ姫が悲しそうに、俺へ視線を向け声をかけてきた。
「ユウマ様!これは余りにも酷いのでは無いですか!流石にこれは・・・」
「そうですよ!これは酷すぎますよ。これでは完全にモンスターと同じではありませんか!いくら悪い事をしていたとはいえ・・・」
シャナ姫とエリーゼ姫より非難の声を向けられ、仕舞いにはシルク様も俺の弁明を聞く前に非難の声をかけてきた。
「ユウマさん!ホントにこれはちょっと酷いよ。シャナとエリーゼじゃなくても、流石にこれにはやり過ぎだよ。せめて幻覚だけにしようよ。それかさぁ・・・」
「えっと、いや、ちがう!ちがうって、こんな効果の罠なんて、俺!仕掛けてないよ。俺が仕掛けたのはこんなゲスなトラップじゃないですよ。そりゃあいつ等が持ってきたアイテムの装置はそのまま使いましたけど・・・あっ、これってあいつらが地下にいた人達に使う筈だった奴ですよ・・・」
そう恐らくではあるのだが、邪鬼人が持ってきたアイテムで、そのアイテムのマジックトラップが原因と思われた。
そのアイテムは一旦俺が預かり【鑑定眼】で簡単に確認した時は、あくまで幻覚をもたらす作用のあるガスを噴出する事とある効果が付与されている事までは解っていた。ただその時は別にそこまで調べずにそのアイテムを利用して俺のトラップを動作させる事を考えたので放置した。
まあ、地下施設には既に誰もいないからどうでもいいと考えていた。
それで結局は、あのマジックとトラップは幻覚を見せるだけでなく、そのガス状の霧を浴びた者が変化する効果があったようだ。そうとは知らずそのまま罠の起動装置に利用した。
その結果、地下にはそのガス状の霧が充満して、そのガスを結局は邪鬼人と悪エルフ達が自分達で浴びる結果になり魔獣へと変貌する結果になった様だ。
「えっ、そうなんですか!すいません早とちりを・・・」
「私も、すみません。そうですよね!ユウマ様がそんな事、いたしませんよね!」
『ねぇねぇ、ユアちゃん!でも、時たまユウ兄はもっとすごい事するよね・・・』
『うん、これよりひどいかも、この前も・・・』
「・・・ごほんっ!いや、別に気にしてませんからいいですよ」
またミナとユアがごにょごにょと俺の悪口を・・・。
シャナ姫とエリーゼ姫が納得してるから、余計な事を喋ってまた変な眼で見られるのだけは避けなければ、まあ、幸い双子のひそひそ話は、シルク様にも聞えてないようだし、多分2人にも聞こえてない筈だ。
「しかし、あいつら救いようがないわね。まさか自分達の同族にそんなアイテムを使って、どうするつもりだったのかしら、まあ、自業自得ってとこかしらね。でも、もし生き残ったら天罰を私が与える事にするわ!」
シルク様の話を聞き、他の娘達は納得しているようだが俺としては、何故最初から天罰を与えていたらここまで大騒動にならなかったのではと、シルク様に突っ込みを入れたいところである。
それで俺達がそんな事をしている間にも、邪鬼人と悪エルフ達が魔獣へと変貌した自分達の姿を見て驚き、慌てて魔法陣の台座で地上へと戻って行ってしまった。
・・・あれ?確か幻覚作用もあった筈だけど・・・?なんでその効果が出てないんだ。
ただ俺達にはモニター越しなので、なにを言っているのか解らないし、どう言う状況で慌てて逃げ出したかが解らない状態だ。
それでその邪鬼人と悪エルフ達はというと、時間は少し戻りちょうど地下施設に降りた時である。
「なっ!ななな、何だこれはこの白い霧はなんなのだ!周りが見えないでは無いか?」
「ん?どう言う事だ!確か既に地下から広場に出る穴が開通している筈では?それにこれは・・・」
「ああ、確か爆発が起こったという話が・・・」
「いや、何を言っておるのだ!あれは冒険者が西側の外壁から進入しようと・・・」
「はあっ?私は東門に冒険者が現われたので、トラップを起動するように・・・」
「なっ、どういう・・・意識が・・・」
「「「「・・・・・」」」」
邪鬼人と悪エルフ達は自分達が報告で聞いた事を、ちゃんと伝えなかった為に状況を理解していなかったようなのだ。それでこの霧の中で慌てていたのだが段々と意識が薄らいでいったのだ。
