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第2章 旅立ち、いえ迷子かもしれない。
2-11 薬の精製からの治療?
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そして、アイテムボックスよりエリクサー3本、世界樹の葉と薬草を、数個取り出した。
その品を見てシルフィーは驚いた。何せレアアイテムを数個、ユウマが出し、しかもその内の世界樹の葉は、とても希少で非常に手に入りくい品をユウマが、初めて会った自分たちの為に使おうとしていたことにも。
「えっ、ユウマ様よろしいのですか、エリクサーもそうですけど、世界樹の葉は非常に手に入りにくいレアアイテムですよ」
驚いてユウマに尋ねた。
「えっ、いいんじゃないですか?人助けですし、しかも世界樹の葉なんて拾い物ですし」
何気なく受け答えをしたユウマに対しシルフィーは、またまた驚いてなんてなんてすばらしい考えをしている人なのだと、ますます好意をもってユウマの顔をジーっと見つめていた。
ユウマは、そんなシルフィーの行動に気が付かず。
まず、エリクサー1本と世界樹の葉を、自分の座っている敷物の前に用意してから。
「えっと、これからどうすればいいんだっけ?」
ユウマは、声に出して頭をフル回転させ考えた、確か世界樹の葉を煎じて搾った汁をエリクサーに混ぜるだったかな。
何か使えるものがないかを、考えていると【創生魔法】のスキルがあったなと気が付き、このスキルで何か出来ないかなと【超級解析】の力を借りて調べてみた。
『【超級解析】【創生魔法】スキルを解析します。創生魔法は、この世界には無い魔法の創生を行える。ただし使用用途方法がわかりなおかつ現象の想像イメージができるものに限る。創生の際MPを5必要とする、使用は通常魔法と同じMP1でよい。注意:地球時間で1ヶ月に一回使用可能』
「うーん」と、うなってからMPを5使って【創生魔法】で魔法ができるのか?でも、さっきの戦闘で魔法をいっぱい使ったから残り確かMP3のはずだった、創生できないか。
もしかしたら回復しているかも、いちお確認しとこうと考えてから。
《【魔法閲覧】》と頭に思い浮かべ、魔法確認でMPを確認したら、MP(7/7)と満タンに回復していた。
《おっ、満タンに回復している、これなら俺の考えている魔法が作れるかも》
ユウマが頭の中で考えてから【創生魔法】のスキルを発動、【低速搾り撹拌】の魔法を創生、そして、頭の中で低速で搾り撹拌する地球であったジューサーと同じような製法を思い浮かべた。
すると、『【創生魔法】起動、【低速搾り撹拌】魔法、創生完了ただし容器などに入れ蓋をして使用すること。余分な物は、自動で分別排除する』と、使用注意まで教えてくれた。
「よしっ」と声に出し【創生魔法】が成功したのを、ガッツポーズで喜んだ。
さっそく、エリクサーの小瓶の蓋を開け、世界樹の葉を小瓶の中に入れ蓋を閉めて、小瓶を両手に包み込み【低速搾り撹拌】を唱えた。
すると、両手の中の小瓶の中身が波打っているのが両手に伝わってきたのが解り、数分後小瓶が《ピカー》と光り出した。
「ユウマ様、なにをなさっていたのですか?」
今まで、黙ってユウマの行動を見ていたシルフィーが、近づいてユウマに、何をしていたのかたずねユウマの手にあるエリクサーの小瓶を見て、目を見開き驚いて言葉を漏らした。
「上級万能エリクサー!じゃないですか!!」
「へっ、上級万能エリクサー?」
ユウマは、シルフィーの声を聞いてアイテム表記を見てみたら、確かに【上級万能エリクサー】と表記されていた、万能エリクサーを作るはずがどうやら【低速搾り撹拌】で余分な物が無くなり上位の薬ができてしまったようだ。
「ユウマ様は、錬金術か薬剤師のスキルをお持ちだったのですか?」
「えっ、いや持ってなかったはずですけど?」
「えっでも、エリクサーと世界樹の葉の材料を混ぜて薬を、精製しましたよね」
ユウマが不思議に思い、そのスキルは持ってないはずとシルフィーと話していたが、ためしにスキルを閲覧する為、ガントレットの水晶に触れ《スキルオープン》と頭の中で唱えた。
