512 / 557
第13章 新たなる冒険の始まり?・・・そして。
13-33 驚きの事態と敵の正体?
しおりを挟む
・
・
・
するとそこには驚きの光景が映り、リナは驚き唖然としていた。ついでに言うと俺達の行為を止めようと付いてきていた騎士が腰を抜かす事態となっていたのだった。
・
・
・
俺達もその光景に目を奪われたのが、騎士達はそれどころではなかったらしい。
「なっ、なんでだ!ホンの少し前は10程度の相手だったのに?なんなんだあの数はぁぁぁ・・・」
「うっ、嘘だろ!いつもの弱い悪魔族が数人だったはずなのに?そっ、それになんであんな数の殺戮デスマシーンが・・・」
「ひっ、ひぃぃぃ!あっ、あれは魔族の王?何故こんな所に!それに!うわぁぁっ・・・」
「うっ、うわわわわっ!かっ、勝てない。こっ、殺されるぅぅ!にっ、逃げないとぉぉぉ・・・」
それでその光景を見た騎士達は、一目散に慌てて正門の屋根に登ってきた場所を、足場を確認しない状態で必死で逃げ降りていった。俺達の行為をやめさせようと必死に付いて来た騎士5人だったが、なりふりかまわず逃げ降りる時はとんでもない速さだった。
「おいおい!大丈夫かよ、あいつら?そこまで慌てなくても・・・」
俺達が登ってきた複雑な足場や場所を、慌てふためいて降りて行った。まあ慌ててた割にはちゃんと地上まで怪我も無く降りて行けたのは、まさしく奇跡に近い・・・ただ不思議だったのが、地上に降りてしまって、なぜかそこで一息ついてから、その場所で5人の騎士がお互いを見回し、最終的に叫びながら騎士団の隊長や指揮官のいる場所の建物へと向かって行ったのだ。
その騎士達の行動を正門の屋根から見下ろし、無事に降りて行ったのを確認してから俺は、リナの方に声をかけながら視線を向けた。
「なあ、リナっ!あいつらすごい速さで・・・ん、どうしたんだリナは?なあ、アリス」
ちなみアリスはこの場所に登る際、あまりにも危なかしかったので、俺が背負っている状態だ・・・もちろんアリスは落ちないように布で縛っている感じだ。
「ほえっ、どうしたのユウマ?んっと・・・あっ、あれ?リナちゃん・・・顔色が悪いね?」
それで俺達が向けた視線の先には、いつの間にかその場で座りこんでいる状態になり、顔面蒼白の状態になっているリナだった。
まあ無理も無いとは思うが、そこまでこの状況は想定外だったのだろうか?・・・まあ確かに普通ならこれだけ禍々しい邪気と異様な雰囲気を感じれば理解できる感じなのだが、不運と言うか幸運と判断すべきなのか、街の防衛結界に阻まれその異様な気配の邪気やら魔力を感じてない状況だった。
それを自身の目で確認したからだろうと思うが、俺達が街に入る前にもここまではすごいと思わないが、それでも予測は出来たと俺は思っていた。
だがリナ的には、どうやら予想外だったのだろう・・・この正門前に見える光景が・・・・。
そうそれで俺達が自身の目で目撃した光景とは、正門から一直線に続く道らしい場所と、目視で確認出来る範囲の森の辺り一面に、色んな魔物や兵器みたいな機械人形、それに例の褐色の肌色の悪魔族と緑色の肌色の緑人種の軍勢だけでなく、俺の良く知る魔人族と似たような姿の者と小さいサイズの魔神らしい感じの者を見かけたのだ。
「あれって・・・魔神と魔人族か?でもなんで?」
「なに言ってるの、ユウマ?ちょっと見難いの・・・良かったら布を解いて背中から降ろして見せて欲しいの?ホントはこのままでもいいけど・・・」
アリスは俺の背中から如何にかして、地上の様子を見ようとしていたが、俺の背にいる事で自由に見る事ができないと悟り、俺の背中から降ろして欲しいとお願いしてきた。
「ああ、それは構わないが、降りたらリナと一緒にいてくれよな」
リナは先程の状態から・・・まだ回復してないようなので、アリスにお願いして俺の背より降ろしリナの解放を頼んだ。
実はアリスを背から降ろしながら、ひときは異様で禍々しい感じの邪気を放つ角突きの魔神風の人物から視線を離せない状態だった。他の奴等は俺が感じる範囲の気では、そこまで気にする感じの奴が5、6人程なのだが、そいつだけは、どうも次元が違う魔力と力を持ってる感じのする相手だったのだ。
「なんなんだ・・・あいつ?どうもあいつだけが、他の奴と全く違う感じがするな?」
俺がその方向に視線を向けて声を出していると、未だ顔面蒼白状態のリナの元に歩みよったアリスが、俺が視線を向けてる奴にそ視線を向けて震えながら答えてくれたのだ。
「なっ、なんで!どうしてあいつが・・・ねえ、リナちゃん」