それで数分後、そう地上では既に魔獣達が恐怖に気が狂いユウマが張った障壁に飛び込み進んで浄化されるという奇妙な事になっている頃に、地下施設ではやっと真っ白い霧状のガスが晴れてきた。
そして先程の邪鬼人と悪エルフ達達が姿を現した。しかし、その姿は既に魔獣へと変貌していたが・・・どうも様子が変で目がうつろの状態であった。
すると突然数名の元邪鬼人と悪エルフが声をあげた。
「「「Gugooa!?Bugogoogyagoo!!」」」
「Gyaago、Gagogogooo!Gyagogagoguuui!!」
「Bugo!Bgogobugobugobubu・・・」
自分達の姿が魔獣へと変貌している事は解らず、何もない地下施設を見て慌てだした。どうやらこの何もない魔所に魔獣の大群が見えるようなのだ。
その幻影を見たので慌てて地上へと戻ろうとしていたのだった。それには理由があったのだ。
実は地下にユウマが設置したままであった【魔導映写機】が何故か動作したのであった。
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ただそれは、あくまでカモフラージュの為に鬼人とエルフ達を映しだすだけのモノだったのだが、どうやらその映像が幻影とあいまって大量の魔獣に見えたようだった。
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ヒミコ達が映るモニターと街全体が映るモニターでは、浄化して消滅する事を望んでいるかの如く、次々と擬態が解けた魔獣その障壁へと飛び込んでいく。なんとなくではあるが、飛び込んでいく多くの魔獣の表情は幸せそうな表情に見えた。
しかし、そう見えたのは俺だけじゃなかったようだ。
「はっ、ははははっ・・・」
俺としてはこの状況は笑う事しかできない。他の娘達もシルク様同様に驚きを隠せないようだ。
ついでに言うと、モニターに映し出されてるヒミコ達や他の冒険者も、余りにも衝撃的な光景の為障壁に飛び込んで行く魔獣達を見守る事しかできないでいる。
そうこうしているうちに、地下施設を映していたモニターの映像に変化が現われだした。
「あっ!地下の映像が見えてきたよ。地下に行った悪い事を考えてた鬼人さんとエルフさん達はどうなっ・・・えっ!?」
「「「えっ!?ええぇぇっ・・・」」」
「なに?これ・・・」
ミナの声を聞きみんなが一斉にその映像を見て声をあげた。
「えっ!何?あいつらモンスターになってるよ。なんで!どうなってるの?ユウ兄!」
ユアに関しては、その映像を見て元々邪鬼人と悪エルフ達だったモノの姿が変わったのを見て、その事を俺に質問してきているのだが、俺もその映像を見てどうなってるのか解らず驚いている。
事実その姿は魔獣である豚顔のオークと、木で出来た人形のウッドパペットであり、そいつらの姿が見えるようになっていたのである。
・・・えっ、どう言うこと?なんでモンスターに?
俺自身も混乱しているが、それ以上にみんなは驚きアタフタしている。
そんな中シャナ姫とエリーゼ姫が悲しそうに、俺へ視線を向け声をかけてきた。
「ユウマ様!これは余りにも酷いのでは無いですか!流石にこれは・・・」
「そうですよ!これは酷すぎますよ。これでは完全にモンスターと同じではありませんか!いくら悪い事をしていたとはいえ・・・」
シャナ姫とエリーゼ姫より非難の声を向けられ、仕舞いにはシルク様も俺の弁明を聞く前に非難の声をかけてきた。
「ユウマさん!ホントにこれはちょっと酷いよ。シャナとエリーゼじゃなくても、流石にこれにはやり過ぎだよ。せめて幻覚だけにしようよ。それかさぁ・・・」
「えっと、いや、ちがう!ちがうって、こんな効果の罠なんて、俺!仕掛けてないよ。俺が仕掛けたのはこんなゲスなトラップじゃないですよ。そりゃあいつ等が持ってきたアイテムの装置はそのまま使いましたけど・・・あっ、これってあいつらが地下にいた人達に使う筈だった奴ですよ・・・」
そう恐らくではあるのだが、邪鬼人が持ってきたアイテムで、そのアイテムのマジックトラップが原因と思われた。