―▼―▼―▼―
~スキル~ (25/40)
・ユニークスキル:状況理解/対策・分析、運命変換、時空操作、超加速、経験倍増、■■■■
・レアスキル:超級解析、念話術、能力覚醒、創生魔法、地図閲覧、通話術、錬金術
・スキル:言語理解、魔力操作、身体強化、格闘術、武器戦闘術、防御術
・職業スキル:剣士・ランクC・Lv.20、格闘家・ランクD・Lv.20、
冒険家・ランクC・Lv.30、薬剤師・ランクE・Lv5、創造魔法士・ランクE・Lv.5、
■■■■■ランク※・Lv.※
―▼―▼―▼―
『うへっ、錬金術と薬剤師のスキルが増えてる、しかも薬剤師は職業スキルなのか、それとユニークスキルと職業スキルの部分に閲覧できないスキルもある。どうなってんだ?』
不思議に思いながらユウマは、目をつぶって考えていると。
「どうかしました、ユウマ様?」
シルフィーがユウマの顔を覗き込んで聞いてきた。
「えっ、あわわ、びっくりした、なっ、なんですシルフィーさん」
「もー、ユウマ様が黙り込むからですよ。で、どうしました?」
「えっ、あっはい、錬金術と薬剤師のスキルいつの間にかありました」
「えっ、いつの間にかって、どう言う・・・」
ユウマと、シルフィーが見つめ合いながらスキルについて 会話をしていると。
「ユウマ様、シルフィー様、何をやってるんですか?早く皆の治療を行いましょう」
レーネが、ユウマたちに近づいて怪我人の治療を早くしようと声をかけ、ユウマの手に持っている上級万能エリクサーを見て驚き
「えっ、ユウマ様、その手に持っている小瓶は、上級万能エリクサーじゃないですか?それは秘薬中の秘薬ですよっなかなか手に入らない物ですよ、どうして持っているのですか?」
レーネが、ユウマの手に持っている小瓶を凝視して声を発し、上級万能エリクサーは秘薬でとても貴重なもので、一般的に手に入らないと説明してくれ、何故それを持っているのかを訊ねてきた。
「えっ、今作りましたけど?」
馬鹿正直に答えたユウマだったが、レーネが疑心に満ちた顔で。
「はい、今作ったて何かの聞き間違えですか?でもまさか、いえ貴方は薬剤師ですか?」
レーネさんが、話を進めながら突然嫌な顔をしてユウマから少し離れ薬剤師なのか訪ねてきた。
「えっ、どうしたんですかレーネさん?薬剤師だとなにがあるんですか?」
ユウマは、離れたレーネの様子を不思議に思い薬剤師について訊ねた。
「あっ、いえすみません、そんなはず無いですよね」《あんなゲスヤローどもとユウマ様は違いますよね》
レーネは表情を変え平静をようい自分で思っていることを解決した。
「はい、何が無いんですか?」
「い、いえ何でもないです気にしないでください。」
レーネが、ユウマはあんなやつらと、違うはずだと再度思うことにした。
そして、息を呑んでからユウマに訊ねた。
「あのーユウマ様、間違いなくあなたが作ったのでしょうが、あまり他の者には馬鹿正直に答えない方がよろしいですよ」
なぜか、先ほどはすごく嫌な顔をされたかと思ったが、今度はすごく心配されているので聞いてみた。
「何故ですか?レーネさん」
何故なのか解らずレーネに訪ね解答を待つと。
「えっとですね、秘薬を作るには、まず薬剤師の職業スキルが必要です。でも薬剤師は、今非常に人材が不足しているうえ、そのとても言い難いのですが、ゲスヤローの集まりでその、あの私の・・・さわっ・・・・・・ごにょごにょ・・・・・・・です。」
レーネが顔を赤くし顔を伏せて説明してくれていたが、最後らへんが聞き取れなかったので。
「はい、最後の方が聞こえなかったんですが、何と言ったんですか?」
ユウマが、レーネに最後の方の言葉がわからず聞き返した。
「だからですね、スケベな変人が多くがめつい人間がばかりなのです、意地汚い人間と思われますから」
《ユウマ様には、正直に言えない私が買い求めに行った薬剤店の薬剤師たちは、私の身体にさわってきたり、自分たちで作った媚薬を平気で客に使う変人どもなうえ、お金にがめつく、止めには人目を気にせず女性を薬を安くすると騙して裸にするような連中なんて》と、レーナが頭の中で自問自答して、頭から湯気を出しながら考えていた事と違う内容を答えた。
