巻き込まれて異世界へ ~なぜだか関わった人の運命変えてます~

桜華 剛爛

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第13章 新たなる冒険の始まり?・・・そして。

13-33 驚きの事態と敵の正体?

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 するとそこには驚きの光景が映り、リナは驚き唖然としていた。ついでに言うと俺達の行為を止めようと付いてきていた騎士が腰を抜かす事態となっていたのだった。



 俺達もその光景に目を奪われたのが、騎士達はそれどころではなかったらしい。
「なっ、なんでだ!ホンの少し前は10程度の相手だったのに?なんなんだあの数はぁぁぁ・・・」
「うっ、嘘だろ!いつもの弱い悪魔族が数人だったはずなのに?そっ、それになんであんな数の殺戮デスマシーンが・・・」
「ひっ、ひぃぃぃ!あっ、あれは魔族の王?何故こんな所に!それに!うわぁぁっ・・・」
「うっ、うわわわわっ!かっ、勝てない。こっ、殺されるぅぅ!にっ、逃げないとぉぉぉ・・・」
 それでその光景を見た騎士達は、一目散に慌てて正門の屋根に登ってきた場所を、足場を確認しない状態で必死で逃げ降りていった。俺達の行為をやめさせようと必死に付いて来た騎士5人だったが、なりふりかまわず逃げ降りる時はとんでもない速さだった。

「おいおい!大丈夫かよ、あいつら?そこまで慌てなくても・・・」
 俺達が登ってきた複雑な足場や場所を、慌てふためいて降りて行った。まあ慌ててた割にはちゃんと地上まで怪我も無く降りて行けたのは、まさしく奇跡に近い・・・ただ不思議だったのが、地上に降りてしまって、なぜかそこで一息ついてから、その場所で5人の騎士がお互いを見回し、最終的に叫びながら騎士団の隊長や指揮官のいる場所の建物へと向かって行ったのだ。

 その騎士達の行動を正門の屋根から見下ろし、無事に降りて行ったのを確認してから俺は、リナの方に声をかけながら視線を向けた。

「なあ、リナっ!あいつらすごい速さで・・・ん、どうしたんだリナは?なあ、アリス」
 ちなみアリスはこの場所に登る際、あまりにも危なかしかったので、俺が背負っている状態だ・・・もちろんアリスは落ちないように布で縛っている感じだ。

「ほえっ、どうしたのユウマ?んっと・・・あっ、あれ?リナちゃん・・・顔色が悪いね?」
 それで俺達が向けた視線の先には、いつの間にかその場で座りこんでいる状態になり、顔面蒼白の状態になっているリナだった。

 まあ無理も無いとは思うが、そこまでこの状況は想定外だったのだろうか?・・・まあ確かに普通ならこれだけ禍々しい邪気と異様な雰囲気を感じれば理解できる感じなのだが、不運と言うか幸運と判断すべきなのか、街の防衛結界に阻まれその異様な気配の邪気やら魔力を感じてない状況だった。
 それを自身の目で確認したからだろうと思うが、俺達が街に入る前にもここまではすごいと思わないが、それでも予測は出来たと俺は思っていた。

 だがリナ的には、どうやら予想外だったのだろう・・・この正門前に見える光景が・・・・。

 そうそれで俺達が自身の目で目撃した光景とは、正門から一直線に続く道らしい場所と、目視で確認出来る範囲の森の辺り一面に、色んな魔物や兵器みたいな機械人形、それに例の褐色の肌色の悪魔族と緑色の肌色の緑人種の軍勢だけでなく、俺の良く知る魔人族と似たような姿の者と小さいサイズの魔神らしい感じの者を見かけたのだ。
「あれって・・・魔神と魔人族か?でもなんで?」
「なに言ってるの、ユウマ?ちょっと見難いの・・・良かったら布を解いて背中から降ろして見せて欲しいの?ホントはこのままでもいいけど・・・」
 アリスは俺の背中から如何にかして、地上の様子を見ようとしていたが、俺の背にいる事で自由に見る事ができないと悟り、俺の背中から降ろして欲しいとお願いしてきた。

「ああ、それは構わないが、降りたらリナと一緒にいてくれよな」
 リナは先程の状態から・・・まだ回復してないようなので、アリスにお願いして俺の背より降ろしリナの解放を頼んだ。

 実はアリスを背から降ろしながら、ひときは異様で禍々しい感じの邪気を放つ角突きの魔神風の人物から視線を離せない状態だった。他の奴等は俺が感じる範囲の気では、そこまで気にする感じの奴が5、6人程なのだが、そいつだけは、どうも次元が違う魔力と力を持ってる感じのする相手だったのだ。

「なんなんだ・・・あいつ?どうもあいつだけが、他の奴と全く違う感じがするな?」
 俺がその方向に視線を向けて声を出していると、未だ顔面蒼白状態のリナの元に歩みよったアリスが、俺が視線を向けてる奴にそ視線を向けて震えながら答えてくれたのだ。

「なっ、なんで!どうしてあいつが・・・ねえ、リナちゃん」
 そのアリスの言葉に反応して、さらに顔を青ざめさせ震えながら声を出した。
「そっ、そんななんであんなのまで・・・」
 どうも状況的には俺の想像を上回る事態に陥っている状況らしい。

 そんなこんなで俺自身的には、その1人の人物以外は問題ないが、俺自身がある事を行ないながら考え事をして途中から2人の話を聞いていない状態だった。

「でも、ホントにどうしてこんな場所にあいつが?このままじゃ街が・・・」
「そうよ!なんであんな奴までいるのよ?そうと!これじゃあいくらユウマが・・・」
 アリスも驚き顔色を悪くしていたが、リナに関しては既に何故か諦めモードに陥ってしまっていたのである。その様子は残念ながら俺自身は確認出来ていなかった。



 なにせ2人が・・・そうアリスとリナがその様な会話をしているとは知らずに、俺はある場所から視線を外せない状態になっていたのだった。


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