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第3章 街まで移動、転移しないで護衛延長かもしれない
3-25 フィリアからのアドバイス?
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「それじゃ!お前達の冒険者登録の書き換えをする為に係員を呼ぼうか!」
グラントが、自分のデスクに向かい水晶に手で触れてから、誰かにマスタールームに来るように話かけている。あの水晶はインターホンみたいな物かな?とユウマは思っていた。
「そうそう、あなたたちにアドバイスなのだけど、まずユータあなたジョブは、何にしているの?」
「へっ!おれっすか、えーと?・・・ジョブ、ジョブっ、あっ!冒険者っすね」
「なら、今ジョブスキルの中に、剣士か騎士関係のジョブがあるならそれにしなさい、必ずあなたの為になるから」
フィリアはユータに今後のジョブは、剣士か騎士関係が良いとアドバイスをだした。
そしてユータは、しぶしぶ自分のジョブを聖騎士に変更してから、兄貴と同じ冒険者が良かったのになー、などと言っていた。
「そしてアリア、あなたのジョブは何?」
「あっ!はい、私は登録した後、変えましたから今は魔法剣士です」
「そう!あなたは賢いわね。アリア、あなたはそのまま魔法剣士を極めなさい。それからメイリー、あなたのジョブは僧侶か付与術士じゃないの?」
「えっ!はい私は付与術士にしてます。戦闘はちょっと苦手で後方支援なら色々出来ますので」
「やはりね!メイリー、あなたは過酷かも知れないけどジョブはそのままで聖属性と回復系の魔法も極力使う様にしていきなさい。絶対あなたの為になるからね」
アリアに関しては現状のジョブを極め、メイリーにはジョブは変えず属性魔法を極めろとアドバイスをして2人を納得させた。
「最後にロン、あなたは恐らく騎士か槍術士じゃない?」
「えっ!何で解ったんですか?そうです槍術士のジョブにしています」
「やはりね!ロン、あなた魔術の素質があるみたいなの、先程のユウマたちの戦闘で魔法構築の魔法陣が見えていたでしょ」
「あっ!はい、魔法陣が見えました。でも、余り魔法は得意ではないのですが」
「あら、魔法が得意でないとは?」
「あっ!えっとですね、魔法を使おうとしてもうまく発動しないんです。発動しても直ぐに弾けてしまうんで、魔法はちょっと」
「それって・・・?ねえ、その時は魔法陣が見えてるの?」
「いえ!と言うより、今回のユウ兄貴たちの戦闘で始めて見えたのですが?」
ロンが今日はじめて魔法が発動する時に魔法陣が見えてと説明して、フィリアが考え込んでから。
「ロン、今度は魔法陣が見えるはずだから!魔法陣が完成するのを待ってから放ってみるといいわ。試しにグラントに向けて放ってみて。ほらかまわないからやってみて!」
「はぁ!マジですか?それでは」
フィリアがロンに、ここマスタールーム内でグラントに向け魔法を放てと無茶ぶりを言ったが、ロンが良いのですか?と聞いたが構わないからと答えた。
「おっ、おい!」
グラントが何か言おうとしたが、構わずロンが、水属性の【水流弾】を唱えだした。
「おっ!ホントだ魔法陣が形勢されてる」
「えっ!」
ユウマがフィリアの横でロンが唱えている魔法の魔法陣が形勢されてると言ったら、すごく驚かれた。
そして、ロンの放つ魔法の魔法陣が完成してから、ロンが手を前に突き出した。
すると水の弾丸がグラントの方に向かって飛んでいった。
「うっ!うそだろ、マジで放ちやがった・・・おおおお!」
ロンの放った魔法にグラントの悲痛な叫び声が響き、そしてグラントに当たる直前に水の弾丸が何も無かったように消え去った。
どうもフィリアが何かしたようだユウマは、感ずいたが言葉には出さなかった。
「ふう!ほら、出来たじゃないのロン」
「はっ、はい!出来ました。ちゃんと前に飛びました!でも最後消えちゃいましたけど」
ロンは、最初は魔法がちゃんと発動して飛んだと喜んだが最後には消えてしまったと落ち込んで、そしてグラントは当たらなくてよかったと安堵していた。
「ああ、ごめんね流石に威力がありすぎたから、私があなたの魔法をグラントに当たる前に消したのよ。だから安心しなさい。あなたの魔法はちゃんと発動していたし威力も普通の【水流弾】より倍の威力はあったから」
「そうなんですか?僕の魔法は使い物になるのですか?それなら!ジョブを魔導師に変えて魔法を使う事に専念してみます」
「ええ、そのほうがいいわ安心してジョブを変えなさい。それよりもユウマ、あなたも、もしかして魔法陣見えていたの?」
「えっ!見えましたけど、なにか?」
「どれだけ規格外なのあなたは!ならグラントとの戦闘中も見えてたの?特にグラントの魔法を消した時」
「いや、あの時は、光ってから何か来ると思って木刀をふって切り裂いただけですけど?」
ユウマは、フィリアにロンが魔法を発動してる時に魔法陣が見えたので、これの事かと声を出したのであって、戦闘の時は魔法陣は見えて無かったと答えた。
すると何故かフィリアに呆れた顔をされて、もうあなたは絶対この子達の面倒をみなさい、いいえみるべきよと再度言われてしまった。
そして、係員が来るまでみんなで色々と話をして待っていると、最初にここへ連れて来てくれた、リーラがやって来た。
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「それじゃ!お前達の冒険者登録の書き換えをする為に係員を呼ぼうか!」
グラントが、自分のデスクに向かい水晶に手で触れてから、誰かにマスタールームに来るように話かけている。あの水晶はインターホンみたいな物かな?とユウマは思っていた。
「そうそう、あなたたちにアドバイスなのだけど、まずユータあなたジョブは、何にしているの?」
「へっ!おれっすか、えーと?・・・ジョブ、ジョブっ、あっ!冒険者っすね」
「なら、今ジョブスキルの中に、剣士か騎士関係のジョブがあるならそれにしなさい、必ずあなたの為になるから」
フィリアはユータに今後のジョブは、剣士か騎士関係が良いとアドバイスをだした。
そしてユータは、しぶしぶ自分のジョブを聖騎士に変更してから、兄貴と同じ冒険者が良かったのになー、などと言っていた。
「そしてアリア、あなたのジョブは何?」
「あっ!はい、私は登録した後、変えましたから今は魔法剣士です」
「そう!あなたは賢いわね。アリア、あなたはそのまま魔法剣士を極めなさい。それからメイリー、あなたのジョブは僧侶か付与術士じゃないの?」
「えっ!はい私は付与術士にしてます。戦闘はちょっと苦手で後方支援なら色々出来ますので」
「やはりね!メイリー、あなたは過酷かも知れないけどジョブはそのままで聖属性と回復系の魔法も極力使う様にしていきなさい。絶対あなたの為になるからね」
アリアに関しては現状のジョブを極め、メイリーにはジョブは変えず属性魔法を極めろとアドバイスをして2人を納得させた。
「最後にロン、あなたは恐らく騎士か槍術士じゃない?」
「えっ!何で解ったんですか?そうです槍術士のジョブにしています」
「やはりね!ロン、あなた魔術の素質があるみたいなの、先程のユウマたちの戦闘で魔法構築の魔法陣が見えていたでしょ」
「あっ!はい、魔法陣が見えました。でも、余り魔法は得意ではないのですが」
「あら、魔法が得意でないとは?」
「あっ!えっとですね、魔法を使おうとしてもうまく発動しないんです。発動しても直ぐに弾けてしまうんで、魔法はちょっと」
「それって・・・?ねえ、その時は魔法陣が見えてるの?」
「いえ!と言うより、今回のユウ兄貴たちの戦闘で始めて見えたのですが?」
ロンが今日はじめて魔法が発動する時に魔法陣が見えてと説明して、フィリアが考え込んでから。
「ロン、今度は魔法陣が見えるはずだから!魔法陣が完成するのを待ってから放ってみるといいわ。試しにグラントに向けて放ってみて。ほらかまわないからやってみて!」
「はぁ!マジですか?それでは」
フィリアがロンに、ここマスタールーム内でグラントに向け魔法を放てと無茶ぶりを言ったが、ロンが良いのですか?と聞いたが構わないからと答えた。
「おっ、おい!」
グラントが何か言おうとしたが、構わずロンが、水属性の【水流弾】を唱えだした。
「おっ!ホントだ魔法陣が形勢されてる」
「えっ!」
ユウマがフィリアの横でロンが唱えている魔法の魔法陣が形勢されてると言ったら、すごく驚かれた。
そして、ロンの放つ魔法の魔法陣が完成してから、ロンが手を前に突き出した。
すると水の弾丸がグラントの方に向かって飛んでいった。
「うっ!うそだろ、マジで放ちやがった・・・おおおお!」
ロンの放った魔法にグラントの悲痛な叫び声が響き、そしてグラントに当たる直前に水の弾丸が何も無かったように消え去った。
どうもフィリアが何かしたようだユウマは、感ずいたが言葉には出さなかった。
「ふう!ほら、出来たじゃないのロン」
「はっ、はい!出来ました。ちゃんと前に飛びました!でも最後消えちゃいましたけど」
ロンは、最初は魔法がちゃんと発動して飛んだと喜んだが最後には消えてしまったと落ち込んで、そしてグラントは当たらなくてよかったと安堵していた。
「ああ、ごめんね流石に威力がありすぎたから、私があなたの魔法をグラントに当たる前に消したのよ。だから安心しなさい。あなたの魔法はちゃんと発動していたし威力も普通の【水流弾】より倍の威力はあったから」
「そうなんですか?僕の魔法は使い物になるのですか?それなら!ジョブを魔導師に変えて魔法を使う事に専念してみます」
「ええ、そのほうがいいわ安心してジョブを変えなさい。それよりもユウマ、あなたも、もしかして魔法陣見えていたの?」
「えっ!見えましたけど、なにか?」
「どれだけ規格外なのあなたは!ならグラントとの戦闘中も見えてたの?特にグラントの魔法を消した時」
「いや、あの時は、光ってから何か来ると思って木刀をふって切り裂いただけですけど?」
ユウマは、フィリアにロンが魔法を発動してる時に魔法陣が見えたので、これの事かと声を出したのであって、戦闘の時は魔法陣は見えて無かったと答えた。
すると何故かフィリアに呆れた顔をされて、もうあなたは絶対この子達の面倒をみなさい、いいえみるべきよと再度言われてしまった。
そして、係員が来るまでみんなで色々と話をして待っていると、最初にここへ連れて来てくれた、リーラがやって来た。
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