ユウマは、《あれ、なんか最後の言葉が若干違ってた様な気がしたが》と思ったが口にはださなかった。
「そうなんですか?シルフィーさん」
「いえ、私も、良く知りませんけど、ただ調薬した下級の薬をとんでもない値段で販売していると聞いた事がありますね、中級ポーションを薬液なんかで薄めたものでも金貨1枚だったはずです」
レーネの言葉を聴いてから、そうなのかとシルフィーにも確認を取ってから、かさましの回復薬でも金貨1枚すると教えられて、ユウマは悪徳薬剤師なのかなと思っていた。
このときレーネは、まだ違うことを考えていて、シルフィーとユウマの話を聞いていなかった。
「あっ、話を戻しますけど、その上級万能エリクサーどうするおつもりですか、まさか・・」
レーネはやはり不審げに思いながら、まさかシルフィーに変なことを望み、それの対価の代わり渡すのではと思い、ユウマにどうするのかと質問してきたが。
「えっ、ああ、今からキュリカさんに飲ませて治療しようかと」
「へっ、えっ、だって秘薬ですよ、てっキュリカにどういうことですか?シルフィー様」
「えっとですね、カレコレコウ言うことでして、キュリカは非常に危険な状態だそうですよ」
シルフィーは今キュリカが大変危険な状態であると、言う事説明されたあとに驚き目を白黒させ
「シルフィー様、キュリカ大丈夫なんですか?何でそんなに落ち着いて」
「だから、今からユウマ様の作った秘薬で治療するのですよ」
レーネの質問に、シルフィーは、笑顔でユウマの作った上級万能エリクサーを使い、治療すると冷静に答えた。
「あっ、これキュリカさんに早く飲ませてやってください、シルフィーさん」
ユウマは、シルフィーに上級万能エリクサーを早く飲ませてやってくれと渡した。
そして、シルフィーがキュリカの元に行き、上級万能エリクサーの小瓶の蓋を外してから彼女の口にあて少しずつ流しこんだら、《ごくり》とのどを鳴らし飲み込んだ。
すると、キュリカの身体が光だし頭の傷がみるみる無くなった。
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そして、アイテムボックスよりエリクサー3本、世界樹の葉と薬草を、数個取り出した。
その品を見てシルフィーは驚いた。何せレアアイテムを数個、ユウマが出し、しかもその内の世界樹の葉は、とても希少で非常に手に入りくい品をユウマが、初めて会った自分たちの為に使おうとしていたことにも。
「えっ、ユウマ様よろしいのですか、エリクサーもそうですけど、世界樹の葉は非常に手に入りにくいレアアイテムですよ」
驚いてユウマに尋ねた。
「えっ、いいんじゃないですか?人助けですし、しかも世界樹の葉なんて拾い物ですし」
何気なく受け答えをしたユウマに対しシルフィーは、またまた驚いてなんてなんてすばらしい考えをしている人なのだと、ますます好意をもってユウマの顔をジーっと見つめていた。
ユウマは、そんなシルフィーの行動に気が付かず。
まず、エリクサー1本と世界樹の葉を、自分の座っている敷物の前に用意してから。
「えっと、これからどうすればいいんだっけ?」
ユウマは、声に出して頭をフル回転させ考えた、確か世界樹の葉を煎じて搾った汁をエリクサーに混ぜるだったかな。
何か使えるものがないかを、考えていると【創生魔法】のスキルがあったなと気が付き、このスキルで何か出来ないかなと【超級解析】の力を借りて調べてみた。
『【超級解析】【創生魔法】スキルを解析します。創生魔法は、この世界には無い魔法の創生を行える。ただし使用用途方法がわかりなおかつ現象の想像イメージができるものに限る。創生の際MPを5必要とする、使用は通常魔法と同じMP1でよい。注意:地球時間で1ヶ月に一回使用可能』
「うーん」と、うなってからMPを5使って【創生魔法】で魔法ができるのか?でも、さっきの戦闘で魔法をいっぱい使ったから残り確かMP3のはずだった、創生できないか。
もしかしたら回復しているかも、いちお確認しとこうと考えてから。
《【魔法閲覧】》と頭に思い浮かべ、魔法確認でMPを確認したら、MP(7/7)と満タンに回復していた。