そのアリスの言葉に反応して、さらに顔を青ざめさせ震えながら声を出した。
「そっ、そんななんであんなのまで・・・」
どうも状況的には俺の想像を上回る事態に陥っている状況らしい。
そんなこんなで俺自身的には、その1人の人物以外は問題ないが、俺自身がある事を行ないながら考え事をして途中から2人の話を聞いていない状態だった。
「でも、ホントにどうしてこんな場所にあいつが?このままじゃ街が・・・」
「そうよ!なんであんな奴までいるのよ?そうと!これじゃあいくらユウマが・・・」
アリスも驚き顔色を悪くしていたが、リナに関しては既に何故か諦めモードに陥ってしまっていたのである。その様子は残念ながら俺自身は確認出来ていなかった。
・
・
・
なにせ2人が・・・そうアリスとリナがその様な会話をしているとは知らずに、俺はある場所から視線を外せない状態になっていたのだった。
・
・
・
・
・
するとそこには驚きの光景が映り、リナは驚き唖然としていた。ついでに言うと俺達の行為を止めようと付いてきていた騎士が腰を抜かす事態となっていたのだった。
・
・
・
俺達もその光景に目を奪われたのが、騎士達はそれどころではなかったらしい。
「なっ、なんでだ!ホンの少し前は10程度の相手だったのに?なんなんだあの数はぁぁぁ・・・」
「うっ、嘘だろ!いつもの弱い悪魔族が数人だったはずなのに?そっ、それになんであんな数の殺戮デスマシーンが・・・」
「ひっ、ひぃぃぃ!あっ、あれは魔族の王?何故こんな所に!それに!うわぁぁっ・・・」
「うっ、うわわわわっ!かっ、勝てない。こっ、殺されるぅぅ!にっ、逃げないとぉぉぉ・・・」
それでその光景を見た騎士達は、一目散に慌てて正門の屋根に登ってきた場所を、足場を確認しない状態で必死で逃げ降りていった。俺達の行為をやめさせようと必死に付いて来た騎士5人だったが、なりふりかまわず逃げ降りる時はとんでもない速さだった。
「おいおい!大丈夫かよ、あいつら?そこまで慌てなくても・・・」
俺達が登ってきた複雑な足場や場所を、慌てふためいて降りて行った。まあ慌ててた割にはちゃんと地上まで怪我も無く降りて行けたのは、まさしく奇跡に近い・・・ただ不思議だったのが、地上に降りてしまって、なぜかそこで一息ついてから、その場所で5人の騎士がお互いを見回し、最終的に叫びながら騎士団の隊長や指揮官のいる場所の建物へと向かって行ったのだ。
その騎士達の行動を正門の屋根から見下ろし、無事に降りて行ったのを確認してから俺は、リナの方に声をかけながら視線を向けた。
「なあ、リナっ!あいつらすごい速さで・・・ん、どうしたんだリナは?なあ、アリス」
ちなみアリスはこの場所に登る際、あまりにも危なかしかったので、俺が背負っている状態だ・・・もちろんアリスは落ちないように布で縛っている感じだ。
「ほえっ、どうしたのユウマ?んっと・・・あっ、あれ?リナちゃん・・・顔色が悪いね?」
それで俺達が向けた視線の先には、いつの間にかその場で座りこんでいる状態になり、顔面蒼白の状態になっているリナだった。
まあ無理も無いとは思うが、そこまでこの状況は想定外だったのだろうか?・・・まあ確かに普通ならこれだけ禍々しい邪気と異様な雰囲気を感じれば理解できる感じなのだが、不運と言うか幸運と判断すべきなのか、街の防衛結界に阻まれその異様な気配の邪気やら魔力を感じてない状況だった。
それを自身の目で確認したからだろうと思うが、俺達が街に入る前にもここまではすごいと思わないが、それでも予測は出来たと俺は思っていた。
だがリナ的には、どうやら予想外だったのだろう・・・この正門前に見える光景が・・・・。
そうそれで俺達が自身の目で目撃した光景とは、正門から一直線に続く道らしい場所と、目視で確認出来る範囲の森の辺り一面に、色んな魔物や兵器みたいな機械人形、それに例の褐色の肌色の悪魔族と緑色の肌色の緑人種の軍勢だけでなく、俺の良く知る魔人族と似たような姿の者と小さいサイズの魔神らしい感じの者を見かけたのだ。
「あれって・・・魔神と魔人族か?でもなんで?」
「なに言ってるの、ユウマ?ちょっと見難いの・・・良かったら布を解いて背中から降ろして見せて欲しいの?ホントはこのままでもいいけど・・・」
アリスは俺の背中から如何にかして、地上の様子を見ようとしていたが、俺の背にいる事で自由に見る事ができないと悟り、俺の背中から降ろして欲しいとお願いしてきた。
「ああ、それは構わないが、降りたらリナと一緒にいてくれよな」