そのアイテムは一旦俺が預かり【鑑定眼】で簡単に確認した時は、あくまで幻覚をもたらす作用のあるガスを噴出する事とある効果が付与されている事までは解っていた。ただその時は別にそこまで調べずにそのアイテムを利用して俺のトラップを動作させる事を考えたので放置した。
まあ、地下施設には既に誰もいないからどうでもいいと考えていた。
それで結局は、あのマジックとトラップは幻覚を見せるだけでなく、そのガス状の霧を浴びた者が変化する効果があったようだ。そうとは知らずそのまま罠の起動装置に利用した。
その結果、地下にはそのガス状の霧が充満して、そのガスを結局は邪鬼人と悪エルフ達が自分達で浴びる結果になり魔獣へと変貌する結果になった様だ。
「えっ、そうなんですか!すいません早とちりを・・・」
「私も、すみません。そうですよね!ユウマ様がそんな事、いたしませんよね!」
『ねぇねぇ、ユアちゃん!でも、時たまユウ兄はもっとすごい事するよね・・・』
『うん、これよりひどいかも、この前も・・・』
「・・・ごほんっ!いや、別に気にしてませんからいいですよ」
またミナとユアがごにょごにょと俺の悪口を・・・。
シャナ姫とエリーゼ姫が納得してるから、余計な事を喋ってまた変な眼で見られるのだけは避けなければ、まあ、幸い双子のひそひそ話は、シルク様にも聞えてないようだし、多分2人にも聞こえてない筈だ。
「しかし、あいつら救いようがないわね。まさか自分達の同族にそんなアイテムを使って、どうするつもりだったのかしら、まあ、自業自得ってとこかしらね。でも、もし生き残ったら天罰を私が与える事にするわ!」
シルク様の話を聞き、他の娘達は納得しているようだが俺としては、何故最初から天罰を与えていたらここまで大騒動にならなかったのではと、シルク様に突っ込みを入れたいところである。
それで俺達がそんな事をしている間にも、邪鬼人と悪エルフ達が魔獣へと変貌した自分達の姿を見て驚き、慌てて魔法陣の台座で地上へと戻って行ってしまった。
・・・あれ?確か幻覚作用もあった筈だけど・・・?なんでその効果が出てないんだ。
ただ俺達にはモニター越しなので、なにを言っているのか解らないし、どう言う状況で慌てて逃げ出したかが解らない状態だ。
それでその邪鬼人と悪エルフ達はというと、時間は少し戻りちょうど地下施設に降りた時である。
「なっ!ななな、何だこれはこの白い霧はなんなのだ!周りが見えないでは無いか?」
「ん?どう言う事だ!確か既に地下から広場に出る穴が開通している筈では?それにこれは・・・」
「ああ、確か爆発が起こったという話が・・・」
「いや、何を言っておるのだ!あれは冒険者が西側の外壁から進入しようと・・・」
「はあっ?私は東門に冒険者が現われたので、トラップを起動するように・・・」
「なっ、どういう・・・意識が・・・」
「「「「・・・・・」」」」
邪鬼人と悪エルフ達は自分達が報告で聞いた事を、ちゃんと伝えなかった為に状況を理解していなかったようなのだ。それでこの霧の中で慌てていたのだが段々と意識が薄らいでいったのだ。
それで数分後、そう地上では既に魔獣達が恐怖に気が狂いユウマが張った障壁に飛び込み進んで浄化されるという奇妙な事になっている頃に、地下施設ではやっと真っ白い霧状のガスが晴れてきた。
そして先程の邪鬼人と悪エルフ達達が姿を現した。しかし、その姿は既に魔獣へと変貌していたが・・・どうも様子が変で目がうつろの状態であった。
すると突然数名の元邪鬼人と悪エルフが声をあげた。
「「「Gugooa!?Bugogoogyagoo!!」」」
「Gyaago、Gagogogooo!Gyagogagoguuui!!」
「Bugo!Bgogobugobugobubu・・・」
自分達の姿が魔獣へと変貌している事は解らず、何もない地下施設を見て慌てだした。どうやらこの何もない魔所に魔獣の大群が見えるようなのだ。
その幻影を見たので慌てて地上へと戻ろうとしていたのだった。それには理由があったのだ。
実は地下にユウマが設置したままであった【魔導映写機】が何故か動作したのであった。
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