《おっ、満タンに回復している、これなら俺の考えている魔法が作れるかも》
ユウマが頭の中で考えてから【創生魔法】のスキルを発動、【低速搾り撹拌】の魔法を創生、そして、頭の中で低速で搾り撹拌する地球であったジューサーと同じような製法を思い浮かべた。
すると、『【創生魔法】起動、【低速搾り撹拌】魔法、創生完了ただし容器などに入れ蓋をして使用すること。余分な物は、自動で分別排除する』と、使用注意まで教えてくれた。
「よしっ」と声に出し【創生魔法】が成功したのを、ガッツポーズで喜んだ。
さっそく、エリクサーの小瓶の蓋を開け、世界樹の葉を小瓶の中に入れ蓋を閉めて、小瓶を両手に包み込み【低速搾り撹拌】を唱えた。
すると、両手の中の小瓶の中身が波打っているのが両手に伝わってきたのが解り、数分後小瓶が《ピカー》と光り出した。
「ユウマ様、なにをなさっていたのですか?」
今まで、黙ってユウマの行動を見ていたシルフィーが、近づいてユウマに、何をしていたのかたずねユウマの手にあるエリクサーの小瓶を見て、目を見開き驚いて言葉を漏らした。
「上級万能エリクサー!じゃないですか!!」
「へっ、上級万能エリクサー?」
ユウマは、シルフィーの声を聞いてアイテム表記を見てみたら、確かに【上級万能エリクサー】と表記されていた、万能エリクサーを作るはずがどうやら【低速搾り撹拌】で余分な物が無くなり上位の薬ができてしまったようだ。
「ユウマ様は、錬金術か薬剤師のスキルをお持ちだったのですか?」
「えっ、いや持ってなかったはずですけど?」
「えっでも、エリクサーと世界樹の葉の材料を混ぜて薬を、精製しましたよね」
ユウマが不思議に思い、そのスキルは持ってないはずとシルフィーと話していたが、ためしにスキルを閲覧する為、ガントレットの水晶に触れ《スキルオープン》と頭の中で唱えた。
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~スキル~ (25/40)
・ユニークスキル:状況理解/対策・分析、運命変換、時空操作、超加速、経験倍増、■■■■
・レアスキル:超級解析、念話術、能力覚醒、創生魔法、地図閲覧、通話術、錬金術
・スキル:言語理解、魔力操作、身体強化、格闘術、武器戦闘術、防御術
・職業スキル:剣士・ランクC・Lv.20、格闘家・ランクD・Lv.20、
冒険家・ランクC・Lv.30、薬剤師・ランクE・Lv5、創造魔法士・ランクE・Lv.5、
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『うへっ、錬金術と薬剤師のスキルが増えてる、しかも薬剤師は職業スキルなのか、それとユニークスキルと職業スキルの部分に閲覧できないスキルもある。どうなってんだ?』
不思議に思いながらユウマは、目をつぶって考えていると。
「どうかしました、ユウマ様?」
シルフィーがユウマの顔を覗き込んで聞いてきた。
「えっ、あわわ、びっくりした、なっ、なんですシルフィーさん」
「もー、ユウマ様が黙り込むからですよ。で、どうしました?」
「えっ、あっはい、錬金術と薬剤師のスキルいつの間にかありました」
「えっ、いつの間にかって、どう言う・・・」
ユウマと、シルフィーが見つめ合いながらスキルについて 会話をしていると。
「ユウマ様、シルフィー様、何をやってるんですか?早く皆の治療を行いましょう」
レーネが、ユウマたちに近づいて怪我人の治療を早くしようと声をかけ、ユウマの手に持っている上級万能エリクサーを見て驚き
「えっ、ユウマ様、その手に持っている小瓶は、上級万能エリクサーじゃないですか?それは秘薬中の秘薬ですよっなかなか手に入らない物ですよ、どうして持っているのですか?」
レーネが、ユウマの手に持っている小瓶を凝視して声を発し、上級万能エリクサーは秘薬でとても貴重なもので、一般的に手に入らないと説明してくれ、何故それを持っているのかを訊ねてきた。
「えっ、今作りましたけど?」
馬鹿正直に答えたユウマだったが、レーネが疑心に満ちた顔で。
「はい、今作ったて何かの聞き間違えですか?でもまさか、いえ貴方は薬剤師ですか?」