リナは先程の状態から・・・まだ回復してないようなので、アリスにお願いして俺の背より降ろしリナの解放を頼んだ。
実はアリスを背から降ろしながら、ひときは異様で禍々しい感じの邪気を放つ角突きの魔神風の人物から視線を離せない状態だった。他の奴等は俺が感じる範囲の気では、そこまで気にする感じの奴が5、6人程なのだが、そいつだけは、どうも次元が違う魔力と力を持ってる感じのする相手だったのだ。
「なんなんだ・・・あいつ?どうもあいつだけが、他の奴と全く違う感じがするな?」
俺がその方向に視線を向けて声を出していると、未だ顔面蒼白状態のリナの元に歩みよったアリスが、俺が視線を向けてる奴にそ視線を向けて震えながら答えてくれたのだ。
「なっ、なんで!どうしてあいつが・・・ねえ、リナちゃん」
そのアリスの言葉に反応して、さらに顔を青ざめさせ震えながら声を出した。
「そっ、そんななんであんなのまで・・・」
どうも状況的には俺の想像を上回る事態に陥っている状況らしい。
そんなこんなで俺自身的には、その1人の人物以外は問題ないが、俺自身がある事を行ないながら考え事をして途中から2人の話を聞いていない状態だった。
「でも、ホントにどうしてこんな場所にあいつが?このままじゃ街が・・・」
「そうよ!なんであんな奴までいるのよ?そうと!これじゃあいくらユウマが・・・」
アリスも驚き顔色を悪くしていたが、リナに関しては既に何故か諦めモードに陥ってしまっていたのである。その様子は残念ながら俺自身は確認出来ていなかった。
・
・
・
なにせ2人が・・・そうアリスとリナがその様な会話をしているとは知らずに、俺はある場所から視線を外せない状態になっていたのだった。
・
・
・
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ありふれた聖女のざまぁ
雨野千潤
ファンタジー
突然勇者パーティを追い出された聖女アイリス。
異世界から送られた特別な愛し子聖女の方がふさわしいとのことですが…
「…あの、もう魔王は討伐し終わったんですが」
「何を言う。王都に帰還して陛下に報告するまでが魔王討伐だ」
※設定はゆるめです。細かいことは気にしないでください。
「俺が勇者一行に?嫌です」
東稔 雨紗霧
ファンタジー
異世界に転生したけれども特にチートも無く前世の知識を生かせる訳でも無く凡庸な人間として過ごしていたある日、魔王が現れたらしい。
物見遊山がてら勇者のお披露目式に行ってみると勇者と目が合った。
は?無理
婚約破棄の後始末 ~息子よ、貴様何をしてくれってんだ!
タヌキ汁
ファンタジー
国一番の権勢を誇る公爵家の令嬢と政略結婚が決められていた王子。だが政略結婚を嫌がり、自分の好き相手と結婚する為に取り巻き達と共に、公爵令嬢に冤罪をかけ婚約破棄をしてしまう、それが国を揺るがすことになるとも思わずに。
これは馬鹿なことをやらかした息子を持つ父親達の嘆きの物語である。
私はもう必要ないらしいので、国を護る秘術を解くことにした〜気づいた頃には、もう遅いですよ?〜
AK
ファンタジー
ランドロール公爵家は、数百年前に王国を大地震の脅威から護った『要の巫女』の子孫として王国に名を残している。
そして15歳になったリシア・ランドロールも一族の慣しに従って『要の巫女』の座を受け継ぐこととなる。
さらに王太子がリシアを婚約者に選んだことで二人は婚約を結ぶことが決定した。
しかし本物の巫女としての力を持っていたのは初代のみで、それ以降はただ形式上の祈りを捧げる名ばかりの巫女ばかりであった。
それ故に時代とともにランドロール公爵家を敬う者は減っていき、遂に王太子アストラはリシアとの婚約破棄を宣言すると共にランドロール家の爵位を剥奪する事を決定してしまう。
だが彼らは知らなかった。リシアこそが初代『要の巫女』の生まれ変わりであり、これから王国で発生する大地震を予兆し鎮めていたと言う事実を。
そして「もう私は必要ないんですよね?」と、そっと術を解き、リシアは国を後にする決意をするのだった。
※小説家になろう・カクヨムにも同タイトルで投稿しています。
俺に王太子の側近なんて無理です!
クレハ
ファンタジー
5歳の時公爵家の家の庭にある木から落ちて前世の記憶を思い出した俺。
そう、ここは剣と魔法の世界!
友達の呪いを解くために悪魔召喚をしたりその友達の側近になったりして大忙し。
ハイスペックなちゃらんぽらんな人間を演じる俺の奮闘記、ここに開幕。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる