巻き込まれて異世界へ ~なぜだか関わった人の運命変えてます~

桜華 剛爛

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第13章 新たなる冒険の始まり?・・・そして。

13-72 消えた双頭邪竜・・・?

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 そこは・・・そう、今迄いた場所であり周囲は先程・・・双頭邪竜に破壊された丘と直ぐ近くに崖がある場所であり、風景的には殆ど代わってない場所であった。



 ただ唯一違う事といえば・・・双頭邪竜がその場から消えて居なくなっていたのと、氷の世界と化していた森が・・・元の森に、そう通常の木々が生い茂る森へとの戻っていたのであった。凍った木も無ければ氷柱も無く、寒さも感じなくなっていたのだ。

「どっ、どうなってんだ?これは、確か魔法陣が発動して・・・・・・あっ!?」
 俺は周囲の状況を確認して、双頭邪竜がいなくなった事を冷静になって考えて・・・魔法陣の事を少し思い出した。先程までは若干混乱気味で俺の人生が最後だと思い込んでおり、全ての思考を手放して家族の事を考えていた。

 何せとんでもなく膨れ上がった魔力だったし、普通に考えてもその魔力が暴発してしまうと、防ぎようが無く死んでしまうと考えていたからだ。
 ただ少し前にその事に関しての情報はあり、その魔法陣の事を自身で詳しく確認しなかった。そもそも最初から無理をせず武器を使用して本気で戦闘を行なわなかったのが原因だったのだ。

「確か・・・あの魔法陣から発していた魔力は、双頭邪竜の魔力じゃなくて、アリスとリナの魔力と俺のだったよな・・・って事は?あれはあいつが行使していた攻撃用の魔法陣じゃなかったって事なのか?ならなんでわざわざ俺の魔力を吸う必要が?」
 自分の事とはいえ、今更ながら気が付くのが遅すぎると思う。何度かその部分に気付いていたのに、形勢が不利になった時に冷静さを欠いて焦っていたのがそもそも悪かった・・・のと、尋常では無いほどに魔力を吸収され続けた事により、俺自身が混乱していたのが悪く状況が把握しきれなかったのが、そもそもの原因だった。

 しかし、その事が解ったからと言っても、何故双頭邪竜が目の前から姿を消したのかと、結局魔法陣の効果が何なのかが、さっぱり解らない状況なのだ。
「・・・とりあえずは、みんなのところに戻って、リナとアリスに状況を詳しく聞こう。考えるのはそれからでいいや。それに俺が凍らした森も元に戻ったし・・・さっさと戻ろう・・・ん!?なんだ!あれは?」
 双頭邪竜の事に関しては、後で考えるとして移動しようとしたら、双頭邪竜がいた付近に輝く何かを見つけ近付き確認する事にした。

「なんだこりゃ?七色に輝く宝石?・・・それに、何だこの卵みたいな奴は・・・?あれ。これってどこかで見た事あるような?」
 実際に虹色に輝く物体に関しては良く解らないが、もう一つの卵みたいなのはどこかで見た記憶があるが・・・その事も踏まえ後で考える事にし手先を急いだ。



 まあ結果的に双頭邪竜がどうなったのかは解らないが、目の前に虹色に輝く物体と以前見た事のあるような卵が転がっている事に気付き、とりあえずそれを持って街の方へと戻る事にしたのだった。


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