レーネさんが、話を進めながら突然嫌な顔をしてユウマから少し離れ薬剤師なのか訪ねてきた。
「えっ、どうしたんですかレーネさん?薬剤師だとなにがあるんですか?」
ユウマは、離れたレーネの様子を不思議に思い薬剤師について訊ねた。
「あっ、いえすみません、そんなはず無いですよね」《あんなゲスヤローどもとユウマ様は違いますよね》
レーネは表情を変え平静をようい自分で思っていることを解決した。
「はい、何が無いんですか?」
「い、いえ何でもないです気にしないでください。」
レーネが、ユウマはあんなやつらと、違うはずだと再度思うことにした。
そして、息を呑んでからユウマに訊ねた。
「あのーユウマ様、間違いなくあなたが作ったのでしょうが、あまり他の者には馬鹿正直に答えない方がよろしいですよ」
なぜか、先ほどはすごく嫌な顔をされたかと思ったが、今度はすごく心配されているので聞いてみた。
「何故ですか?レーネさん」
何故なのか解らずレーネに訪ね解答を待つと。
「えっとですね、秘薬を作るには、まず薬剤師の職業スキルが必要です。でも薬剤師は、今非常に人材が不足しているうえ、そのとても言い難いのですが、ゲスヤローの集まりでその、あの私の・・・さわっ・・・・・・ごにょごにょ・・・・・・・です。」
レーネが顔を赤くし顔を伏せて説明してくれていたが、最後らへんが聞き取れなかったので。
「はい、最後の方が聞こえなかったんですが、何と言ったんですか?」
ユウマが、レーネに最後の方の言葉がわからず聞き返した。
「だからですね、スケベな変人が多くがめつい人間がばかりなのです、意地汚い人間と思われますから」
《ユウマ様には、正直に言えない私が買い求めに行った薬剤店の薬剤師たちは、私の身体にさわってきたり、自分たちで作った媚薬を平気で客に使う変人どもなうえ、お金にがめつく、止めには人目を気にせず女性を薬を安くすると騙して裸にするような連中なんて》と、レーナが頭の中で自問自答して、頭から湯気を出しながら考えていた事と違う内容を答えた。
ユウマは、《あれ、なんか最後の言葉が若干違ってた様な気がしたが》と思ったが口にはださなかった。
「そうなんですか?シルフィーさん」
「いえ、私も、良く知りませんけど、ただ調薬した下級の薬をとんでもない値段で販売していると聞いた事がありますね、中級ポーションを薬液なんかで薄めたものでも金貨1枚だったはずです」
レーネの言葉を聴いてから、そうなのかとシルフィーにも確認を取ってから、かさましの回復薬でも金貨1枚すると教えられて、ユウマは悪徳薬剤師なのかなと思っていた。
このときレーネは、まだ違うことを考えていて、シルフィーとユウマの話を聞いていなかった。
「あっ、話を戻しますけど、その上級万能エリクサーどうするおつもりですか、まさか・・」
レーネはやはり不審げに思いながら、まさかシルフィーに変なことを望み、それの対価の代わり渡すのではと思い、ユウマにどうするのかと質問してきたが。
「えっ、ああ、今からキュリカさんに飲ませて治療しようかと」
「へっ、えっ、だって秘薬ですよ、てっキュリカにどういうことですか?シルフィー様」
「えっとですね、カレコレコウ言うことでして、キュリカは非常に危険な状態だそうですよ」
シルフィーは今キュリカが大変危険な状態であると、言う事説明されたあとに驚き目を白黒させ
「シルフィー様、キュリカ大丈夫なんですか?何でそんなに落ち着いて」
「だから、今からユウマ様の作った秘薬で治療するのですよ」
レーネの質問に、シルフィーは、笑顔でユウマの作った上級万能エリクサーを使い、治療すると冷静に答えた。
「あっ、これキュリカさんに早く飲ませてやってください、シルフィーさん」
ユウマは、シルフィーに上級万能エリクサーを早く飲ませてやってくれと渡した。
そして、シルフィーがキュリカの元に行き、上級万能エリクサーの小瓶の蓋を外してから彼女の口にあて少しずつ流しこんだら、《ごくり》とのどを鳴らし飲み込んだ。
すると、キュリカの身体が光だし頭の傷がみるみる無くなった。
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